ナナロクとハチロクの交流企画『泥カン』に行ってきた

ナナロクとハチロクの交流企画『泥カン』に行ってきた

7月12日は昼から夜にかけて、東京大学で開催された「ナナロクエンジニア・ハチロク情報系学生の交流企画」通称・泥カンに参加していました。

7月12日は昼から夜にかけて、東京大学で開催された「ナナロクエンジニア・ハチロク情報系学生の交流企画」通称・泥カンに参加していました。
参考:Asami Laboratory / 東京大学 浅見研究室 » 情報系学生・若手エンジニアのための交流企画

元来この会は以下の記事になったイベントがきっかけになっているもの。
「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論 - @IT

キャズムを超えろの岩佐さんが告知しているのを見て、「俺もハチロク学生と戯れたいなー、でも俺74やしおっさんやしー」と斜に構えて見ていたところ、岩佐さんがブログで「DeNAの守安さんがゲストに駆けつけます」という告知。なんや、俺よりおっさんも行くんかいっ、と開き直って後から頼んで入れてもらいました。はてなの川崎さんも同じノリだったご様子。

カンファレンスは基本的に76の先輩方から86の学生達へ『IT業界は泥のように働かなきゃいけないなんてことないよ、やりたいことやって成長もしている人間はいっぱいいるよ(優秀ならね)』というメッセージを投げかける場になっていました。

個人的には、岩佐さん、今日はえらいおとなしめの進行やなー、でもこのパネラー陣を茶化して公式に刺されたりしたらまずいし仕方ないよな、とか感じながらちょこちょこ横から無責任に絡ませていただいてたのですが、まあスパイス程度にはなれたでしょうか。

投げかけたスパイスは以下の辺。

■よく語られる「ブラック会社」や「IT土方」ってのはIT業界地図でセグメント大項目の企業例として出てくるような会社じゃなくて、その「協力会社」とかその「協力会社の協力会社」とかその「協力会社の協力会社の協力会社」とかのお話なんだよ、特に業界の中間管理職であるところのあのセグメントのね。

■「やりたいことができるか」を追求するのはとっても大事。でもね、やりたくないことをやらされて「俺はほんとはできる人間」とグチ吐いているのよりも、やりたいことをやらせてもらえたのはいいけど蓄積が足りないせいで「俺はほんとにできない人間」と心折れてしまうことの方が100倍不幸なんだよ、取り返しつかないからね、自分にも社会にも。

■泥、食ってみたらいいんじゃね? 食ってみると意外に栄養あるよ

うわー、おっさんくせ(俺)

個人的には、日々目先にやりたいことをできていようと泥のように働いて先が見えないでいようと、自分がセットした「自分の価値を最大化する年齢」までの期間を”心折らずに”夢追い続けていることが一番大事だと思ってます。昨日お話できたハチロクの方々に、そんな思いを少しでも共有できたとしたらうれしいな、と思います。

 

岩佐さんの仕切り上手

 

 

懇親会も楽しかった。素で量子テレポーテーションの話とかできるし。