Step lightly

お久しぶりです。
でも、最後にブログを更新してから今までの間、何もしてこなかったわけじゃありません。それなりに活動していたし、いろんなものを見てきました。


たとえば、
昔の男くさくて暴走気味なアニメ(アパッチ野球軍空手バカ一代タイガーマスク)。
オリックス楽天横浜ベイスターズや、コンサドーレなんかのスポーツの試合。
ちょっと停滞気味のNoahとか復調気味の新日とか、爆笑のマッスルやDDT……などなどのプロレス。
相も変わらず買い続けてしまっている萌え四コマ漫画雑誌(きらら3誌にぱれっとも買ってしまっているorz)。
好きな作家が注目されてきてちょっとうれしい少女漫画(相変わらず白泉社中心、小学館秋田書店などをそこそこ)。
最近ちょっと注目されてきて戸惑ってしまう、週刊ゴラク漫画アクションなどのオヤジ系漫画雑誌。
もはやライフワークな料理・グルメ漫画
季節の中で移り変わっていくゆく草花の色と姿。
今更ながらのブランキー・ジェット・シティ筋肉少女帯などのPV。
世界遺産や秘境(沙漠と極地と海の生物が好き)のドキュメンタリー。
生活史やキリスト教神学、西洋哲学、東洋哲学などについて書いた本。
カラフルな表紙にいろいろな物語を綴るライトノベル
いろいろと新作も出て、これからの展開が楽しみなTRPG。
ええっと、あとは何だ……映画とか、ネットとか、格闘技とか、スパイスとか、魚料理とか、車とか、画集とか、レトロゲームとか……まあ、いろんなものを見て、いろんなことを考えていました。


そんな、いろいろ興味を持った事の紹介と、それらに触発されて考えたりしたことを、少しずつでも書いていこうかと思います。
続けば続くだろうし、続かなければ続かない、そんなカンジで、少しずつ。
というわけで、よろしく。

I feel a song comin’ on

 半年ぐらい書き込んでいないけどまだ生きています。
 最近はmixiに近況と、もう一つのブログにTRPG関連を書いていたので、こちらにはなんか、書き込まずにやってきていました。
 まあ、ちょっと落ち着いたら、ここは書評や思索用に再利用しようかなと、そんなことも考えています。動き出したらまた覗いてみてね。


一応、もう一つのブログ(TRPG専用)のリンクを置いときますね。
http://d.hatena.ne.jp/K_Issa/

ARIA The ANIMATION

いつもどおり、まる音スーパーデラックスを見た後ぼぅっとしているとアニメが始まる。
ああ、これは確かガンガン系の作家の人のやつだなぁ、浪漫倶楽部の作者の人だっけ・・・とか思いながら、ゆっくりと、まったりと映像を見ていく。


このアニメを見るのは第1話以来の2回目。だからいろいろと分からない部分がある。何か社長だかと呼ばれている変な動物がいるなぁとか、ああ幼女が出てきた・・・第1話でも幼女が出てきたなぁ・・・もしかして、毎回新しい幼女が出てくるのかぁ?とか、テクノロジーはどうなっているんだろうとか、主人公が社長と一緒に寝ているんだけど、あのナイトキャップはなんだろう・・・社長が2匹いるかと思ったよとか、酔った頭で(変なことを)考えながら眺めているうちに、自然と視線は背景美術に向いていく。
僕は背景で見せるアニメが好きだ。動きとレイアウトで見せるアニメ*1と同じくらい好きだ。もともと風景を見るのは好きで、前に青春18切符で東京まで行って帰ってきたときも(往復3日近くかかった)、1/3は睡眠、1/3は読書、そして残りの1/3は車窓から流れていく風景を眺めていた。
そんなただの舞台の書割ではない、見せる背景、雰囲気を作り上げる背景を見ていると何か、うれしくなる。すごいというほどではないけど、水と街並み、其処に生きる人々を描いたこのアニメはそのやさしげな物語もあいまって、面白いというよりも・・・ちょっと心地よいかな(色合いが建物と雲の白と水と空の青が中心だからいいのかも)、そんな印象の残るアニメである。
ただ、問題は・・・深夜の2時の放映なので、酒が入ってると寝かねないなぁ・・・といったところか。

ARIA (1) (BLADE COMICS)

ARIA (1) (BLADE COMICS)

アニメのはまだ絵が無かったんで漫画のほうを。


けど、調べてみると監督佐藤順一ですか!
とんがり帽子のメモルとかメイプルタウン物語とか・・・いやぁ、いい演出家ですよ。今はケロロふたご姫の総監督って、大丈夫か?この人、オーバーワークじゃないの?
まあ、スタッフがどんな仕事をするのか今後に期待と。


