メルマガ再録「卜部弘嵩、初の海外遠征で期待される“探求”と“図太さ”」(14.02.28)

格闘秘宝館メルマガ再録、もういっちょいきます。4.26、フランス遠征で世界戦に臨むKrushトップファイター・卜部弘嵩についての原稿です。



卜部弘嵩、初の海外遠征で期待される“探求”と“図太さ”」


 2月26日の記者会見で、初代Krush -60kg王者・卜部弘嵩の海外遠征が発表された。舞台は4月26日、フランス・ヴァンヌで行なわれるISKA世界スーパーライト級王座決定戦。対戦相手は過去に日本で闘い、延長戦までもつれ込んでいる(卜部の負傷TKO勝ち)グザヴィエ・バスターだ。
 バスターにとっては不本意な負け。今回はホームでのリベンジマッチということになる。卜部の側からすると、完全アウェーの舞台に乗り込む形だ。
 このリマッチはバスターの希望で実現したもの。しかし卜部も、以前から海外遠征を希望していたという。活躍の場を広げたい、自分をアピールしたいということもあるだろうが、アウェーのリングを経験することで今までにない経験をしたい、自分を成長させたいという思いもあるはずだ。
 昨年12月に行なわれた梶原龍児引退試合、その相手に名乗りをあげた卜部。今回の海外遠征も、そこにつながってくる試合ではないか。どうやったらもっと強くなれるのか、何をどう変えればいいのか、自分に足りないものは何なのか。彼はそれを考えているはずだ。
 そういう卜部の自己探求とは別の部分での興味深さもある。僕が会見場で思い出したのは、佐藤嘉洋のことだ。
 K-1 MAXに出場する前、全日本キックに所属していた頃の佐藤は、頻繁に海外遠征を行なっていた。タイ、オランダ、イタリア。僕はイタリアでの試合を現地観戦したことがあるのだが、とにかく驚いた。正直に言うと、「あれ、佐藤ってこんなに凄かったの!?」という感じ。
 確かに、日本で見る佐藤も強かったのである。しかし徹底して勝負にこだわるファイトスタイルは地味にも感じられた。時代はK-1全盛期。日本のキック界、つまり佐藤の近いところにも、小林聡武田幸三といったリスキーなファイトで観客の心を揺さぶる選手たちがいた。
 そういう中で、“海外で結果を出せる、日本より海外で評価される選手”として、佐藤は自分の価値を高めていったのだ。
 僕が見たイタリアでの試合、佐藤は現地在住のタイ人ファイターをヒジとローでボコボコにし、TKO勝ちを収めた。アウェーだからやりにくそうなんてところがまったくない、むしろ日本よりのびのびしてるんじゃないかと思えるくらいの闘いぶり。
 見ている僕の気持ち、その前提も違う。やっぱり海外で闘う日本人選手に関しては内容は二の次というか「とにかく勝ってくれ」と思うもの。そして「とにかく勝つ」という点において、佐藤ほど頼もしい選手はいないんじゃないかと感じたのである。
 長々と佐藤のことを書いたが、卜部にも似たようなところがあるような気がするのだ。日本だろうがフランスだろうが、きっちり実力を出してくれるような気がする。自分を貫き通す図太さがあるというか。
 この遠征の結果がどうなるかはまだ分からないが、“敵地で頼りになる男”という存在感は卜部にふさわしいんじゃないか。そしてその上で、今までにないプラスアルファを身につけたら、さらに面白いことになる。何年か経って、卜部自身が梶原戦と並んで「あれが転機でしたね」と振り返るような試合。今回のフランス遠征が、そういうものになるといい。

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メルマガ再録「U系イベント・ハードヒットの格闘技術における“地金”と“新技”」(14.03.07)

え〜、ふと思い立って、メールマガジン格闘秘宝館メルマガ』で書いてきた原稿を、これからブログで再録していこうかと思ってます。まずは『ハードヒット』2月大会を見て書いた原稿から。『ハードヒット』最新大会は本日(4.26)新木場で開催です。まあ「今日の今日」になっちゃいましたが、よろしくお願いします。
で、興味を持ってもらえたら、大会に行きつつメルマガを購読してもらえたりすると嬉しいです。メルマガのアドレスはこちらです。
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「U系イベント・ハードヒットの格闘技術における“地金”と“新技”」

