subjectとobjectについて
subject(subjectum)が「主観」という意味で用いられ出したのはDescartesからであって、また「主体」という意味で用いられ出したのはHegelからであるらしい。もともとはものの諸属性が属するところの基体を指すそうな。
となると、まずはAristotelesとスコラ哲学をきっちりやらないとどうにも整理できそうにないな。上記説明も簡単に裏が取れそうにない。
それと、今でこそsubjectは主観で、objectは客観であるが、もともとはobjectの方が観念や表象といった主観的なものを指し、subjectの方が客観的なものを指していたのだそうな。で、Descartesにおいてこの関係が顛倒するのだね。
まぁ、まずは『形而上学』をちゃんと読めってこったな。
Slavoj Žižekの結婚式。
いや、大蟻食様の日記で知ったわけですが、早速ググってみたですよ。で、これ。
http://f.hatena.ne.jp/using_pleasure/20050408015702
すげぇな、おい。日本の学者先生にはまず無理だろう、この佇まいを出すのは。感動しますた。
優しさについて。
あんとに庵◆備忘録 - 本日のはてぶな記事 非モテモテモテな話
具体例を列挙して定義できるものではないということですな。具体例を列挙すると要求リストになってしまうので、そうなるともはや優しさからはかけ離れた話になってしまうのだった。マニュアル的にやるもんじゃなくて、自然と滲み出たのを相手が受け取って「優しい」と言われるわけで。
マニュアル的な反応されるより、素で対応して欲しいなと。それが噛み合えば、世間的に見て優しかろうが優しくなかろうが、どうでもよいことなのであって。
09/29購入書籍リスト。
ジュンク堂に頼んでた本が届いたのでメモしておく。
- 作者: ミシェルフーコー,小林康夫,松浦寿輝,石田英敬,Michel Foucault
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 鈴木晶子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2006/06
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- 作者: U.P.ヤウヒ,Ursula Pia Jauch,菊地健三
- 出版社/メーカー: 専修大学出版局
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- 作者: モニクダヴィド=メナール,Monique David‐M´enard,川崎惣一
- 出版社/メーカー: せりか書房
- 発売日: 2001/11
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