本当にしんどいのはなぜなのか

 以前読んでいましたが、再度読み直しました。

悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へ

悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へ

 教職員ののむ、うつ、かうは、
 「胃薬を飲む、胃カメラを飲む」で、
 「うつになりそう・・・。」で、
 「宝くじかって、あったたらやめたる!」というのだと聞いたことがあります。

 学校の教員というのは、基本的には、性善説に立っている人が多いので、心を病む人も多くいるのだと思います。
日本の社会のいやなところが、学校という戦うすべをほとんどもっていないところに、集まって出てきているように思えてなりません。その中でも、本当にがんばっている先生方もいるというのもわかってほしいのです。
 教育改革病、本当にそのとおりだと実感。

 もちろん、学校だけでなく、他のよわいところに、どんどん不満といやなところが集まって出ているのでしょう。
 

近畿算数・数学教育研究大阪大会

 昨日、近畿算数・数学教育研究大阪大会(「学ぶ力をはぐくむ算数・数学教育の実践」)の全体会に参加しました。
分科会にも参加したかったのですが、午後からは、守口市の初任者の公開授業研究会があり、そちらを選びました。

 大会要綱(日本数学教育研究会)

 新井紀子氏の講演は、たいへんすばらしいものでした。
 論理的に考える力をつけるために、読み解く力、ことばを(数学的なものに)置き換える力、わかりやすく表現する力などが必要で、箇条書きにするとか、因果関係を明確にするとか、その他具体的にどういうものが必要なのか。そして、そのために具体的な授業として、あいまいな言葉での問題を出すということをおっしゃっておられました。

 円周率の定義から、それが、3.で始まることの証明、宇宙人へのかけ算の説明、などなど、やってみたくなるような授業案です。
 そして、すべての定義からはじめる必要のある、プログラミングの基本を学ばせる問題についても言及されていました。(外国人に銭湯の入り方を説明するマニュアルなど)

 その中で、強調されていたのは、「とは?力」でした。
 これは、「・・・とは?」を繰り返していくことにより、自分がほんとうはわかっていないということを、はっと(恥ずかしいと)気づかせることだということです。
 フィンランドの教育で、繰り返されているミクシ(なぜ?)とか、トヨタでのなぜを5回繰り返す、などにも通じるものなのでしょうが、ちょっとニュアンスが違う気もします。
 
 また、主催しておられる「e-教室」に参加する子どもの、変遷(成長)を通して、考える力をつけることの効果、大切さを再確認させていただきました。

 そして、算数の授業で身につけさせたい「作文の力」を、明確に述べられており、これらのことは、算数、数学にかかわるすべての教師が、意識していく必要があると感じました。

 

 

サイトの整理

 忙しくてだいぶほったらかしにしていたのですが、ほんの覚書と、日記のところとを分けました。
 覚書は、自分のデータベースとして使うので、公開しなくてもよいと思うのですが。
 それにしても、テクノロジーの進歩は目覚しいものがありますね。
 ミクシィも上場したりして、めまぐるしくいろんなものが変わっていくのでしょう。

MIndManager

注文していたMindManager6を入れて、早速使ってみました。
試用版で大変気に入りましたので、使っていこうと思います。
マインドマップを描くのが簡単であるのはもちろんですが、
自動的に、ワードの見出しになるのも面白いです。
使い慣れてくると、考えをまとめる強力なツールとなると思います。

http://www.pluslink.jp/

今算数があぶない

 以前手書きで、本から大事だと思うことをマップにしていたものを、MindManagerで起こし直してみました。

 考えをまとめるにはよい方法です。


   


 とりあげているのはこの本です。

  ↓

今、算数があぶない―本当の問題解決の授業を目指して (算数授業研究シリーズ)

今、算数があぶない―本当の問題解決の授業を目指して (算数授業研究シリーズ)




 

マインドマネージャー

 昨日、エクセルで作ったマインドマップを、マインドマネージャーを使って作り直してみました。
 マインドマネージャーは、さすがにマインドマップで考えるための道具として、よく考えられています。
 手放せなくなりそうです。

     


 お試し版で作りましたが、アカデミック版があるとのことなので購入することにします。

 ここに、お試し版あります。
  ↓
http://www.pluslink.jp/index.html

 ほんとうの計算力とは?

 数学文化の特集で、ほんとうの計算力とは?というのがあります。

数学文化〈005〉特集=ほんとうの計算力とは?

数学文化〈005〉特集=ほんとうの計算力とは?


 その中の座談会の記事から、自分の思うところをマインドマップにして覚書としました。
 取り上げた部分にかたよりはありますが、よいとしましょう。