 2月28日、ハードヒット新木場1stリング大会の全選手入場式で、プロデューサー兼エースの佐藤光留はこんなことを言っている。
「プロレスラーができて当たり前のレスリング、闘いを見せるために、選手一同がんばります」
 なるほど。佐藤は“プロレスラーはレスリングができて当たり前”と考えているわけだ。
 あらためて説明すると、ハードヒットはロストポイント制を採用した“U系”プロレスイベント。そのリングで使われる技は、おのずと“格闘技の技術”になってくる。
 いくらエンターテインメント化が進んでも、プロレスは“闘って勝ち負けを決める”ことを見せている。だから、僕としては試合のエッセンスとして“格闘技術”が見られると、なんだか嬉しい。たとえば中邑真輔のボマイェにしても、ヒザがヒットする瞬間に軸足の爪先を立て、腰をグッと突き出すところに「おっ」と思ったりする。あれがヒザ蹴りの基本で、フォームの原理としてはロンダ・ラウジーがサラ・マクマンをKOしたヒザと同じなのだ。
 逆に、UWFの登場以降、“プロレス技”として取り入れられた格闘技術が一般化して、ぞんざいに扱われると「なんだかなぁ」という気分になったりもする。いや、あるじゃないですか「それ、足に抱きついてるだけじゃないの?」みたいなヒザ十字とか。
 ハードヒットは中邑真輔的というか、どんな技を使うにしても地金みたいなものが問われるし、見える。以前、参戦した中澤マイケルのように“できないからこそ挑戦してみる”というスタンスもあるし、“あぁ、この人はこんなこともできるんだ”というところが面白く感じる場合もある。
 たとえば、今大会のグラップリング・トーナメントに出場した青木篤志だ。元ノア、現在は全日本プロレスで活躍する青木のベースはレスリング。高校から自衛隊体育学校までガッツリやってきた。その地金は、ハードヒットのグラップリングマッチという舞台だからこそピカピカに輝いた。
 この日、全日本プロレスからはSUSHIも参戦。坂口征夫と対戦している。短時間で敗れはしたものの、差し合いや腕をたぐってバックを取ろうとする動き、相手の足を自分の足で挟む基本通りの片足タックルを見せた。ふだんは出さないけれど、こういう“武器”も持っている。それが分かるのは、やっぱり嬉しい。
 こうした“基本に帰る”部分だけでなく、“先に進める”要素もハードヒットにはある。グラップリング・トーナメントの決勝戦。青木と対戦したのは勝村周一朗だった。元修斗世界王者で、MMAジムの会長で、所英男のセコンドで、D-NETの中核メンバー。そういう選手が、必ずしも格闘技を見慣れているわけではない観客の前で試合をする意味は大きいだろう。
 青木との試合、勝村は体格的な不利もあってか下からの攻撃を多用した。足元に潜り込んでのヒザ十字やアンクルホールド。ロストポイント差で敗れたものの、“いつものプロレス”にはない技術にプロレスファンも沸いていたし、“一瞬でも気を抜いたら青木がやられてしまう”という緊張感が漂った。
 なにしろ、勝村がマットにお尻をつけた状態で青木に近づこうとしただけで「うわっ!」という反応が返ってくるのだ。MMAグラップリングでは珍しくない動きでも、ここでは“不気味な新技”だったということだろう。
 メインイベントはDDT王者・HARASHIMA伊藤崇文の対戦。最後はパイルドライバーにジャーマン、アームロックを強引に持ち上げてのバスターから腕十字と派手な連続攻撃でHARASHIMAが勝ったのだが、バックを取られた状態から綺麗な“スイッチ”で切り返す場面も。
 HARASHIMAのチョークを伊藤がディフェンスした場面も印象深い。伊藤がやったのは、自分の首に巻きついてきた腕を両腕で掴み、肩で担ぐようにする。基本のディフェンスだ。長南亮vsダンホンの最後の攻防を思い出してもらうといいかもしれない。2本の腕で1本の腕を制す。2on1というやつだ。
 で、この基本の動きが、いわゆるショルダー・アームブリーカーにも見えるのだ。“しっかり防御”の場面を“スリーパーをアームブリーカーで返した”ように感じた観客がざわめいた。さらに伊藤は、そこからワキ固めへ。
 勝村にしても伊藤にしても、ふだん練習しているレスリングとMMAの技術を使っただけだ(見せ方、伝え方は意識したと思うが)。でもそれは、プロレスのリング、プロレスファンの前ではかなり新鮮なものだった。これ、なかなか面白い現象だと思うのだ。彼らは“プロレスにおける格闘技術”を更新する役割を担っているのかもしれない。
 何年か経ったら、ハードヒット以外のプロレスでも、スリーパーを2on1でディフェンスし、そこから切り返すのが当たり前になるかもしれないなぁ……などと思ったりもする。“80年代、UWF勢に蹴りを教えたシーザー武志”みたいな存在に、伊藤や勝村がなったりするのか。「あそこからプロレスの寝技が変わったよね」なんて、まあそういう可能性だってあるわけである。
 しかしなんなんだろうか、勝村。D-NETで日本のMMAを活性化し、同時進行でプロレスの“格闘技術”にも影響を与えるかもしれない存在。まさかこんなふうになるとは……。そういうところもまた、ハードヒットの面白さなのだ。


