沙沙貴神社の「なんじゃもんじゃ」


Youtubeに動画を上げたのでぜひ。

  

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 前回の藤の花の動画よりは、編集ソフトに慣れたので少しはマシになった。
動画の撮り方も、写真撮影の手法をそのまま使ってみたので前回の藤の花よりは良くなったと思われる。


 昨晩にネットのニュースで満開との情報があったため、今朝は暗いうちに起き出して準備を始めた。まず空の状態を確認。東の空を見ると若干霞がかかったところに星が見えている。金星はすぐに識別できた。近くに木星も見えており、少し離れたところに赤い星がある。さらに西には同じく赤い星がある。火星とアンタレスだと見当をつけた。これらの星の見え方からすると、マジックアワーにはけっこういい感じの光が出そうだと思い、すぐに朝食を取り始めた。ここで食べておかないと、撮影中に低血糖になる可能性があるからだ。


 現地に車で到着。すでに明るくなっているが太陽はまだ出ていない。他にだれもいないので、動画の撮影でも鳥たちのさえずりを入れることができた。

 

 動画の撮影に夢中になって、写真の方がほとんんど撮れなかった。もう少し早めに到着すればよかった。

 

 

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藤の花 正法寺 (滋賀県日野町 2022/ 4/30 )

 

Youtubeに動画もアップしたのでぜひ。
 https://www.youtube.com/watch?v=BIWV2TyGEKA


 日野町鎌掛にあるお寺。道中の景観もけっこういいので、ツーリングがてらに立ち寄るのもおすすめである。

 今回は写真だけではなく動画の撮影も行なった。しかし、手ぶれ補正をONにしても動画はブレブレの状態。もう少ししっかりした動画撮影用機材を準備する必要がありそうだ。
 一方で、動画撮影の技術についても勉強していく必要がある。連休中に関連書籍と、以前録画していた放送大学の講義を見るようにしたい。

 

 

アマゾンプライムで、アニメ「坊っちゃん」購入

 

 20年近くもDVDで高値の状態が続いたままのこの作品。ようやくアマゾンプライムでの動画配信で購入可能になった。

https://www.amazon.co.jp/坊ちゃん-西城秀樹/dp/B071JMFHT6/ref=sr_1_22?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=J1127SHNOPFY&keywords=坊っちゃん&qid=1649939691&sprefix=坊っちゃん%2Caps%2C214&sr=8-22


 あまりにも長期間、視聴不可能な状態にあったためこれまで4回ほどしか見ていない。アマゾンプライムで購入後に細かい部分までじっくりと鑑賞した。

 特に集中したのが、主人公である坊っちゃんの声を当てている西城秀樹の演技だ。脇を固める声優陣に引けを取らないほど「坊っちゃん」らしい演技をしている。

 

 映像については出崎統の演出は言わずもがなであり、きわめて完成度が高い。夏目漱石の原作とは少し違った演出にしているのは出崎のお家芸とも言るので、許容範囲であろう。


 アマゾンプライムでは出崎作品の最高傑作(いや、日本アニメ史上最高傑作)と言っていい、「宝島」も配信中である。私はBlu-ray BOXを5年前に購入しているが、視聴するのにディスクの出し入れが面倒であるため、もっぱら動画配信の方で見ている。画質についてはそれほど違いはないと思うので、配信の方をおすすめしたい。


今日の動画

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フォーリンアフェアーズのデータベース使用権を購入

 ロシアのウクライナ侵攻のため、核戦争の勃発まで懸念されるような情勢になってきた。
冷戦は終わっていたのではなく、現在までずっと継続していたのだと再認識させられるような状況だ。


 正確な情勢把握をするため、過去の書籍を読み返すのと並行して、最新の信頼できる論文を読むために外交問題評議会(CFR)が発行している「フォーリンアフェアーズ」を購読することにした。
 紙の媒体だと年間12冊の購読で24000円と高額だ。一方、「データベース使用権」なるものは年間8000円とお安くなっている。ただし毎月15名しか申し込みができない。過去の論文はけっこう古いものまで読み放題で、最新号と前月号については一部の論文に閲覧制限がかかる。デメリットはその閲覧制限だけだ。

 各論文はそれほど長くないので読むのにも時間はかからない。PDFでの保存もできるので、タブレットで読むことや、プリントアウトして読むことももちろん可能だ。ジョージ・ケナンの「ソビエト対外行動の源泉(X論文)」が読めるのもありがたい。


 停戦がいつになるのか正直見通しが立たない。プーチンが権力の座を降りない限りは、仮に停戦が結ばれたとしても事態はさらに悪化していく可能性がある。日本においては中国の動向も注視していく必要があるため、向こう数年はこのサービスを継続利用することになりそうだ。

 

 

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先日掲載した居間に置いている書籍の一部。今回の戦争のため、本来なら読まずにすんでいた本まで読む必要が出てきてしまった。

 

今日の動画

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スキレットのシーズニング

 キャンプで使うためのスキレットを購入した。鉄製であるため、使用前にはシーズニングを行う必要がある。
しかし、ネットやYouTubeを調べてみると明らかに間違っている方法が多数を占めていた。シーズニングで使用するオイルを、サラダ油ではなくオリーブオイルにしているのである。記憶をたどって思い至ったのがアニメの「ゆるキャン△」であった。

