憲法祭りは開始時刻も場所も同じだからとメーデーで使ったバスの時刻表を持って行き、バス停に着いてから今日は祭日でメーデーと同じ時刻にバスは走っていないと気づき、仕方ないので会場まで杖歩きするというミスをやらかす俺。
いくつか出ている出店を回って、受け付けテントの横に陣取って猛然と写真を撮り始める俺。
多彩な出し物の中の一番人気は写真を撮る人が一番多かった折尾の朝鮮学校の生徒さんたちの演芸だろう。
写真は民族打楽器部の皆さんのサムルノリ。右側の黒線はスピーカーの支柱。音声レコーダを持ってくるのを忘れたのが悔やまれる。
生徒会のアピールを聞きながら、朝鮮学校の高校無償化除外を早く終わらせねばならないと感じた俺だった。
祭りのあとは集会だが、例年近くで行われるのに今年は祭りが勝山公園で集会が国際会議場と、いたんだ腰にはちときつい距離で、国際会議場のそばにはバス停が見あたらないので小倉駅バスセンターまでバスで出て残りは歩くことにした。
一部は「動く歩道」があるのに助けられつつ会場着。
安全保障、9条の問題から入って、生存権、幸福追求権、婚姻の自由などの話を豊富なスライドを駆使しつつ展開する神(じん)先生。
防衛費倍増分5兆円で何ができるか、給食費の無償化は余裕、大学授業料の無償化も十分可能だし医療費の自己負担をゼロにすることもできる。生存権(いのちのとりで)裁判、安倍首相の演説へのヤジ強制排除と東京15区の「つばさの党」候補者による選挙妨害、トランスジェンダー性別変更の手術要件違憲判決、選択的夫婦別姓、「共同親権」などなど。
個人的にウケたのはこの資料。
左端の看板が何者かにスプレーで消された(左から二番目)上からさらに白で上書き(左から三番目)したのだが、書いてることの気が利いている。
そして、主権を勝ち取った国民は、それをどうやって守っていくのか。世界各地の人民や政府の行動の紹介と、日本国憲法の活かし方あるいは使い方。神先生のレジメの最後の部分を最後に引用させていただきます。
日々の生活の中で、「読む、聞く、見る、考える、話す」を大切にするということ。
オールド民主主義という誤解を招く言葉に惑わされない。
人は間違える。そのたびに誤りを是正する。
個人の尊厳を心の真ん中に置いて選択をする。
☆やさしい気持ちをふつうに持つことができる社会で生活できるようにしませんか? ☆