※4.26『ハードヒット』の情報はこちらからどうぞ。
http://www.ddtpro.com/hardhit/9108/

ガンバレ☆プロレスと「ガクセイプロレスラー」

久々にブログ書きます。僕がいま一番ハマってるプロレス団体、ガンバレ☆プロレスについてです。

ガンバレ☆プロレス、略称ガンプロは今年、大家健が旗揚げしたDDT系の団体。この大家というレスラーは、お笑い要員というのかダメ人間というのか、とにかく“うまくいかないところ”を観客に見せてきたわけです。リストラされたり、失踪して名古屋で期間工として暮らしたり。今回も、DDT傘下のユニオンで退団マッチに敗れ、DDT再入団もできず、いっそ自分で団体作ったらどうだという高木三四郎大社長のススメにより旗揚げという流れ。ちなみに旗揚げ資金は1万5000円という史上最安値です。
先日、行なわれた大家の講演会によると(そういうのがあったんです)、それまでの大家は思ったことを口に出せない人間だったそうです。

でも、旗揚げを機に気持ちをそのまま表現するようになった。その一つが、ガンプロのスローガンである「プロレスをメジャースポーツにする」。いきなり大きく出た。ふだん観客100人いないような興行やってるのに。

でも大家いわく「思っちゃったんだから仕方ないじゃないですか」。どインディーだってなんだって、プロレスが好きな思いには変わりがないんだ、と。プロレスが好きでしょうがなくて、プロレスに何度も救われてきて、だから恩返しがしたい。そのために「頑張る」。それがガンバレ☆プロレス

むやみに熱い大家のもとには、ばってん多摩川あらためガンバレ☆玉川(大家命名、漢字間違える)など、DDT公式パンフレットの表現を借りると「くすぶらせたら右に出る者はいない人材」が集まってきます。みんな自分を変えたい。今までとは違う自分になりたくてガンプロに参戦する。

あ、そんなわけでガンプロは単にシリアスなだけの団体ではないです。熱すぎて笑っちゃうこともあるし、ヘソで茶を沸かすような展開も。ちびっ子ファンにアピールするにはパンダだ! と投入された「3代目J-Soulパンディータ」。女子プロレスラーライディーン鋼はガンプロ参戦時のみ「剛力鋼」に改名。出場希望などはmixiのみで受付けなどなど。


そういう要素があるから、暑苦しいほどの熱血にもスッと入っていける。何かっつうと泣き、叫び、抱き合う“カリスマ号泣師”大家に感情移入できる。あげく、勝手に深読みしたりする。

11月の市ヶ谷大会はスタッフがことごとく同日開催のベリーズ工房・武道館ライブに行ってしまい、九段下vs市ヶ谷、ベリ工vsガンプロの「興行戦争」に。ガンプロもベリーズ工房に対抗すべく、大会中にアイドルのライブを実施します。そこで出てきたのが「メトロポリちゃんV(ファイブ)」。えーすいません、知りませんでした。まあ地下アイドル中の地下アイドル、みたいな人でしょうか。でもこのメトロポリちゃんV、愛称メト子ちゃんが大仕事をやってのけるんですね。

試合後にパンディータが乱入し、ケモノの本能なのか暴れまくる。そこに登場したメト子ちゃんが歌ったのが劇場版マクロスの主題歌「愛・おぼえていますか」。歌を聴いたパンディータはおとなしくなり、やがて退散...プロトカルチャー!

