三年ぶりの更新でんがな

黒猫の駅長さん 1 (バンブーコミックス)

黒猫の駅長さん 1 (バンブーコミックス)

三年ぶりの更新
というか消去せずに残っているということに少し驚き
以前、同人のイラストを紹介していた山口さんが商業デビューして
単行本を出版されました。

昔、関連の仕事をしていたからよくわかるは駅長さんの気持ちw

この惑星には自チームが負けてガッツポーズをする球団社長がいるらし

ソースはデイリースポーツです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111019-00000012-dal-base

ちょっと腹が立ったので。。。載せておきます。

中日が横浜と引き分け、球団史上初となる2連覇で9度目の優勝を決めた。

首位ヤクルトに一時は最大10ゲーム差をつけられていたが、シーズン終盤になって故障者が復活するなど戦力が整い、

大逆転に成功した。今季限りでの退団が決まっている落合博満監督(57)にとっては、指揮を執って8年目で4度目の

リーグ制覇となった。

 オレ流指揮官が舞った。無数の手に突き上げられ、万感の思いがこみ上げた胴上げ。涙が止まらない。球団史上最大と

なる10ゲーム差を逆転した奇跡の退任V。監督就任8年目で4度目のリーグ制覇。球団史上初のリーグ連覇で有終の美

を飾った。

 前半戦終了時点で、首位・ヤクルトと8差。ただ、落合監督は動じなかった。「ちょうど72試合を終わって8ゲーム

差だろ。後半に同じ試合数残ってるんだ。だから8ゲームは追い付けるだろ」。単純な数式。指揮官の動揺は、倍以上に

なって伝染する。泰然自若の姿勢を貫いた。

 連覇の原動力となった事件がある。ナゴヤドームで行われた9月6日の巨人戦。3対5で敗れた試合後の関係者通路。


坂井球団社長が、なんとガッツポーズを繰り出した。


複数の球団関係者がその光景を目にし、すぐさまチーム内に広まった。

 「ウチがひとつにまとまったのは、あのガッツポーズからだよ」と落合監督

アンチ落合の急先鋒。敗北=落合の汚点。喜ぶ心情は理解できる。だが、球団社長という立場にあるまじき禁断の

ポーズは、フロント不信を招くと同時に、選手の反骨心を呼んだ。

 ある主力選手が言う。「あり得ないっす。監督のことを嫌いなのは構わない。人間ですから。ただ、試合をやってる

のは、僕たち選手なんですよ。ガッツポーズなんて考えられない。選手をバカにしてるのと一緒ですよ」。荒ぶる心。

ぶつける場所のない怒り。すべてを戦場でパワーに変えた。

 ファンサービスが足りない。野球がつまらない。監督就任後から、外野の声に自問自答を重ねてきた。「いろいろ言

われることには慣れてる。ただ、オレは現場を預かる最高責任者として、何ができるかを考えたら、勝つことしかない

んだ。勝って気持ちよく家に帰ってもらう。それが一番のファンサービスだろ」。何を言われようと、オレ流を貫いた。

 志半ばでドラゴンズのユニホームを脱ぐ。契約社会。終わりと言われればそれまで。野球界に生き続けてきた男として、

その図式に異論はない。9月22日の電撃解任発表。「確かに契約書には、契約が切れる1カ月前までに来年の契約につ

いて話し合うとはあるけど、発表するとまでは書いてないんだ」。現場の空気を無視し、選手感情にも配慮せず、待ったを

かけた白井オーナーを押し切ってまで、自らのクビ切りに執着した球団フロントへの恨みは尽きない。

 ただ、野球人・落合博満の歩む道を自らで汚しはしない。「みんなが絶対に優勝するんだとやってきたんだ。オレも最後

まで全力を尽くすよ」。唯一、成し遂げていない公約。リーグ優勝&日本一の完全制覇。誰にも文句を言わせない金字塔を

残し、オレ流指揮官は竜を去る。

以上です。

小さい急須がお茶を飲むのに適している?

