毎日更新をやめたら仕事以外で外出する機会がほとんどなくなってしまいまして、家で3時間くらいひたすらボーッとしていて気づいたんですけどこの部屋小バエ湧いてた。ギャァー!最初はこないだ暇さの余りやってしまったシャドーボクシングが原因で飛蚊症に羅病したかとボクサーの宿命を恨みましたが、アホ丸出しで口を空けていたら中に入ってきた点から判断する限り本物でしたので、つまり飛蚊症ではなくて白痴症でした。良かった。誤解を生みそうなので一応書いておくと僕は決して蝿の王ベルゼブブではありませんので(豚だし)自分自身から湧き出したのではないです。まあ「ブブ」のあたりはちょっと豚風味なので油断はできませんが、こう見えてもほぼ毎日シャワーは浴びているので違うと思われます。そこで原因はどこの何なのか見渡した結果、「賞味期限を2週間過ぎた牛乳」「2ヶ月前からテレビの上に鎮座している小皿」「引っ越してから一度しか掃除していないトイレ」あたりが重要参考人として挙げられましたが、どれも恐る恐る調査したところ違うようでしたので、あれれ?と疑問に思ってたら、生ゴミを入れて纏めた後一週間ほど忘却の彼方へと旅立っていたゴミ袋が真犯人でした。というか犯人は完全に僕なので発生源がそれでした。目が悪いせいでぜんぜん気づいてなかったんですが、凝視して見ると袋の中には研究家が見たら思わずハエの遺伝実験に取りかかってしまうほどの勢いで彼らが発生していたので、さすがに速攻で捨ててきました。聞いた話によると「不潔」は女性に嫌悪される巨大な要素らしく、もしこの件がエスカレートしていたら今よりさらに一段と嫌われるとかいう、もはや想像するのも困難なレベルにまで達するところだったので、本当に危機一髪だったと今さらながら震え上がっております。あと今ちょっと調べて知ったところによると、ウィリアム・ゴールディング作『蠅の王』には、屠った豚の頭にたかる蠅の群が現れるそうです。どこかで聞いたような話ですね!

遅延

 前回書いた日記の文中にジャニーズの人の名前を書いたら、普段の倍を優に上回る人がここに来てしまったので、そのことに気づいた時はアクセス数を増やす糸口というか秘訣というか、なにやらそういうものを掴んだような感触があったのですが、ジャニーズ情報を求めて来たらそこでは豚がブヒブヒ言っていた、というような際に女性の方が受けるショックがいかほどのものであるかを考えたらだんだん居たたまれない気分になってきました。特に前回はデブが髪を切ったとかいう、正直なところ自分自身ですらどうにも興味を持てない話題でしたので、第三者たる皆さんの興味のなさを思うと胸も張り裂けんばかりです(食べすぎで)。
 さて、おととい、宮城県地震があった日、仕事で千葉県の市川市まで電車で行ったんですが、東京駅で総武線快速に乗ろうとしたら、ホームで電車を待っている人たちが揃いも揃って、なんかもう全員哲学者なんじゃないかっていうくらい深刻な表情をしていたので仰天しました。一瞬ここは学園アカデメイアかと思ってしまったほどです。嘘です。分かりにくい上に意味のない嘘をついてしまいました。で、それはさておき、よく見渡してみたら、なんか家の水道とか止められてそうな顔になっている人はみんなでっかいバッグやトランクを持っています。どうもこの人たちは総武線で成田空港に行くつもりのようです。しかし、電車は地震でほとんど動いていないご様子。そりゃ深刻にもなる。こちらは急ぎではないので傍でのんびり聞いていたところによると、なにやら50分とかそういう割と致命的な時間の遅れが出ていたらしく、誰一人冗談が通じなさそうな表情をしてたのはちょっと面白かったのですが、深刻さのあまり空気が本気で沈殿していて、自分も含め旅行に関係のない乗客まで迂闊なことを口走れない雰囲気を醸し出していました。急ぐあまり車内で足踏みしたり20秒に一回の割合で時計に目を走らせたりしていたあの方々の焦燥と絶望を思うと胸も張り裂けんばかりです(食べすぎで)。