いや、基本的に笑っちゃう展開ですよ。そうなんだけども、マクロスっていうのはアイドルが歌の力で闘いを終わらせるわけじゃないですか。こんなにスケールのデカいアイドルの話ってないでしょう。つまりこれ、ガンプロが本気でベリーズ工房に対抗すべく、「アイドルの力」の究極形をぶつけてきたのかなと...考えすぎですかね。

ヘソで茶を沸かしたあげくに熱くなり、あげく泣きそうになることもあるガンプロ。その主要登場人物の一人が今成夢人です。元学生プロレスラーで(リングネームは金的桜ヶ丘)、今はDDTの映像班。ガンプロの天敵である浪口修に襲撃されたのがきっかけで参戦することに。その奮闘ぶりと大家との友情がこの団体の軸と言っていいでしょう。

DDTの煽りVでも才能を発揮している今成。かつて多摩美大の卒業制作で作った映画は様々な映画祭で上映され、賞も獲得しています。

タイトルは「ガクセイプロレスラー」。学生プロレスのドキュメンタリーで、描かれるのは選手たちのリア充から遠く離れた青春です。学生プロレスやってても、まあズバリ言ってモテない。プロレス見て、やって、学生プロレス仲間と酒飲んで。そんな生活にどっぷり浸かってるうちに、主人公のエロワード・ネゲロこと冨永真一郎は単位取得もままならなくなる。しかし大学には学生生活を満喫しつつ、女の子と付き合いつつ、しっかり単位を取れる連中もいるわけで、リア充への憧れと憎しみは募るばかり。でもリングには、そこでしか得ることができない燃焼感が...と、この「ガクセイプロレスラー」は見事な青春映画でした。

そもそも、今成が学生プロレスを題材にしたのは、多摩美でオシャレな面々がオシャレな作品を作ってる中で、自分が勝負できるのはプロレスしかないと考えたから。つまり彼もまた、ネゲロと同じ“ガクセイプロレスラー”だった、と。

監督・今成と主人公・冨永。2人のストーリーはその後も続きます。学生監督として評価を得た今成はテレビ局に就職したものの8ヶ月で退社。今はDDT映像班として腕を振るう生活だけど、まあ正直、給料は高くないし仕事はキツい。気づけば20代後半、周りの同世代は結婚したり子どもができたりしてるらしい。ちゃんとしてんなぁ。金もあるのか。なのに俺は...。

一方、冨永はというと「ガクセイプロレスラー」がきっかけでユニオンに入団。学プロのスターは、即戦力として入団発表記者会見も行なわれるほど期待されました。きっと今成も誇らしかったはずです。映画の中で自分を投影した人間が、期待の新人として“本物の”プロレスラーになったんですから。しかし冨永は、大きな活躍を見せることなく、ケガもあって退団...。

「ガクセイプロレスラー」が冨永の人生を変えてしまった。あの映画がなければ、親友が挫折することもなかったのか。悩む今成。互いに深く関わった青春の物語は、ここでいったんストップします。

物語が再び動き出したきっかけ。それがガンプロでした。旗揚げ戦を前に、仲間を必要としていたガンプロに参戦表明した冨永。就職して社会人生活を送りながら、それでもプロレスが好きでたまらなかった。かつて中途半端にやめた場所に、いてもたってもいられず戻ってきた。

旗揚げイヤーの最終戦となる12.26新木場1stリング大会。大家vs浪口など、これまでの集大成となるカードが多く組まれたこの大会で、今成vs冨永も行なわれることになりました。11月の市ヶ谷大会、試合終了後に恒例となっている「集会」で対戦を大家に認められた今成は、冨永に向かってこんなふうに叫んでいます。
「冨永!俺たちの青春、また走り出すんだよ!」

...まあ冷静に言っちゃうと、これは映像スタッフvs元若手レスラーの闘いでしかないわけです。舞台はインディー団体。ほとんどの人にとっては「知らんがな」って話でしょう。無名の若者の挫折まみれの青春が走り出したからどうだっていうのか。

でも、何か惹かれるんですね。「知らんがな」どころか、2人の物語をずっと前からよく知っているような気がする。

なぜか。僕は無名で挫折まみれの青春を何度も見てきたからです。映画やマンガで。何者でもない、何も持たない人間が、どうにかして一発かまそうとする。なんとか居場所を見出そうとする。あるいは、鬱屈の果てに暴発する。そんな姿を描いた名作がたくさんあるんですね。