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こんにちわ店長です。

今日は朝は涼しかったのですが、午後になるといつもの暑さが戻ってきました。

今日は美浜で「鯛まつり」、碧南では花火が打ち上げられていました。

碧南の打ち上げ花火は大きな玉が打ちあがるたびに家が震えていましたが・・・^^;

話は変わりまして、以前、常滑焼の急須作家の先生(以下先生)と話をしているときに

私が「急須は大小さまざまな大きさがありますけど、ベストな大きさってどれぐらいの

大きさなんでしょうか?」と尋ねました。

先生「お茶の葉によってベストな大きさのポットや急須は違うよね」

私 「はい」

先生「たとえば、香りと色を楽しむ紅茶やウーロン茶はたっぷりとお湯を入れてお茶の葉をジャンピングさせたい

   から大きめのポットが必要だから2合ぐらいの大きさを作るんだよね」

私 「なるほど」

先生「で、これは自分の勝手な考えかもしれないけど・・・日本茶の急須は小さいほうがいいと考えているんだよ」

私 「小さいほうが良いんですか?」

先生「ほんとにこれは自分自身の考えだけど、もともと急須は小さくて男の書斎の机の横にあってのどが渇いたときに

   お茶っ葉を入れて小さい湯呑みでクッと飲むという男の茶道具だったわけ」
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私 「チョイ悪オヤジの趣味だったんですね」

先生「まあ粋な趣味って言うのが合っているかな。その時使うお茶の葉は滅茶苦茶高くて大事にお茶の葉を使うことが多かった」

私 「え、そうなんですか?」

先生「江戸時代なんてお茶を飲む家なんてかなりお金を持っている家っていう証拠だったからね。江戸時代の一般庶民はお湯を

   飲んでいたのは文献を読むと分かるよ。落語だって古典落語に庶民の間の飲み物でお茶は出てこないはずだよ」

私 「今度読んでみます」

先生「玉露なんて今でも高いでしょ。煎茶だって上級煎茶になるとキリがなくなるし、だから急須は小さいものを選んで

   お茶の葉の量はスプーン1杯程度、お湯の量はお茶の葉がふやける程度を淹れる。甘さと旨味を含んだエキスを

   小さな湯呑みで飲むというのが本当のお茶の飲み方だと思うんだよね」

私 「じゃ、なんで大きい急須なんて出てきたんですか?」

先生「お茶屋さんがお茶を家庭に広めるための作戦だったとおもうよ。江戸時代の後期から明治時代に一般家庭の食卓で

   お茶を飲む習慣が始まるからあの辺りから急須が大きくなってきたのかな。ちょうどそのころ勝海舟が徳川宗家の

   財政を立て直すために静岡でお茶栽培を始めて東京の御茶屋に押し売りしていた時と一致するし。話が脱線したね」

私 「先生は原点回帰を目指しているんですか?」

先生「原点回帰とは言わないけど、いいお茶の甘味と旨味を味合うには小さい急須がベストなんじゃないかと思うから

   作っているんだけどね」

私「なるほど」

という感じで、先生の家で先生作のミニ急須で淹れたお茶を飲みながらこんな話をしました。

確かにミニ急須にスプーン1杯程度のお茶の葉を入れ、お湯の量はお茶の葉がふやける程度で葉が開くのを待つ、出来た

お茶は甘さと旨味を含んだお茶が出来、それをゆっくりと舌で転がしながら味わう。

この飲み方はかなり贅沢な飲み方かもしれませんが、家でも手軽に出来る飲み方です。

当店ではリーズナブルなミニ急須から【一点物】のミニ急須まで取り揃えています。

【一点物】常滑焼作家村田益規【益規】のミニ急須常滑焼 益規 梨皮横手算盤玉型ミニ急須
ご家庭にある煎茶でも簡単に出来ます。一度皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?

備前焼には負けないぞ! 当店で取り扱っている麦酒杯(ビールグラス)

こんにちわ店長です。

今日は暑くなく非常にすごしやすい一日でした。

話は変わりまして、当店で取り扱っている商品が賞を受賞していたことが分かりました。

賞を取っていた商品は、【当店オリジナル】常滑焼 清水源二【北條陶房】麦酒杯(ビールグラス)です。
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毎年、常滑市が長三賞陶業展というものを開催しています。日本全体で見れば地味かも

知れませんが常滑焼陶業界では最高栄誉の公募展です。

その陶業展に当店が当時お願いしていた3点を含めた5点の麦酒杯(ビールグラス)を一般部門に

出展したところ見事奨励賞を受賞したとのことでした。

第40回 長三賞陶業展 審査結果 清水北條 麦酒杯5点とグーグルなどの検索サイトで探して

いただくと出てきます。

現在はまだ量産段階ではありませんが、出品のため作成したもののうち何個かは当店で確保して

あります。


世間では備前焼のビアマグが有名ですが、


常滑焼も負けていません!


