2024明治安田生命J1リーグ第2節、開幕で東京Vを相手に劇的な逆転勝利をあげたマリノスは、福岡とのホーム開幕戦を迎えた。
3月1日の金曜日、いわゆる金J。
Jリーグ的には自画自賛しているようだが、観戦に訪れるファンや集客に苦慮するクラブ側からしたら、迷惑以外のなにものでもない。
特に、マリノスはACL出場のため、3月4月に平日開催を余儀なくされる可能性があったわけで、そのホーム開幕戦を金曜日に設定するとは理解に苦しむ。
20時キックオフのACLには行くことができなかったので、今季今年初の日産スタジアムとなる。
会場に到着すると、既に応援が始まっていたが、とりあえずはスタジアム売店ウィズの面々に挨拶を済ませ、生ビールと炒飯をもらった。
試合前、トリコロールギャラクシーなどやっていたら、おや雨か?
午前中の雨はやみ、この後は降らない天気予報だったはずだが。
おれ自身の席は、1階席21列目で屋根の下にはあるが、まあまあ振り込んでくる場所だったが、前方のみなさんのご苦労には及ばない。
マリノスの先発メンバーは、
GKウィリアム・ホープ、DF松原、上島、エドゥアルド、加藤蓮、
MF喜田、ナムテヒ、山根、
FWヤンマテウス、ロペス、エウベル。
雨の降り続けるうち、19時キックオフ。
今日は、前半マリノスがこちら側に攻めてくる。
トップに3人、2列目にも2人いる陣容がなかなか分厚く見える。
エウベル、ヤンマテウスの個人技からチャンスを作るマリノス、だが枠を捉えられないシュートが多く、ほしかった先制ゴールを奪えない。
前半は、ペースを掴みながらもスコアレスで終了した。
こちらに陣取るマリノスに若干の違和感を覚えつつ、後半が始まった。
マリノスがボールを支配はしているが、前半の推進力は感じられず、ゴールの予感もないうち、ボールロストから失点してしまう。
あれだけ攻めていたのに悔しいが、こうなれば取り返すしかない。
マリノスは、中盤のナムテヒ、山根を、渡辺皓太と天野に代えて反撃に出る。
さらに、喜田に代え宮市、加藤に代え村上と、攻撃力のある選手を投入した。
以前は、3トップの両サイドを後半途中で代えるのが通例だったが、今日はブラジル人3トップに90分プレーさせた。
だが、福岡にダイナミックにボールを回されてピンチを招くなど、試合のペースを変えることはできない。
終盤には、福岡のブロックの外側でボールを回すだけで、強引に中に放り込んでも防がれ続けた。
このまま0対1で試合終了。
不満の残る敗戦だった。
これだけのメンバーを並べて、まったくゴールが奪えない。
新たなアタッキングフットボールの成熟には、まだ時間が必要なのか。