ブラウニー

 毎日更新をやめた瞬間からタガが外れたかのように更新をサボり倒しそうになったのですが、他にすることが思いつかなかったので結局この通り日記を書き始めてしまいました。さて、ここまで読んでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、見て下さっている人に敬意を払う為、ですます調に戻しました。じゃあつまりお前今まで敬意持ってなかったん?みたいな気配も感じますが、その辺は日本人ならではの曖昧さを持って有耶無耶にしたいと思います。
 で、更新していなかったこの2日間、いったい何をしていたかといいますと、普段の僕でしたらここで「なにもしてませんでしたー。ズコー!!(笑)」的な流れに持っていくところですが、今回は違います。茶髪にしました。僕のなんというかちょっとゲルニカっている顔を見たことがある人は全員このタイミングで絶句したかと思いますが、残念ながら事実です。まあ「しました」って何か自主的に動いたように言っても実際のところは美容師さんに「茶髪にしてくださーい」と頼んだ後はボーッと席に座って自分のゲル顔(略してみました)と向き合ってただけなのですが、とにかくそうしたのです。本当は「今井翼みたいにしてください」とお願いしようと思ったのですが、後ろ髪を見るために使う二つ折りの鏡を眼前で開かれて「いかがでしょうか?」と皮肉を言われてしまいそうなのでやめました。危ないところだった。予定だと茶髪にした暁にはモテモテとまでは言わなくても、あ、これちょっと体もたないんじゃないの?くらいのレベルに達するはずだったのですが、不思議なことに今のところ何も起きません。何でだろうと思って鏡を見たらそこには猿が映っていたので納得。下が豚で上が猿の生き物は一体なにタウルスって言うんだろうね。

お盆期間の土曜日なのに会社で電話番

 これまで更新のために毎日のように漫画喫茶に通いつめてたんだけど、ついのんびりしちゃうせいで行く度に1000円近く掛かっており、計算すると月3万円とかいうちょっとした第三セクター並の無駄遣いをしてしまっていることと、そもそも毎日更新する意味がまるで感じられないことが判明したので、もう無理に日記を書くのはやめます。この事実に僅か40日で気づいた僕って、もしかして、天才かも!!?

三連休日記 日

 昨日の続き。
 疲れた体を横たえ、昼14時ごろ就寝。夜に起きてウイニングイレブン9を買いに走る。無事購入し、ピコピコやり始めたところでなにやら昨日より視力が悪くなっていることに気づく。土曜日にPの煙草の煙で目が尋常じゃなく痛かったのを我慢して桃鉄をやり続けたせいか。近視が進んだとかではなく目の解像度そのものが悪化した。Pを殺したい。我慢してしばらくやっていたが視界のボンヤリ感がまったく収まらないので諦めて寝た。
 昼ごろ、電話が掛かってきて起床。着信元を見るとどうも公衆電話からのようだ。もしかしてこれは先月の家賃をまだ払っていないことと密接な関係があるのではないか?と思い当たったので、ショックのあまり一瞬で完璧に覚醒した僕の大脳から出された指令に従い、無視を決め込むことにした。だが我が携帯電話はさらに鳴動を続け、3回目の着信となるに至って、もしかして緊急の話かもしれない、と、恐怖に戦慄しつつ、ついに電話に出たところ、なんのことはない、携帯を持っていない友人のTだった。怯え損すぎる。
 電話の内容は要約すると「暇だから遊ぼう」というもの。mixiで叫び続けていた効果がやっと出てきたと言える。何をするか決まらないまま、とりあえず2億パーセントの確率で暇を持て余しているに違いないIを誘い、ノコノコと若者の町、渋谷に向かう。行くたびに思うのだがここは自分のいるべき空間ではない。浮く。体重は重いのに、浮く。違和感に耐えつつ、昔一度はじけすぎて上に乗ったことのあるハチ公(重かっただろうに)の傍で待ち合わせを終え、渋谷は道玄坂の寿司屋、「春夏秋冬」http://woman.excite.co.jp/gourmet/restaurant/shop_7219.htmlに突撃。入店してみると、なんと寿司屋のくせに寿司が周っていない。じゃあ一体どうするの?と思って頼んでみたらなんかゲタみたいなのに乗って出てきた。足のにおいがついてしまっているのでは?と恐る恐るそれを食ってみたら足くさいどころかうまいの何の。周っていない寿司すごい。ウニ、旨い。ホタテ、旨い。トロ、旨い。えんがわ、旨い。たぶんギロッポン(業界用語)とかザギン(業界用語)あたりの高級寿司屋に比べれば劣るんだろうけど食ったことないので比較できないしもうこれで十分うまい。渋谷にも道玄坂にもひたすら疎遠な自分だけどもここばっかしは通い詰めたい。今思い出しただけでそんじょそこらのマーライオンには負けないくらい涎が出てきた。安くて旨い。泣ける。無敵。日本最高。
 ちょっと旨いっていう表現を使いすぎた感もあるけれど実際のところ価格対性能比(性能?)で言えばそれくらい旨かったので満足し、またしてもI家に向かう。サッカー日韓戦を観戦し、祝杯(コーラ)を挙げ、その後Iが痴呆みたいな顔でビーマニをしてたのでやらせてもらったら先日書いたように楽しかったので、終電を諦めるくらい嵌った。2時くらいに脳が動かなくなったので止め、翌日仕事なのでちょっと寝ようとしたら、Iが今度はドラえもんにもらったひみつ道具で手に入れた「女王の教室」を見はじめた。自分も見たいけど仕事だし寝なきゃと思い、なんとかして寝に入ろうとしたのだが、阿久津先生が「いい加減目覚めなさい」と言ってたのが怖くてこっちまでバッチリ目覚めてしまった。結局朝五時過ぎにI家を去り、家で1時間だけ寝て、ズタボロの体を引きずりながら仕事に向かったのであった。とても有意義な3連休だったはずなのだが、読み返してみたところによると建設的なことを一切しなかったらしい。あと視力はいまだ回復しない。やられた。Pを、殺したい。

