アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

PENETRATIONS FROM THE LOST WORLD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「何事も一心不乱にやれば、宇宙の真理を体で感じとることができる」
By 道元

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*おいでよポルシェの森
 納車記念に【ポルシェエクスペリエンスセンター東京(以降PECT)】の無料招待券を受け取って、使用期限が切れる直前に利用したのが、今から丁度1年前の事である。あの時はGT3を楽しむのに精一杯で、且つ何に乗ろうか多いに悩んでたので、結論出すのが遅れてしまったのである(^_^;)丁度サーキット走行のシーズンが終わって、その直後に予約入れたのである:
lionghmd.hatenablog.jp
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余りにも感動して三部作にしてしまったのは、今となっては良い思い出である(笑)911ターボSの余りの完成度に感動してしまい、コレを上がりのクルマ候補にしてしまったほどである。単なる試乗を遥かに超えた体験を、ココPECTでは味わえるのである。

 あの感動から1年、ゴールデンウィークはゲーム三昧で過ごす予定だったワタクシんトコに、件のフェラーリ乗りの先輩から「ウルス買ったぞ~(*´∀`*)b.:゚+♪」って自慢のメールが来て(笑)その2言目に「ヒマでモテないお前の事だから、どうせ予定空いてるんだろ。俺PECT行くからお前も来い」って言われたんで・・・


速攻で「アッハイ、ヨロコンデー!!」と返事してPECT来てしまったのである(笑)先輩もワタクシも体育会系の人間なので、先輩に”来い”と言われて”ノー”と答えられる後輩は存在し得ないのである(爆)


やっぱこういうトコに集まるだけあって、皆拘りのあるクルマに乗ってきてる&街中じゃ偶にしか見かけないポルシェ車も結構来てるのである。


一番ヤバかったのはコレで、何とカルマンギアである( ̄Д ̄;)一番新しいのでももう50年以上前のクルマなんで、ソレだけでももう大変なんだって分かるが、敢えてコレを選んで乗るトコにオーナーのセンスのヤバさが垣間見えてくるのである( ̄▽ ̄;)


多分イベント用が数台&オーナー車が数台ってトコだろうが、こんだけタイカンが集まってるのを見るのはある意味壮観である。


最近新たにプログラムが設けられたGT3RSもこの通りである。ドチャクソ乗ってみたいのは確かであるが、残念ながら4時間プログラムでしか乗れない&値段も40諭吉とドチャクソ高いので、今回は残念ながら断念である (´;ω;`)


遅れて先輩到着である。先輩曰く「カイエンターボSは最高のSUV、もう結構な年数と距離乗ってるが、乗り換える気が全く起こらない」だそうである。あとワタクシが「ウルスってどんな感じです?」と聞いたトコ「意外とフツー。アストン707やカイエンターボみたいな剛性感やパワー感は無いけど楽しい」との事である。

*とびだせポルシェの森
 とまぁこんな感じで、ワタクシ2回目のPECT体験が始まったのである。因みに先輩は今回が5回目で、もう既にPECTの虜になってたりするのである( ̄▽ ̄;)ただまぁ、ココにはそうなるだけのモンが数多くあるのである:


入口の時点で、もう非日常の空気が醸し出されてるのである。


後者は説明するまでもなく過去にWECで3連覇したマシンであり、前者は現行のマシンである。前者は未だル・マン優勝はしてないが、今年のポルシェは調子良いんで、来月の半ばにはひょっとしたらひょっとするかもなのである。


ポルシェのフォーミュラeマシンである、何が興味深いって、タイヤである。フォーミュラeのタイヤって市販車のソレを使っていて、そのタイヤがハンコックなのである。サイズは前255&後315で、GT3やターボと同じサイズなのである。多分コレがリアエンジン車の最適解の一つなのであろう。


初代911(901型)であり、俗にナローと呼ばれてるヤツである。両隣の992タルガ&992ターボSと比べると、何故ナローと呼ばれるのかが実に良く分かるってモンである。でもってコレは1967年製、つまり57年前のクルマである( ̄▽ ̄;)57年前のクルマでこのスペックなのだから、流石ポルシェと言うべきであろう。


でもって奥の方ではご覧の通り、ガラス張りのピットにて走行車両のメンテが行われているのである。奥の方に見えるタイヤのデカさ太さが、何ちゅーか高級車らしさを感じさせるのである(^_^;)


でもって更に奥の方にはドチャクソ太いタイヤがあるが、恐らくGT3RSのリアタイヤ(335/30R21)であろう( ̄▽ ̄;)フロントタイヤ(275/35R20)と合わせて交換すると一体いくらになるのか興味を持ったのだが、知ったら愕然とするだろうから止めといた次第である(笑)


オシャレなカフェにある雑誌も、当然場の雰囲気に合ったモンが備え付けられてるのである。一応周りを見てみたのであるが「巨人○×、二軍落ち」とかいう見出しのスポーツ新聞は何処にも無かった次第である(笑)


子供のプレイルームの本ですら、この様に拘り抜いてるのである。一応探してみたのであるが、飢えた人にテメェのツラを食わせる菓子パン野郎の本は一冊も無かった次第である(笑)


