こういう話を聞くと

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=137403

 まあ、肉をぱくぱく食って可愛そうもないですしね。私は自分のバイクとか車に名前をつけますが、結局は売るか配車にしますし、ってこれは関係ないか。
 まあ、人間を食べるわけじゃないので「貴重な経験」で良かったねという印象です。

 で、こういうとき必ず「鶏くらいにしとけ」とか逆に「豚がかわいそうだったら菜食主義にしとけ」とかいう意見を聞くけど、私からしたら、豚も鶏も植物も「命」としては同じで、とても違和感を感じます。
 植物だって生きてるよ、と小さい声で言ってみる。

柄ではないが

http://www.excite.co.jp/News/society/20080226190102/Kyodo_OT_CO2008022601000549.html

グランドプリンスホテル新高輪(東京)が日教組の全国集会の会場使用などを拒否した問題で、親会社の西武ホールディングス(HD)の後藤高志社長は26日、記者会見し「宿泊客らの安全安心を守ることを第一に考えた」と従来の主張を繰り返した。また、会場使用拒否の報告を最終的に了承していたことも明らかにした。集会や言論の自由を阻害したとの批判に対しては「憲法論議をするつもりはない」と説明を避けた。

 このことについては、色々な考えもあるだろう。

http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7992

 ここでは冷静で思慮深い議論が交わされていた。とても感心した。

 しかし、私は敢えて一般論を避け、個別的に対応する。この事実を知ったとき、私はかなり傷ついた。
 もう私はこのホテルには泊まれない。泊まらないのではなく、もう泊まれない。この事件を思い出すから。

やれやれ

http://scienceportal.jp/reports/robbot/10.html

 みんな空想科学読本が好きなんだなあ。
 2chの反響も「乗ればゲロをはく」とか……自分でチャンと計算しろよ。

 接地圧の問題はその通りだと思うけど、構造体がアルミ合金では絶対実現しないと思います。

歩きますが、空も飛べない。人間も乗れない。しかも二つ問題がある。

この辺に空想科学読本っぽい匂いがしてすごくいや。

思考の迷路

 例えばツバルが沈むという言説があります。
 しかしながらここに紹介されたリストのコンテンツを読んだ後で、脳天気にそれを語れる人が多いとは思えません。
 その後にここを読むと、地球温暖化の全体像と個々の出来事を同じレベルに扱う危うさも感じ、はたと立ち止まってしまいます。

 メッセージを効果的に伝えるために、人は必ず何らかの手を打ちます。

 体験から言えば、多くの人は明快で分かり易い(そしてできれば、ただ一つの)解答を好みます。その解答が幾分かの真実を含んでいれば、そのもたらす恩恵に免じていくらかの欺瞞は大きな声で指摘するべきでないのでしょうか。

 ま、ケースバイケースであるということはわかってますけど、そのケースがどうなのかが判断できないので困るわけです。

 中西準子氏の感想を読むと、こういう落ち着いた態度はうらやましく感じます。

 結局勉強不足なんだよな。だから、怖い。だまされるのが。丸め込まれるのが。

仲良く生きる

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007101990070638.html

ブログの掲示板には三年前の開設当初から「しつけのいい犬は放し飼いでもいい」「リードは動物虐待」「狂犬病予防法は時代遅れの悪法」などの主張が展開され、都や市には「放置していいのか」との苦情が寄せられていた。公園で放し飼いを注意した市職員が、飼い主から「ブログには問題ないと書いてある」と反論されたケースもあるという。

 まあ、人間を殺す能力のある動物ですから、ノーリードの犬に不安を覚える人がいても、何の不思議もないと思います。リードが動物虐待でしつけが違うというのはにわかには首肯しがたい意見ですが、必ずしも荒唐無稽というわけでもないですから、東京都は正面切って闘うべきでしょう。
 なぜ、予防接種やリードが必要か、日本の社会情勢を踏まえた論陣を張って議論したらどうでしょうか。モラル向上につながれば大きな収穫がありそうですし。

世の中色々だけどね

http://www.asahi.com/edu/kosodate/kosodatenikki/TKY200707150248.html

居酒屋に小さい子を連れておくのは、それ自体どうかと思いますし、

家におじい、おばあがいる。近所にいるというのなら、子どもを預け、夫婦2人だけだった時と同じように、おしゃれなレストランに行くこともできるでしょう。しかし、夫婦2人だけで赤ちゃんの世話をしているとそうはいきません。

ベビーシッターにでもあずけたらどうかと思う。
http://www.takamisupply.co.jp/baby_m.htm
そんなに高くない。二回の外食を一回にすれば何とかなる金額です。
もちろん、子どもがたくさん来るファミレスなどでは、「最低限のマナー」さえ守れば、OKだと思いますが、本来子どもが出入りするべきでない店に連れて行くことは、本人の為にもならないと思います。

ツッコミ力への違和感

つっこみ力 (ちくま新書 645)
 面白い本だと思います。でも、ちょっと違和感があるのです。
 トンデモ本の世界で始まった笑いによる批判が、ニセ科学の勢力をそぐという点に関しては、結局無力であった(もちろん、それは目的ではなかったといえばそうですが)ことを考えると……と学会の人たち(全部ではないかも知れませんが)は、今では多少「真面目に批判する」というスタンスに替わり始めている印象があります。
 小林よしのり氏といわゆる(左翼)文化人の論争で、どうも若い人たちが小林氏に肩入れする理由を考えてみると、ひとつには小林氏の「真面目さ」があるような気がするのは私の理解が足りないせいでしょうか。小林氏への批判で効果的だったのは、「軍事オタク」による「真面目な批判」だったような気がするのですが。
 真面目ばかりでは嫌われるけど、バカにされたら、やっぱり腹立つんだよね。

超能力番組を10倍楽しむ本 柔らかく書いてあるが、本質的には真面目な批判
トンデモ本の世界R ちょっと真面目な批判もあり