 ゆるキャン△シーズン1の8話にスキレットのシーズニングが取り上げられているのであるが、そこで使われているのがオリーブオイルだったのである。オリーブオイルはシーズニングには適していない種類のオイルである。詳細は以下の動画を見てもらいたいが、普通のサラダ油で十分なのである。


 ゆるキャン△ではシーズニング以外にも突っ込みどころがあるのだが、そのひとつに強風時のテント張りがある。「テント設営時に風が強いときは素早くペグを打つ」とバトーさんが言っているのだが、強風時はインナーの中へ重量のある荷物の一部を入れてから設営するべきである。
 アニメ作品はあとで訂正することも不可能なので、しっかり監修してもらいたいところだ。


■シーズニング参照動画

【初心者用】鉄フライパンを購入してから使うまで【完全解説】 - YouTube

 

鉄、ステンレスフライパン・もう2度とくっつかないマル秘テク「コールド・スタート法」 - YouTube

 

ウクライナ侵攻に関する情報の取り方

 戦争が始まって1ヶ月が経過し、先行きが不透明になってきた感がある。NHKのニュースは数人の専門家がかわりばんこに出演して各自の分析を解説しているが、予想が外れていることも多いため正直信頼性に乏しい。また、特定のウクライナ市民の現状を深掘りしすぎて、俯瞰的な視点に欠ける報道に偏っているのも問題だろう。


 私が現在情報源として定期的に見ているのが以下のものである。

Youtube
  1)豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス
     

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 外国の専門機関が発表した公開情報を解説していて信頼性は高い。しかし、上記動画のように大外れの回があるのは残念。


  2)興梠一郎 / Korogi Ichiro【Official
     

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 専門は中国であるが、情報源(公開情報)をきちんと示した上で正確な分析を解説してくれる。

 

●メルマガ
  小泉悠と読む軍事大国ロシアの世界戦略
 まぐまぐでメルマガを登録。新たにメルマガを登録したのは10年ぶりくらいである。内容は軍事アナリストらしく、専門知識の裏打ちがあるしっかりしたもの。


 アマゾンで超限戦のKindle版がタイムセールでちょっとだけ安くなっている。レビュアーの中に、星一つをつけておかしな事を書いている人がいる。現在出版されている新書版が、絶版になっている初版と内容が違っているというのだ。私は初版本も持っているが、見比べてもほぼ内容は変更されていない。現在の戦争において、目に見えない部分でどのような戦闘が行われているかを理解するには最適な書籍であるので一読をお勧めしたい。

 

ウクライナ侵攻でのハイブリッド戦

 ロシアによるウクライナ侵攻では、地上軍による物理的侵略だけでなくハイブリッド戦も同時展開されている。NHKの報道ではハイブリッド戦という言葉自体をほぼ出していないが、事実上全世界を巻き込んでのハイブリッド戦が行われていると考えるべきであろう。


 ハイブリッド戦に関する書籍はここ数年で何冊か出版されているが、やはり1999年(邦訳は2001年)に出版された「超限戦」が最初期のものと見なされる。しかし、今回の戦争後にあらためて江畑謙介氏の著作を読み直してみると、1997年の時点でハイブリッド戦を正しく予見している記述を見つけた。以下に引用する。


あらゆる面で曖昧になる境界
 これまでに述べてきたようにインフォメーション・ウォーには「前線」が存在しない。あらゆる場所、階層が攻撃対象となる。在来型の戦争をチェスとするなら、インフォメーション・ウォーは日本の碁にたとえる人もいる。前線が存在せず、戦いは面のあらゆる局面で行われる。
 軍事作戦においても、インフォメーション・ウォーでは従来の「戦域」とか「戦場」といった概念は通用しないだろう。米国が一九九三年九月に設定した、冷戦後の戦略として二つの地域にほぼ同時に発生する大規模地域紛争に、米本土から米軍を派遣して対応するという概念も、インフォメーション・ウォーでは通用しない。地域紛争はその「地域」の前線だけに限定されず、後方にある米軍が展開する国、相手の国内、米本土内部、前線米軍、その間を結ぶ補給/通信回路、輸送ルートなど、あらゆるフェーズが攻撃と防御の対象となる。したがってインフォメーション・ウォーでは軍、民間の区別はない。


江畑謙介 「インフォメーション・ウォー 狙われる情報インフラ」(1997年) p148

 

 

 江畑謙介氏の著作はその多くが200円程度の値付けで売られているが、いま読んでも古さを感じさせない。ぜひおすすめしたい。

 

 

 世界各地に核による絶滅の不安がみられだすと、それにつけ入り、利用するのが、ソ連の政策だった。そうして生まれたものの一つが、西側世界のいわゆる”平和運動”で、ソ連が裏で糸をひき、大半の費用を出しており、レーニンのいう「役に立つ愚か者ども」が目いっぱい利用されているが、その中には、非の打ちどころのない立派な人物、ときには著名人すらいた。平和運動は、一九五〇年代に盛んになった。ストックホルム・アピールや世界平和評議会、そしてひそかにモスクワの指令を受け、いわゆる平和基金から十分に資金を仰いでいたその他のいろいろなデモ運動の盛んだった時期である。これらの平和攻勢の主な標的は、アメリカ合衆国だった。

 

第三次世界大戦(上) ジョン・ハケット  p31