「SRサイタマノラッパー」、「レスラー」。「桐島、部活やめるってよ」にもそういう要素がある。「ロッキー」だって最初はそんな映画だった。マンガでいうと、僕が好きなのは古泉智浩福満しげゆき。音楽でもありますね、初期のエレファントカシマシとか。

それと同じことを、ガンプロはプロレスを舞台にしてやってるんじゃないかな、と。プロレスをアメコミヒーロー映画にたとえるなら、新日本がバットマンアベンジャーズ的大作。ガンプロは「キックアス」。小規模な話で、笑えて燃えて、泣けてくる。

え〜っとですね。ここでいろんな映画や漫画家さんの名前を出したんですが、あえて個々に関しての細かい説明はしません。みなさん知ってるでしょ。つうかね、「サイタマノラッパー」や「キックアス」やエレカシが好きな人に見てほしいんですよ、ガンプロを。プロレス団体だったら、まずはプロレスファンの間で広まるのがいいのかもしれないけど、ガンプロはそこに収まらないものがある。

世の中には、いろんな娯楽ジャンルがあります。映画、音楽、マンガ、小説、ゲーム。で、これが“縦”のジャンル分けだとすると、“横”のジャンル分けもある。“恋愛もの”とか“戦争もの”とか“格闘もの”とか、映画にもマンガにも小説にもありますよね。で、この“横”のジャンル分けを細かくしていく中に“ルーザーもの”ってのがあると思うんですよ。負け犬ものというか。もっといいネーミングがすでにあるのかもしれない。ラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(通称タマフル)」では“負け犬たちのワンスアゲイン”と言ったりもしてます。

ガンプロは“縦”のジャンル分けだとプロレスですが、“横”のジャンル分けだとルーザーもの。「サイタマノラッパー」と同ジャンル。だから、プロレス団体としては週プロや東スポに載るのがいいんでしょうけど、僕の感覚だと“ルーザーものの新たな注目作としてタマフルで特集してほしいくらいのエンターテインメント”でもあるんですね。ちなみに番組を立ち上げたプロデューサー・橋本吉史氏も元・学生プロレスラー。アントーニオ本多のライバルだったそうです。いや〜、つながってきちゃうんですねこれが。

※ちなみにガンプロの流れがよく分かる公開記者会見、チケット即売会の模様はDDT公式動画がYouTubeにたくさんアップされてますんで、「ガンバレ☆プロレス」で検索してお楽しみください。ま、僕が長々書くより動画見たら一発なんですけどね。

大家健ツイッター
@1600sekigahara

今成夢人ツイッター
@yumehitoimanari

DDT公式サイト・12.26ガンプロ新木場大会情報
http://www.ddtpro.com/ganpro/5690/

格闘技体験イベント、2月23日に開催します!

格闘技トークイベント『格闘秘宝館』のスピンオフ、格闘技ジム体験入門イベント『格闘秘宝館Do!』、第3回の開催が決定しました。
格闘技が好きで、せっかくだからジムにも行ってみたい。でもなかなかきっかけがないし、ちょっと怖いし、体力自信ないし、そもそも一人じゃどうも……。
そんな文系格闘技ファン同士、みんなで集まれば大丈夫! いわゆるセミナーではないため、逆に経験者の方はご遠慮いただいたほうが……という感じのイベントです。未経験者歓迎、というより未経験者用イベントにぜひご参加を。女性限定クラスもあります。
今回は2月23日(土)、鈴木悟選手がオープンしたプライベートレッスンスタジオ『TAKE IT EASY』で開催します。元ボクシング王者にして現シュートボクシング王者の鈴木選手が、女性限定クラスでは格闘技の基本と日常生活にも役立つ効果的な身体の使い方を丁寧に伝授!「キレイになる」格闘技トレーニングで楽しく汗をかきましょう。また男性参加可のクラスでは、基本に加えて鈴木選手が試合で使っている実戦的テクニックを解説&指導します。さらに、鈴木選手が入場で見せるシャドーボクシング(パンチのラッシュ)も伝授!!
練習後には鈴木選手も参加する打ち上げ飲み会もスタジオ近辺で開催しますので、こちらもお楽しみに!

