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カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧
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内閣府、「新国立公文書館展示基本計画」を決定

2024年3月26日、内閣府が「新国立公文書館展示基本計画」を決定しました。 これは、2024年2月に魅力ある新国立公文書館の展示・運営の在り方に関する検討会が取りまとめた「新国立公文書館展示基本構想」を踏まえて、新たな国立公文書館における展示の目的や基本方針などについて定めたものです。 展示の目的として、①公文書の意義・重要性を伝えること、②公文書を保存し、将来に残すことの意義・重要性(国立公文書館の役割を含む。)を伝えること、③我が国の歴史や政策の成り立ちを...

早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター、「早慶間取寄せ貸出」・「学生証・教職員証による相互入館」サービスを開始

2024年4月1日から、早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターが、「早慶間取寄せ貸出」・「学生証・教職員証による相互入館」サービスを開始しました。 両大学の教職員が自校の蔵書検索システムから相手校の図書を取り寄せて、自校の図書館で貸出手続を行うことが可能となるほか、教職員・学生が自校の職員証・学生証カード(ICチップ搭載)で相手校の図書館にそのまま入館することが可能になります。 発表によると、これらのサービスは、2019年に両大学が図書館システムの共同運...

国立台湾図書館、台湾東部で発生した地震の影響で閲覧エリアの利用を一部休止

国立台湾図書館が、2024年4月3日に台湾東部で発生した地震に伴い、サービス内容の一部変更を発表しています。 地震によって本館3階から6階の書庫と閲覧エリアで防火設備が損傷を受け、パイプの破裂、漏水といった被害が出ているとあります。 このため、3、5、6階の閲覧エリアの利用を2025年3月末まで休止するとしています。3階の一般図書は1階のカウンターやオンラインで予約することで貸出しが可能ですが、5、6階の開架図書とマイクロフィルム資料は閲覧提供を休止するとありま...

東京農業大学、「東京農業大学オープンアクセスポリシー」を制定

2024年4月1日、東京農業大学が、「東京農業大学オープンアクセスポリシー」を制定したことを発表しました。 なお、同大学では同年4月から、在籍する教職員等による学術研究成果を「東京農業大学機関リポジトリ」において無償公開するとしています。 「東京農業大学オープンアクセスポリシー」制定のお知らせ(東京農業大学, 2024/4/1) 東京農業大学オープンアクセスポリシー(東京農業大学機関リポジトリ)

フランス国立書籍センター(CNL)、2024年フランスの若者の読書に関する調査結果を発表

2024年4月9日、フランス国立書籍センター(CNL)がフランスの若者の読書に関する調査“Les jeunes Français et la lecture”の結果を発表しました。 調査は、フランスの若者の読書に関する現状、読書への意欲を高める要因、読書の妨げとなるものを明らかにすることを目的とし、7歳から25歳までの1,500人を対象に、2024年1月25日から2月2日にかけて実施されました。 主な結果は以下のとおりです。 ・ 回答者の84%が学校、勉強...

石川県立図書館、同館のVRツアーを公開

2024年4月3日、石川県立図書館が同館のVRツアーを公開しました。 スマートフォンやタブレット・PC上で、実際に歩いているような感覚で360°様々な角度から同館内を見ることができます。 ご案内(石川県立図書館)※2024年4月3日付けで、「VRで探検!百万石ビブリオバウム」とあります。 石川県立図書館※VRツアーのウェブサイトです。 参考:E2682 – いしかわデジタルアーカイブ講座&ディスカッション<報告>カレントアウェアネス-E No.476...

熊本博物館(熊本市)、企画展「資料保存の世界―未来へつなぐ文化財の裏側―」を開催中

2024年3月9日から5月12日まで、熊本博物館(熊本市)において企画展「資料保存の世界―未来へつなぐ文化財の裏側―」が開催されています。 博物館は、展示や資料収集などに加え、「保存」という役割も併せ持っています。企画展では、普段見ることのできない文化財保存の裏側として、科学分析や保存処理・修復の方法、文化財を食害する虫、食害された資料などが展示されているほか、同館の取組が紹介されています。 観覧には常設展入場料が必要です。バックヤードツアーなどのイベントも予定...

SPARC Europe、欧州の高等教育機関の図書館等におけるオープンエデュケーションに関する調査報告書(2023年版)を公開

2024年3月28日、SPARC Europeが、欧州の高等教育機関の図書館等におけるオープンエデュケーション(OE)に関する調査報告書の2023年版“Open Education in European Libraries of Higher Education 2023”を公開しました。 SPARC Europeでは、欧州の高等教育におけるオープンエデュケーション(OE)やオープン教育資源(OER)の導入状況に関する調査を継続的に行っており、今回が4回目となります...

「こども本の森 熊本」が開館

2024年4月8日、「こども本の森 熊本」(熊本市)が開館しました。 「こども本の森 熊本」は、未来を担う子どもの豊かな感性や創造力を育むため、また、熊本地震からの復興を応援したいとの思いから、建築家の安藤忠雄氏が設計・建築し、熊本県に寄贈した図書館です。「こども本の森」は、活字離れが進む子どもたちに、本の楽しさ、豊かさを知ってもらおうと始まったプロジェクトで、「こども本の森 熊本」は全国で4か所目で、九州エリア初の設置とあります。 「こども本の森 熊本」は熊本...

日本文藝家協会、日本推理作家協会、日本ペンクラブ、「読書バリアフリーに関する三団体共同声明」を発出

2024年4月9日、公益社団法人日本文藝家協会、一般社団法人日本推理作家協会、一般社団法人日本ペンクラブが、「読書バリアフリーに関する三団体共同声明」を発出しました。 表現に携わる者として、「読書バリアフリー法」(視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律、2019年6月施行)、改正「障害者差別解消法」(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、2024年4月施行)、「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」(障害者による情報の取得及び利用並...