アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MAGIC

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「2年間他人に好かれようと努力するよりも、2ヶ月間他人を好きになった方が、ずっと多くの友人が得られるだろう」
By デール・カーネギー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*神様が見てるトコ
 故スティーブ・ジョブズ曰く「人間の目に見えないトコでも神様は見てるんだから、決して手を抜くな」との事であるが、ワタクシはココに高級ブランドとそうでないブランドの違いがあると思うのである。実際アップルは高級ITブランドになったし、やっぱジョブズは正しかったのである。そう思ったのはSNSのトピックに「ランクル」が出てきた時「まさかアレかぁ~(´~`)」と思ってたのだが、やっぱアレだったのである('A`)
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トヨタのセキュリティーの何がアレって、レクサスと共有してる事がである。でもってセキュリティー含めこういう目立たないトコで手抜きをするから、レクサスは何時まで経ってもドイツ高級ブランドに並び立てないのである┐( ̄ヘ ̄)┌ベンツやBMWなんかは簡単に破られないように専用の独自OSまでも作って、すんごいカネ掛けてセキュリティーシステムを構築してるのである。取り敢えずワタクシの提案としては:

  1. スマートエントリーの無効化
  2. PINコード+αの採用
  3. 整備モード及び緊急モードの排除

緊急でこの3つの内2つを装着する事である。巷で話題のCANインベーダーとかゲームボーイとかは何の為にあるって、上記③を誤作動させてキー無しで操作できるようにする為にあるのである。このモード、本来は災害等でオーナーやキーが無い場合にJAF等が緊急で動かせるように敢えて設定してあるのであるが、ソレを悪用されてるのである。

 因みに欧州車の場合、外部から接続する方法は徹底的に封じてあるのである。災害時にはEU各国の軍警察で管理されている、EUで生産された全車両を動かせるマスターキーを用いるのである。でもココまでハデにやられてトヨタがロクな対策打たないのを見ると、ワタクシはクレーム費用の存在を疑ってしまうのである( ̄~ ̄)クレーム費用とは何かって、つまりこういう事である:

1000例に1例レベルの構造的な問題が見つかる

でもソレを根本的に改善しようと思ったら莫大な費用と手間が掛かる

次期モデルが値上がりして売り上げに響く

( ゚Д゚)マズー

なら改善しないで小手先の対策で済ませて、後は只管謝り倒す

客が離れても少人数なら許容する

トータルで改善するよりも安上がりならおkとする

(゚д゚)ウマー

という考え方である('A`)この方法を取ると損失を最低限に抑えられるが、その代わりブランド力を失ってしまうのである。高級ブランドとは躊躇わず改善を選び、その値上がり分を顧客からの信頼が許容するブランドを言うのである。

*3年目突入
 まぁトヨタ車はワタクシにとって未知の領域なので、知ったかぶりはこのぐらいにしようジャマイカ(笑)さて話は変わって、GT3が納車されたのが今から丁度2年前であり、あの時のワクワク感は未だに記憶に強く残ってるのである (*´∀`*)説明するのも面倒臭いんで、ソコんトコは過去記事を参考にして欲しいのである:
lionghmd.hatenablog.jp
lionghmd.hatenablog.jp
lionghmd.hatenablog.jp
あの時からもう2年経ったが、納車された時以上にこのクルマを好きになってしまってるのである(*^▽^*)ちゅーのも納車当時は慣らしもあって公道をチンタラ走るしか出来なかったが、慣らしが終わってからはサーキットも走るようになり、サーキット走った事でこのクルマの持つ真のポテンシャルを味わう事ができるようになった→益々楽しくなったって事である。

 特に今回のシーズンはクルマの挙動に慣れてから色々引き出せるようになった&新たにもてぎを走れるようになったので、楽しさが更に増したのである。来シーズン、更に上手く乗りこなせるようになれば、今以上に楽しくなってくるだろうと思われるのである(*´∀`*)


納車時と、丁度1年前と、そして今のである。1年目の時は慣らし云々もあって距離が伸びてるだけかと思ったのであるが、2年目のソレ見る限り慣らし云々が無くても結局乗ってるのである(笑)


でもって1.99万キロの内訳はこんな感じである。4リッター510馬力のNAエンジンと考えれば、燃費は思ったより悪くは無いのである。サーキット行かないで街乗りに特化すれば、ひょっとしたらリッター8達成できたんじゃないかと思うのである。

 でもってココまでガンガン乗ってみて、大きな故障は何も無かったのである。確かにスピーカーだとかパワーウィンドーとかの細かい不具合があったり、軽量ガラスが矢鱈割れ易かったりするが、エンジンだとかトランスミッションだとかサスペンションだとか、そういう肝心要なトコは一切不具合は無いのである:


パワーウィンドーの不具合が今度は運転席側にも出たが、コレも保証で直せたので懐は痛まなかった次第である。コレがどうして起こるのかというと:

パワーウィンドーのガラスは左右一対の小さなローラーで支えられてる

小さくなった分、支持力は落ちてしまった

強い衝撃が加わったり、断続的に細かい振動が加わったりすると、少しずつズレてしまう

ズレ過ぎるとドア開ける時に後部窓に引っかかる

軽量ガラスは薄いガラス2枚で樹脂を挟む構造になってて、内側が超薄い

後部窓に引っかかったままドアを開けると衝撃で簡単に割れる

( ゚Д゚)マズー

という事である。特にサーキット走行をしたりだとか走行距離が長いだとか、そういうオーナーに起こり易いとの事である。同様の症例は同じ992及び991乗りのロンマニアの方々からも報告されており、今後要注意である。詳しくは【整備手帳】にも書いてあるんで、そっちも参考にして欲しい次第である。

コスパって何ですか?
 でもって、この手のクルマに乗ってると良く聞かれる「維持費どのぐらいですか?」の質問であるが、ワタクシの答えは「そんな掛からない」である。確かに一般的な国産車とかと比べると割高ではあるが、スーパースポーツのソレと考えると割安なのである。具体的な金額はこんな感じである:

1年に1回、必要なモンを全交換すればソレで十分なのである。年2万キロ以上走ってるだとか、月2~3回サーキット行くだとか、そういうシビアコンディションで使ってない限りは年1回こんだけ払えば十分である。無論、タイヤとかブレーキとかオイル注ぎ足しとかガソリン代は個人差が大きいので、ソコは省略である。ただコレを買える経済力のある人間なら、この程度の出費は大した事無い筈である。

 とまぁ、こんな感じで3年目突入である。今後は911を更に乗り極めたいと思ってるし、何より後期型992もデビューしたので、今後もポルシェネタには事欠かなさそうである(笑)このクルマを選んだ事について後悔する事はクラブスポーツパッケージ以外には無いが、強いて言うならば「R35を早々に手放した」という事であろう(爆)


ワタクシは当時「ワクチンが普及したからコロ19禍も終わる→中古車バブルも終わるから、コレ以上値上がりはしないだろう」と踏んでいたが、実際は現在進行形で値上がりが続いてるのである(´;ω;`)今ほど「タイムマシンが欲しいッ!」って思った事は無いのである(笑)とはいえ保管場所も無かったので、コレはコレで良かったと思う今日この頃であった。

SUMMER GIRL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「伝統が創造されるというのは、それが形を変化するということである。伝統を創り得るものは、また伝統を毀し得るものでなければならぬ」
By 三木清

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*グッバイ伝統、フォーエバー伝統
 ワタクシが思うに、伝統って大きく分けて2種類あるのである。ソレは「絶対に変えちゃいけない伝統」と「必要に応じて変えて良い伝統」である。例えばGT-Rなら「国産車最強のエンジンを積んでアホほど速い」が前者である。じゃあポルシェ911の場合は何かと問われたら、ワタクシは「水平対向エンジンをリアに積んだ軽いクルマ」だと思うのである。ちゅーのも911の前身であるポルシェ356誕生の経緯がコレだからである:

スポーツカー作りたい

でも当時新参モンだったポルシェはパワフルなエンジン持ってない

しかも2シーターのスポーツカーはマニア向けで実用性が無いから売れない

( ゚Д゚)マズー

パワーが無いからエンジンをリアに搭載してトラクションを稼ぐ

4人乗れるようにレイアウトはMRではなくRRに

コーナリング性能を稼ぐために水平対向エンジンにして重心を下げる

軽さに勝るチューニングは無いから徹底的に軽くする

結果、超個性的で速いスポーツカーが誕生してバカウケ

(゚д゚)ウマー

という歴史があるのである。だからソコ全否定してしまったら、もう911ではなくなってしまうのである。でも逆に言えば「ソコに関係無い部分は変えておk」って事であり、空冷から水冷に変わっても受け入れられた理由がコレだと思うのである。

 前置きが長くなってしまったが、以前からずっと待ち望んでた瞬間がやって来たのである。前にも言ったが【992後期型(以後992.2)のデビュー】である。ワタクシのは992前期型(以後992.1)なので、興味が湧かん筈が無いのである:
www.youtube.com
ワタクシの掴んだ怪情報によれば「ハイブリッド(以後HV)が搭載されるのはカレラSで、水平対向4気筒になる」だったのであるが、どうやら情報元との関係は見直さなければならんようである(笑)車重1.6トン以下&541馬力なら、十分過ぎるほど及第点である。他所の同出力のスポーツカーは軒並み1.8トン前後だから、ポルシェは実に良く頑張ったと言えるのである。

 でもってワタクシの率直な感想は「面白そう」である。新しいHVもであるが、ソレ以上に「内装思い切ったなぁ( ̄▽ ̄)」ってのがあるのである。ちゅーのも911ファンは細かい伝統に拘るヤツが実に多く、昔ながらのソレが変えられるだけでギャーギャー騒ぐヤツが必ず出てくるからである。911の内装に関しては「伝統の5連メーター」「伝統のイグニッションキー」ってのがあったのであるが:


今回の992.2でアッサリ両方共捨ててしまったのである。まぁ今はもうスマートキーだから差し込んで捻る動作は不要&液晶パネルなんだから5連である必要性なんか全く無いんだから、当然っちゃ当然である:


まぁ992.1の時点で既に双方共形骸化してしまってたので、無くなったってほとんど気にならないであろう。コレが冒頭で挙げた「必要に応じて変えて良い伝統」である。正直ワタクシも「5連メーター(゚⊿゚)イラネ」だったりするのである:

ちゅーのも、両脇2つはステアリングがジャマで全然見えないからである。昔は兎も角、今は各種情報をコンパクトにまとめるのは簡単なんだから、5連メーターなんてマニアの自己満足以外の何でもないのである。

*F1のアレ
 でもって今回の最大の話題であり、今賛否両論を呼んでいるHVであるが、ワタクシは賛に一票である。ワタクシが元々新しいモン好き、992.1が最初の911だから特別な思い入れが無い、HVが50kgの重量増で済んでるのもあるが、一番の理由は「HVがアレを彷彿させるから」である。ちゅーのもあのHVシステムを見た瞬間、ワタクシはとあることに気付いたからである:


電動ターボで立ち上がりをアシスト&アクセルオン時に発電できて、そんでトランスミッション内にモーターで加速をアシスト&ブレーキ時に回生をする。モタスポ属性のあるロンマニアの方なら、コレが何だかが分かる筈である。そう、F1のMGU-KとMGU-Hである。992.2のHVってのは、要はF1パワーユニットの市販車版なのである。

 そう、このHVシステムは燃費云々の為ではなく、レース直系の速さを追求する為のHVなのである。こういう演出がポルシェならではのソレであり、そりゃモタスポ好きスポーツカー好きならばワクワクするなという方がムリな話である:
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F1のソレをテメェが乗る市販車で体感できる。そう思ったら嫌が応にもドキがムネムネしてくるってモンである(笑)コレはまだGTSだから穏やかなモンになってるんだろうけど、コレがサーキット向けのグレード、つまりGT3やGT2ならどうなっちまうんだって話である。伝統?犬にでも食われろである(爆)

