Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

STネックフレットの溝切

今日も良い天気です。

朝、オクラとインゲン、ねぎの種蒔きをしました。

今年は、少し発芽率が悪いですね。

その後、昼食までにフレットの溝切をしました。

×印はポジションマークの位置です。

実際の作業はガイドになる木片をクランプで止めながら切っていきます。

時間はかかりますが、急ぐとロクなことが無いし、時間をかけるべきところには、しっかり時間をかけることも覚えたのです。

で、仕上がりはこんな感じです。

分かりにくいので、もう一枚。

満足できる今日の作業でした。

指板とサイドの厚さ調整

5月になりました。

セナの命日も過ぎ、坂井泉の命日もやってきます。

きょうは、草刈り機で畑の畔の草刈り。

電動なのですが、エンジン刈払い機と違い、左手を前に右手でスイッチ。

当然刈っている間中、右手はスイッチを押し続け、左手は刈払い機を支え続けます。

これが意外と腕に効くのです。

刈り終わると、両手ともプルプル震えが止まりません。

製作の方で、PUキャビティを掘ろうと思ったのですが、震える腕では自信なし。

そこで、ギターの指板とウクレレ側板の厚さ出しをしました。

トリマを使っているところは、写真なしです。

トリマを使い終わった写真から。

結構、ガコガコですね。

小型の鉋で削り残しを均します。

本当にこの鉋は大活躍。十分元を取りました。

仕上がりはこんな感じです。

かすかにトリマのビット跡がありますが、サンディングで消えるでしょう。

厚さはこの段階で2mmマイナスといったところです。

このあとサンディングで1.8mmから1.6mm位まで均します。

さて次は、ギター用の指板です。

こちらは6mmに設定しています。

こちらは普通サイズの鉋で平面を出します。

この後、こちらは400mmのラジアス・ブロックで指盤面を整えます。

今日は、ここまでです。

ネックポケットを作る

午後になりました。

勢いで、ネックポケットを掘りました。

6mmのドリルで蜂の巣のように穴を開けたあと、フォスナービットで粗だし。

で、テンプレートを両面テープで貼り付けて、トリマーで掘ります。

するとこんな感じになりました。

ドリルの穴が深かったようですが、ネックを付ければ見えません。

このまま製作を続けることにします。

あ、深さは一般的なストラトは16mmだそうですが、今回は15mmにしました。

ネックとピックアップの関係で15mmに落ち着いたということです。

次は、pUポケットかな?

次の製作は?

4月の最終日。

天気は、雨。

畑仕事できず。

種蒔き後の発芽の確認だけ。

ポットの中で、キュウリが発芽。

畑では、モロヘイヤとオクラが発芽。

さて、製作の方ですが、ウクレレのサイド材の切り出しをしました。

いつ製作してもいいように、準備だけはしておきましょう。

一番右側は、基準となるサイド材。

これを基準に切り出し、厚さ調整も行います。

アフリカンマホですが、木目もうねっていずに、見た目がいい材が切り出せました。

まぁ、これはストックということですね。

本題は、エレキです。

エレキという言い方が、なんとも昭和で好きではないのですが、エレキです。

形は写真からは見えません、ってボディは切り出してないからね。

ま、でもこんな感じで、フロントはギブソン・ハムです。

リアはダンカン59ですね。

ブリッジはST用のハードテイル。

弦の幅がフェンダー系とギブソン・ハムでは違います。

だからポールピースと多分ぴったりいかないでしょうが、これで良しとします。

ボディはアフリカン・マホガニ。なのにネックはストラトタイプ。

ごちゃまぜギターを作ろうと思います。

取り敢えず、4月最後のUPです。

あゆらギター コンパウンド仕上げ

午前中、茄子とピーマン、レタスとズッキーニの苗を買ってくる。

夕方、植え付けをするのでそれまで暇。

無駄に時間を使うのはもったいないので、コンパウンドをかける。

あゆらギターも、1か月以上乾燥させたのでコンパウンドをかけても問題ないでしょう。

コンパウンドは自動車用のこれです。

40代のころ、ギターづくりを始めてからずっとこれを使っています。

さすがに超極細は減ってきましたが、恐らく製作を止めるまで使えるかな?

