Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

ウクレレ作り今回はいくらかかったのか?

時々聞かれるのは、こういう製作をしていていくらでできるの?という日本人特有のあの質問である。

まぁ、こういう質問をする方は、金額の多寡で物の価値を判断する人だと思うので、適当に答えている。

しかし、最近自分でもいくらくらいかかるのか気になり始めた。

エレキギターの場合は、昔からストックしていた木材や金属パーツを使うので、はっきりした金額は出にくい。

今回のウクレレは意外とわかりやすい金額が出たので、記録のために書いておこうと思う。

ボディ材:表板とバック、サイドで1500円位。送料別。ランクの良い材を使うと当然高い。国内某販売店。アフリカンマホガニ。

ネックと指板:これはアマゾンで購入。フロム中国。1724円。これは安かった。指板はフレット打ち込み済み。中華製なので手を入れなければならないのは当然のこと。しかし安さには勝てない。送料込みだし。指板はローズウッド。ちゃんと匂いがローズだった。ネックはマホのような違うような。

自分で追加加工済みのネック

ブリッジ270円。これもアマゾン。そして、これもフロム中国。送料込みでこの値段。儲けはあるのか?しかもナットとブリッジの樹脂パーツ付き。

グペ1200円。これもアマゾン。使えればよし。

ライニング:作るとなると手間が大変。今回は4本で1100円。国内某メーカ。送料別。

ブレーシング:以前1000円位で購入していた材から切り出して利用。

まぁ、ざっとこんなとこですね。

工具や塗料、接着剤などを別にすると、6000円から7000円の間くらいかなぁ。

エンドブロックなどのブロック材は、以前作成したエレキの残材から切り出したマホガニ。

装飾材(パーフリング)などを全然使わない方針で製作しているので、そういった材をつけ足しても1万円以内か?

今回安い材を使ったが、以前の3号機や4号機のように、もう少しランクの良い材を使いたいなぁ、というのが本音。1000円とか2000円高くても作業性が良い材を利用したい。作業がスムーズに進むと精神衛生上良い。

そう考えるとアコギ用の材を使うのも一つの方法かもしれない。

ウクレレ完成

ディッキー・ベッツが亡くなったそうである。R・I・P

まず。ブリッジ接着部に塗料が乗らないように付けておいたマスキングを剥がします。

その後、ブリッジの接着。

接着完了。

ナットを接着。

ブリッジの樹脂(ホントはこれがブリッジね。)はめ込み。

厚さの調整が必要な場合は、調整してからね。無理に入れると木部が割れます。

タイトボンドが、はみ出ていますがこの程度はハンドメイドの範疇として許容。

ペグの取り付け。

表から。

ネック裏全体。

やっと完成です。

弦はこれから張ります。

お疲れ様。

 

塗装完了

午前中に人参ときゅうりの種蒔き。

その後、塗装に入りました。

今回は、水性塗料のタンポ摺りです。

その辺のホムセンに売っている水性塗料です。

塗料2に対して薄め液1の割合で塗料を作ります。

作りすぎると余ってしまい処分に困るので少量ずつ塗料を作ります。

1回目の塗りが終わったところです。

1回目はいわゆる捨て吹きと同じなので、乾燥したらサンディングをします。

スカッフサンディングというやつですね。

2回目が塗り終わったところです。

この後は、サンディングをせずに3回目を塗りました。

3回塗るとうっすらと艶が出ますが、今回のウクレレも3回塗りで終わりにします。

先ほど3回目を塗り終わりました。

乾燥させたら、ブリッジを付けて完成ですね。

木地着色

今日は里芋の植え付けをしました。

その後、サンディングを完了しました。

前回、「サンディング1」などとタイトルを付けましたが、サンディングの写真ばかりではおもしろくありません。

勢いで、木地着色をしてしまいました。

スチュワート・マクドナルドのライトブラウンです。

今回は、一度だけの着色でいきたいと思います。

のちほど木地着色の比較ができればいいなぁ、などと考えております。

例によって作業中の写真はありませんが、こんな感じですね。

光が当たりすぎて、あまり変化が感じられませんね。

これでどうでしょうか?

少しは色合いがわかるでしょうか?

今日はここまで。

サンディング1

ウクレレは形になりました。

朝も早くから工作です。

畑仕事の後だと、疲れて集中力がなくなります。

そんな時、凡ミスをやらかします。

ですから朝7時から工作でした。

9時から先ほどまでマルチシートを敷いてきました。

マルチは完了です。あとは種蒔きをしたり、苗を植えれば畑は完了。

さてマスキングテープも取れて形になってきました。

なかなかすっきりしています。

いい感じに仕上がっています。

これからサンディングです。

今日は180番でサンディング。

疲れたのでここまでです。

この後、240番、320番、400番、600番、800番と続きます。

サンディングはここまでやったらお終いというところが見にくい作業です。

ついつい余分にやってしまうのがサンディングですね。

こまったものだ。

ネックとボディの接着

今日は、良い天気でした。

桜も満開。伊香保の桜も咲き始めました。

天気が良かったので、畑にマルチシートを敷きました。

ところが途中でシートが終わってしまい、慌てて買いに走りました。

畑仕事の続きはまた明日ということで。

ウクレレは、ネックとボディの接合です。

まずマスキングをしてタイトボンドのはみ出しを除去できるように準備します。

今回は、ダボもダブテイルもどきもせずに、タイトボンドだけで接着してみます。

接着する時の圧着は、ゴムバンドで固定します。

ですので練習が大切。

きちんとセンターが出ているか?傾きはないか?接合部は?

などなど心配なことが山盛りですので、仮止めをしてみます。

まぁ、いいようです。

微妙な調整もゴムバンドなら容易にできます。

さて、本番です。

こんな感じで乾燥を待ちます。

1キロの漬物石はおまじないです。

指板とボディが上手く付きますように。

指板接着とボディ完成

今日は、風雨が激しく畑ができません。

本当に天候の不順には悩ませられます。

桜は前橋はほぼ満開、伊香保はもう少しですね。

まず、指板を接着します。

指板側にタイトボンドを歯ブラシを使って塗り広げます。

そして、ゴム紐を使ってきっちりと締め上げます。

エレキギターの場合は指板が長いし、作業工程が少し違うのでクランプを使いますが、ウクレレの場合、ゴム紐で固定します。

次は、ルーターを使ってボディの成形です。

と言っても、トップ材とバック材を削るだけですが。

先端にコロのついているビットを使います。

これを使って外周をぐるりと削ります。

ルーターを動かす方向と順番を間違うと、トップ材やバック材をチップするので要注意。

まずまずと思いきや。

やはり材は良いものを使うべきだという見本。

これはBランクの材ですが、こういう部分の仕上がりに差が出ますね。

ビットが切れないわけではなく、切れているのですが、毛羽立ちがひどい。

まあ、サンドペーパで何とかなるのですが、やはり2Aとか最低でもAを使うべきですね。

ボディ材を120番で軽く成形修正してマシンの痕跡を消して今日の作業はお終い。