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カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧
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京都大学図書館機構、「研究データ管理計画(DMP)作成支援」ページを公開

2024年4月15日、京都大学図書館機構が、同機構ウェブサイトにおいて「研究データ管理計画(DMP)作成支援」ページを公開しました。 令和6(2024)年度から、科研費等の研究助成で研究データ管理計画(DMP)の作成が必須となったことを受けて公開されたもので、公開データの保存先として同大学の機関リポジトリである「KURENAI」が利用できることなどがまとめられています。 【図書館機構】「研究データ管理計画(DMP)作成支援」ページを公開しました(京都大学図書館機...

青山学院大学、図書館棟「マクレイ記念館」を開館

2024年4月2日、青山学院大学が図書館棟「マクレイ記念館」を開館したことを発表しました。 同館は、青山学院創立150周年記念事業の一環として位置付けられ、約150万冊を所蔵する図書館本館、情報メディアセンター、アカデミックライティングセンターを集約した総合的な学術情報施設であるとしています。 施設の名称は、青山学院の源流の一つである「美會神学校」を設立した初代院長ロバート・S・マクレイの名を冠しています。 「マクレイ記念館」(図書館・情報メディアセンター...

泉佐野市(大阪府)、「泉佐野市デジタルアーカイブ」を公開

2024年3月29日、泉佐野市(大阪府)が、「泉佐野市デジタルアーカイブ」を公開しました。 同市が所有する文書や文化資源などをデジタル化して公開するものです。郷土資料や行政資料をカテゴリ別に検索・閲覧できるほか、写真、映像、ガイドブックなどの観光資料、市内の文化財や日本遺産に関する情報も公開されています。 「泉佐野市デジタルアーカイブ」が公開されました(泉佐野市) ADEAC2024春の公開情報その1(TRCデータ部ログ, 2024/4/8) 泉佐野...

米・ロサンゼルス郡図書館、オピオイド拮抗薬であるナロキソンを配布する「ナロキソン・クリニック」を拡大実施:同郡で深刻化する薬物の過剰摂取問題を受けて

2024年3月27日、米・ロサンゼルス郡図書館が、オピオイド拮抗薬であるナロキソンを配布する「ナロキソン・クリニック」を拡大して実施すると発表しました。 ロサンゼルス郡公衆衛生局との協力によるもので、6月26日までの毎週水曜日に10館で実施されます。利用者にはナロキソンキットが無料で配布され、身分証明書等の提示は不要とあります。キット配布時には薬の適切な投与方法に関するトレーニングが行われます。 ナロキソンは、麻薬性鎮痛薬であるオピオイドの過剰摂取の影響を速やか...

仙台市博物館、「仙台市博物館収蔵資料データベース」を公開

2024年3月26日、仙台市博物館が「仙台市博物館収蔵資料データベース」を公開したと発表しました。 重要文化財「伊達家文書」を始め、同館が所蔵する仙台の歴史・美術・工芸に関する約4,000件の資料情報等が公開されています。 @sendai_shihaku(Twitter, 2024/3/26) 仙台市博物館収蔵資料データベース 仙台市博物館 収蔵資料データベースについて 参考:大阪市博物館機構、大阪市の博物館・美術館の収蔵品を公開するウェブサ...

京都大学図書館機構、京都大学貴重資料デジタルアーカイブで斑島文書14点を公開:米・プリンストン大学との共同事業

2024年3月29日、京都大学図書館機構が、京都大学貴重資料デジタルアーカイブで斑島文書14点を公開しました。同大学と米・プリンストン大学との共同事業によるものとあります。 斑島文書は、14世紀前半から16世紀半ばまでの様々な武将が発給した14通の文書をまとめた巻子で、京都大学の収集文書である『古文書集』に含まれています。肥前国松浦党一族の斑島(まだらじま)氏に宛てられた文書が3通あることから、斑島文書と呼ばれています。 京都大学とプリンストン大学は、京都大学総...

英・JiscとTaylor & Francis社、新たに2年間の転換契約を締結

2024年3月21日、英・JiscとTaylor & Francis社は、新たに2年間の転換契約を締結したことを発表しました。 これまでの契約が更新されたもので、今回締結された2024年から2025年までの契約では、前回の転換契約に基づいてオープンリサーチを促進し、特に人文・社会科学分野における英国の研究の影響力を更に高めることを目的としているとあります。 人文・社会科学分野の最大手出版社の一つであるTaylor & Francis社との契約更新...

内閣府、「新国立公文書館展示基本計画」を決定

2024年3月26日、内閣府が「新国立公文書館展示基本計画」を決定しました。 これは、2024年2月に魅力ある新国立公文書館の展示・運営の在り方に関する検討会が取りまとめた「新国立公文書館展示基本構想」を踏まえて、新たな国立公文書館における展示の目的や基本方針などについて定めたものです。 展示の目的として、①公文書の意義・重要性を伝えること、②公文書を保存し、将来に残すことの意義・重要性(国立公文書館の役割を含む。)を伝えること、③我が国の歴史や政策の成り立ちを...

早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター、「早慶間取寄せ貸出」・「学生証・教職員証による相互入館」サービスを開始

2024年4月1日から、早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターが、「早慶間取寄せ貸出」・「学生証・教職員証による相互入館」サービスを開始しました。 両大学の教職員が自校の蔵書検索システムから相手校の図書を取り寄せて、自校の図書館で貸出手続を行うことが可能となるほか、教職員・学生が自校の職員証・学生証カード(ICチップ搭載)で相手校の図書館にそのまま入館することが可能になります。 発表によると、これらのサービスは、2019年に両大学が図書館システムの共同運...

国立台湾図書館、台湾東部で発生した地震の影響で閲覧エリアの利用を一部休止

国立台湾図書館が、2024年4月3日に台湾東部で発生した地震に伴い、サービス内容の一部変更を発表しています。 地震によって本館3階から6階の書庫と閲覧エリアで防火設備が損傷を受け、パイプの破裂、漏水といった被害が出ているとあります。 このため、3、5、6階の閲覧エリアの利用を2025年3月末まで休止するとしています。3階の一般図書は1階のカウンターやオンラインで予約することで貸出しが可能ですが、5、6階の開架図書とマイクロフィルム資料は閲覧提供を休止するとありま...