Reversus片
前回に引き続きELECTROCUTICA*1様より「REVERSUS」というアルバムの「Reversus」という曲。
まとまらない考え事だけど、まとめてって嫁に言われたからエントリにまとめます。考察のようなそうでないような。
※注意
以下に書かれていることは勝手な解釈であり、個人的な意見です。本家様の意向を述べたものではありません。聞き手自身が感じ取ったものこそが真実だと思いますのであくまで参考程度までに。
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未完成だよ。。
歌詞見ながら一緒に悩みましょう。
Lyrics – ELECTROCUTICA http://electrocutica.com/lyrics
映像も見ましょう。
Reversus – ELECTROCUTICA http://electrocutica.com/?portfolio=reversus
#006F86に引き続いて、というかこっちが表題曲なんですよね。海の曲。
- あるべき場所にかえるため
- REVERSUS(ラテン語で逆転・帰還の意)
というテーマに沿った考え方をしていきたいと思います。
鏡文字や反転を組み合わせた文字デザインもあって、反対、という意味に捉えがちですが、それよりも回帰とかのような回り巡るイメージのほうが良いような気がします。
#006F86返
前回→「REVERSUS項 その位置 Triplaneta変」
前回に引き続きELECTROCUTICA*1様より「REVERSUS」というアルバムの「#006F86」feat.Luschkaという曲。
前回に引き続き色々と歌詞のモチーフを考えていたら、まとめてって嫁に言われたからエントリにまとめます。考察のようなそうでないような。
※注意
以下に書かれていることは勝手な解釈であり、個人的な意見です。本家様の意向を述べたものではありません。聞き手自身が感じ取ったものこそが真実だと思いますのであくまで参考程度までに。
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まずこの話は人魚姫をモチーフにしたものだと考えられます。なので、ぜひ原著…とまではいきませんが、訳本等を手にとってみることをおすすめします。一応、訳本の内容も解説しつつ話をするつもりですが…
比較的安価で見つけやすいのはこれです。買わずとも近所に大きな図書館があれば見つけられると思われます。
- 作者: ハンス・クリスチャン・アンデルセン,大畑末吉
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1984/05/16
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 18回
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- 肢は薄泡で(あしはくうきょで)
まず、人魚姫はそれぞれ1歳ずつ異なる6人姉妹の末っ子として産まれるのですが、姉たちと違って人魚姫には足がありません。それも相まってそんな人魚姫が足を欲するのが空虚なのではないかと思います。
- 沈む方舟(しずむふね)
海底で暮らしている人魚姫達にとっては地上のことは何をとっても珍しく、皆一様に興味を持っています。彼女らは歳が15になったとき海上に出るお許しをもらえて一人づつ姉らは海上にでられます。そして人魚姫が出られたとき、王子とその船をみかけます。そこではパーティが催されていて、王子の淡麗な容姿に惹かれた人魚姫。一日中見つめていると、嵐が近づいてきて船は帰路につきましたが高波により船が難破してまいます。難破した船から王子を助け、近くの陸地へと運びます。しかし人魚姫は陸地にあがれない、人に見られてはいけない、そのため誰かが助けてくれるのを岩場の陰から見守ります。そうしているうちに鐘が鳴り響き、修道院から出てきた少女が王子を助けます。王子は気づき、少女らに笑みを返しますが、助けた人魚姫にはお礼も返さず、人魚姫は悲しみを抱いたまま海底に戻ります。
余談ですが、セイレーン*2が船を沈める、というのは人魚姫の童話中では異なっています。あくまで、嵐で難破するのは自然なことで、嵐の中で歌を歌うだけです。その歌は嵐の音に混じってわかりませんが、大層きれいな声で「海の底は怖いところではありませんよ、恐れる必要はないのですよ」と自分たちの住むところの綺麗さを歌っているだけなのです。引き釣りこむのではなく、海底でどうせ死んでしまうのならせめて不安を取り除いてあげよう、というものなのでしょう。
セイレーンの海の魔物としてのイメージはどちらかというとゲーテの「ファウスト*3」やホメロスの「オデュッセイア」のイメージに由来しているそうです。