 前にも言ったけど、もし992.2のGT3が従来の純ICEとHVの2種類が出るとしたら、ワタクシはHVを選ぶ予定である。そしてこの「HVを選ぶ」という決意は、今回の発表で益々固まったのである。伝統だとかいうシロモノに拘る面倒臭いヤツ等は純ICEに行列作ってもらって、ワタクシはHVで悠々と生産枠をゲットさせてもらう次第である(笑)
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今時はF1もWRCもWECもHVなんだから、市販スポーツカーもそうなるのは時代の流れだとワタクシは思うのである。ぶっちゃけた話、未だに「伝統ガー」「純ICEガー」「MTガー」「左ハンドルガー」なんて言ってるヤツは、最早「老害」と言っても差し支えないのである。

*コンフィギュってみた
 というワケで結論としては「今回のGTSは面白そうだが、買うか否かと問われたら買わない」といったトコである(笑)何がアレって、やっぱ何だかんだ「コレはGTS」ってトコがである。高速道路やワインディングまでなら良いかも知れんが、ソレ以上は力不足になってしまうのである。でもってコンフィギュレーターが使えたので、早速コンフィギュってみたのである:


要らんモンを色々削ってコストダウンしのであるが、その効果は微々過ぎたのである(笑)某ロンマニアの方曰く「GTSは欲しいモンが粗方載ってるからお得」って言うが、ソレはサーキット行かないからである。サーキット行く人間は不足分を色々加えるから、結局高くなるのである。ンで、高くなった上に実際サーキット走ると力不足ってオチまで付くのである('A`)

 だからサーキット走行が視野に入るのなら、GT系を選ぶのが一番無難なのである。前にも言ったが、ターボ系やGTS系はサーキットを半分以上引退してから乗るモンであり、30分フルにサーキット走りたい人向けではないのである。でもって今度は「予算を度外視して色々選んだらどうなるか」を試してみたのであるが:


いとも簡単に3000諭吉をオーバーしてしまったのである('A`)初代である997GTSの価格が1488諭吉だったから、随分と値上がりしてしまったモンである(´ヘ`;)まぁGT系やターボ系はまだまだ先の話なんで、果報を寝て待とうと思う今日この頃であった。

THE GIFT OF ROCK

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「静かな写真のままでも、それが見る人の心を動かせばいいと心に決めた」
By サム・エイベル

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*写真、ゲットだぜ!
 確かにサーキットライセンス取れば何時でも都合の良い時にサーキット走りに行けるのはデカいのであるが、でもワタクシは何だかんだ走行会に行ってたりするのである。やっぱ「主催者さんや常連さんと仲良くなって談笑しながら楽しめる」って要素は捨て難いし、何より走行会でしか得られないモンもあるからであり、その一つが「サーキット走行中の写真を撮ってもらう」なのである。そして今回、念願だったその写真をゲットできたのである:


やっぱ何だかんだ言ってスポーツカーは、特にポルシェのGT系みたいなレーシーなクルマってのは、サーキット走ってる写真が一番映えるのである。スポーツカーは靴で言うとスニーカーみたいなモンであり、GT系は言うならばマラソンシューズやサッカースパイクみたいなモンなのである:
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ラソンシューズやサッカースパイク履いて銀座や六本木を闊歩したり、街の名所で写真撮ってたりしたら、ソイツの事どう思うかって話である(笑)フツーのスニーカーだったら無問題だろうが、やっぱサッカースパイクはサッカーしてる時に履いてるのを撮るのが、マラソンシューズも走ってる時に撮るのが一番映えるのである。靴同様クルマにも適材適所があり、ソコを間違えてはいけないのである。

 FSWだけでなくもてぎも走ってみて、改めてGT3は最高だと確信したのである( ´∀`)bやっぱサーキット走行をするのであれば、エンジンはリアに搭載するのが一番理に適ってるのである。ブレーキング時の前後重量配分もだけど、リアエンジンのがエンジン重心を更に低く出来るのである。その結果どうなるかって、こうなるのである:

1.3Gぐらい横Gが掛かってるのであるが、ソレでもコレだけしかロールしないのである。ロールしないからコーナリング時も安心できるし、姿勢制御も楽だし、何よりタイヤの偏摩耗を軽減できるのがデカいのである。だからタイヤやパッドやローターの価格は高くても、結果的に長く使えるからコスパは良いのである:


ちょっと分かり難くてアレであるが、後輪と同じ高さにエンジンがあるのである。分かり易く言うと、車内で座ってるワタクシのケツよりも低い位置にエンジンがあるのである(笑)当然、同じ高さにトランスミッションもあるのである。クルマの一番の重量物であるエンジンとトランスミッションがこんな低い位置にあるんだから、そりゃロールが殆ど無い、走ってる時の安定感は格段に良くなるのである。

*とある鉄の上達マニュアル目録
 こういう基本構造の違いこそが、911みたいなピュアスポーツカーの魅力なのである。1発タイム出すだけなら素性の悪いクルマでも、エンジンパワー上げて太いタイヤ履かせれば何とかなるのである。が、ソレだと数周でタイヤとブレーキが熱でタレるし、消耗が激し過ぎてコスパが悪くなるのである。長く楽しみたいのであれば、やはり素性の良いピュアスポーツカーに勝るモンは無いのである。さて話は変わって、と:

992になって占める割合が991の65%から30%まで減ってしまったが、ポルシェのクルマって今でも基本骨格が鉄なのである。鉄の何が良いって「硬いけど弾性がある」って事がであり、ソレが限界域での粘りを生むのである。アルミは軽いけど剛性が低い→剛性出そうとすると結局鉄と然程変わらんのもだけど、弾性が無い→限界域で粘らないから滑るのである。たかが鉄、されど鉄なのである。

今年度のサーキット走行のシーズンは終わってしまったので、コレからは街乗りでの練習、あとGT7等でのバーチャルトレーニングが増えてくる事であろう。あとGT7へのもてぎ実装であるが、今年秋までには何とかして欲しい次第である( ̄~ ̄)あとフォルツァの最新作買ったのは良いが、今の今まで全然やれてない・・・って話がズレまくりなのでコレぐらいにしておくとしよう(笑)

