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ニューヨーク
今まで自分が興味を持って行ってた国(例えばケニアとかタンザニアとかインドとか)とは異なる場所
何で興味持ったんだろう?最初のきっかけは単純だった。インターネットか何かで、マリリン・モンローのデビュー前の逸話を読んだんだ!モンローがJFケネディ空港に降り立ったとき、タクシーの運転手に『世界の中心に連れてって』と言った。そこでタクシーが連れてった先がマンハッタンのタイムズスクエアだった。
とか、
マドンナがデビュー前家を飛び出し、35ドルだけ握りしめてたどり着いた場所がニューヨーク。とかそんなストーリー。
本当かどうか分からないけどこんな逸話に影響されて、ニューヨークってどんな場所なんだろう?と思い始めた。ニューヨークに夢や何かを求める映画や本も多いけど、何でみんなニューヨークに何かを求めにいくんだろうと!
たった短い間だったけど、この場所に何かを求める気持ち、なんか少し分かる気がした。私数えてみると今まで25カ国を訪れたけど、その中で「この場所で仕事を掴みたい」と思った場所はニューヨークが初めて。で、こんなに「カッコイイ」と憧れを持った都市もニューヨークが初めてだった。
なんというか、ニューヨークで自分の仕事を持ってお金を稼いできちんとした生活を送る事すごく難しいんだろうなと思う。この街での自分の価値とか限りなくないんだろうなと、一切相手にならないんだろうなって。だからこそ、いっぱいいっぱい努力してここで仕事を掴めるような自分になりたいなー
語学力含め自分の能力が貧困なせいで活躍の場所が制限されるのはいやだ
すごくわがままだから、自分の働きたい場所で自分の働きたい人、事をしたいからその自由を手に入れるためにがんばる。全部は自由のために!
なんとなく就活が終わってからずっとふぬけ状態だった自分にパワーとモチベーションとか目標とかくれたニューヨーク。
街を歩いてるだけで、わくわくしてくるこの街
絶対ここに戻って来れる自分になるぞー!
ゲストハウス暮らし
アフリカ大陸から日本へ帰ってきて、3週間が経ちました。
大学の授業も1年半ぶりに再開して無事に大学生に戻りました
突然ですが、明後日から浅草にあるゲストハウスでスタッフとして住み込みで働き始めることになりました。
ケニアで過ごしている時にたまに日本に帰った時のことを想像していました。
1年近く黒い人や白い人、イスラム教徒の人や、ヒンドゥー教徒の人や変な日本人など色々なバックグラウンドの人に囲まれ共同生活をしてきた私には、同じような顔・肌・人種の人達にあふれた日本の生活にまた戻るのだと思うと、心の底からぞっとしていたわけです。
アフリカの大地は私に最高に自由で大きな心の持ち方を教えてくれました。
日本でもそうやって過ごしていきたいと思っているけれど、日本での毎日同じリズムの生活にいとも簡単にのまれてしまう自分も容易に想像出来て、私はそれを恐れました。
だから、帰国してもなるべく自分とは肌も言葉も宗教も常識も一切異なる人と過ごそう!そして自分の心を広く大きくニュートラルに保てるようにしよう!と思い、このゲストハウスのアルバイトに申し込みました。
帰国翌日には面接に行ったのですが、ホテルに入るとさすが浅草のゲストハウス!日本にこんなに外国人が存在してるんですか!と言いたくなるぐらい外国人だらけ。
みんながリビングで談笑している姿を見ていると、まるでケニアでの生活に戻った感じで実家に帰った時よりもほっとしたのです。
ゲストハウスで働くメリットは沢山あります。
①語学の勉強を常にできること。
日本にいると英語を日常的に話す機会がほとんどありません。でもここに住めば、それが可能なうえに、ゲストと遊びに行って日本の案内を英語ですることなども出来ます。説明するために自分も勉強するし、将来海外のお客さんをアテンドする時などに役立つはずです。
②外国人と働ける。
スタッフには外国人もいるので、日本にいながら異なる文化を持つ人と一緒に働く機会を得られます。
③実験が沢山出来る。
海外に出て、日本の食の豊かさには改めて感動しました。日本のお菓子やアイスなんて十分世界で売れるんじゃない?!ちょーーうまいじゃん!!と思ってます。なので、私は日本の食品を海外に売り出す仕事とかにもすごく興味があるんです。食べること大好きだし。
ゲストハウスでは様々なパーティーを開くことができる為(コリアン料理を作ろう!とか色々あります。もちろん日本食も)そこで沢山の外国人に日本の食品・調味料やお菓子を振舞ってどんな反応を示すのか、彼等の母国には類似商品があるのか受けそうかどうか、など実験やら調査をすることができます。
色々あるけど、毎日新しい出会いや発見に溢れ、異国に友達ができる これが最大のメリットですね!!