〈イベント概要〉
■イベント名
格闘秘宝館Do! vol.3@TAKE IT EASY』

■日時
2月23日(土)
◎第一部(男女参加可)
OPEN15:30 START16:00(17:10終了予定)

◎第二部(女性限定)
OPEN17:00 START17:30(18:40終了予定)

■会場
プライベートレッスンスタジオ TAKE IT EASY
東京都港区西麻布4-11-4 西麻布尾花ビル2階(1階アクアストア)

http://www.takeiteasy.ws/

■料金
第一部・第二部各3000円
第一部・第二部両方に参加される方は5000円
※スタジオ入会者にはTAKE IT EASYオリジナルTシャツをプレゼント

■定員
各クラス8名 

■インストラクター
鈴木悟(元ボクシング日本ミドル級王者、現シュートボクシング日本スーパーウェルター級王者)

■練習内容(予定)
◎第一部
日常生活にも役立つストレッチ&エクササイズ
パンチ・キック基本レッスン
実戦テクニック解説
ミット打ち体験
入場シャドーボクシング講座

◎第二部
身体の気になる箇所を引き締めるストレッチ&エクササイズ
パンチ・キック基本レッスン
ミット打ち体験
入場シャドーボクシング講座

■参加時にご用意いただくもの
Tシャツ短パン等、動きやすい服装
タオル
ドリンク

■申込&お問い合わせ
専用Mail
hihokan.do@gmail.com
参加申し込みの方はメールの件名に「2/23参加希望」とご記入の上、本文に
1.お名前
2.男性or女性
3.参加クラス(一部・二部・両方)
4.練習内容に関する希望や質問
5.打ち上げ参加or不参加
を書いて送信してください。定員に達ししだい、締め切りとさせていただきます。

またツイッターでのお問い合せは
橋本宗洋
@Hassy0924
まで。

『格闘秘宝館Do!』第2回開催です!

格闘技トークイベント『格闘秘宝館』のスピンオフイベント『格闘秘宝館Do!』が早くも第2回を開催します。
このイベントはタイトルどおり、格闘技ジム体験入門イベント。
格闘技が好きで、せっかくだからジムにも行ってみたい。でもなかなかきっかけがないし、ちょっと怖いし、体力自信ないし、そもそも一人じゃどうも……。
そんな文系格闘技ファン同士、みんなで集まれば大丈夫! いわゆるセミナーではないため、逆に経験者の方はご遠慮いただいたほうが……という感じのイベントです。未経験者歓迎、というより未経験者用イベントにぜひご参加を。もちろん女性も大歓迎ですよ!
今回は7月16日(月・祝)、西日暮里のトイカツ道場で行ないます。二部構成で打撃と寝技の基本、そしてプロの技術を楽しく伝授!
どんな道場か知りたい方は、まずはこちらの記事をチェックしてみてください(http://number.bunshun.jp/articles/-/222267)。
指導力には定評のある戸井田カツヤ選手のレッスンで“DOスポーツとしての格闘技”の楽しさを味わいましょう!

〈イベント概要〉
■イベント名
格闘秘宝館Do! vol.2@トイカツ道場 西日暮里ストライキング』

■日時
7月16日(月・祝)
OPEN13:30 START14:00(16:00終了予定)

■会場
イカツ道場 西日暮里ストライキング
東京都荒川区西日暮里4丁目1-18 第1近藤ビル202
JR山手線・京浜東北線西日暮里駅」徒歩1分
東京メトロ千代田線「西日暮里駅」徒歩1分
日暮里・舎人ライナー西日暮里駅」徒歩2分
http://tkdj.net/nishinippori.html

■料金
3000円(入会すると月会費三ヶ月分無料サービスあり)

■定員
20名 

■インストラクター
戸井田カツヤ、トップブット・ソムクァン

■MC
高橋ターヤン(北米マンセー
高崎計三(ソリタリオ代表)
橋本宗洋フリーライター

■練習内容(予定)
〈第一部 ムエタイ基本レッスン〉
ラジャダムナンスタジアム・ミドル級2位のタイ人コーチ、ノイ(トップブット・ソムクァン)さんによる、本場ムエタイのキック、パンチ、ヒジ、ヒザ蹴り、首相撲レッスン。特にムエタイ独特の、ヒジと首相撲を詳しく解説します!

〈第二部 寝技エクササイズ〉
ダイエットのための寝技レッスン&関節技・絞め技の体験コーナー。
寝技レッスンはインナーマッスルに効くトイカツ式寝技トレーニングです。関節技・絞め技は、トイカツ式足関節、川ちゃん固め、その他スペシャルテクニックを披露!