きめ細かなクリーミーな泡立ちがお楽しみになれるビールグラスです。

ビールと一緒に冷蔵庫で冷やしておくと最高です。

陶芸展受賞作品でビールや焼酎のお湯割り、水割りを味わってみませんか?

もし、麦酒杯(ビールグラス)を多めに購入したいと考えているお客様もしくは業者様は当店まで

ご連絡ください。可能な限りご要望にお答えします。

ただし、完成までに2ヶ月ほどお時間をいただきますのでご理解をお願いします。

また、清水北條先生と伊藤甚秋先生の麦酒杯(ビールグラス)につきましては

プラス1050円(税込)

両先生が、グラス側面に「個人名」「会社名」などの「名入れ」をいたします。

世界にひとつだけの「マイグラス」を作ってみませんか?

常滑焼作家【甚秋陶苑】伊藤成二 窯変焼〆焼酎・ビールグラス

常滑焼作家【北條陶房】清水源二 真焼き麦酒杯(ビールグラス)【当店オリジナル】第40回 長三賞陶業展 一般部門奨励賞受賞作品

常滑焼作家【北條陶房】清水源二 真焼き麦酒杯(ビールグラス)【当店オリジナル】第40回 長三賞陶業展 一般部門奨励賞受賞作品

常滑焼作家【北條陶房】清水源二 黒窯変麦酒杯(ビールグラス)【当店オリジナル】第40回 長三賞陶業展 一般部門奨励賞受賞作品

皆様のご注文をお待ちいたしております。

連絡先 株式会社 サンウェイ・ジャパン

電話番号 :0569−58−0195

ファックス:0569−58−0858

E-mail:shop@sunway-jp.com

なぜ日本茶には「湯冷まし」が必要なのか?(日本茶をより一層おいし

こんにちわ店長です。台風が迫りつつあります。

近づいてくる地域の方は注意しましょう。

話は変わりますが、東海市の道中(中の下に皿が正当)庵さんでお話していた中で、

「どうして日本茶の道具に“湯冷まし”があるのか?」という。
なぜ日本茶には「湯冷まし」が必要なのか?
玄人さんには大変ばかばかしい質問をしてしまいました。

もちろん、本当の色では出ない“深蒸し茶”を本当のお茶の色(濃い緑色)と勘違いして、熱いお茶を「本当のお茶」として飲んでいた

ビギナー人間ですので仕方がありません。

ではなぜ?日本茶には湯冷ましが必要なのか?

お茶の葉は摘み取ると切りとった部分から酸化が始まります。

日本茶は蒸すことで加熱処理をして酸化・発酵を止めて、揉んで(揉まないものもある)、乾燥させる製法をとります。

茶葉は摘んでまもなく加熱処理されるのですぐに発酵が止まります。

つまり、お茶の甘味と旨味を含んだまま製品化されるのです。


日本茶低い温度のお湯で抽出することにより、甘味と旨味


引き出します。


高い温度のお湯で抽出すると逆に渋味と苦味が出てしまい、渋茶


出来てしまいます。


そのため日本茶をより一層おいしく飲むため“湯冷まし”がお茶の道具と


して必需品となってくるのです。

また、日本茶の面白いところは1箭目は低い温度(約30℃)、2箭目はやや高い温度(約45〜50℃)、3箭目は高い温度(約60〜70℃)の

順に急須に注いでお茶を出すと同じ茶葉なのに異なる味の日本茶を楽しむことができます。

その温度をコントロールするためにも“湯冷まし”は必要なのです。

ちなみに日本茶の本当の色は黄色みを帯びた透明のすい色です。

ですから逆に“おーいお茶”とか“伊右衛門”の色は本当のお茶に近い色と言えます。

当店では常滑焼の湯冷ましを各種取り揃えております。

湯冷ましを使ってより一層おいしいお茶を飲みませんか? 

お一人で喫茶を楽しむことができる「ミニ湯冷まし」もございます。


常滑焼作家 清水源二【北條陶房】が作る湯冷まし常滑焼 北條 窯変瓢箪形横手湯冷し 20110715_mobile_p10

※ちなみに同じ日本茶の仲間の釜炒り茶は全体に、若干熱め(約80〜90℃)のお湯が適していますので、

 やかんからポットにお湯を移しただけでおいしい釜炒り茶(一旦、湯呑に入れたお湯を急須に入れ、1〜2分蒸らす)を飲むことができます。

茶し道中庵

あー本当に暑い日が続きますよね。

涼しくなるのは寝る直前ですからね・・・。

というわけで、ちょっと涼しくなる場所へ向かいました。

半田街道を北上・・・途中で大規模の舗装工事のため大渋滞・・・。
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何とか渋滞地点を通過して向かった先は名鉄河和線高横須賀駅前にある茶し道ちゅう(中の下に皿)庵さん。
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日本茶でお菓子を楽しんでいただこうという趣旨の喫茶店です。