あとはまぁ当然っちゃ当然だが、こういうトコ来る人は身形から簡単に分かるように、ソレなりの地位とカネのあるだろう紳士淑女ばかりである。国産ディーラーによくいるようなプリンみたいな頭をしてクロックス履いたニッポン人なのにニッポン語をロクに喋れない輩は何処にも居なかったのである(笑)


その魅力に抗えなくて、ターボナイト仕様のクレストキーリングを買ってしまった次第である(笑)やっぱ何ちゅーか、上りのクルマはターボナイトのターボSにしたいと一層思うのである。


ホントはターボナイト色のサーモスマグやミニカーも欲しかったのであるが、こっちはギリギリで理性が持ち堪えた次第である(笑)何せこっちはキーリング以上に使い道がないので、少なからぬカネのムダ使いをするトコだったのである(^_^;)


あとPECTは基本的にキャッシュレスなんで、カード持ってないと一切の買いモンが出来ないのである。まぁポルシェからすれば「ココはカードも持てないような身分のヤツが来ていいトコじゃねーんだよ(*゚д゚) 、ペッ」って事なのであろう(笑)ワタクシは数年前からキャッシュレス生活に移行してたんで、ソコんトコ問題無かった次第である。

*あつまれポルシェの森
 そうやって色々楽しんでる間に時間が来てしまったので、残念ながら本番へと移った次第である。今回ワタクシがPECT来たのは乗りたい車種があったからというのもであるが、シミュレーターで練習がしたかったからである。将来もてぎを走る事を本格的に考えてるので、そのシミュレーションをする為である。実際の感覚は無かったとしてもブレーキングポイントは大まかに分かるので、ソレだけでも十分だからである:


今回はVRにチャレンジした・・・のであるが、最初のコーナーでいきなり3D酔いしてしまい、開始から1分で呆気なく断念した次第である(笑)元々FPSでも3D酔いするからイヤな予感はしてたが、やっぱその通りになってしまったのである( ̄▽ ̄;)


でもって、結果もこの通り出てくるのである。もてぎロードコースで、クルマは991GT3RS。ワタクシが実際走るコースと実際に乗るクルマに近い形でのシミュレーションをしたのである。丁度インストラクターさんにもコース攻略のアドバイスを貰えたので、その機会があれば存分に活かしてみたい次第である。先輩もお気に入りのインストラクターさんと熱心に練習してて、ワタクシもウカウカしてられないなと思った次第である。


シミュレーターでタップリ練習した後は、お待ちかね昼メシの時間である。今回は前のようなコース料理ではなく、ビュッフェ形式である。ココのメシはマジで美味いので、もしロンマニアの方がココを訪れたら絶対に食すべきである。どんだけ美味いのかと問われたら「悪食大王の名を欲しいままにするワタクシですら美味いと感じるほど」と伝えておく次第である(笑)

 さて昼メシ後は待ちに待った体感の時間である。多分少なからぬロンマニアの方々が「何故90分乗るだけなのにこんなに高ぇんだよq(゚д゚)pブーブーブー」って感じるだろうが、真にクルマを走らせるのが好きならば「90分も乗れるんだったら寧ろお得」って感じる筈である。さて肝心の車種であるが:

残念ながらヒ・ミ・ツ (はぁと)である(笑)言えるのはポルシェというスポーツカーに特化したブランドの真髄を知る上で、ターボやGT3と並んで味わっておく価値のある車種であり、先輩からも「乗ってみな、飛ぶぞ」とまで言われた車種である(爆)PECTネタやポルシェネタは言いたい事が多過ぎて、まとめるのが非常に難しい。改めてそう思う今日この頃であった。

THE ALGORITHM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「指をさして人を非難する前に、君のその手が汚れていないか確認するんだ」
By ボブ・マーリー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*人生折り返しの恐怖
 小耳に挟んだ話、老化ってのは徐々に起こるのではなく「34歳」「60歳」「78歳」でガクンと下がるんだそうである。確かにスポーツ選手が衰え始めるのも大体30代半ばだし、有名人の死亡記事とかの「享年〇〇歳」って60歳前後、78歳前後が多い気がしないでもないのである。ワタクシも歳取ったから分かるのであるが、40過ぎると体力も集中力も落ちるし、ケガや病気もし易くなる&治り難くなるのである(´ヘ`;)そして同窓会の名簿等を見たりすると、何時の間にか鬼籍に入った同期や先輩後輩が居たりするのである(´・ω・`)

youtu.be

 ワタクシもこの年になると、千利休が言ってた「一期一会ガー」の真意が身に染みて分かってきたのである。ガキの頃好きだったタレントやマンガ家やスポーツ選手なんかの訃報を目にする機会は増えるし、知人や友人が癌や脳梗塞になったりするし、上記にあるように居なくなった先輩や同期や後輩も出てくる。だから人に会う機会があったら積極的に会って、コレが最後だと思って悔いを残さないよう一生懸命向かい合うのである。ワタクシにとってソレが相手との最後の出会いになるかも知れないし、相手にとってソレがワタクシとの最後の出会いになるかも知れないからである。