実は先月新刊出てたのであるが、今の今まで新刊出てたの全然知らなかったのである(^_^;)こういうとき電子書籍だと発売日が決まったら事前に通知してくれるし、先行予約もできるし、発売日の午前0時を過ぎたら勝手にダウンロードしてくれるのである。今現在コレが紙で読んでる最後のラノベなので、コレが終わったら今後ワタクシが読むマンガやラノベの類は全部電子書籍になる事であろう。

*新サーキットライセンス、ゲットだぜ!
 話は変わって、もてぎの運営会社って何時の間にか変わってたのである。名前が「ツインリンクもてぎ」から「モビリティリゾートもてぎ」に変わってたのは単なるリニューアルではなく、実は運営会社も変わってたのである。だから今までワタクシが使ってたTRMC-Sライセンスは実は昨年に既に失効していて、お陰で前回は本来払わなくていい入場料を払うハメになってしまったのである(´;ω;`)というワケで誠に残念ながら、新たに生まれ変わった【MCoMライセンス】を再度入会費や共済会会費や初回登録料を払い直す羽目になってしまったのである( ̄~ ̄)

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 詳しくはリンク先に書いてあるから省略するが、よーするに昔みたいに当該サーキットのコントロールセンター出向いて講習受けるのではなく、全部オンラインでできてしまうのである。顔写真とか免許証とか医師の診断書とかも全部ファイルに取り込んで送って、審査にパスしたら登録用の専用HPのアドレス書いてあるメールが届いてきて、ソコで講習動画を視聴して、視聴後にオンライン小テストやって、合格したらオンライン経由でカネを振り込んで終了である。まぁコレ使うのは今年末になるだろうから、今から色々楽しみになってきた今日この頃であった。

GET THE PICTURE?

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「紙や土地を売り買いして儲けているのは会社とは言えない。物をつくらない奴はダメだよ」
By 本田宗一郎

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*バブルとガラパゴス
 バブルはニッポンの企業を巨大にしたけど、同時に深刻なガラパゴス化をもたらしたと思うのである。何せニッポン国内での売上だけで莫大な利益が稼げていて、でもってニッポンは文化的&言語的にも孤立してた事もあり、自ずと独自路線過ぎる商品が次々と生まれてくる事になったのである。ソレはニッポン製品の強みであると同時に、弱点でもあったのである。バブルが弾けると冒険できなくなったから独創性は薄れてゆき、外へ打って出ようにも海外でのブランド形成が疎かになってたから中々売れない。クルマも然りで、バブル後の事まで考えてたのって精々トヨタぐらいであろう。

 だからホンダが21世紀になって急につまらなくなった理由も、ワタクシはバブル崩壊が一番の原因だと思ってるのである。名車といわれるホンダ車が発売されてた時期って、殆どが80年代~90年代のクルマであり、21世紀以降はフィットとN-BOXぐらいしかないのである:

クルマにおけるホンダのイノベーション全盛期って、ワタクシは初代NSXの頃だと思うのである。世界初のオールアルミモノコックを採用していて、スーパーカーなのに日常的な使い勝手の良さも兼ね備えてて、しかもドチャクソ速い。そりゃ当時のクルマ好きが「ニッポン車の夜明け(゚∀゚)キタコレ!!」って興奮して、納車待ちが4年とかになる筈である。2代目NSXがダメだった理由は、つまりそういう事である。


NSXを頂点にして、こうしてスポーツカーの種類も豊富にあって、当時全盛期を迎えてたホンダF1活動の相乗効果も凄かったのである。スポーツカーにはF1で鍛えたエッセンスが惜しみなく込められており、正に「レースは我が社のDNA」を地で行ってたのである。


別にスポーツカーでなくともホンダには走りの良いクルマが多く、有名なレーシングドライバーが若い頃はホンダのこうしたエントリーモデルで腕を磨いてたのは有名な話である。


バイクは良く分からんのがアレであるが、良く分からなくても見ててワクワクするのだけは間違いないのである。でも今考えるとコレ等のホンダの栄光ってのは、やっぱ背後にバブル経済があったからだと思えてしまうのである。バブルだったからこそ色んな意味で楽観的になれて、突飛も無いアイディアを積極的に試せたのである。あと高度成長期~バブル期のニッポンのメーカーは軒並み2流3流メーカーであり、ブランド力を上げるためにはムリをしなきゃならなかった面もあるのである。

*ポスト本田宗一郎
 そう、本田宗一郎時代のホンダが何故あそこまでイケイケで攻められたかって「失うモンが何も無かったから」である。ブランド力が皆無だったからダメ元で攻められたのに加え、当時は戦後が終わって高度成長期で市場も拡大一辺倒だったので、そりゃ攻めの経営で行くのが最適解だったのである。でも今はブランドも十分に育って、かつ戦後からのボーナスステージも終わってしまったのである。だからホンダが示さなきゃならんのは「本田宗一郎時代後のホンダの在り方」なのである:


クルマとバイクとモタスポだけど、たったこんだけなのである Σ( ̄□ ̄;)2代目NSXも、今バカ売れしてるN-BOXも、この21世紀以降のコーナーには置いてなかったのである。


代わりに大々的に展示してあったのがASIMOとかホンダジェットである。ぶっちゃけた事言うとワタクシ、どっちも興味無いのである。ワタクシは超カネ持ちじゃないからホンダジェットは買う事も無けりゃ乗る事も無いし、ASIMOが幾ら凄くてもワタクシの暮らしが豊かになる事は無いからである。ルンバみたいにASIMOがワタクシん家の家事全般をやってくれるってならワタクシも大金を惜しまないのであるが(笑)残念ながらンな事は無いのである。

 そう、今のホンダがやってる色んな事ってのは、ワタクシの生活を何一つ豊かにしないのである。ワタクシはホンダファンじゃないから、ホンダジェットがどんだけ評価されても「やっぱホンダは凄いんだッ(= ̄▽ ̄=)V」って誇らしい気持ちにはならんのである。ワタクシがホンダに望んでるのは後にも先にも「今のワタクシを楽しませてほしい」の一点であり、過去の栄光だとか本田宗一郎の偉大さだとか、ンなモンはどうでもいいのである。ワタクシは今具体的に楽しめるモンが欲しいのであって、美しい思い出ではないからである:


ワタクシが思うに、ホンダは将来的にはクルマ事業、ひいてはバイク事業からも撤退する事も考えてるんじゃないかと思うのである。トヨタもポルシェもそうであるが、双方共10年後20年後のビジョンがちゃんとあって、ソレに沿って今のクルマ作りをしてるのである。が、ホンダにはソレを感じないのである。2040年からはICEを捨ててEVとFCVに移行すると言ってるのであるが、その時代へ向けてのコンセプトカーが無いのである。EVなんて今や超レッドオーシャンなのに、ソコを勝ち上がる為のホンダの具体的なビジョンが見えない→故に将来の撤退を疑ったって話である。

*打倒完全上位互換
 というワケで、今回もまたホンダをボロクソ言う事になってしまったのである(笑)7年経ってホンダから新しいビジョンが提示されると思ってたのであるが、ホンダジェット以外のモンが無かったのが残念なのである。ホンダが今後航空宇宙事業や乗りモン以外の事業に打って出るのは良いのであるが、大きな問題が一つだけあるのである。ソレは航空宇宙事業にせよロボット事業にせよ、ソコには「テスラという完全上位互換が存在する」って事である:
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そう、ASIMOホンダジェット程度じゃ、まるで話にならないのである(´ヘ`;)この手の事業に進出するって事は、テスラと真正面でカチ合う事に他ならないのである。でもって4輪事業に戻りたくても、こっちはこっちでトヨタという完全上位互換が存在するのである。正に「前門の虎後門の狼」なのである。

 だから今のワタクシが買いたいホンダ車は今んトコ無いし、今後も当分無いだろうなと思ってしまったワケである( ̄~ ̄)今のホンダって「良いクルマ」は多いんだけど「すげぇクルマ」が無いのである。乗るだけでワクワクして夢心地になれる、昔のホンダに多かったそんな「すげぇクルマ」をワタクシは求めてるのである。そう、今乗ってるGT3のようなソレである:

ホンダは技術を売りにしているが、技術はあくまで手段であって、決して目的ではないのである。昔のホンダが革新的技術のオンパレードだけで成功できたのは、確立された「ブランドの芯」が無かったからなのである。ブランドを確立して芯が出来上がったのなら、技術は目的から手段と化すのである。ポルシェが正にソレであるが、技術はブランドを固めるための手段であり、芯は時代が変わろうとも変えてはならないのである。その芯を確立できてないのが、今のホンダの問題点なのである。さてコレ以上はマジで限が無くなってくるので(笑)次回からはホンダネタから思いっ切り離れて新ネタで行こうと思う今日この頃であった。

ASTRO LOUNGE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「高きを目指せ。あなたの魂の中には、輝く星々が隠れているから。大きく夢見よ。すべての夢は目的地へと続くから」
By パメラ・スター

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*ホンダコレクションホールよ、ワタクシは戻ってきた
 小耳に挟んだ話、ホンダの【ホンダコレクションホール】がリニューアルされた理由は「トヨタの【富士モータースポーツミュージアム】に対抗する為」らしいのであるが、真偽の程は不明である。でもまぁ今となっては「トヨタ>>>超えられない壁>>>ホンダ」になってしまったので、焦る気持ちも分からんではないのである(^_^;)因みに7年前に行った時の記事がコレである:
lionghmd.hatenablog.jp
まぁ何ちゅーか、この頃からワタクシはホンダに厳しかったのである(笑)再び来るまでの7年の間、行くチャンスは数多くあったのであるが、どうせ愚痴しか出ないだろうから止めといたのである(爆)でも今回・・・

こうやって大々的にリニューアルをアピールされたからにゃ、ネタ確保の為にも行かなきゃならなくなったのである(笑)7年振りにもてぎロードコースを走って気持ち良くなってたので、早速出向く事にしたのである:


リニューアルとは言っても建モンはそのままだから、まぁソコは愛嬌って感じであろう(笑)


前回も述べたように、当日はホンダ主催の家族系イベントが行われてたので、こうして多くの家族連れが訪れてたのである。


7年前も飾られてたホンダ最初のF1マシン&レースバイク、S600と初代スーパーカブに加え、リニューアル後最大の目玉であるホンダジェットが展示されてたのである。


でもってこのホンダジェットの模型、中に座れるのである。試しに座って写真撮りたかったのであるが、余りにも人が多かったんでパスである(^_^;)


1階はホンダ創設から始まるのである。本田宗一郎が如何にしてホンダを興したのか、宗一郎イズムとは如何なるモンなのか、そういうホンダの原点から始まっていくのである。


あと1階はこんな感じに、洒落た休憩所があったりするのである。


奥にあった模型であるが、コレが実に良く出来てるのである。ホンダに限った話ではないが、こんな風にミニカーをオーダーメイドで作るサービスを展開したら儲かると思うのである。色は自由に選べる&実際の実車用塗装を使って、内装も各種オプションを忠実に再現できるようにしてって感じにである。値段は張るかも知れないが、愛車を忠実に再現したミニカーはウケると思うのである。


ただ唯一アレなのが、自販機などという景観を乱すモンが設置してある&コーラなどというデブ製造液が売られてることがである(笑)自販機はPEC東京どころか、トヨタのソレにも置いてなかったから、ソコんトコ考慮しても良いと思うのである。

*The昔は良かった
 7年前にワタクシが感じた事、ソレは「ホンダは昔の遺産を食い潰してる」って事である。市販車でもレースでも、ホンダの栄光ってヤツの殆どは20世紀の話なのである。ンで、21世紀にホンダが何か革命的な事をやったかであるが、7年前の感想は「記憶に無い」であり、7年経った今もソレは変わってないのである( ̄~ ̄)昔のホンダは初代NSXがソレだけど、革命的な事をバンバンやってたのである:


ホンダの原点がチャリに補助エンジンを取り付けたソレから始まってて、その延長でスーパーカブが生まれてきたのは有名な話である。


2輪レースに当時無名のホンダが乗り込んで、ソコで勝ちまくってブランド力を上げまくったのも有名な話である。ホンダの言う「レースは我が社のDNA」の原点がコレである。


