サイト案内・新刊紹介

*右サイドバー(PC画面)「Categories」は各業績一覧で、項目をクリックすると一覧が表示されます。なお、各記事タイトル下にある「評論」「全業績」等をクリックしても、各業績を日記形式で閲覧できます。 「公開」は全文を読むことのできる記事で、雑誌掲…

逸話のさざめき、句の面影50 竹下しづの女 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」334、2024.5.1、pp.150-153 。 *物故俳人の評伝エッセイ。50回目は竹下しづの女。幼少期の勉学環境や句作の馴れそめ、「ホトトギス」雑詠欄で巻頭を取った句についてやその後の人生などを綴った。

人間と礼節 浅川芳直句集『夜景の奥』書評 (総合誌「俳句」)

*「俳句」73-5、2024.4.25、pp.213 。 *浅川芳直氏の第一句集『夜景の奥』の書評。前書の多い句群に人としての礼節のあり方がうかがえることなどを評した。

小林秀雄の眼と俳句02 感動と文体 (総合誌「俳句」)

*「俳句」73-5、2024.4.25、pp.116-117 。 *小林秀雄の批評文の一節から俳句の本質や魅力を浮き彫りにするエッセイ。第2回目は「志賀直哉論」の一節と俳句の「リアリズム」について評した。

句の手触り、俳人の響き55 品川鈴子と「ぐろっけ」8 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」41-5、2024.4.20、pp.34-35。 *現存俳人の評伝エッセイ。第55回目も前回に続いて品川鈴子と「ぐろっけ」、山口誓子について。「万緑」「ぐろっけ」会員だった木村美猫氏からうかがった品川鈴子氏と山口誓子についての逸話やその雰囲気を記し…

俳句という詩型の蘇生  (総合誌「ウエップ俳句通信」)

*「ウエップ俳句通信」139号、2024.4.14、pp.48-49。 *筑紫磐井氏『戦後俳句史nouveau 1945-2023』の書評。氏が戦後俳句史の構築を通じ、俳句文芸の可能性を蘇生させようとしたことなどを論じた。

時のうつろい、句の響き34 すき焼きと台湾料理 (俳誌「子規新報」)

*「子規新報」2-100、2024.4.10、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載34回目は台湾におけるすき焼きと台湾料理の位相の違いを、俳誌「ゆうかり」掲載の記事や俳句を参照しながら論じた。

『長谷川櫂自選五〇〇句』  (朔出版)

長谷川櫂 自選五〇〇句作者:長谷川 櫂朔出版Amazon *『長谷川櫂自選五〇〇句』(朔出版、2024.4.10)の解説「黒い獣と花」、pp.182-201。 *俳人の長谷川櫂氏による自選五〇〇句集に付した解説。氏の50年に及ぶ句業の一端を概観しつつ、氏の特質を「黒い獣…

近現代俳句の名作を鑑賞する13 新興俳句3 (愛媛新聞社カルチャー講座)

*愛媛新聞社別館503教室、2024.4.6、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。13回目は近代俳句の「写生」と新興俳句の差異を整理しつつ、高屋窓秋や石田波郷の句などを鑑賞した。

季節と追憶63 飯島晴子の「写生」観 (俳誌「氷室」)

*「氷室」32-4、2024.4.1、pp.20-21。 *戦後俳句史。63回目は藤田湘子の「鷹」に所属した飯島晴子の「写生」観を論じた。

逸話のさざめき、句の面影49 阿部みどり女 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」333、2024.4.1、pp.124-127 。 *物故俳人の評伝エッセイ。49回目は「駒草」の阿部みどり女。生い立ちから「ホトトギス」での句作修行、そして「駒草」を立ち上げた後の人生などについて綴った。

連句の付句のような巧さ 高濱虚子の慶弔句を読む (総合誌「俳壇」)

*「俳壇」41-4、2024.4.1、pp.56-57 。 *「前書と俳句」特集のエッセイ。前書付の俳句の名手として、高濱虚子の慶弔句の絶妙さを論じた。

小林秀雄の眼と俳句01 沈黙に堪えるということ (総合誌「俳句」)

*「俳句」73-4、2024.3.25、pp.116-117 。 *小林秀雄の批評文の一節から俳句の本質や魅力を浮き彫りにする伝エッセイ。第1回目は「美を求める心」の一節と俳句の「沈黙」について綴った。

句の手触り、俳人の響き54 品川鈴子と「ぐろっけ」7 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」41-4、2024.3.20、pp.24-25。 *現存俳人の評伝エッセイ。第54回目も前回に続いて品川鈴子と「ぐろっけ」について。「万緑」「ぐろっけ」会員だった木村美猫氏からうかがった品川鈴子氏と山口誓子についての逸話とその意味を綴った。

短歌・俳句研究の現在、そして未来 (日本近代文学会東海支部)

*愛知学院大学名城キャンパスALICEタワー7701教室、2024.3.16、14:00-17:50。 *日本近代文学会東海支部のシンポジウム。前半は加島正浩氏による大牧広の俳句論、草木美智子氏による栗木京子の短歌論、李哲宇氏による台北俳句会論。後半は藤田祐史氏の司会…