サバゲーフィールドで一期一会
 ワタクシが茨城に越してから通ってるサバゲーフィールドがあるのであるが、早いモンでソコももう14周年だったりするのである。地元密着型の個人フィールドだから昔馴染みの常連がメインで、ワタクシも何時の間にか1周年記念からずっと通ってる常連だったりするのである(^_^;)そして14周年となると、そう、ワタクシ含め皆も良い歳したオッサンになっていくのである(´・ω・`)


そんな良い歳こいたオッサン共が年甲斐無く、こうしてオモチャの鉄砲で撃ち合って遊んでるワケである(笑)


ただオッサンになると鉄砲にかけられるカネが若い頃と比べ飛躍的に上がるんで、動きは鈍くなるが味わいは深くなっていくのである(笑)


コレが以前ネタにした【NBORDE KAC SR-16E3】とINFINITYシステムを組み込んだトレポンである。コレの何がヤバいって、コレ1本に軽自動車1台買えるだけのカネが掛かってるって事がである。フレーム上下と組み込み調整だけで60~70諭吉であり、しかもコレはフレーム上下とアウターバレル以外は全て実物なのである。上に載ってるスコープとマウント、ハンドガードにストックにグリップ等々、プレミア価値が付いてしまった今、ワタクシも全く想像付かないのである(´ヘ`;)

 ただ「じゃあフェラーリランボルギーニみたいに”価格は軽の10倍以上するけど、性能も10倍以上さから無問題”なのか?」と問われたら「フツーのエアガンと大差無い」が答えになってしまうのである( ̄~ ̄)昔はトレポンの剛性とレスポンスが唯一無二だったのであるが、今じゃ周りが進化してしまったからである。その10倍以上の価格差を一部のマニア以外にもどうやって納得してもらえるか、ソレが今後の課題であろう:


まぁそんな小難しい事はトレポン界隈の中の人が必死こいて考えれば良い事であり、ワタクシみたいな部外漢は余計な事は考えずにサバゲーして、美味そうなメシとスイーツに舌鼓を打ってればいいのである(笑)ただやっぱワタクシの元に入ってくる声は「トレポン良いんだけど高いんだよねぇ(´ヘ`;)」が多いので、やっぱソコんトコ何とかすべきではないかと思うのである。

*今年の生存確認、終了
 というワケで、今年も常連の皆の顔を見れて満足である(^-^)取り敢えず皆元気でやってて、いきなり居なくなった人も居なかったので、ソレだけでも大満足である。まぁ5月に入ってそろそろ暖かくなり始めたんで、ココ数年マトモに行けてないサバゲーにもちょくちょく顔出すようにしたい次第である:


最後は毎度お馴染みのジャンケン大会にて無事終了である。1周年目の時に19のガキだったヤツが今は33になって、しかも妻帯者になってたりするんだから、時代の流れは早いモンである。ワタクシは1周年の時と変わらず独りモンであるが、まぁソレは置いとくとしようジャマイカ(笑)

 ただ改めて思った事が「コロ19を境にしてサバゲー環境が一変してしまった」って事である。元々10年代半ばから陰りが見えてきたサバゲーブームであるが、コロ19のパンデミックで大打撃を受けてしまったって感じである。フィールドやショップがドンドン閉鎖していって、有名なパーツメーカーも次々と消えていって、正直この先どうなるかはマジで分からんのである(´ヘ`;)でもまぁサバゲーそのものはずっと昔からあって、バブル崩壊した後も何だかんだ続いてたので、このコロ19云々が来ても何だかんだ細々とやってけるんじゃないかとも思う今日この頃であった。

CRAZY EYES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「世界史とは、自由の意識の進歩以外のなにものでもない」
By ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

スマホが変えたクルマ界隈
 スマホほどクルマの在り方を一変させたシロモノは無い、ワタクシはそう思う次第である。スマホが無かった時代はクルマのあらゆる機能は独立して機能してて、しかもスタンドアロンで動いてたから、とにかく管理が面倒臭かったのである(^_^;)


例えばカーナビ1つとっても、データ更新する為にゃ内蔵HDDを抜いて、ソレをメーカーに送って書き換えてもらわなきゃならんのである。更新には7~10日かかり、当然だけどその間カーナビは使えないのである。画像が汚いのは、ガラケーで撮ったのをムリヤリ拡大したからである(笑)この頃はガラケー全盛期でネットもまだ黎明期だったので、クルマとネットは繋がってなかったのである。

 ソレから20年経った今、電波環境は3G→4G→5Gと進化して、ガラケーからスマホにケータイの主流が変わって、クルマもコネクテッドカーが主流になりつつあるのである。最早小型パソコンと言っても過言ではないスマホだからこそ、出来る事は大幅に増えたのである。ワタクシが知る限りでも、スマホ1つあればこんだけの事ができちゃうのである:

  • カーナビ
  • レーダー探知機
  • スマートキー
  • 車内リモートフォン
  • リモートスターター
  • 油温水温等のモニター
  • オーディオ音源
  • データロガー
  • 車両追跡機能
  • 車載カメラ

パッと思い付くだけでも、こんだけの事がスマホ1個あればできてしまうのである。今後、スマホで出来る事は更に増えていく事であろう。ワタクシが旧車に興味が無い理由がコレであり、不便なクルマに戻る事は最早耐えられんのである(笑)