右の細目から順にコンパウンドをかけていきます。

コンパウンドをかける前。

水研ぎの跡がばっちり出ています。

コンパウンド後。

いい感じですね。

ちなみに途中の画像だとコンパウンドの威力がはっきりと分かります。

細目でこの差が出ます。

当然ですが、極細、超極細の順でコンパウンド掛け。

コンパウンドは、柔らかめの布で軽くかけます。

間違っても、力を入れてゴシゴシこすってはいけません。

かけた後は、一番柔らかい布で、これまた軽く拭き取ります。

軽く拭き取りますが、コンパウンドを残さないように丁寧に作業します。

最終的には、カルナバ・ワックス(自動車用)で仕上げます。

 

雨なのでブレーシングの切り出し

今日は雨なので畑もできないし、取り敢えず急ぎの仕事はない。

そこでブレーシング材の切り出しをした。

10時半から始めて約一時間半、鋸でちまちまと切り出した。

いざというときに、切り出すのは時間の無駄なので、予め切り出しておこうという算段であります。

大和マークのルッツ・スプルースですね。

こいつは鉋をかけると非常に綺麗な材になります。

前回のウクレレのブレーシングはこれでした。

アサリのない鋸でカットしていきます。

屋外でできれば良かったのですが、雨天なので室内作業です。

工作台が使えないので時間がかかりました。

7本切り出せました。

前回のウクレレでは3本使ったので、1ブロックから5本切り出せることがわかりました。

また今度天気の悪い日に鉋掛けをしましょう。

そうそうディッキー・ベッツに続いて、ジェラルド・ウェーバーも亡くなったそうです。

Kendrickアンプは引き続き生産をするのでしょうが、何故か非常にさみしいです。

R.I.P Mr.Kendrick Amp。

ウクレレ作り今回はいくらかかったのか?

時々聞かれるのは、こういう製作をしていていくらでできるの?という日本人特有のあの質問である。

まぁ、こういう質問をする方は、金額の多寡で物の価値を判断する人だと思うので、適当に答えている。

しかし、最近自分でもいくらくらいかかるのか気になり始めた。

エレキギターの場合は、昔からストックしていた木材や金属パーツを使うので、はっきりした金額は出にくい。

今回のウクレレは意外とわかりやすい金額が出たので、記録のために書いておこうと思う。

ボディ材:表板とバック、サイドで1500円位。送料別。ランクの良い材を使うと当然高い。国内某販売店。アフリカンマホガニ。

ネックと指板:これはアマゾンで購入。フロム中国。1724円。これは安かった。指板はフレット打ち込み済み。中華製なので手を入れなければならないのは当然のこと。しかし安さには勝てない。送料込みだし。指板はローズウッド。ちゃんと匂いがローズだった。ネックはマホのような違うような。

自分で追加加工済みのネック

ブリッジ270円。これもアマゾン。そして、これもフロム中国。送料込みでこの値段。儲けはあるのか?しかもナットとブリッジの樹脂パーツ付き。

グペ1200円。これもアマゾン。使えればよし。

ライニング:作るとなると手間が大変。今回は4本で1100円。国内某メーカ。送料別。

ブレーシング:以前1000円位で購入していた材から切り出して利用。

まぁ、ざっとこんなとこですね。

工具や塗料、接着剤などを別にすると、6000円から7000円の間くらいかなぁ。

エンドブロックなどのブロック材は、以前作成したエレキの残材から切り出したマホガニ。

装飾材(パーフリング)などを全然使わない方針で製作しているので、そういった材をつけ足しても1万円以内か?

今回安い材を使ったが、以前の3号機や4号機のように、もう少しランクの良い材を使いたいなぁ、というのが本音。1000円とか2000円高くても作業性が良い材を利用したい。作業がスムーズに進むと精神衛生上良い。

そう考えるとアコギ用の材を使うのも一つの方法かもしれない。