人魚姫は王子に恋焦がれる内に、人間が愛おしくなりました。もともと思慮深い性格であり、陸地のもっと先や色々なことをしりたがりました。そして人間との「生」の違いに疑問を持った人魚姫はよく外の話をしてくれていたばあやに訪ねます。
「人間はいつまでも生きられるのですか?」
「海の底の者は何百年も生きるがいずれ泡になる、しかし人間は短い生ながらも魂というものを持っており朽ちた後は天に昇って地上を見渡せる美しい場所に行くのですよ。」
「どうして私たちには不死の魂は授からないのでしょう?たった一日でも人間になれてその天国というところにいけるのでしたら、何百年の寿命も惜しくありません。永遠の魂を授かる方法はないのでしょうか?」
「私たちは上の世界の者よりもずっと幸せなのになんてことを考えるのでしょう!けれども、人間のうち誰かが両親よりも心より人魚姫を愛して、神の前で右手と右手を重ねて『この世でも、あの世でもいつまでも変わらない愛』を誓ったとき、その人の魂が分けられて人間の幸福に預かることができると言われています。けれど海の底では美しいとされている魚の尻尾も、二本のつっかい棒(足)を大事にする人間にとっては醜いものとされているんだから、そんなことは起こりようがないのですよ。」
二本の足のため、姉と両親の目を盗んで魔女の下へと向かう人魚姫でした。人魚姫の願いを知っている魔女は色々と訪ね、足を得ることがどういう事か教えました。
「二本の足と軽やかな踊りを手にする代わりに、歩くたびに足を鋭いナイフで刺されるような痛みが襲う」
「二度と人魚には戻れず、魂を授からずに王子が他の人と結婚してしまったら明くる日には心臓が破裂して泡になってしまう」
「薬を作るのに大量に血が必要だから相応のお礼として声がほしい」
- 最初は思い込み でも嬉しくて
- 勘違い、脅迫、擦れ違いへ
人魚姫は全て了承して薬を飲みました。そして王子に拾われ、その踊りでいつまでもそばにいるようにとことづけられます。日に日に王子は人魚姫が好きになります、しかしそれは可愛い子を愛でるような愛だったのです。しかし王子に結婚をしてもらえなければ不死の魂どころか泡になってしまいます。そんな人魚姫は目で語りかけます。
「王子様は誰よりも私がお好きでないの?」
「ああ好きだとも、僕によく仕えてくれているし難破した僕を助けてくれた娘さんによく似ている。僕が一番愛しく思うのは彼女一人だ。しかし、彼女は神に一生を捧げた身、その面影を押しのけるほどのお前は神が遣わしたものだ。」
「…あぁ王子様は私が助けたことに気づいてらっしゃらないのね。」
- 最初は信頼で(さいしょはおもいこみで) でも嬉しくて
- 勘違い、盲目、擦れ違いへ
「でも彼女はもう世には出てこれないけれど、私はずっと側でお慕いしている、毎日会える!私が王子の世話をしてこの生命も喜んで捧げましょう!」
そんな中、王子は隣国の姫と結婚する話がきました。両親の命です。しかし王子は結婚しろと言われたわけではないので会うだけ会って断ってくるよといいます。
「どんな美しい姫であろうと、修道院の彼女、ましてやお前に似ているはずがない。なら愛するわけがない。もし結婚するのなら僕はお前を選ぶよ。」
王子はそういって人魚姫にキスをして、人魚姫と共に隣国へ向かいます。人魚姫は魂と王子をが手に入ることに夢を見ているような気分でした。
隣国についてしばらくしてその姫は姿を見せました。というのも、この姫は修道院で姫としての徳をおさめていたのです。
- 要れ換わる頂点(いれかわるさき)
「ああ僕はなんて幸福なんだ!諦めていた人とこうして再会できるとは!僕のことを一番に思うお前だ、もちろん喜んでくれるね?」
人魚姫は王子の手にキスをしましたが、胸は張り裂けそうでした。明日には心臓が破裂して、泡になってしまうからです。
その日のうちに婚礼を船で挙げ、二人は寝室へと向かいました。その他には舵取りと、甲板に人魚姫だけが残され朝焼けが迫っていきます。
するとそこに5人の姉たちが現れました。皆一様に髪が根元から切られていて、一人の手には短刀が握られていました。
「王子の血を足にかければ元の人魚に戻れるわ!王子を殺してもどってきて!」
人魚姫は短刀を受け取り、寝室へと向かいます。寝ている王子の額にキスをし、短刀を見つめては王子を見つめ、悩んでいると王子は姫の名前を寝言で口にします。その時、短刀が手の中で震え人魚姫はその感情が恐ろしくなり、短刀を捨ててしまいました。
- 僕は廻す、だから
- ありがとうはまだ――
王子を殺し⇔自分が人魚に戻る。廻して、自分が泡になり⇔王子は幸せになる。
そして人魚姫は海に飛び込み泡となりましたが、善い行いのため空気の精霊となって天へと登って行きました。
タイトルの「#006F86」ですが、カラーコードでアクアマリンをさします。これには同名の宝石*4があるのをご存知でしょうか?船乗りの間ではお守りとされていましたが、海に沈むと泡となって溶けてしまうそうです。人魚姫の最後も海に飛び込んで…ね?