*iPodって何ですか?
 という類の話を、ワタクシは最近クルマ買ったばかりだという20代前半の職場の若い子(因みにZN6乗り)としてたのである。ワタクシが今だけでなく昔にも水平対向エンジン車に乗ってた事で話が弾んで、GDB時代の各種昔話をして、その中で音楽再生云々の話になった時、ワタクシが「昔はiPodを音源にして云々」って言ったら、ソイツが「iPodって何ですか?」と真顔で聞いてきたのである( ̄Д ̄;)


GDB時代とかMY08R35乗ってた頃とかは、こうやってiPodを音源ソースにして、カーナビのAV端子入力を通じて車載スピーカーで音楽を鳴らしていたのである。一度にン千曲もこの小さなデバイスに収録できたので、CDやMDを使うよりも遥かに効率が良かったのである。

 でもまぁ良く考えてみれば、iPodの最終型が発売されたのが今から15年前で、ソイツはまだ小坊だったんだから、iPod知らなかったとしても納得できてしまうのである(^_^;)ワタクシは元々音楽好きで、遠出する時はカセットやCD-RやMDとかで自作のベスト版作って持ち歩いてたのである。だからiPodが登場した時、ワタクシは「音楽プレイヤーの一大革命だッ!」って即座に理解し、Windows対応が出来るようになってから速攻で買ったのである:
youtu.be
今までカバンのスペースに限りがあって持ち運べる量が決まってたCD-RやMDとは違い、コレならばワタクシの所有してる全楽曲を小さな機械に全て収録できてしまうのである。コレが革命でなければ、この世に革命なんて存在しないのである。

 だからクルマで聴く音楽も、必然とiPodを音源とするようになってたのである。幸いにも車載の為の各種アクセサリーは純正社外共に豊富にあったので、ソコんトコ困る事は無かったのである。例えばMY08R35の場合はこんな感じである:

本体はココに配置して、目線をあまり動かさずに再生や早送り等の操作をし易くしてあるのである。


センターコンソールにシガーソケットがあるんで、ソコまでコードを引っ張ってくのである。


助手席の足元からAV入力端子が出てるので、ソコに繋いで音を出すのである。配線が汚くて大変アレであるが、生憎ワタクシにはDIYで配線を埋め込む技術もセンスも無かったからしゃーないのである(笑)FMトランスミッターとか使えば楽になるのであるが、FMトランスミッターはノイズが入る上に音が不安定なのである(^_^;)


最初の2年ぐらいはiPod使ってたのであるが、その後スマホの進歩によりiPodに収録してた全楽曲を収録できる程容量がデカくなったので、あの汚い配線は全部外してBluetooth接続にした次第である(笑)


初期型のR35はiPod対応してなかったから曲題は表示されなかったけど、MY11以降は対応するようになったので、R35NISMOからはこの様に曲題がちゃんと出るようになったのである。以降、iPodスマホに取って代わられてしまったのである。

*グッバイiPod、フォーエバーiPod
 といった感じに、昔のクルマって色々大変だったのである(^_^;)ただソレでも当時はソレが最先端だったんで、ワタクシは嬉々として色々試しては楽しんでたのである(笑)ただ今の便利さを知ってしまった今、最早昔には戻れないのである:


今のGT3はコネクテッドカーなんで、車体は常時ネット接続されていて、ナビだけじゃなくあらゆるシステムがリアルタイムで自動的にアプデされるのである。あとスマホ接続も大前提として行われてるので、納車した時からスマホ経由で音源に繋がってるのである。だから最初からCD挿入口なんて存在しないし、あるのはUSBコネクターのみである。


レー探ドラレコもポルセン側が用意してくれてる→ちゃんと綺麗に処理してあるので、配線の汚さとは全然無縁である(笑)確かに至れり尽くせりで便利だし綺麗なんだけど、何処か楽しさに欠けてる気もしないではないのである(^_^;)まぁコレも時代の変化かなと思う今日この頃であった。

THE SUN COMES OUT TONIGHT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「弱者達の貧血している生活は、神の信仰を必要とする。だが、太陽と生命を自己の内部に有する人は、自己以外のどこに信仰を探しに行くことがあろうか」
By ロマン・ロラン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*ブランドの利用法
 どんなモンでもそうであるが、余裕があるんだったら良いモンを買うべし。他のロンマニアの方々はどう考えてるかは知らんが、ワタクシはそう考えてる次第である。ちゅーのも良いモンを使ってたり身に付けてたりすると、同じレベルの人が寄ってくるようになるからである。分かり易いのがフェラーリであり、フェラーリ乗ってるヤツってのは最低でも年収1200諭吉は超えているのである。そんだけ稼げる人材は大概ハイスペック人材であり、そういう人等と人脈を作る事で色んなチャンスが舞い込んでくるようになるからである。

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 ココで重要なのは「ムリして手に入れない事」である。ムリして手に入れても維持費等で経済的に摩耗するし、万が一への不安感から精神的にも消耗するのである。そして肝心な事は「ムリしてる事は意外と傍から見れば分かる」って事である。当然、そんな何時何処で果てるか分からんような限界野郎と仲良くなりたがるヤツなんか居ないのである。良いモンを手に入れる時は、ソレをムリなく維持できると感じた時だけである。リセールを気にする事無く運転を楽しめて、傷や故障を笑い飛ばせるようでなければ、そのクルマには乗るべきではないのである。