初期のホンダの4輪であるが、ン十年経った今尚見ててワクワクしてくるのである。新参モンだからこそ、こういう自由な発想が出来たのである。


コレが当時世界一厳しいと言われてた排ガス法であるマスキー法をクリアしたCVCCエンジン&ソレを搭載したシビックである。何だか写真の端っこの方にローアングラーっぽいのが居るが、気にしたら負けである(笑)


4輪も2輪同様、無名時代に最高峰のレースに殴り込んで、ソコで勝つ事で知名度とブランド力を上げてきたのは有名な話である。


余りにも有名なホンダが1981年に作った世界最初のカーナビである「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」である。当時はGPSもタッチパネルも無かったから、ジャイロセンサーセルロイド製地図とブラウン管で表示していたのである( ̄▽ ̄;)因みに世界最初のGPS式カーナビが実用化されたのは1991年であり、実用化したのはマツダである。こんな風に「新参モンだからこそできたブッ飛んだ発想」がホンダの原点であり、ホンダのブランド力の所以だったのである。

イノベーションの20世紀
 そう、ホンダがホンダたる所以は「イノベーション」なのである。でもソレはホンダが無名で弱小だった→背負うモンが何も無かったからこそ冒険できたとも言えるのである。あとあの時代は高度成長期~バブル期で、ホンダに限らずニッポン中の企業がイケイケで冒険しまくってたのである。でもホンダが有名になってデカくなって背負うモンが生まれてしまい、バブルも終わってしまった事も相成って、ホンダからイノベーションが消えたのが一番の問題だとワタクシは考えてるのである( ̄~ ̄)


2輪もそうだし、4輪もそうなのである。当時の他社と比べても、ホンダのソレは遊び心に満ちているのである。見てるだけでワクワクするし、当然買って実際に乗ってみたくなるのである。そして何より、モタスポで得た諸々が市販車に直結してたのである。技術的な意味でも、ブランド価値的な意味でもである。

 ポルシェが偉いのって、マジのガチで「レースは我が社のDNA」を実践してる事がである。1948年に創業してから一貫してモタスポを続けているし、途絶える事無くスポーツカーを作り続けているし、モタスポで得た諸々がワタクシ含めたオーナーに還元されてるのである:


空力やデータロガーやサスセッティングみたいにレースで得た技術がワタクシの乗る市販車に反映されてるし、レースでの勝利で得たブランド力がワタクシの乗る市販車のリセール価格を上げているのである(笑)ソレがレースをする意義であり、レースは単なる宣伝媒体ではないのである。何故ホンダが今の為体になってしまったかって、やっぱバブルの影響がデカいと思うのである。そして最後に紹介する3階では、正にその「バブル後のホンダ」が展示されてるのであるが、流石に疲れたので次回にしたい今日この頃であった。.

FUSH YU MANG

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「給料が高いのはいいけれど、高収入は人の尻を重くさせる」
By 都築響一

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*問・ポルシェしか勝たん?
 ワタクシが最初のR35(MY08)乗ってた頃から、もてぎにはポルシェが矢鱈多かったのである。FSWにもポルシェは結構来ていたが、もてぎはその比じゃないぐらい数が多かったのである。もてぎはブレーキに厳しいトコなのに、そんなトコでお高いポルシェを走らせるモノ好きが何故多いのか、実に不思議だったのである:

その謎を解く方法はたった一つである。ソレ即ち「ワタクシ自らがポルシェでもてぎを走ってみればいい」である。


今回は走行会の規定で牽引フックを取り付けなければならないので、トランクに積んであった純正牽引フックを取り付けた次第である。ホントなら社外でカッコ良いヤツを買いたかったのであるが、思った以上に値段が高かったので躊躇ってしまった次第である(^_^;)でもまぁNDも何だかんだ今に至るまでずっと純正牽引フック使ってるんで、このままズルズル行きそうな希ガスのであるい( ̄▽ ̄;)


でもってコレ、ロゴ見れば一発で分かると思うが、アウディのソレなのである( ̄▽ ̄;)まぁアウディもポルシェもVWグループの一員だから、こんな風に部品を共有したりしてるのであろう。


コンディションはドライ、気温は26℃ほどで、天候は曇りである。数日前の予報では29℃だったのだが、運良く曇ってくれたのである。ただ曇ったら曇ったで今度は湿気が高くなるので、何方にせよタイムアタック日和ではない事は間違いないのである ι(´Д`υ)


あとどういう趣旨なのかは知らんが、何ともガチクラシックなスカイラインが数多く集まってきてたのである。50年前のクルマだと維持も大変かなって思うのであるが、あの時代のクルマはほぼ全てアナログ→ワンオフで何とかなるから逆に楽なんじゃないかとも思ったりするのである。


コレがもてぎのコース図なのである。ココが「ブレーキに厳しい」と言われる所以はコーナーが多いのもだけど、コーナーとコーナーの距離が短い→ブレーキの冷却が不十分なまま次のブレーキングを強いられるからである(^_^;)特にR35のような重量級のクルマ、エンジンが前にあってフロントヘビーなクルマだと前輪に負荷が集中するので、余計ブレーキに負担が掛かるのである(´ヘ`;)