あ・・・アリア社長のあの青いのって瞳だったのか・・・ほっぺか鼻穴かと思ってたよ。しかも猫だったのか。衝撃の事実。

*1:そういう意味でエウレカを見逃していたのは痛かった・・・

WHISKEY MAN

何かいろいろ思うことあって、夜中に酒を買いに出かけた。
普段はビールかワインか、たまに日本酒かというところだが、今日は何故だかウィスキーが飲みたくなった。ちゃんとしたボトルではなく、ポケットサイズのものを、瓶に直接口付けて、そんな飲み方が今は、いい。
安いのでいいからとニッカウヰスキーのMaltClub、180mlのを買って、ソーダ水を買うかどうかで悩んで、やっぱりやめて、チーズと生ハムを買って帰る。

ドラゴンアームズ、システムに対する悪意と贖罪

天空より突如現れた謎の機械生命体MISTの攻撃により、人類は生存圏の約9割を失った。この敵に対抗出来るのは古代遺跡から発見された飛空戦艦バハムートと人型騎甲巨兵ドラゴンアームズのみ・・・そしてそれに乗り込んだ少年たちは、人類の存亡を賭けた戦いに挑む。
『ドラゴンアームズ』とは、そんな絶体絶命を戦い抜く愛と青春と鉄と魔法のメカ・ファンタジーTRPG・・・だそうです。

ドラゴンアームズ バハムートハウリング (ログイン・テーブルトークRPGシリーズ)

ドラゴンアームズ バハムートハウリング (ログイン・テーブルトークRPGシリーズ)

僕は・・・このシステムは正直、苦手だった。
ロボットものに対して詳しくは無いけど、嫌いなわけではなかった(ガンダムはそんな詳しくないけど、ボトムズザブングルは好きだし、エヴァンゲリオンガオガイガーも見ていた。最近ではアクエリオンも面白かったと思う)し、ロボットを扱うTRPGは他にもやっていた(ワース・ブレードは心のシステムだし、エンゼルギアはコンベンションでも立てた)。けど、ドラゴンアームズは苦手だったのである。
その理由の一つはシステムに対する不満。
今では、もっとアレなシステムが世にあふれているがw当時の僕としては、そのシステムは美しさを欠き、どこか歪なものに感じられた。
戦闘などに偏った技能、ノルマのようにこなしていかなくてはならない感情、わけの分からない性格ルール・・・今ならば、「このようなことをやるゲームだ」で納得いくだろうが、まだ旧来のゲームに染まっていた当時、僕はその戦闘バランスの難度の高さと相まって、ドラゴンアームズをクソゲーと断じてしまった・・・。
そして取っ掛かりの悪さ。
最初に戦闘したときには何がなんだか分からないうちに仲間がやられてしまい、早々と自爆玉砕という選択肢をとらざるを得なかった。初めてキャラクターメイキングをしたときはワケが分からず、役に立たないキャラクターを作ってしまった・・・実際、キャンペーンなどでやっている人たちと僕との間に知識という点でとても深い溝を感じてしまい、あまり進んでやりたいと思わなくなってしまった。


その後、他のロボットものTRPGエンゼルギア』のGMをやるようになった僕は、ますます『ドラゴンアームズ』と対立し、疎遠になって行った。
しかし、サークルのメンバーも入れ替わり、新たに『ドラゴンアームズ』に興味を持つ人も出てきた。それについて説明しているのを横で聞いていて、僕も多少なりの興味が出てきた。
そして、遂に『ドラゴンアームズ』を再びやる機会*1が訪れたのだ・・・。

*1:これは僕にとっては再挑戦と、今まで悪意を向けたことに対する贖罪の意味があったのだった

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FEARFULL

僕は細かいディテールは覚えるのは苦手だけど、シチュエーションはよく覚えている。
そして、本当は臆病だけど、その場の雰囲気に乗ってしまうと強引で傲慢な過ちをよく犯してしまう。これが組み合わさると実にたちが悪い。


笑える話などをあやふやな部分を誇張して演出過剰で話してしまって、その場は盛り上がるけど、元の事実を知っている人に良く思われないことも結構あるようだし、勢いで話してしまったことで他の人を傷つけたり不愉快にしたり(その自分の発言や行為を後で思い出して、自分で不愉快になるような事まである)、大事に作り上げた何かを台無しにしてしまうこともある・・・そんな時、自分の知識や話術や政治的な立ち回りが、さらに傷跡を深くすることが多くて、さらに自己嫌悪に陥る。
しかも、そんなことに関しては僕は記憶が良く、忘れられないネガティブな意識から逃れようとして、また勢いと情念に任せてしまって、同じような過ちを犯す、そんな悪循環。
そんなことをしていると逃げたくなる。
今まで普通にやってきたことが怖くて*1嫌になることがある。


けど・・・まだやらなくてはならない。
やりつくしたわけでもなく、みんなに見捨てられたわけでもないから*2、まだ頑張らなくちゃならない。
やらずに後悔するよりやって後悔しろだ。ホントに。
そんなことを考えたある日の朝方。

*1:それで突然しばらく姿を消したり、何かが出来なくなることが僕はたまにある・・・TRPGのPLなんかは時々そんな感じになって、やるのが怖くなることがあったりする

*2:こんな発想が誰かに何かはっきりと言われた訳でもないのにわいてくるのがダメなところだ・・・