*ワークス系アパレルに御用心
 小耳に挟んだ話「ディーラーやメーカーにとって一番厄介な客は?」の答えは「NISMOとか無限とかSTIとか、そういったワークス系のグッズを身に付けた客」なんだそうである。曰く「型落ちの中古スポーツモデルか、ワークス名を冠した一番安いグレードにしか乗ってない→カネ持ってないくせに蘊蓄や熱量だけは異常に高い」「お客様相談センターに長電話したり、ディーラーで延々とメーカー愛や名車復活要望を長時間語る」だそうである( ̄▽ ̄;)ワタクシも元GDB乗りだったんで、何ちゅーかスゲェ心当たりがあったりするのである(笑)

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 ワタクシも同類なんで、スゲェ気持ちは分かるのである(笑)スポーツカーやワークスの持つブランド力や個性に憧れるのもあるが、一番はやっぱり「この類のチー牛や弱者男性でも買える価格帯のクルマだから」なのである。そういうヤツ等が買える価格帯で、そういうヤツ等が「ソレを所有する事で”分かってる目覚めた人間”になれるッ!他の凡俗共と俺は違うんだッ!」って気持ちになれるんだから、そりゃそういうヤツ等が集まってくるに決まってるのである┐(´∀`)┌そう国産車メーカーのスポーツカーやワークスブランドってのは、いわば弱者男性ホイホイなのである。

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 ニッポン人の平均年収が約420諭吉で、ソレより少し安くてもオタクって基本独りモンでファッションや人間関係にカネ使わんから、残クレ等を上手く使えば600諭吉前後のクルマでも何とか買えちゃうモンなのである。ワタクシもGDB時代、結構な数の変なヤツを目にしてきたし、ソレ由来のトラブルにも巻き込まれた事だってあるのである(;´Д`)まぁワタクシも人の事は言えないからアレなのであるが(笑)ただコレ等が良い意味でも悪い意味でも教訓になった事は間違いないのである。だからND買ってからもうすぐ9年経つが、ミーティングの類に一度も行った事が無い理由がソレなのである(爆)

*階級社会のススメ?
 ワタクシがそういうトラブル塗れのGDB時代を経てR35乗りになった時、真っ先に感動したのが「うおぉぉぉぉッ!R35界隈には変なヤツが居ねぇッ!」って事なのである(笑)R35乗りになってから色んなイベントやミーティングに顔を出して、色んな人と知り合いになったが、一番変なヤツは恐らくワタクシ自身であろう(爆)確かにチー牛っぽいヤツは何人か居たが、そういうヤツ等は基本的に平均年収の高い「高スペックなチー牛」なので、非常識な行動はしないし話も通じるのである。GDB時代と比べ出会う人のレベルも上がったので、ワタクシとしても得るモンが数多くあったのである。

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 何故欧米とかの階級社会で、階級毎に行く店や乗るクルマや通う学校が違うのか、何故皆必死こいて上の階級へ行こうとするのかって、つまりそういう事なのである。上へ行くと更なるチャンスが得られるのもだけど、ムダなトラブルを減らせるという意味もあるからであり、所謂生存本能から来てるのである。でもって今、R35からGT3に乗り換えてもうすぐ2年であるが、そのブランド力の凄まじさを現在進行形でワタクシは味わっているのである( ̄▽ ̄;)人生、ケチっても良い事は無く、保険よりも博打したほうが長い目で見てプラスとなる事を再認識した今日この頃であった。

THE TROUBLE WITH ANGELS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「真友たりとも、淫乱雑談なすべからず。もし人、申し掛けば、目立たざる様にその座を立つべし」
By 武田信繁

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*和製スーパーカー時代への投資
 R35界隈では「水野和敏氏が秘話中の秘話を書き示した本が22.5~27.5諭吉で発売される」って事で盛り上がってるが、やっぱ何だかんだ言っても水野氏の時代には夢があったのである。R35をキッカケにニッポンにスーパースポーツカー文化が芽生えて、10年後20年後にはイタリアのようなスーパーカー大国にニッポンはなれるかも知れない。そんな夢があったからこそ、未来への投資としてR35を購入した。ワタクシ以外にもそんなヤツが多かったんだと思うのである:
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余程の出羽守野郎だとか成り上がりモンとかでない限り、ニッポンで成功した人間はニッポンという国に対する愛国心があるのである。そしてその愛国心は「国産メーカーからも欧州スーパーカーに匹敵するようなモンを出してほしい」って望むのであり、だからこそR35誕生時には多くのクルマ好きが水野氏が示す可能性に賭けたのである。

 でもって結果は残念ながらニッポンにスーパーカー文化は芽生えず、R35も来年には生産終了し、次期型の予定も全く立たないままである(´・ω・`)上手く行かなかった原因は色々考えられるけど、一番はやっぱ「日産(及び他国産メーカー)に赤字垂れ流してでもスーパーカー文化を創り出す気概が無かった」に尽きるであろう。その真逆がレクサスで、レクサスはあのリーマンショックが来た時でさえ、躊躇わず予定通りに突き進んでいってたのである:
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2005年にニッポンに上陸して、上陸してから十ン年ずっと赤字を垂れ流して、黒字になったのがつい数年前。ソコまでやったからこそ、レクサスはニッポンに高級車文化を定着させる事ができたのである。だから日産も赤字垂れ流してR36、R37と作り続ける事ができていれば、ニッポンにスーパーカー文化を芽生えさせることができた可能性があったと思うのである。