*答・ポルシェしか勝たん!
 そう、R35って車重1.75トンの重量級な上に、エンジンが前にあるから、特にブレーキには厳しいのである(^_^;)でもってパッドもローターも決して安くないから、何時の間にか足(てゆーかタイヤ)遠くなってしまってたのである (ー'`ー ; )因みにコレが7年前の動画である:
youtu.be
タイトルにある数字が日時なので、7年と1ヶ月前のソレなのである。もてぎ走るのはこの時以来だったので、そりゃ緊張するに決まってるのである(; ゚Д゚)というワケで、コレが7年振りにもてぎを走った動画である:
youtu.be
何だかR35に乗ってた頃よりもアンダーステアが酷いような気がしないでもないが、きっと気のせいであろう(笑)でもって何がアレって、ベスト出た時のラップを外して撮影していたのである(爆)でもソコんトコはアプリがちゃんと機能してたので、ソコんトコ安心である:
youtu.be
こうやってデータロガー取ってみれば分かるのだが、やっぱアンダーステア出しまくってたのである(笑)まぁこの動画でも分かるように、全然ブレーキを詰められてないのである。7年振りだったので安全を優先して余裕以て走ってたので、色々と緩い走りになってるのである(^_^;)ただ緩く走ったつもりでも、タイムは僅かながらもR35NISMOのソレを上回ってたのである(^-^)FSWのようなパワー至上主義なコースなら兎も角、やっぱテクニカルなコースではGT3の方が速いのである。アクセルをもっと踏めてたら&ブレーキをもっと詰められたら&走行ラインを見直せば、あと5秒ぐらいはタイムを短縮できると思うのである。

 でもって実際に走ってみて、何故もてぎに矢鱈ポルシェが多いのか、その理由が理解できたのである(*´∀`*)bその理由はズバリ「コースとの相性が良いから」である。ポルシェ、特に911ってのは、リアヘビーなクルマである。991以降はもう殆どMRと変わらんがソレ以前、特に空冷時代の911はRRの特性がモロに出てくるのである。ちゃんと前荷重乗せないと曲がらんし、立ち上がりは慎重にアクセル踏まんとスピンするのである。だからこそ:

コーナー入り口でシッカリ荷重をかけて、巧みにケツを流してコーナリングする

上手く曲がれたら、今度はカウンターと繊細なアクセル操作で流れ続けるケツを抑え込む

抑え込めたらアクセル全開にして、RRならではの怒涛の加速で一気に立ち上がる

脳汁ドバドバ

(゚д゚)ウマー

というのがポルシェの、特に911の醍醐味になってるのである。この脳汁の快感が他車種では得られないからこそ、911乗りはあそこまで熱狂的になるのである。ココまで書けばもう分かったと思うが、答えは「そんなポルシェの醍醐味を味わうのに、もてぎは最適のコースだから」である。コーナー数が多くて、高速中速低速全てのコーナーがあるんで、ケツの振り回し甲斐をタップリ内包しているのである(笑)あとブレーキに厳しい云々に関してであるが:

  • ポルシェのブレーキは元々強力&冷却対策もバッチリなので、もてぎのソレでも耐えられる
  • エンジンが後ろにあるんで前輪への相対的な負担が元々少ない
  • 基本的に軽量なんで絶対的なブレーキ負担も少ない

そう、ブレーキは全然平気なのである。R35なら熱でフカフカになるタイミングでも、GT3は全然平気なのである。熱でフカフカになったのは、寧ろ運転してたワタクシの方である(笑)何せ気温も高く湿気も凄いんで、エアコン切ると暑さがハンパ無いのである ι(´Д`υ)

 そう、軽量RRのGT3にとって、もてぎのブレーキの厳しさは然程問題にならないのである。コーナリングマシンであるGT3の趣旨を考えれば、もてぎの方がFSWよりも楽しく走れるかも知れないのである。何故ポルシェ乗りがもてぎに矢鱈多いのか、今回その答えを出す事に成功したのである(^-^)でもって2本目はこんな感じである:
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実は1本目の時点でもう相当汗かいてしまって脱水でアレだったので、2本目はあんま集中できなかった次第である(^_^;)ただまぁ「7年振りにもてぎを走る」「ポルシェが多い謎を解き明かす」「今シーズンを綺麗に締めくくる」という目標は達成できたので、ワタクシとしてはこの上なく満足できた走行会なのである。また走りたいかって?当然である。

*終・ポルシェしか勝たん
 というワケで、今回の走行会を以って、ワタクシの2023~2024年度のサーキット走行シーズンは終了である。ココから先はオフシーズンに突入して、次また走り始めるのは涼しくなり始める秋以降になるであろう。次シーズンにやりたい事や達成したい事が更に増えたので、半年後が今から実に楽しみである:

今月末には納車されて満2年になるのであるが、納車された時以上にこのクルマが好きになってるのである(^-^)911の運転は実に難しく、乗りこなせるようになるまで相当時間が掛かりそうではあるが、ソレを時間をかけて楽しむのもまた一興である。取り敢えずNDの方も含めて、今夏は次シーズンへの準備が忙しくなりそうである。

 あと噂だと【GT7にもてぎが追加されるらしい】ので、そっちの方も楽しみである。熱でやられないとはいえパッドやローターの消耗度は増えるだろう事がアレであるが、でももてぎの我が家からの近さやアクセスの良さは実に魅力的なのである(^_^;)さて、今回もてぎに走りに行ったのは、実はもう一つ大きな目的があるのである。ソレは何かというと・・・

リニューアルされたコレを観に行くためだったのである。ロンマニアの方々から「行ってきたけど良かったよ~( ̄▽ ̄)」って話が多数寄せられたので、そりゃ観に行かなきゃと思ったのである。ただその話を今するのは勿体無いんで(笑)また次回を楽しみにして欲しい今日この頃であった。

FORMULA

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「真に新しいものは、何ごとであれ、人々の不評を買うものです。だから勇気が必要なのです」
By ヘンリー・キッシンジャー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*久しぶりじゃない久しぶり
 ココ10年のクルマ文化で大きく変わったのが「シミュレーターの民主化」だと思うのである。昔はシミュレーターなんて一部のトッププロしか使ってなかったのであるが、パソコンやゲームやステアリングコントローラーの大幅な進化によって、一般市民でも簡易的なヤツを手軽に楽しめるようになったのである家庭用にはアセットコルサやグランツーリスモなどがあり、費用が掛かる大掛かりなシミュレーターも専門ショップで有料で楽しめるようになってるのである:
youtu.be
つまりそのコースを今まで一度も走った事が無くても、事前にある程度の経験を積む事ができるのである。確かに全く同じとまではいかなくても、大まかに知っていれば現地での修正も容易なのである。

