祝! 早実 優勝おめでとうーー!!


10歳以上も下の高校生たちから、感動をもらい、学ぶことも多く、勇気と力をもらいました。





早実、母校です。


文武両道の非常に個性派ぞろいの先生方がそろったとてもよい学校でした。


物理を目指したのも高校2年のとき、あのころの自分が原点にあることを久しぶりに思い出す。


いやあ、とにかく感動させてもらいました。



ありがとう!

皆さん,ご無沙汰しております.

いつの間にか夏も中盤にさしかかり,時のはやさには感服(辟易…)する毎日です.

相変わらず,研究と格闘する毎日はかわらないけれど,最近,長い間かけて用意してきた研究が既にやられていることを発見して,ちょっとしたショックを受けております….

最近は(不評もあって)Blogには研究の内容をあまり書いてなかったけど,Polandにいたときから”量子系の相関”に関する命題をちらほら話題にしていましたが,これです・・.


研究をしているとこういうことは多いです.
というよりも,発見のほとんどは既存の結果であるわけで,研究活動の一環として既知の結果を独立に出すというのはロードワークみたいなものだと思います.

ただ,今回の内容に関しては,様々な研究者が知らなくて新しいことだと認めてくれていたもので,しかもかけた時間の長さを考えると,さすがにしばらくショックでした….
(既に投稿する段階にまで論文は仕上げてたのだけど,最後に文献の整理をしていて,既存の結果であることがわかってしまいました.)

ショックの日の朝から立て続けに送られてきた「世界の名言」(by magmag):

Men who wish to know about the world must learn about it in its particular details. (ヘラクレイトス)
世界について知りたいなら,細部を見過ごしてはならない.
The way I see it, if you want the rainbow, you gotta put up with the rain. (ドリー・パートン)
私の見方からすると,虹が欲しければ,雨は我慢しなくてはならない.
One is not born a genius: one becomes a genius (シモーヌ・ド・ボーボワー)
人は天才に生まれてくるのではなく,天才になるのである.
He that can have patience can have what he will. (ベンジャミン・フランクリン
忍耐ができる人は,望みの結果を得る.

最近は,ボスの考えたPefect Correlation {*1,*2}を一般化する概念を造ることに専念している.

この一般化はある応用をにらんだもので,ぼやけた輪郭ではあるが中枢は見えているのだが,理論形成の段階で掴んだと思っては幻でということを繰り返している.

しかし徐々に目的に近づいている気配は感じる.






と,ここしばらくずっと思っているのだが...

頑張るしかない.

どうも 

相変わらずの筆不精ぶりを発揮しています.

研究がんばってます.少林寺拳法も頑張ってます.

少し研究の一山を超えたところなので,たまには更新しておきましょう.



そうそう,この前,少林寺拳法仙台市大会でのパートナーのSさんにBlogを見つかってしまい,


「PS  私は本人の意識の中ではおじさんではありません。」


といったお叱りのメールをいただいてしまった.



というわけで,Sさんは「青年」ということに訂正することにしました.

(これでよいだろうか.)



この前の国際会議は久しぶりに楽しかった.「よーし,俺も負けずに良い研究してやるぜぃ」といった気持ちになれる研究会はとても良い.


ちなみに,毎回何かしら忘れ物をするのだが,今回もひどかった.

(相変わらず出発の前日の夜に)荷物を用意して,「最低限必要なパスポート,航空券,お金は持ったな」と気を抜いてしまい,Torunに着いた日の夜,シャワーを浴びたあとに「あれっ,パンツがない…」ということに気がついた….なんと替えのパンツを全て忘れてしまったようである.



さすがにパンツを忘れた自分にはガッカリだ.



飛行機にも長時間乗ったので,さすがに同じパンツを履く気にはなれなかったので,その日はノーパンで寝て,研究会初日の朝もノーパンで会場に向かい,途中のスーパーマーケットでパンツを買って,コペルニクス大学のトイレでこっそりはきました.



帰国して戻った我が部屋には,積み重ねられたパンツが無残にもリビングルームの真ん中にたたずんでいた.

帰国して以来いろいろと重なって多忙な日々を過ごしております….

その一つのレフェリーレポートは何度か編集者に催促をもらって最終的に6月中旬には終わらせると予定してた.

さっきようやく終わらせたのだけど,今までの中で(良くない意味で)一番しんどかったかもしれない.

内容は環境下でのエンタングルメントの発展に関するものだけど,とにかくマスター方程式やら計算を追うのが大変しんどく,
最終的にはいろんなパラメータでの数値シミュレーションを行っているだけで,どこからどこまでがモデルやパラメータ依存なのか,
一般性が全く見られない.とかく一般論に走り勝ちな自分にとっては,一番苦手な論文なのである….

著者たちは論文数からするに(きっと自分より)若手の人たちだろうし,こういう研究の積み重ねも大切だとはわかっているので,ある程度の修正の後にPublishを薦めることにした.


なんて偉そうで生意気なことを書いているとバチがあたりそうな気がするけど….



とにかく,くそ忙しい,失礼,大変忙しい,ときに一つ仕事が終わってよかった.

ps ちなみに,世間はWCに騒いでいるのでもれなく自分もにわかファンとして騒いでみました.オーストラリア戦はポーランドから帰国した日に実家に泊まったので眠い目をこすりながら見て,クロアチア戦は大学のテレビで見ました.日本のFW不足は日本の国民性の表れだと思ってみると,譲り合いの精神とか思い起こされて良いと思った.

ジンドブリ

今日で国際会議終了。

Kossakowski先生をはじめとする懐かしい人々と会って、充実した日々をすごせました。
非常にタイトなスケジュールで大変だったけど、いろいろと収穫もあってよかった。

何よりも最近のお気に入りのWoottersと初めて会って、いろいろと議論してもらえたのは大変よかった。

さて、明日から3日だけだけどKossakowski先生と研究を進めることになってる。

気持ちを入れ替えて、がんばってきます。