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- ストーリー
といってもほとんど人魚姫に順ずる話だと思いますが…上の部分も、ほぼ人魚姫のお話解説に費やしている気も。
ちょっと人魚姫から外れた内容だけ補足していきましょう。
- 金櫛(きんしつ)は護るものさえ選ばない
- 霧の宝石(きりのAurum)
この二つは同じ「金の櫛のお守り」かなと。Aurumはラテン語で金ですので。
櫛をお守りにするということは、「縁をほぐす」といった験担ぎもあるようで、ほぐす相手を選ばない、ということですかね。霧も迷いを引き起こすものですし。
- 紡ぐ、想いの揺籠
揺籠は「歌」みたいな概念を表している気がします。人魚、セイレーンは歌い手ですし。思いを紡いで「揺籠=歌」に載せて、歌は誰かに向けて。
- 正三角形へ(ゆりかごへ)
「君」と「僕」と「彼ら」が誰を指しているかは「REVERSUS」全体通してだと思うので#006F86編ではパスで。でも、誰かに向ける歌は点と点を結び、三つの点があるならそれは三角形、廻る想いを紡いだ三角形こそREVERSUSという歌を届ける揺籠かなというイメージです。
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ということで、誰かのために歌を歌い、それが巡るその全体が大きなメッセージを載せた揺り籠というのを人魚姫に載せて届けた歌なイメージです。
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僕としては童話が好きなのでこういったメッセージ性の強い曲に絡ませているのはすごく好きです。歌詞を見ながら聞いていると、あぁここも、ここも、と関連しているようなことが発見できてこうして書いてて楽しかったですね。もふもふ。
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以上、思いついたものをつらつらとまとめてみました。ご意見等ございましたらコメント欄まで寄せていただければ幸いです。
次はReversusの予定。先は長そうだ…(白目。
そんな感じー。
- アーティスト: ELECTROCUTICA,Treow,NaturaLe,ルシュカ,やなぎなぎ,F9,喜多嶋時透
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Triplaneta変
ELECTROCUTICA*1様より「REVERSUS」というアルバムの「Triplaneta」feat.F9という曲。
色々と歌詞のモチーフを考えていたら、まとめてって嫁に言われたから久々にエントリを書きます。考察のようなそうでないような。
※注意
以下に書かれていることは勝手な解釈であり、個人的な意見です。本家様の意向を述べたものではありません。聞き手自身が感じ取ったものこそが真実だと思いますのであくまで参考程度までに。
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- くすんだ珊瑚が零れる(くすんだすながこぼれる)
珊瑚と書いて「すな」と読ませている箇所。星の砂*2のイメージなのかと。まぁ厳密には珊瑚と星砂は違うはずですが…でも色合いはくすんでるし手にすくったら零れる細かさだし、間違ってない気もします。
- 氷海
南極のイメージ。冬の季語らしいけど。最後の方にある
不結(ふゆ)の日
の読みの音と実をなさないっていう意味で冬と掛かってるような気もします。ちなみに南極付近の氷海では南十字星とオーロラが綺麗に見えるそうです。
- 構造色の夜空(みせかけのそら)
planetarium(プラネタリウム)というキーワードを思いつきました。というのも、このちょっと前にある歌詞で
光屑(ほし) つかめたら
ただ 消えかけて
とあるので投影式のプラネタリウムの中で星に手を伸ばして光を遮って消してしまいそうになるイメージです。
- 正三角形を求め(ゆりかごをもとめ)
その前までの歌詞から冬だと仮定して冬の大三角*3をイメージしました。こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウス、オリオン座のベテルギウスからなる三角ですが、注目すべきはオリオン座です。
オリオン座の中心には三連星*4があります。そして、ここにはオリオン大星雲(M42)*5があります。このオリオン大星雲は星間物質(星の材料)が非常に豊富で次々に新しい星が産まれる環境が揃っていて星のゆりかごと呼ばれるそうです。
