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無効用性を目指す。
それはつまり、効用性にこだわっているのと同じことだった。
無効用性という効用性に執着している。
何かのために生きない人生へのこだわり。
私は常に私を越えて行きたい。
自己同一性を確立すること、自分探しをすること、
それらはすべて間違っているように思える。
自分ではないものに触れるとは、その全てがまさしく事件であった。
自分ではないものに出会い、そしてそれを理解し、単純化し、自分の中に吸収する。
それは果たして本当に可能なことであるだろうか?
自分が自分になる、本当の自分を見つける、そうして変化したものは本当に“私”であったか?
自分ではないものに出会うことで、“私”はぶつかり、削れ、継ぎ足され、或いは新たな膜によって包まれ、或いは激しい摩擦によって発火する。
化学変化が、起こるだろう。それを我々は実感しているだろう。
つまり自分が自分であり続けることはある意味不可能に近い。
“私”という自意識を、それを成立せしめる精神が越えているのは自明なことである。
“私”はぶれる。揺曳を内に含む。
嗚呼、そうか。私は私ではなかったのだ。
続きます。
独立宣言
もう、書きはじめようと思います。
大物ぶる気はないのだけれど、文章を書くということは僕にとって本当に大事な意味を持つものでした。
何を書くのか。何故書かなければならないのか。
つまるところ、書く必然性など無い。
何か言おうとしたならば、何かを思ったならば、それをただ徒然なるままに書きなぐればいいのでしょう。
価値ある言葉を言おうというのでは無い。
価値から離れ、無効用性を現わす意味での“徒然”。
また書きます。
どうぞよろしく。
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しかしその店を予約したはいいものの、激しく雨降る中店の外で20分ほど待たされ、すごい狭い店内の隅の小さなところに追いやられる。テーブルはガタガタ。狭くて身動きがほとんどとれない。
そんな状況でちょっと嫌〜なムードが漂いつつあるその時、店主登場。
そしてこの一言に、救われた。
「待たせちゃってゴメンネ!でもオイシイヨ!」
ちょっとその見事なまでのタメ口っぷりに唖然としながらも、思わず笑ってしまった。
ぱっと見イギリス人のような雰囲気を持った豪快な50過ぎくらいのおじさん。
腰が低いどころかどこまでも積極的なタメ口。笑
そのアグレッシブな勢いで一気に雰囲気改善!
「お待たせして申し訳ございませんでした」
などと丁寧に言われて、そうだよ!待たせやがって!なんて思わされるよりも、タメ口の方が実はいいのかも。店主の人柄故なのだろうけれど。
お詫びとして一品料理をいただく。それが実に美味い卵料理で、テンションもあがってくる。
数あるメニュー*1の中から、注文何しようか悩んでいると、また店主登場。
「今日はエリンギがイイヨ!食べな!チキンは?食べるだろ?飲み物はオリジナル。なんでも言ってくれ!メニュー以外にも常時10品ほどあるからね!青椒牛肉絲は?辛くて美味しいよ?あ、辛いの駄目なの。じゃあ鶏団子は?これオススメ。あとは・・・・」
などなど、店主のペースで注文が進められていく。笑
しかし出てくるものはどれも美味しく、エリンギのジューシーさ、手づかみでちぎって食べるチキンの旨味、鶏団子のコリコリ感、どれも最高。
店主の一挙一動を観察しながら、大変美味しいものをほんとうに楽しく、食べさせてもらいました。一般的にお店のフレンドリーな感じが実はあまり好きではない俺も、思わずその店主のパワーに引き込まれてしまったw
是非ともまた行きたいと思わせてもらえたお店。
みんなも行こう、『上海チキン 小閣樓』
住所 : 豊島区駒込1-43-17
TEL : 03-5976-6545
営業時間 : 火休 11:00〜23:00
お店に電話がかかってきたときの話。
「もしもし?ああ、お二人様。ゴメンネ!今満席。8時過ぎになったらもしかしたら空くかもしれないけど!まぁわかんないけど、8時くらいに来てみて!ヨロシクネ!」
わかんなくても呼んじゃうのね。
ゴメンネ!
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THE MARS VOLTA、11月に単独来日公演が決定!!!!!!!!
http://www.bounce.com/news/daily.php/8791
圧倒的な演奏力と無限の広がりをみせる即興性でスピリチャルな存在感を放ち続けるマーズ・ヴォルタ。先日リリースされたサード・アルバム『Amputechture』も絶好調な彼らが、本アルバムを引っさげての単独来日公演を行うことが決定した。今回公演を行うのは東名阪3ヶ所4公演。狂気と驚きに満ちた怒涛のライヴ・パフォーマンスをその目に焼きつけるまたとないチャンスです。詳細はクリエイティヴマンのオフィシャル・サイトをご覧下さい。
〈THE MARS VOLTA JAPAN TOUR 2006〉
11月19日(日)大阪・ZEPP OSAKA
開場17:00 / 開演18:00
料金:6,700円(税込/1F立見 2F指定/1ドリンク別)
11月21日(火)東京・ZEPP TOKYO
開場18:00 / 開演19:00
料金:6,700円(税込/1F立見 2F指定/1ドリンク別)
11月22日(水)東京・ZEPP TOKYO
開場18:00 / 開演19:00
料金:6,700円(税込/1F立見 2F指定/1ドリンク別)
11月24日(金)名古屋・ZEPP NAGOYA
開場18:00 / 開演19:00
料金:6,700円(税込/1F立見 2F指定/1ドリンク別)
行くべし。