*自由席は自由に非ず
 話は変わって、何だかSNSじゃ「自由席の隣が云々」で侃々諤々やってるっぽいのである。何だか「特急の自由席で他の席が空いてるにも関わらず、オッサンが敢えて女性の隣に座ってきた云々」って話らしいが、ソレに対するワタクシの見解は「世知辛い話だけど公共交通機関、特に自由席なんてそんなモン」といったトコである。公共交通機関の問題は何って「不特定多数を拒絶できない」に尽きるのである。たとえどんなにキモいヤツが同じ空間に居たとしても、ソイツが違法行為や主権侵害をしてない限り、ソイツを拒絶する事はできないのである。

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 電車、特に自由席が安いのって、つまりそういう事なのである。ヤバいヤツに絡まれるリスクを請け負う事で、移動に掛かる費用を抑えているのである。良いか悪いかではなく、支払ったコストに対する代償ってヤツなのである。確かに常識やモラルってヤツは重要であるが、でもソレを強要する事は誰にも出来ないのである。残念ながらソレが自由社会ってヤツであり、資本主義社会ってヤツなのである。だからイヤなヤツに絶対に隣に座られたくないのであれば、追加料金出して指定席やグリーン車に行くしかないのである。

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 ワタクシはこういうレベルの低い客に絡まれる可能性を減らしたいからこそ、長距離移動は飛行機を使うのである。飛行機は全席指定だし、CAはじめスタッフがちゃんと監視してるし、移動時間も短くなる分だけ変なヤツに絡まれる可能性も減る。だからファーストクラスという商売方法が成り立つし、大カネ持ちはプライベートジェットやスーパーヨットなんかを所有してたりするのである。ソコまでカネを払ってでも、人間というナマモノは自由を渇望するのである。世知辛い話ではあるが今の時代、特に先進国においては、水と安全と自由はカネで買うモンなのである。

*最もバーゲンセールな自由
 以前ワタクシは「クルマを買うという事は、ソレ即ち自由を買うという事」といったが、つまりそういう事なのである。この場合自由ってのは「行きたい時に行きたいトコへ行きたいルートで行ける」だけじゃなく「不特定多数による望まないトラブルからも解放される」って意味も含まれるのである。確かに維持費や税金などのカネもかかるし、交通事故等のリスクもある。でも「イヤなヤツが隣に座る可能性を排除できる」「座って欲しい人を選んで座ってもらう事もできる」って自由度の前には、そのリスクも霞んでしまうのである。

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 以前から言ってる事だが、人間というナマモノの歴史は利便性追求の歴史であり、利便性の為ならば人間はリスクを克服する方向に努力するのである。だからワタクシも「クルマはムダ遣い」「各種リスクが割に合わない」って言われても「ムダ遣いしてる以上に稼げばおk」「死ぬほど準備して気を付けて乗るから無問題」と答える次第である(笑)どんなに賢くて正しい事を言ったとしても、ソレが自由ではなく束縛を求めてるのであれば、ソイツは単なる奴隷なのである。人間ならば自由を求めるべきだと再確認した今日この頃であった。

ANTHEMS FOR THE DAMNED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「科学に相応して、慈愛、同情、平和、そして愛が増さなければ、科学そのものは、人間の生活に威厳を与えているもの、なんとか生きてゆけるようにしているいっさいのものを、破壊しかねない」
By ウィンストン・チャーチル

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*新・セダンはオワコン
 今の時代、セダンはもうスポーツカー同様、趣味車やステータスシンボルとしての意味合いの方がデカいのである。セダンの従来の役割はもう殆ど全てSUVに取って代わられてて、セダンのSUVに対する利点は「走りの良さ」だけしかないが、ソレも相当な高速域での話である。アウトバーンを走るなら兎も角、速度制限が130km以下の国では違いは殆ど分からんのである。だから【レガシィが遂に生産終了になる】ってニュースが流れてきても「知ってた」としか言えんのである。ブランド力の無い中途半端なセダンは、残念ながら存在意義を認められていないのである。

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 ワタクシがGDB乗ってた頃は、レガシィはインプと並んでスバルの二大看板だったのである。アレから十ン年、まさか二大看板が両方とも消えるだなんて想像すらできなかったのである( ̄▽ ̄;)でもって改めて思うのが「今後スバルは何売ってくんだ(´・ω・`)」って事である。記事では「今後SUVとEVに注力していく」って書いてあるけど、ソレって典型的な低迷ブランドの方針転換だからである。スバルのSUVってフォレスター以外パッとしないし、EVの実績もスバルにゃ無い。こう書くと「スバルらしい走り」とかいうレスが付きそうだけど、ンなモンがあるんだったらレガシィは無くならないのである。

*10年前の後悔
 今ではつくば市に移転して我が家からのアクセスも容易になったポルセンであるが、数年前までは「ポルシェセンター水戸」って名前で、所在地はひたちなか市だったのである。そのポルセン水戸に、昔1回だけ行った事があるのである:

2013年の11月だから、丁度10年半前の話である。当時ワタクシは最初のR35(MY08プレミアムエディション、当時868諭吉)に乗ってて、次のクルマを何にしようか考えてて、その一環としてポルセン水戸に行ってみたって話である:


991カレラ2と981ケイマンに運良く試乗させてもらって、コレがワタクシが初めてポルシェに乗った瞬間である。初めて乗った感想は「思ってた以上に乗り易い」って事である。R35でパワーのあるクルマの扱いに慣れてた&本格的なスーパースポーツを知っていた事もあって、運転するのは意外と簡単だったのである。
lionghmd.hatenablog.jp
lionghmd.hatenablog.jp
コレがその当時のブログである。試乗記はココにあるんで、今回はソコんトコ省略である。今考えると、やっぱR35の影響力は絶大だったと思い知らされるのである(^_^;)もしGDBでポルセン水戸に訪れていたら、間違いなくぶぶ漬け出されてた事であろう(笑)

 2台の試乗を楽しんで、担当と話をして、そんで何と991.1型ターボの見積もりまで出して貰えたのである。そしてソコで聞いた話が「今オーダーしたら納車は1年ぐらいになる」って事だったのである( ̄Д ̄;)ポルシェ買った事のあるロンマニアの方ならば、コレがどんだけヤバい事かお分かり頂けると思うのである。ちゅーのも今「911ターボを」「売って貰えて」「1年で納車」なんて、余程の上客じゃなきゃムリだからである:

そんな千載一遇の大チャンスを、この値段見たワタクシは思わずビビって引き下がってしまったのである(笑)10年前とはいえ911ターボをこの値段で買えるだなんて、今となってはあり得ないからである_| ̄|○諺で言うトコの「後悔先に立たず」「覆水盆に返らず」とは正にこの事である(~_~;)

 何せ上記にあるように、今まで乗ってたクルマが868諭吉だったから、その2倍以上の金額を突きつけられたらビビるに決まってるのである(^_^;)ンで、991.1ターボの最高出力は520馬力だから、コレもワタクシが躊躇った理由である。当時筆頭候補だったR35は素が550馬力で、NISMOが600馬力。ンでもって値段もこんな感じである:


上がブラックエディションにOP諸々を入れた価格、下がNISMOの価格である。より値段が安く、よりパワーがあり、何より使い勝手をこの上なく熟知してる。もうこの時点でR35NISMOを選ぶことが決定したのである。でもってその後、半年で納車の筈が1年3ヶ月待たされたのであるが、ソレはまた別の話である(笑)

*おいでよポルシェの沼
 そのポルセン水戸がつくば市に移転したのが、ワタクシが訪れてから2年後の事である。ソコから更に時が流れて、今から4年前、もう結構乗り込んでいてボロボロだったR35NISMOの次を探していたワタクシが、ひたちなか市からつくば市に移転したポルセンへ訪れる事となったのである:


そんで前回と同じように911(992型)とケイマン(718型)に試乗させてもらって、コレまた前回と同じように911ターボの見積もりも取って貰ったのである。今回も前回と同じように試乗させて貰えた&見積もりもして貰えたって事は、つまりそういう事だったんだなぁって思うのである(^_^;)クルマも素からNISMOにレベルアップしてたんで尚更であろう。

 あとはロンマニアの皆様も知る通りの結末である。従来モデルまでは無かった右ハンドル設定が、992からは用意される事が明らかとなったため速攻で決断し、ポルセン側も枠をくれる事になったのである。今回は対抗馬となるR35の次期型や新型が無い&前回に後悔したので、迷う余地は無かったのである(笑)


こうしてワタクシは10年越しに「ポルシェ911のオーナーになる」という夢を叶えたのである。でもって以前から何度も言ってる事であるが、R35はポルセンでも一目置かれていて、R35乗りは911乗りと同格扱いになってるのである。ワタクシ以外にも多くの「R35難民」がポルセンを訪れケイマンや911のオーナーになってるんで、ワタクシはサブタイの言葉をR35難民なロンマニアの方に送らせて頂く次第である(笑)次は何になるか現時点では全く白紙であるが、ただ何となくどうなるかはイメージできてしまう今日この頃であった。.

THE AMALGAMUT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「成長カーブというのは、成熟しちゃったら終わりだと思われているよね。でも、ここで頭を使うと面白いことが起こる。商品にしても事業にしても、成熟期というのは、じつは次世代のはじまりなんだ。革新を起こすには最適な時期なのさ。」
By 神田昌典