店主の蟹江さんが自らレイアウトしたお店の中は落ち着いた照明で照らされています。

いただくお茶は夏季限定の冷茶をいただきます。

種類は煎茶と茎茶と抹茶の冷茶(2種類)計4種類あります。

もちろん冷たいのは苦手という方のために温かいお茶も用意されています。

私がいただいたのは煎茶の冷茶です。

同じ茶葉で三度お湯の温度を変えていただきます。

まず一箭目は絞り出しで低い温度で抽出した数滴の雫を味わいます。
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一滴、雫を舌に落とすと柔らかく甘い香りが口腔の中に広がっていきます。

絞り出しの蓋を開けると非常にさわやかな薫りが鼻腔の中を漂います。
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他のお客さんと蟹江さんのお話に加えていただき、お茶のことについての会話が弾みます。

もともとお茶は南方の植物で本当は高さ15メートルまで育つ植物だということ
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昔は煮出して薬として皇帝に献上していたとか、煮出した色が茶色のルーツとか

お茶が育つ最北端が日本だということなどなど。

お茶の道具を売る身としてはいろいろと勉強になるお話を聞かせてくれます。

2箭目はお湯の温度を少し温度を上げて抽出したものを違う茶器に淹れて、そこに氷を入れたお茶をいただきます。
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今度は甘みはあるもののすっきりとした甘さを感じます。

2箭目をいただいた後、3箭目いただく前に上菓子をいただきます。

求肥(若鮎)、ゆず風味の淡雪、以前いただいた水饅頭(餡と抹茶餡)、羊羹など。

今回はゆず風味の淡雪をいただくことにしました。
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某有名店の甘ったるい淡雪と違って甘くなくほのかなゆずの風味が口いっぱいに広がります。

お菓子をいただいた後、3箭目をいただきます。
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3箭目は2箭目よりお湯の温度を上げて抽出したものを違う茶器に淹れて、そこに氷を入れたお茶をいただきます。

今度のお茶は若干の渋みを感じますが、しっかりとお茶の甘みを感じるそんなお茶です。

実は店主の蟹江さん、お客様が食べる和菓子によってお茶の味を変えているとのことです。

ちょっとした工夫だそうですが、正直分かりません・・・。

その後、いろいろとお話をしてお店を出ました。
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どんなお話をしたのかは次回のブログで。

高岡漆器 その3 塩谷製作所

こんにちわ。店長です。

今日も暑い。お昼はあまり水を飲まなかったせいだと思います。

軽く脱水症状気味になりました・・・(汗)

みなさん、水分補給はしっかり摂りましょうね。

高岡漆器の生産工程の作業所見学の続きです。

次に案内していただいたのは木地製作をする塩谷製作所です。
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高岡漆器は4種類の木地が製作されており「くり木地」「挽物木地(ひきものきじ)」「曲物木地(まげものきじ)」

指物木地(さしものきじ)」があります。

塩谷製作所さんは「曲物木地(まげものきじ)」を扱う製作所です。

お伺いすると社長さんは底板のくり貫きの真っ最中でした。
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電動カッターを使って下に敷かれた型板のサイズに合わせて切り抜いています。

テンポよく合板(特注のシナベニヤ)を切り抜いていきます。
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メーカーごとに底板のオーダーが若干違ってくるのでその注文に応じるために2階にある置き場にはたくさんの型板が保管されていました。

底板を切り取る作業場の隣の作業場では曲げて筒状にした合板を必要な高さに切り出していました。
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切り出した底板と壁面を接合する作業があるのですが、下にある機械を使い空気圧で底板を貼り付けています。
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貼り付けた後、乾燥させるのですが、のりがはみ出しているということは一切ありません。
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はみ出さない程度でかつしっかり接着できる量があるそうですが、これは長年の経験がないと分からないと社長さんは笑って答えてくれました。

笑いながら手渡してくれたのは梅型の枠。
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金沢の大学に依頼されて作った枠なのですが、写真撮影はできませんでしたが、つなぎ目の接着面が非常に美しく処理されていました。

ただ、梅の曲線を表現するのは非常に難しかったそうで、「時間がかかったよ」と苦笑していました。


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