帰還?帰還?

約2ヶ月ぶりにここを更新するわけですが、書き方忘れちゃってるし。
その間いろいろなことがありましたけど、それなりに暇になってきたようです。娯楽のための本も読めるようになりました。
もう少し暇になったらデザインを変えようかとも思っていますが、いつになることやら。とりあえず2日に1回くらいは更新できるようがんばってみよう。

No.97

「理由などという戯れ言を必要とするのは、貴様のような弱者だ。私に理由はない。ただ自然にあるがままを成しているだけだ。」
浅井ラボ・『されど罪人は竜と踊る』・ISBN:4044289018

よくありそうなコトバですけど、カッコいいので。
でも、「生きる理由」って言う言葉は確かに青臭い感じがしますけど、そういうものって、持っていた方がいいんじゃないかな、と個人的には思います。信念とかモットー、プライドみいたな感じで。
それは例えばこの人みたいに「あるがまま」というスタンスでも良いです。何も考えずに毎日を過ごす人が多いですけど、それってちょっと悲しくなりません?

No.96

「馬鹿かテメエ。人が食うのはメシじゃねえ、満足感だ」
「金も、メシも、ものも、地位も、問いも答えも、どこかへ行くことも戻ることも、何かをすることも壊すことも、誰かといることも別れることも、――すべては同じ満ち足りだ!!」
    (川上稔・『終わりのクロニクル 3中』・ISBN:4840226989

同じような台詞でDIO様も、「安心感」がどうとかいってたような。こういう台詞は何でもいけるのかもしれません。でも、人が食うのは満足感だ!という言葉はなかなかクリティカルだなぁ。

No.95

若いときは、いろいろと不自由なことがある。とても広い大草原のかなたに存在する囲いを、若者は不自由だと感じるものだ。
    (森博嗣・『魔剣天翔』・ISBN:4062738945

なんとなくは理解できるけれども、まだ若くないので実感は出来ません。今より自由でなくなることは予想できるけど、そこまで悲観するようなことなのか。そもそも自由って、どの自由なんだろ。ううん。
ぼくみたいな人間は、自由を欲しがってはいるけど、自由を与えないほうが伸びる気がするなぁ。さぼりすぎー。

京都旅行に行って

そういえば、西尾維新の『クビシメロマンチスト』で、零崎人識が、鴨川の中を横断するって言う描写があったと思うのですけど、大変だったろうなぁ。身長ちっちゃいから、流されちゃいそうだ。
あと、カップルが一定距離開けてる風景も見ました。友達の先輩に、あれについて卒論書いた人がいたそうです。心理学系なのかな。電車とかでも、端っこから埋まってって、次真ん中、というように、隣の人との距離が最大になるように埋まっていきますよね。カップルだとさらにプライバシーな空間なので、それが顕著だったりするのかな。

No.94

「――俺は片眼をなくして、わかったことがある」
「片方の眼が見えなくなって初めて、人間には眼が二つあって、俺にはまだ片方が残っていることに気づいた。この眼が見えるうちに、俺にはやっておくべきことがある――これからそれをやるんだ。手伝え、クラウス。どう考えても、やはりお前の力が要る」
    (渡瀬草一郎・『空ノ鐘の響く惑星で 5』・ISBN:4840228469

きちんと説得も出来る熱い人ってのはいいですねぇ。
失ってはじめて分かる、とか、なってみてはじめて分かる、というような状況はよく見かけますけど、大体は前はなんて幸福だったんだと回想することが多いように感じます。『俺にはまだ片方が残っている』というような捕らえ方は、うまいなぁと感じました。

No.93

「自分の中の神を呼び出し、支配する儀式――それが『努力』という奴だろう?俺は――その儀式を欠かさなかった。それだけだ。……で、負けを認めるか?」
    (成田良悟・「バッカーノ!1933 (下)」・ISBN:4840228507

天才とか呼ばれて、さも努力してないように見えちゃう、見ちゃうというのは悲しいことですねー。
でも、この葡萄酒さんは、努力だけでどうにもならないものがあるような。いや、努力のすごさは認めますよ。ぼくは努力できない人だし。