タイトルのTriplanetaですが、triは接頭辞で3、planetaはラテン語(スペイン語かも)で惑星、ということは拡大解釈をすれば「tri+planeta」=「三連星」ということなので、オリオン座を歌っているような気がします。
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- ストーリー
この上まではモチーフの話でしたが、妄想したストーリーを読点と句点で区切ってざっくりと並べて。センテンスごとに区切ります。歌詞は載せないので頭に入れるor比較しながら読んでいただけると幸い。
全体通して思ったのは別れを歌った歌なのかなというイメージ。
――恋してた言ならば、
何処でもいいというなげやりな感じ、夜と不安、迷う道もない=迷うことができない、頬を沫つ星彩=涙。
「嘘を叶える」が「幸せ」、珊瑚(すな)が零れる=崩れるイメージ、半分だけ→相手がいなくなったことで半分になった。
「深く」に沈み込む傷になる。
風にのるのは溢れた雨色=涙?の「後悔」、笑顔→砕いた、撥ね返る→その前後で進む向きが変わる。
静歌→別れを歌った歌?がこみ上げる、「季」を廻せAsteroid→自分の立つ星が回って時間が過ぎてしまえと、遠回りには意味が無い→結末が訪れている、それでも悔やんでいるから自分を許すことなかった「秋」の日。
、愛しても負いかけて――
プラネタリウムの光=相手?をつかもうと、近づくと光=相手?は消えかける、それを試し映す光=相手の熱に触れて=思い出し、自分は半分であることを再認識。
朝焼け=プラネタリウムの終わりを待つ。
心が苦しくて掠れた呼吸に、「氷解」の機会はなく、正直な気持ちに触れるほど優しく、作り上げた夢も見失ってしまう。
プラネタリウムの空、見上げた連なる星に自分と相手を重ねてしまって、振り返ることは今からの逃避ではないと、伝えられなかった「冬」の日。
歩き出せば、辿りつける、新たな恋が生まれる場所に。
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ということで、秋に別れ、もだもだして、プラネタリウムに入った冬、それを思い出して、それでも歩き出そうと決意をする、そんな歌なイメージです。
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僕としては星、というのが好きなのでこうした星をモチーフにした歌は好きです。この歌はメロディラインも好きですが、なによりストーリーを推敲しているときが一番楽しかったですねw
大体外れていないようなストーリーだと自負していますが…いろんな意見が聞きたいものです。
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以上、思いついたものをつらつらとまとめてみました。ご意見等ございましたらコメント欄まで寄せていただければ幸いです。
次は#006f86の予定。
そんな感じー。
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*4:ミンタカ、アルニラム、アルニタク
年の瀬
クリスマスなんて露知らず。
リア充(ryとか巷で叫ばれてましたが、個人的にはそんなことどうでもよく。
クリスマスの日は、身なりのよさそうなおじいさんが大きなおもちゃを抱えて地下鉄に乗っているのを見て「きっとこれから孫に会いに行ったりするんだろうなぁ」なんて感じたり、しかもそのおもちゃは何かよくわかってなくてその子の親から聞き出して店員に「○○っていうのはどれですか…」なんて聞いて一生懸命買ったものとかだったりしたらもうね。ほんわか。
あと、おじいちゃんおばあちゃんい挟まれて手をつないで歩く子供も見かけました。
きっと、叫んでた人たちにも楽しかったこんな頃があったのだろうけど、忘れてしまったんでしょうかね。
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久々に文章をまとめています。とはいっても、片手間なのでまともなものに仕上がるかは難しいですが…そろそろラボも今年は終わりなので今日明日中に書いて29には推すか敲くかまで進めたい。書きたい内容ばかり先行して、どうも起承転結がうまくまとまらないので汚い文でして。
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風邪ひいたなこりゃ。どうも土曜日あたりからか、ゼミも終わってあとは自由に実験できるとなって少し気が緩んだせいかもしれません。
38度まででてるんですが、ノロとかインフルじゃないことを祈るばかりです。せきもでるし鼻水もでるしで、もーやーだー。昨日今日は薬でごまかしてたものの、月曜の大掃除で体を動かしたあとも無事な保証がなさそうなんでちょっと困りものです。
