120の米国大学でガザ戦争でイスラエル大量虐殺に反対し学生がテント張りや座り込み。大学当局が警官を導入し2,400名逮捕。学生はイスラエル軍に武器供与の企業、イスラエル企業への投資中止等を求める。ブラウン大学、ラトガース大等学生と合意の大学出る。妥結の模索、最良の道であろう。
1:米国の大学が荒れている。 2:学生側が構内に テント張り、座り込みをおこない、これに対し、大学側が警察に排除を求め、警察はテント張り、座り込みを行った学生を逮捕し、その数は 5 月 6 日現在 2,400 名に上り、学生がテント張り、座り込みを行った大学は 120 に達している。 3:同時にテント張り、座り込みを行った学生は停学、参加した大学職員は解雇されたケースが出ている。 4;その契機はガザ戦争である。ガザの保健当局は4月イスラエル軍の攻撃によるガザの死者数が計 3 万 4 千人を超えたと発表した。国連によると死者の 3 分の 1 が女性だという。その内 6 千人が母親で、 1 万 9 千人の子供が孤児になったという。イスラエルは依然軍事攻撃を拡大する姿勢を取っている。 5:こうした中、学生は大学に対し、大学は行っているイスラエル企業、ないしイスラエルの軍事に関連する企業に対する中止を要請した。米国では大学への寄付が巨額にのぼり、それを起業に投資することで大学の運営に役立たせている。 6:米国では 5 月に卒業式を行うケースが多く、大学がテント張り、座り込みを排除したいとする要請は強くなる。但し紛争の拡大を恐れ、卒業...