三連休日記 土

 昨日の続き。
 焼肉を食べて満腹した4人(正確に表記すると3人+1頭)は、桃鉄をするため一路I家に向かったのだった。賭けのルールは4位が1位に、3位が2位に差額をそれぞれ払うという画期的なシステムで、期間はゲーム内の時間で30年。一瞬、現実の30年後に自分がどうなっているか考えてしまい、恐怖のあまり大声を上げそうになったが、ふと自分の腹を見たところ、有り余る腹肉の中にさらに肉が投入されたせいで将来がどうとか言ってる場合じゃないくらい深刻な現在がそこに存在しており、思わず素に戻ったので叫ばずにすんだ。レートは相場がわからなかったので、Kさんの言うとおり「1000万円10円」とした。思えば、これが、よくなかったのだが。
 そうこうしているうちに、I家に到着。早速戦いが始まった。10時間を超える大の男同士の熱き真剣勝負(でも桃鉄)は、もし親に見られたらその場で精神病院に連れて行かれるであろうほどに白熱したのだが、ゲーム中に交わした具体的な会話については、その内容の薄っぺらさと結果から受けた衝撃のせいでほとんど覚えていない。最終順位は、まだみんな数十億程度しか持っていない時点でゴールドカードを入手し、300億円のビルを30億で購入した買い物上手なKさんが、中盤から独走し、資産900億超で圧勝。ひたすらボンビーから逃げ回り、ブロックカードを3枚も4枚も持ち、移動系カードを絶やさず堅実に立ち回った自分が480億で2位。最後の半年くらいカードを使い尽くしてボンビーに取り憑かれ続けたときは死を覚悟したものだが、なんかおとなしくしててくれたので助かった。3位のPは、何度かキングボンビーにボンビラス星(言葉では説明できないくらい恐ろしい星。知らない方は全裸で行く火星みたいなものだと思ってください。)に連れて行かれ、さらには通常は赤字になっても売られることのない農林物件を全て捨てられてとても面白い顔をしていたが、いつの間にか盛り返して300億を確保。そしてビリが各所で勝負弱さを露呈したIで資産200億。
 自分は2位なのでまあ満足して精算に入ろうと計算に取り掛かる。えーと、1位と4位の差額が700億だから、1000万10円として、えーと、いち、じゅう、ひゃく・・・え、・・・7万円!?ドヒャー!!!!こりゃ大変なことになった。前日決めた引越しを早くも取りやめるんじゃないかってほどIが負けた。しかも桃鉄で。当初は「1000万円50円案」も出ていたんだけど、もしそれが通っていたら35万円になるところだった。明らかにレートを見誤っていた。しかし7万ってすげえな。生活プランが普通に狂う。自分だったら青ざめて無言になるとこだけど他人事なので爆笑していたら、「しっぺ、デコピン、ビンタの3点セットで2万円にまける」とKさんが言い出したので驚いた。この器のでかさはぜひ見習いたいと思ったが、3位のPから貰う1万8000円はビタ一文まけなかった。えーだってほしいじゃん金。あと最早なんの関係もないのにKさんに追従してIにビンタした。Iの「なんでお前が」という顔が心地いい。
 んでもってKさんのオゴリでカレーを食べて12時ごろ帰宅。まだ半分しか終わってないけど充実した一日だった。で、ここでちょっと聞きたいことがあって、ほら、肛門ってあるじゃん、あのアスタリスクみたいな。デブの人なら分かってもらえると思うんだけど、ウンコがその肛門様から、テレビから現れる貞子みたいなノリで出てきたとしても、ケツの余った肉で、肛門を突破したそれをギュッと抑えることができるんだよね。その状態って、まだ洩れたことにはならないよね。僕としてはそうじゃなきゃ困るっていうか、それが認められないのであれば帰り道にウンコを洩らした。

