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カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧
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光文文化財団、ウェブサイト「ミステリー文学資料館 WEB版」を開設

2024年4月23日、一般社団法人光文文化財団が、ウェブサイト「ミステリー文学資料館 WEB版」を開設したと公式X上で発表しました。 同財団では1999年からミステリー専門図書館であるミステリー文学資料館(東京都豊島区)を運営していましたが、同館は入居する光文社ビルの建て替えのため、2019年に閉館しています。 新たにウェブサイトとして開設された「ミステリー文学資料館 WEB版」では、同財団が所蔵する探偵雑誌のうち、複写が可能な資料の検索・複写申込みができるほか...

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、2023年版学校図書館調査の結果を発表

2024年4月2日、ニュージーランド国立図書館(NLNZ)が、2023年版学校図書館調査“School libraries in Aotearoa New Zealand — 2023”の結果を発表しました。 調査は2023年10月30日から11月19日にかけて実施され、308校から321件の回答を得ました。図書館職員の雇用状況、能力開発、蔵書の資料種別、予算などの項目についてまとめられています。 Report: Survey of School Librari...

米・ハーバード大学、学術雑誌のオープンアクセスに関する新たな取組“Harvard Open Journals Program”を開始すると発表

2024年4月24日、米・ハーバード大学図書館は、Harvard Open Journals Program(HOJP)という新たな取組を開始すると発表しました。 HOJPは、オープンアクセス(OA)で持続可能かつ公平な学術出版を推進できるよう支援するもので、参加するハーバード大学の研究者に、新しい学術ジャーナルの出版サービス、リソース、創刊資金等を提供します。学会誌がジャーナルをOAで出版するための費用負担を著者側に求める従来型の仕組みとは異なり、全てのジャーナル記...

伊勢市(三重県)、子ども読書支援プロジェクトを開始:専門人材の登用と電子図書館のコンテンツ拡充

2024年4月23日、伊勢市(三重県)は、「伊勢市子ども読書支援プロジェクト」を開始すると発表しました。 2024(令和6)年度の新事業であり、専門家として、長野県内の小学校で学校司書を務め、長野県高森町で「子ども読書支援センター」の立ち上げから携わってきた宮澤優子氏を迎えています。 2024年度は市内にモデル校を指定し、市立図書館と学校図書館の連携を進めるとともに、学校司書の配置日数増、学校司書と教職員との連携強化などにより、学校図書館の3機能(読書センター・...

【イベント】国立映画アーカイブ常設展ギャラリートーク「ウェブサイト「関東大震災映像デジタルアーカイブ」を作りながら、考えたこと」(6/1・東京)

2024年6月1日、国立映画アーカイブ(東京都中央区)において、常設展ギャラリートークの特別イベントとして「ウェブサイト「関東大震災映像デジタルアーカイブ」を作りながら、考えたこと」が開催されます。 常設展「NFAJコレクションでみる日本映画の歴史」の関連イベントで、講師はとちぎあきら氏(元・国立映画アーカイブ客員研究員)です。関東大震災の歴史的な記録映像をインターネット上でどのように伝えようとしたのか、ウェブサイト制作の担当者として振り返るとしています。 入場...

米・シアトル公共図書館、人員不足のため分館の休館等を予定

2024年4月11日、米・シアトル公共図書館が、人員不足のため分館の休館等を予定していることを発表しました。 発表では、休暇取得の増加、職員採用凍結等の要因が人員体制に影響していると述べられています。図書館を開館するのに必要な職員が確保できない場合、別の館から職員を派遣する必要があることから人員配置に影響が生じており、各館で予定外の休館につながっているとしています。 予定外の休館を減らし、より確実なスケジュールを利用者に提示するため、6月4日までの臨時休館や開館...

全国学校図書館協議会、第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書の出版社とともに同コンクールの課題図書を災害被災地の学校に寄贈すると発表

2024年4月17日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書の出版社とともに同コンクールの課題図書を災害被災地の学校に寄贈すると発表しました。 災害被災地の学校への支援事業の一環として実施されるもので、令和6年能登半島地震の被災地域(石川県・新潟県・富山県・福井県)と東日本大震災の被災地域(岩手県・宮城県・福島県)の小・中・高等学校、中等教育学校、義務教育学校、特別支援学校が対象です。寄贈されるのは小学校向け・中学校向け・...

第21回中国国民読書調査の結果が発表される

2024年4月23日、中国・国家新聞出版署が、同日に発表された第21回中国国民読書調査の結果をウェブサイト上で公開しました。 中国国民読書調査は、同署が監督する中国新聞出版研究院により1999年から実施されています。調査方式はオンライン調査と電話調査の併用で、2023年10月から2024年2月にかけて、173の都市を対象としたサンプル調査が行われました。 調査結果は2023年における読書状況を報告するものとなっています。主な結果は以下のとおりです。 ・ 総...

紀伊國屋書店、電子図書館サービスKinoDenで大学図書館向けに講談社の電子書籍をサブスクリプションモデルで販売

2024年4月19日、株式会社紀伊國屋書店が、電子図書館サービスKinoDenにおいて、講談社の電子書籍を大学図書館向けにサブスクリプションモデルで販売すると発表しました。 発表によると、KinoDenでは初めてとなる同時アクセス無制限のライセンス許諾での提供となります。大学図書館は、講談社が図書館向けに提供する約8,800点(2024年4月時点)の中から自由にタイトルを選書してパッケージを作成することが可能です。 発表では、提供開始のきっかけとして、早稲田大学...

【イベント】法政大学、シンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」(5/25・東京)

2024年5月25日、法政大学資格課程の主催により、シンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」が法政大学市ケ谷キャンパス(東京都千代田区)で開催されます。 近年、多くの博物館で収蔵庫が許容量を超えて満杯状態に陥っていることが問題となる中、シンポジウムでは、その実情を明らかにするとともに、国際的な動向も踏まえた多角的な視点から、博物館関係者との議論により、今後のコレクション管理の在り方を考えるとあります。 参加費は無料ですが、事前の申込み(先着2...