日本人のスタッフもウガンダで中古車販売のビジネスをやっていた方やジブチに住んでた方など面白い方が多いんです。
まあでも、面接をしてから3週間立っていざ入居開始なわけですが。。
慣れって本当に怖いです。
3週間前に実家に帰ってきたときは「家に家族以外しかいないなんてつまらない。。退屈だ。。」「一人部屋もいらない、テント生活に戻りたい」「家の設備やら何もかも恵まれすぎている」とか思っていたわけですが、
3週間後の今は「あ〜〜これから毎日4人部屋で過ごすとかやだープライベートないじゃん・・」「毎日新しい人が来るなんて心が休まらない。。」「新しい人間関係作るのめんどくさ〜〜」
なんて思うようになっています。慣れは怖い。
いざ何か始めたり、動くってなると最初はわくわくしてたのに、段々熱が冷めてきて、何となくめんどくさくなってきたり、尻込みしてしまったりしますよね。でもそうなったときに、まあいっか。ってしてるとその癖がついていくと思います。
だから、こうやってめんどくさいけど無理やり自分を動かせて、立ち上がる訓練をしていかないと、本当に動けなくなってきちゃうんじゃないかな。
新しい生活リズムにしたり、場所にしたり、付き合う人を変えたり、仕事を変えたり、何かを今までと変えることはやっぱり色々と手間もかかるし、ストレスももちろんあります。
私はいつでも新しいこと楽しい〜!最高〜!なんてポジティブじゃないのでなおさら。
でもそういう刺激とか緊張とかストレスにさらされないと自分の中が一定になっちゃう気がするんですよね。
そういう刺激とか新しい物、人にバチバチーって触れて、自分の感情が色々と動いて、また違う自分というか進化できると思うのに、刺激にぶつかるのを億劫がって避けて生きていったら自分の中身はずっと変わらないで同じ中身になってしまう気がする。
だから、なるべく自分が楽なほうに進まないように安定を求めていかないように、緊張とかストレスがある場所に自分を置くように・・すっかり重くなった腰を上げて頑張ります。
私のお家
VIVA AFRICA !!!
お久しぶりです。今日は私のナイロビの住居を紹介したいと思います!
こちらです!ドーン!
ホテルの敷地にテントを張ってます。
屋外のテントに毎日寝るなんて考えられない!と4か月ぐらい前の私は思ってましたが、いざしてみると全然快適!というか、快適空間にしました。
テントは4人用のテントなので広々快適。
友達からは何故か「HOTELラブ・ジャングル」とこの家は呼ばれています。
地面には、近くのスーパーから拝借した段ボールを何枚もひいて、靴を脱ぐマットとしても利用。
まあでも床も段ボールだけだとさすがに次の日疲れちゃうんで、ベッドマットが欲しい所。でも普通のベッドマットは高い。。って事で何か代わりになるものはないか・・と市場に相棒アキラとでかけると、
お!これはいいんじゃないか!木材市場で、なんかでっかいスポンジ発見
しかも300¥!安い!いえーい!持ち帰り!!
このマットに、ホテルから拝借したベッドカバーをかぶせればもう完璧なベッドです。
それに夜のナイロビは冷えるので、毛布も市場で購入。
アフリカらしくゼブラ柄にしました。
でもこれだけだとやっぱり寒いので、何かテントの中をあっためてくれるもの・・という事でペットボトル湯たんぽ!これを寝る前に布団の中に入れておけば、ほっかほかで、寒さで起きる事なく朝まで爆睡できます。
夜はこんなランプを使って読書でもすれのもいとをかし。
防水テントじゃないので雨が降ったら悲惨ですが、こんな感じで快適に野外生活しています。
見た感じかなり快適じゃないでしょうか?
余計なモノを持たずシンプルな生活をしていると、本当に本当に生きるのに必要なものが何か教えてくれる気がします。
とりあえず日本にある自分の部屋を想像すると、なくなっても全然大丈夫なものが全体の98%ですね。
逆にないと困るのは基本的インフラ食料水住居
どんだけ節約しようとしても、お腹は空きます。のども渇きます。雨風防げる安全な住居も欲しいです。あと料理を作るため、お湯を沸かす為の火も欲しい。
こんなもんですかね。
マズロー欲求段階で言えば生理的欲求,安全の欲求,が満たされる事はマストだなあとナイロビに来て改めて実感しました。
佐藤さんのお話
佐藤さんのお話
奥さんの事を最愛の人と呼び、尊敬し、彼女がいないと俺は生きていけない。と佐藤さんは言う。
奥さんも「この人は本当私がいないとダメなのよ。」と言い切る。
その一方で佐藤さんは切ない恋物語をこの50年間何度もしているらしい。笑
本人の予感だと80歳頃に恋心の大爆発が来るらしい。
お昼休憩には佐藤さんの昔話をよく聞きます。
――――
18歳の頃に電車の中で一目ぼれをして婚約までした女性がいたそう。
結局ガーナの大学に4年間留学する事が決まって、その彼女とは婚約解消になってしまい、彼女は別の人と婚約をし、3人の子供産んだ。
そっから50年以上たった今でも二人はたまに連絡を取り合うらしい。
そして会った時には一緒にお酒を飲んで、佐藤さんがコースターに
「心の妻は君だけだ。」とか書くと「心が羨ましい 心だけはいつもあなたのそばに。」とか返してきて「私18歳に婚約した日からずっと心はあなたの妻だったのよ。」