三連休日記 金

 たぶん3ヶ月以上前から、mixiで「友達がほしい」「誰か遊んで」という心からの叫びを、深刻すぎてもう誰もコメントを書ける空気じゃなくなるくらいの本気さで書き続けていたんだけども、ついに先週の木曜に友人のI(男)(つうか今後出る名前は全て男)から「遊んでやってもいいよ」(原文まま)という、内容は有難いんだけどなぜか釈然としない書き込みが入ったのであった。まあ僕としても遊びたくて仕方ないお年頃だったので、トリュフを発見した豚を想起させるほどの勢いで食いつき、早速翌日の金曜に遊ぶことに決定した。
 そして金曜。起きたら「なんか外に出るのめんどいな」という思考に脳が支配されており驚いたが、しばらくボーッとしていたらIから電話がきたので観念して出た。具体的に何をするか、人と遊んだ記憶が少なすぎるせいで一向に思いつかなくてどうしようと思っていたところ、Iが言うには部屋探しをしたいとのこと。なにやら今自分が住んでいる場所のすごい近く(隣の駅とか)に引っ越すつもりらしい。なんだこいつもしかして俺のこと好きなんじゃねーの?そう思うと「遊んでやってもいいよ」という高圧的な言い方もラブコメにありがちな照れ隠しに見えてくるから不思議だ。でも一番不思議なのは自分の脳だと気づいたので、普通に部屋探しをした。詳しく書くと当人に怒られるかもしれないので書かないけども、結構無茶な条件だったのにそれより安い値段で割と簡単にいい部屋が見つかってビックリした。というより今思うとあの感情は驚きというより敵意だった気がする。場所が近いだけにIの満足げな顔が癇に障る。幽霊出ろ。
 んでもって(残念ながら)無事に部屋探しが終了。僕もデブだがIもデブなので、ここで当然のごとく焼肉を食いに行こうという話になった。でも2人で焼肉ってのは無しだと意見が一致したため、KさんとPを呼び出す。Kさんはたぶん同い年なんだけど、様々な局面で完敗しているため、どうしてもさん付けをしてしまう。一方のPはラーメンを食べたあとなのに呼んだら来たほどの豪傑。最近気づいたところによると、丸顔の南米人はまず間違いなくPと顔が似ている。まあそれはどうでも良かったので、ちょっと遠いけどレバ刺しがうまいと評判の、南阿佐ヶ谷にある大田屋(テジョン屋)http://www.e-oyako.com/cgi/shopdb/shopdb.cgi?METHOD=show&ID=1169まで出陣してきた。で、結論から言うとヤバい。うまい。最近うますぎるものを食うと笑ってしまうんだけども、ここのレバ刺しには爆笑した。もはや切り身ではなく塊で食べたい。美味しんぼで読んだところによると、中国人は「体の悪い部位と同じ場所を食べるといい」などと言っているらしいので、これでもう脂肪肝も糖尿も怖くなくなった。無敵。もちろん肉自体もチヂミも旨いしサラダすら旨い。満腹になるまで食ったら一人8000円とかそういうちょっと心臓がキュッとする金額になったけど後悔はしなかった。
 その後4人でI家に戻り、「賭け桃鉄」という、純粋な小学生だったころは思いもつかなかった真剣勝負を徹夜で行ったのだが、それについては次回。一言だけ書いておくととんでもないことになった。