シングルキャラランク

開設から妙に間が空いてしまいました。

どんな記事を最初に書こうか迷いましたが、
ブログの方向性というか、こいつどういう考えでポケモンやってんのかな?
っていうのをわかってもらうにはキャラランクをつけるのが一番かなと考えました。

ランクをつけたポケモンは今回かなり絞っています。
抜け落ちているポケモン等いたらご指摘願います。

さて、前置きはこのくらいにして早速公開。
※長文注意!


シングルキャラランク(4月17日付)

S+ ラティオス
S  カイリュー スイクン キノガッサ

A  ハッサム バンギラス バシャーモ ガブリアス カバルドン ユキノオー
   ドリュウズ ウルガモス ボルトロス

B  パルシェン サンダー キングドラ ポリゴン2 トドゼルガ ボーマンダ
   メタグロス ラティアス ドータクン グライオン 水ロトム ヒードラン
   クレセリア ローブシン ブルンゲル サザンドラ テラキオン トルネロス

C  ヤドラン ラッキー スターミー ギャラドス オムスター ニョロトノ
   エアームド サマヨール サクラビス ドレディア アバゴーラ ランクルス ナットレイ

※S…一線級の実力を持ったポケモン。多少の相性の悪さを性能で覆すことが可能。
 A…対策必須ポケ。対策を怠ると全抜きされたり、全抜きされる状況を作らせてしまう。
 B…構築を組むにあたって採用されることの多いポケモン。ここまでが主力として活躍できる境界線。
 C…明確な弱点を持つが、上記のランクの中に一方的に強い相手がいるためしばしば採用される。


○個別解説…でもその前に
まず前提として、ポケモンにおける「強さ」とはなんぞや?ということで
自分が考えるポケモンの強さを感じる部分を箇条書きですがまとめてみたいと思います。

・相手より速く攻撃できる
・一撃で倒すことができる相手が多い
・相手の攻撃をより多く耐えることができる
・不利な状況を打破できる技、もしくは特性を持っている
・運要素を排除できる(命中に依存しない)
・抵抗が多い
・型が多く初見で行動を判別できない
・状態異常を苦にしない
etc…

ざっとこれくらいでしょうか。
簡単に言えば、「相手に倒される前に相手を倒すことができる」
これが強いポケモンということになります。当たり前ですけどね。笑
すべてを兼ね備えているポケモンはまずいません。また多ければ多いほど強いというわけでもないのです。
強さの条件は環境によって推移していくものであり、何が優先されるかはその時々で変わります。

にわかで申し訳ないですが、例えば金銀等今より昔の世代での話。
高火力の技が少なく、受けに回ったほうが強いという環境が存在していたように思います。
しかし今は火力のインフレや積み技の強化によって、いかに相手を早く倒すかという環境であると言えるでしょう。
もちろん例外はありますが、概ねそういった認識で間違っていないのではないでしょうか。
そのことを踏まえ、今一度ランクを見つめつつ何匹かを抜粋して解説していきたいと思います。


ラティオス(S+)
このポケモンはシングルにおいて特別な存在であると言えます。
純粋に高火力・高速のアタッカーとしての評価は揺るぎないものです。
しかしそれ以上に、現環境においてもっとも大事な、相手をより早く倒すための場を作り出せることが
S以上という最高峰の評価に繋がっています。
具体的に言えばトリックでの技固定。置き土産による自主退場。壁張りでのサポートなど。
これらを、攻撃タイプとして非常に優秀なドラゴンがこなせることに意味があるのです。
よほどのことがない限り、このポケモンがこの位置から動くことはないでしょう。

カイリュー(S)
このポケモンがSに位置する理由として最も大きいのは、多くのポケモンが相手をより早く倒すため
別のポケモンのサポートを必要とするのに対し、その身一つで状況を作り出せることにあります。
特性マルチスケイルをいかして強引に積み技を積めるのはカイリューだけの特権です。
また積み技を使用しなくても相手より速く攻撃できる神速の存在も評価の理由です。
相手より先に攻撃できるのは前述の通りポケモンの「強さ」の一つですから、
高火力の先制技を持つポケモンが高い評価を得るのは当然かもしれません。
カイリューかわいいよカイリュー

キノガッサ(S)
S以上に位置するポケモンの中では異色の存在と言っていいでしょう。
合計種族値は460と他の3匹に比べると遠く及びませんが、このポケモンにはキノコの胞子があります。
環境初期は催眠仕様の変更に伴い複数催眠が解禁されたこと。またローキックと併せた戦術で注目を浴びました。
しかしそれだけではこのポケモンはここまでの評価を得るに値しません。
催眠対策を徹底されるとこのポケモンは環境から消えていくはずです。
ですが、今の環境はキノガッサが使われるのにもっともな理由があるのです。
長らくヒエラルキーの頂点と謳われてきたカバドリュ。その対策という明確な役割が今のキノガッサにはあります。
言い換えれば、カバドリュ対策に用いられるポケモンがたまたまキノコの胞子という強力な技を持っていた。
カバドリュという強力な存在がいる以上キノガッサも数が減ることはなく、
結果、催眠対策を構築に組み込まなければならないのです。

ドリュウズ(A)
ある意味BWを象徴するポケモンです。
このポケモンは攻撃タイプとして揺るぎない地位を得ていたドラゴンタイプを起点にできることから、
既存の環境をぶっ壊し、新しい環境を作り上げた非常に稀有な存在です。
それだけにこのポケモンの存在意義は大きく、このポケモンの評価次第で
その人がシングルをどう捉えているかがわかると言っても過言ではありません。
前述のキノガッサなどメタが出揃ってきたこと。また、天候を発動するパートナーが必須であることを踏まえると
自分としてはこの位置が妥当かと思います。ただしドリュウズ側も対策する余地は十分あるように思えるので、
今後さらに評価が上がってくるのか注目です。


本当は全部解説していきたいのですが、長くなってしまったのでこの辺で。
自分のポケモンに対する考えを皆さんと共有できるようだと楽しいですね。

ここまで読んでくださりありがとうございました!