こういったときはおとなしく寝ているのがいいのだろうけれど、なかなか実験予定がそうさせてもくれず。日化の要旨締切りも近いんで、止まるわけにはいかなさそうです。
そうそう日化の会員証とどきました。会員番号が明記されてるだけの若干チープなものですが、ちょっとだけ嬉しかったり。と、同時にがんばらにゃあな、って気持ちに。
うぐぐ。高分子討論会も行きたかったなぁ…大阪だから京都にいけたろうし。
業績報告会、検討会、雑誌会と。心休まる暇は少なさそうです。次京都に行けるのはいつなんだよほんと…orz
まぁその日まで精一杯頑張ります。
そんな感じー。
本を読む時間
僕にとって、一番自分を認識しているような気がする時間です。
自分と対話しているわけで。
並行作業の一つなんですかね。
僕は、僕です。でも、僕ってどこにいるんだろうね。
自由ってなんだろうね。
もうちょっと探す必要がありそうです。
なんというか
久々に本を読みました。いつもどおりまとめようと思います。
今回読んだ本は、先輩から借りた本で、以下の本。
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2009/03/11
- メディア: 文庫
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男たちなど滅びてしまえ吹け、滅びの風―― 憤怒と純情の美少女、川村七竈17歳。 直木賞作家が描く、こよなくせつない初恋物語。
「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった」川村七竈は、群がる男達を軽蔑し、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友として孤高の青春を送っていた。 だが、可愛そうな大人たちは彼女を放っておいてくれない。実父を名乗る東堂、芸能マネージャーの梅木、そして出奔を繰り返す母の優奈――誰もが七竈に、抱えきれない何かを置いてゆく。 そんな中、雪風と七竈の間柄にも変化が―― 雪の街旭川を舞台に繰り広げられる、痛切でやさしい愛の物語。 解説・古川日出男
いつも通り帯コメントと裏書きの引用。
以下、読んでて素敵だなと思った部分の抜粋。ネタバレはしてないと思うよ。
- P9l13-14「わたしにはとくにとがった部分はなくて、いうなれば平凡な白っぽい丸のような人間だった。」
- P19l15「涙がつたって地面に落ちていく。五月雨にうたれるように。」
- P21l16「もう五月雨は降らない。」
- P25l13「男たちなど滅びてしまえ。吹け、滅びの嵐。」
- P70l18「「おかしな人! 大人って、かわいくて、かわいそう! おかしなものですねぇ!」」
- P97l10「ここはやわらかい行き止まり」
- P149l8-9「あぁ、時間よ止まれ。日々がただ美しいうちに。」
- P159l16「死の匂い。死病にかかった誰かからの、暗い移り香。死だ。死がやってくるのだ。」
- P195l2「まったく男というものは、よく死ぬ生き物であるなぁ。」
- P208l16「「なるほど。机がもてていたんですね」」
- P259l15-16「遊園地でみつけたかわいらしい着ぐるみから覗く、中年アルバイターの目のようにジットリ、と濁っている。」
登場人物の会話の醸しだす雰囲気がとてもいい。
今回、初めて桜庭一樹の作品に触れたけれど、結構好きかもしれない。
あと、この作品は、かもしれないけれど、美しさの表現がとても良い。色々な面から切り取ってみたり、飽きさせない表現が続く印象。
あと、美しさの関連で、色に関する表現も素敵。マフラーのエピソードはいいですね。
とまぁ雑感。300Pないくらいと薄い本でしたが、面白かった。
そんな感じー。
にっち
隙間。
ここ数日で色々あって、書くのを忘れていたというか、忘却の彼方にそっとおいておいたというか、ポケットに入っていたガムの包み紙がなくなるような感じ。
ということで、山羊に怒られました(白目
書くぜー書くぜー超書くぜー。
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膝が悪化しました(白目
どうも、ACLの術式は膝を洗浄しながら行うようで、その時に菌が残っていたのかもしれないとのこと。詳しい原因は不明。
そのことでちょっとおちんこでt落ち込んでたけど、もう元気です。
で、再手術してきました。
膝をもう一度切開して内視鏡で覗きつつ、もう一度洗浄。ドレーンを残して、術後も生理食塩水を流しながら持続洗浄です。ということで、数日はベッドの上に磔です。磔刑です。竹槍から脇を守ります。
そんな暇人(ひまんちゅ)生活です。
そんな感じー。