フォルクスワーゲン、ヒュンダイ、シトロエンなど大手自動車メーカーがしのぎを削る世界ラリー選手権(WRC)。主役はドライバー、かと思いきや、チームの要は「コドライバー」、助手席に座るナビゲーターなのだ。マネジメント、コミュニケーション、精神力が求められ、そして光は当たらない、「縁の下の英雄」の人生とは。
シリーズ
縁の下の英雄たち~コドライバーだよ、人生は
完結
全5回 完結
ラリー選手ってどんな人? WRC女子、ご自宅訪問
横転やクラッシュも珍しくないラリーの世界。「F1ドライバーは頭のネジが飛んでいるが、ラリードライバーにいたっては、そもそもネジがない」とすら言われるほど。そんな競技を職業にしているWRCのドライバー、コドライバーって、素顔はどんな人達なのでしょう。
「2019年ラリー・ジャパン」はなぜ消えたのか?
WRC日本ラウンド招致準備委員会はJAFを通じてFIAに2019年WRC開催のカレンダー申請を行ったのでした。あとは、世界モータースポーツ評議会で承認・可決され、正式発表を待つばかり、だったのです。
WRC女子が見た、トヨタ「2年で戴冠」への道
第8戦フィンランド以降、トヨタのヤリスWRCは明らかにパフォーマンスが向上して、ヒュンダイ、シトロエン、フォードの車を上回っていました。理由は、フィンランドで新たに投入された新スペックのエンジン。
トヨタが突き崩したWRCの「一社独占」
スウェーデンの空に日の丸が上がり、フィンランド国歌に続いて君が代が流れました。私が何年も必死に追いかけてきた自動車レースの世界最高峰選手権で君が代が流れるなんて。
WRC開幕! 祝・トヨタ・ラトバラ2位表彰台
WRC(世界ラリー選手権)とは、F1などと同じくFIAが主催する自動車競技の世界選手権です。一般の公道を猛スピードで走り「最速」を決めるという、数あるモータースポーツの中でも一番過酷、かつ、一番ぶっとんだ競技です。