■参加時にご用意いただくもの
Tシャツ短パン等、動きやすい服装
タオル
ドリンク

■申込&お問い合わせ
専用Mail
hihokan.do@gmail.com
参加申し込みの方はメールの件名に「6/17参加希望」とご記入の上、本文に
1.お名前
2.年齢
3.男性or女性
4.練習内容に関する希望や質問
を書いて送信してください。定員に達ししだい、締め切りとさせていただきます。

またツイッターでのお問い合せは
橋本宗洋
@Hassy0924
まで。

格闘技ジム体験入門イベント開催!

格闘技トークイベント『格闘秘宝館』が新企画をスタートします! 
その名も『格闘秘宝館Do!』。
タイトルどおり、格闘技ジム体験入門イベントです。
格闘技が好きで、せっかくだからジムにも行ってみたい。でもなかなかきっかけがないし、ちょっと怖いし、体力自信ないし、そもそも一人じゃどうも……。
そんな文系格闘技ファン同士、みんなで集まれば大丈夫! いわゆるセミナーではないため、逆に経験者の方はご遠慮いただいたほうが……という感じのイベントです。未経験者歓迎、というより未経験者用イベントにぜひご参加を。もちろん女性も大歓迎ですよ!
第一回は5月12日(土)、長南亮選手がオープンした『TRIBE TOKYO M.M.A』で行ないます。北米MMAの最新テクニックや注目を集めた試合の“あの場面”を、格闘秘宝館MC陣のトークを交えつつ指導&解説!
ちなみに練習後はジム近くで打ち上げ飲み会も開催。汗かいたあとは美味いビール飲みましょう!

〈イベント概要〉
■イベント名
格闘秘宝館Do! vol.1@TRIBE TOKYO M.M.A』

■日時
5月12日(土)
OPEN18:30 START19:00(20:30終了予定)
※21:00より打ち上げ飲み会あり(予算3000〜4000円予定。練習のみ参加も可)

■会場
TRIBE TOKYO M.M.A
東京都練馬区練馬1-22-10 エレガンス練馬B1練馬駅より徒歩4分(西武池袋線西武有楽町線都営大江戸線
http://www.tribetokyo.com

■料金
3000円(TRIBE TOKYO M.M.Aオリジナルステッカー付き)
※当日支払い。入会者は全額キャッシュバック。

■定員
最大30名

■インストラクター
長南亮(第3代DEEPミドル級王者)

■MC
高橋ターヤン(北米マンセー
高崎計三(ソリタリオ代表)
橋本宗洋フリーライター

■練習内容(予定)
北米最新タックル&エスケープ
ケージの攻防
パウンド、ヒジ打ち
極め技(チョーク、十字など)
技術解説&技体験(川ちゃん固め、青木真也vs北岡悟・チョークの攻防など)
※練習内容に関するご希望、解説してほしい技などがありましたら、申し込みの際にお書き添えください。できる範囲で対応いたします。

■参加時にご用意いただくもの
Tシャツ短パン等、動きやすい服装
タオル
ドリンク

■申込&お問い合わせ
専用Mail
hihokan.do@gmail.com
参加申し込みの方はメールの件名に「5/12参加希望」とご記入の上、本文に
1.お名前
2.年齢
3.男性or女性
4.練習のみ参加or飲み会も参加
5.練習内容に関する希望や質問
を書いて送信してください。定員に達ししだい、締め切りとさせていただきます。

またツイッターでのお問い合せは
橋本宗洋
@Hassy0924
まで。

ご参加お待ちしております!

トークイベントのお知らせです!

2月26日、鈴木みのる選手&高橋義生選手のトークイベントで堀江ガンツと一緒に司会をやらせてもらいます。
UFC日本大会のあとはこちらへぜひ!


鈴木vs高橋トークバトル『決着戦』

2/26(日)20:00〜@新宿ロフトプラスワン


ニコ生中継決定!お近くの方は、是非会場で一緒に楽しみましょう!

http://live.nicovideo.jp/watch/lv82694991


高校時代からの親友である、「鈴木みのる」と「高橋義生」。2人の格闘家が「アマチュア時代」「新日本プロレス」「UWF」「藤原組」「パンクラス」各時代を振り返って、ここでしかできない秘蔵のトークを繰り広げる座談会です。

【出演】鈴木みのる選手、高橋義生選手【司会】堀江ガンツ橋本宗洋

open19:00/start20:00

前売¥2,500/当日¥3,000(共に飲食別)

前売はローソンチケット(L:39262)にて発売中!