 多分というか間違いなく、こうしたシミュレーターは今後更に普及し進化していくであろう。今は物価が色々高くなってて、クルマ離れも更に進んでる時代である。そんな時代にモタスポの楽しさを伝えようと思ったら、もうシミュレーターしかないのである。さて話は長くなってしまったが、何が言いたいって・・・


ツインリンクもてぎ改めモビリティリゾートもてぎに、走行会で走りに行ったのである。ワタクシがPEC東京で何回か991GT3RSを用いたもてぎのシミュレーションをしてたのも、全てこの為なのである。昔はグランツーリスモに収録されてたのであるが、6以降は収録されなくなって途方に暮れてたのである( ̄▽ ̄;)でもってソレ以前はポルシェは収録されてなかったんで、全然練習できなかったのである。

 ワタクシが毎年のように言っていた「コレで今シーズンのサーキット走行は終了である」を今年は一切言わなかった理由がコレである。例年だったら走らなかったのであるが、今回は「GT3でもてぎを走りたいッ!」って夢を叶えるために敢えてシーズン終了を伸ばしたのである:


ワタクシが到着した頃には、もう既に多くの参加者達が到着していたのである。多分ワタクシ同様、この日をシーズン最終走行としてきたのであろう。もてぎ走った事あるロンマニアの方なら「( ̄ー ̄?).....??アレ??」って思われるだろうが、そう、ココは何時も使ってる第1パドックではなく、東パドックなのである。じゃあ第1パドックはどうなってるのかといえば:


同日にこういう催しモンがあったため、第1パドックがそっちに使われてしまったというワケである( ̄▽ ̄;)ホントなら第1パドック使う予定だったのであるが、上記イベントの方がズレ込んでしまったので、ワタクシ等の走行会の方がパドックを移動したという事なのである。

*時は来た、ソレだけだ
 ワタクシが最後にもてぎを走ったのは7年前で、まだココがツインリンクもてぎと呼ばれてた頃である。ホントはちょくちょく行きたかったのであるが、走行できる日が合わなかったりとかでズルズル行かなくなってしまってたのである(^_^;)あともてぎは基本的にブレーキに厳しく、その上R35はブレーキに厳しい車種→コースとの相性が悪かったってのもあるのである:


でも今回はクルマが変わり、ブレーキ性能も大幅にアップ&車重も大幅にダウン&前後重量バランスも全然変わったので、ソコんトコどうなるのかをワタクシ自身で検証してみる必要があったのである。こういうのってネットで探しても見つからない&個人差がデカいので、実際テメェで確かめないと分からんモンなのである。

 でもって今回は満員御礼で、なんとAクラスBクラス全て埋まってしまったんだそうである(^_^;)流石に全部は紹介し切らないので、面白いと思ったクルマだけを紹介していこうと思うのである:


「大型コースを小排気量車で楽しめるの?」と思われがちだが、意外と楽しめるのである。ちゅーのも直線が多くてパワー至上主義なFSWとは違い、ココはコーナーの多いコースである。だから小排気量車でも十分楽しめるのである。


多分ココだけかも知れないが、外車も数多く来てたのである。


大型コースだけあって筑波2000には来ないようなヤバいのも来てたので、サイドバイサイドは要注意である(笑)


R35も何台か来てたのである。ワタクシの経験上、R35は車体が重い上にフロントヘビーなんで、このコースだととにかくブレーキへの負担が強く、大体3~4周走った時点でブレーキがタレてしまったのである(^_^;)だから30分の走行枠で、2回ほどクーリングラップを入れた記憶があるのである( ̄▽ ̄;)


でもって旧車も結構な数走りに来てたのである。家に飾るだけで全く動かさないソレよりも、こうやってサーキットに持ってくる方がワタクシ的にも交換度高いのである。


ワタクシは二乃派・・・いや何でもないのである(笑)


サーキットでは時々ハデなNDが良く見られるのであるが、コレはパーティーレースに出てる車両である。多分だけど、レースの練習目的で来てるのであろう。


モタスポ属性の無いロンマニアの方的には「ナラシって何?」って思われるだろうが、よーするに「慣らし」の事である。エンジンやミッション等をオーバーホール(或いは載せ替え)して、その当たりを出す為にサーキットを走らせているのである。こーゆーのを見たら、走るシケインだと思って追い越せばいいのである。

*ポルシェポルシェアンドポルシェ
 R35で走ってた時から不思議に思ってた事は「何故もてぎにはポルシェが矢鱈多いのか?」という事である。ライセンス走行にも良く来るし、走行会にも毎回相当数参加してるのである。でもって今回、ワタクシ以外にポルシェが何台参加してたのかというと・・・


ワタクシ含め、ヤベェ数来てたのである( ̄Д ̄;)最新のGT3RSから古くは930まで、マジで多種多様のポルシェが来てたのである。そう、ワタクシが今回走行会に参加した目的の1つが「何故ポルシェがコレほどまでもてぎに集まるのか?」を調査する為でもあるのである(笑)

 多分だけど、走れば分かるんじゃないかと思ったのである。シミュレーターで練習したとはいえ、リアルもてぎは7年振りである(^_^;)あと16年前にワタクシはもてぎでGDBを全損廃車にしてるので、尚更緊張してしまうのである(笑)


だから普段はマジメに聞かないドライバーズミーティングも、今回はマジメに聞き入ってしまった次第である(笑)


因みにシミュレーターでのタイムであるが、この様に2分10秒切りに成功してるのである。車種は991GT3RSだから、速さ的にも992GT3と同じぐらいだと考えられる→大まかな目標タイムとして活用できるって事である。ただシミュレーターだとドライバー分の重量増加は計算に入ってないため、実際は数秒落ちると考えるが吉である。


でもってワタクシが愛用してるポルシェ純正データロガーアプリの方も、この様にもてぎにシッカリ対応してるのである。ただ見て分かるように、もてぎのコース名称が旧名称のまんまであるが、向こうとしては極東の島国のコース名なんぞ知ったこっちゃないのであろう(笑)さて今日は走ってきてヘロヘロな為、動画は全然準備できてないのである(^_^;)ただまぁ今回の収穫はデカかったので、全部喋ってしまうのは非常に勿体無いと思う今日この頃であった。