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*買いますか?買いませんか?
 何だか水野和敏氏が【凄そうな本を出すっぽい】のである。水野氏の著書は今でも結構出てる&ワタクシも何冊か読んだ事があるのであるが、今回のは色んな意味でヤバいのである。何がヤバいって、先ずは値段である。素バージョンが22諭吉、冊子付特別バージョンが27.5諭吉である。紙本なんて2諭吉でも全然高いのに、なんとその10倍である( ̄Д ̄;)小耳に挟んだ話「かなりヤバい内容」らしいのであるが、流石に高過ぎるのである( ̄▽ ̄;)もしコレに今までどのメディアに出てこなかったカルロス・ゴーンのヤバい暴露話が出てくるなら話は別であるが、ンなモンは無いであろう(笑)

youtu.be

 ワタクシはこの2人とはリアルでちょくちょく出会ってる&インタビュー場所も思いっきり馴染み深いせいか、何ちゅーか特別感があんま感じないのである(笑)でもってロンマニアの皆様の関心は「この本買う?」だろうけど、ワタクシの答えは「ワタクシは2人を裏切って天敵側に就いた超御法度野郎なんで、その資格が無い」である(爆)というワケでR35属性のあるロンマニアの方々には頑張ってこの本を購入して、その内容をDMなり何なりでワタクシに教えて欲しいのである。そうすれば、ワタクシが見事なブログネタに仕立ててあげる所存である(核爆)

*十四つ子の魂百まで
 古人曰く「人間は18歳にまでに受けた影響諸々で今後の人生が決まる」んだそうである。人生観やモノの考え方、あと仕事や趣味等にもである。同様の意味で「14の頃にハマった音楽はその後一生聴く」ってのがあるが、コレもマジだとワタクシも実感してるのである。ワタクシが音楽を聴くようになったのも14歳の頃で、ボン・ジョヴィの「New Jersey」がワタクシが人生で最初に聴いたロックアルバムである:
youtu.be
今まで本格的に好きになる音楽は無かったのであるが、コレを聴いたのをキッカケに「ワタクシは今後一生HR/HMを聴いていくんだッ!」って確信してしまったのである(笑)ソレが大体1990年頃であり、ワタクシの音楽の原点がこの年であり、起点となる音楽ジャンルはHR/HMなのである。

 今はもうボン・ジョヴィは殆ど聴いてないが、ソレでも「HR/HM及び当時の主流だった音楽ジャンルが好き」って根本の部分は今になっても変わらんのである。新しいモンや古いモン、他ジャンルの音楽も聴いたりはしてるのであるが、結局最後は80~90年代のハードなロックに戻ってきてしまうのである(^_^;)ワタクシの場合、こんな感じである:

  • 10代:ハマりまくって音源と知識を漁りまくって、マニアックな知識や最新の音源探しなどに躍起になり、とにかく幅を広げようとする。
  • 20代:一通り音源と知識を漁った結果、自分の方向性が定まってくる。音源や知識の新規開拓は続くが、同時に名盤や大物の見直しも始まる。
  • 30代:惰性で新規開拓はするが、新たに好きになる事は滅多に無い。仕事が忙しくて時間も少ないため、名作や大物の作品が選ばれる。
  • 40代:昔の同ジャンル他バンドの名作だとか、昔のバンドの新作だとか、そういうのしか聴かなくなる。

音楽に限らず、趣味って大体こんな感じであろう。何故こうなるって、30年経つと世代が変わるからである。そして世代が変わると、根本にある人生哲学も変わってくるのである。そうすると同じような音を鳴らしていても、何ちゅーか魂が共鳴しなくなるのである(^_^;)そう、所謂ジェネレーションギャップってヤツが生じるのである。

 多分ワタクシ以外にも「何故ロックバンドって70代のジジイになっても続けていたり、昔のバンドの再結成が相次いでたりするんだ?」って疑問を抱くロンマニアの方は少なくなかっただろうと思うが、答えは「同世代がソレを求めてるから」である。同じ世代がその後もずっとライブに来続けてるんだから、演奏する方も演り続けてるのである:
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やっぱ世代が同じだと、抱えてる葛藤だとか喜怒哀楽の方向性だとか、そういうのが似通ってきて共感し易いのである。古いミュージシャンが新しい音をやっても、根本にある精神性が同じなら共鳴できてしまうのである。昔のような音を演る若いバンドに中々共鳴できないのは、つまりそういう事なのである。

*プラスマイナス15年の法則
 そう、世代交代って大体30年前後で行われてるのである。だから自身が何かにハマり始めたモンの全盛期を起点にして、ソコから±30年が興味の最大半径なのである。ただ実際はソコまで幅広く好きになれる人は居ないんで、大体直径30年ぐらいである。例えばワタクシの場合、起点がボン・ジョヴィで、ボン・ジョヴィの全盛期が80年代後半だから、ソコから±30年として一番古いので70年代前半&一番新しいので00年代前半。でもってワタクシのiTunesを調べてみると、やっぱワタクシの好きなミュージシャンは80年代~90年代が75%ぐらいで、70年代後半と00年代前半が22%ぐらいで、他は3%ほどしかないのである。

youtu.be

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 ワタクシ的に言えば、60年代以前の音楽は「ジジイの音楽」であり、10年代以降の音楽は「ガキの音楽」なのである。無論YouTube等で聴いてみたり、ストリーミングで試しにDLしてみたりするし、時々良いなと思うモンはあったりするのであるが、やっぱハマらんのである( ̄~ ̄)逆に興味範囲内のミュージシャンは知名度も実力もショボいソレであっても、何故だかシックリ来る事が多いのである。クルマなら速さと性能でジェネレーションギャップを強引に埋める事ができるが、音楽はソレが出来ない。改めて年は取りたくないと思う今日この頃であった。.