他にも「火だけつけて、振り返らぬ勝手な男」と書いたり、「何でそんな綺麗なんだ?」と聞けば「会った時に、はっと言わせる為に何歳になっても綺麗でい続けるわ。」とかそんな会話をしているらしい。
*ケニアナッツ工場
お互い一番大切な妻も旦那もいるからこそ成り立つ恋心で、これ以上になると趣も切なさも無くなるからダメなんだと。
「な?いいだろ?切ないだろ?」と笑う佐藤氏。笑
「それでも奥さんは知ったら嫌なんじゃないですか?」と聞くと
「かつて大事だった人を思い出して切なくならないほうが可笑しい。たいして大事じゃなかった人は思い出しても何とも思わない、関心すら持てない。けど本当に昔愛した人は違う。切ない思い出がない人生なんてよっぽどつまらないじゃないか。」だそう。
まあ、たしかに。私も思い返せば切ない思い出は沢山あって、その思い出がない中学、高校、大学時代はさぞかしつまらなかっただろうと思う。
私は彼の前の恋人に関してあーだーこーだと騒いでいたけど
別にたまに昔の恋人を思い出して懐かしい気持ちになって、昔はこうだったなあなんて切なくなってぼけーっとすのも一日ぐらい過ごすのもいいじゃないか
心ががんじがらめになるほどつまらなくなるのはその通り。
私に秘めた心を持つのもいいでしょう。笑 自由な心で。
「彼女(妻)の持つお椀に何十年と愛を僕は注いできた。彼女のお椀はもうたっぷんたっぷんどころか溢れてしまっていて、下にこぼれてしまっている。そのこぼれた愛を受け止める器の女があったっていいじゃないかと。」
うーーーん笑。
「素敵な人に素敵だなあと言わない方が失礼なんだから。
それ以上はだめだから、そこで止めておくんだ。誰かを傷つけることはしないんだ。で、楽しかったねと言ってさっぱりと別れるんだ。僕は奥さん以外と手繋いだ事もないんだから。大事なのはモラルにがんじがらめにならず、自由な心で。」
「ま!22歳の君にはまだ早いな!!50年後出直してこい!!」
だそうです。
以上、昼の20分 72歳恋愛論でした。
ケニアの風景
初めて参加する結婚式はケニア人のでした。
同僚の友達の結婚式なので、見ず知らずのケニア人だったけどすごく素敵な式で泣けた。笑
私は一切の宗教心がないけど、こんな瞬間ばかりはgodがなんとかとか言う神父の言葉もちょっとは心にくる。幸せ絶頂の花嫁は美しい!早く誰か身近な友達の結婚に行ってみたいものです
ご飯。歩いて10分ぐらいの所にはスラム
ケニアの庶民料理 豆がめっちゃ美味しい!
ケニアの子は目が合うとハロー!じゃなくて「how are you?」と言ってくれます。
「fine!!」と答えるときょとんとするけど「how are you?」と聞き返すと超笑顔になる
ニワトリを「ニャマチョマ(焼き肉〜!!)」と叫んで、ぶんなげまくってドッジボールみたいな事してた。鶏は当たり前だけど気を失って血を流して死んだ。死んでもワーイ!焼き肉ーーーーい!と投げられ続け、宙を舞う鶏を見てると、うわあ〜・・・とショックを受けるんだけど、へい!どーだい!と死んだ鶏を見せるケニアの子供の生の強さというか素直な食への欲求を感じた。今夜はご馳走だね!
今日は近くのスーパーに行く途中に、でっかいキリンが4匹乗った車が前からのろのろとやってきた。車は荷台がついた普通の商用車。さすがケニア!と思って笑えた。
初めてちょーーーーーー近くでキリン見た。
すんごい可愛い最高!サファリ行きたい。。
インターンの方は、商品の営業に同行してるだけど改めて現地人相手の商売は難しいと実感してる
マザーハウスは一緒に働くのはバングラ人だけど顧客は日本人
ホーチミンのコンサルの顧客はベトナム進出を狙う日本人
今の会社の顧客は100%ケニア人 全然勝手が違います。現地人相手(しかも貧しい人達)の商売になると本当に私が出来る事は限られて戦力外通告を自分で自分に毎日してる。笑 こういう商売の時日本人はどのポジションで活躍
すればいいんだろうと考える日々。で勉強になってる。
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読みたい本も沢山。
読書が好きになったのは、この休学のお蔭。
忘れないように記録
一番読みたい 池ちゃんの絶賛本
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)
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その他
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今日読み終わった夜のピクニック面白かった。
読むのが3回目になる痴人の愛も飽きない
そういえば、今日会った旅人に教えてもらったんだけど
ネパールのhappy home guest houseがつぶれてしまったらしい。
初めてネパール行った2年間に泊まった宿で、同室になったお姉さんと深夜まで色々と語ったり、部屋にある小っちゃくてぼろい鏡で化粧を頑張ってしたり、朝まで帰らずネパール人を心配させてしまったり、モモを一緒に食べたりとにかく色々思い出の宿だったのに。
寂しいなあーーー