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関門として立ちはだかる「サイチェン」。党と関われば即呼び出される旨をよくよく諭される。子は「おはようございました!」と言いながら、誰彼構わず付いてゆく。そんな経緯で赤い屋根の家で茶を馳走になる。庭ではモズが鳴いている。
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圧縮をかけた言葉の文字の並びから溢れる波動を瑞々しい鈴の音を介し届ける人あり。駅はあるが電車のない言葉通じぬ地での荒療治により一時回復。寸法ぴったりのお下がりを山ほどいただく。子らが食べるはエビばかり。
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放られて氷上に散るどんぐりを目掛けかけ寄り滑りながら次々と丸呑みしてまた一目散に池に戻って行く鴨。3匹の小さなぶたが福々と笑っている置物をいただく。製本のひどさを謳われながら内容で黙らせる方にお会いする。目を覚ました途端手当たり次第に物投げ笑う子に手を焼く親。
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動じず飛び込み我が道ゆく子。「どこに行ってもやっていける」の太鼓判で更に突進。終日けらけら笑ってる。思わぬ問い。「芸能人に1日なるとしたら誰?」昨今の芸能に疎い我、苦し紛れにいとしこいしの名をあげる。