日本の地方に住む方からこんなメッセージを頂きました。「…事件の全容とか、風刺の内容などは伝わっていないし、イスラムの人達の対応は理解の範疇を超える感覚を伴っているように思えるの で、ただ心配しておりました...」
私からの返事
「 ありがとうございます。大事なのは、すべての宗教に人権と憲法が優先するというフランス共和国の価値です。それゆえに、イスラム教徒もユダヤ教徒も欧州で最も沢山住む国になっているのです。射殺された警官の一人はイスラム教徒でした。ユダヤスーパーで他の人質をかばったイスラム教徒店員もいます。テロリストとイスラム教徒は厳格に区別しなければなりません。イスラム教の側からも、民主主義と人権について明確な意志が表明されなければならないと思います。個人的には、現在民主化を進めつつあるイスラム教の国々での女性の人権が鍵になってくると思います。」

We are Charlie

風刺漫画週刊誌シャーリー・エブド社が襲撃され、漫画家、編集者、警官合わせて12人が亡くなりました。
我が家の隣の区、友人もなん人か住む地区だったこともあり、大変ショックです。
今夜フランスの各地で追悼集会がもたれています。
事件現場に程近いレピュブリック広場の様子です。
人々は、悲しみに満たされ、とても静かな集会でした。

復活祭は自転車で散歩

パリの復活祭は花曇り。日頃の運動不足解消と、出不精解消をかねて、自転車で散歩をしてきました。昨日はセーヌ右岸を走ってグランパレへ。アウグスティヌス没後2000年を期しての展覧会を見ました。
今日は左岸を遡って国立図書館まで。河畔にテラスカフェが出ていました。整備された自転車道を確かめながら、ゆっくり往復15キロ位走ったでしょうか。
本屋によったり、パリらしいカフェでコーヒーを飲んだりしながら帰ってきました。
自転車道の整備は進んでいるのに、駐輪施設が追い付いていないな、というのが感想。ミュゼや大きなシネコンの回りに駐輪場がないって、エコ交通を目指す市政としては多いに改善余地のあるところだと思います。