The Eternal Championについて

 また同記事では、一部、異なるルールを採用していてもMRQシリーズは互いにコンパチだと宣言されていて、だからこそプレイヤたちの永遠の戦士は百万世界間の虚無を超えることができるのだと結ばれています。
 そして最後に将来の製品展開として、百万世界の合とか、虚無を渡るとか、文字が見えますが、「紅衣の公子コルムの世界」という言葉も踊っています。ひゃっほい。

『Hawkmoon the Roleplaying Game』について

 こちらもSP誌45号からですが、『Elric』同様にキャラ作成に大きな変更点はないようです。出身文化背景として、悲劇の千年紀における科学と魔法の知識を受け継ぐ【Science Enclave】が選べること、また選択として、様々な特色を付加することで放射能汚染による突然変異を受けさすこともできるようになっています。
 装備品も『Hawkmoon』特有のグランブレタン製アーマーや火炎槍、オーニソプターなどが追加されていることを除けば、基本的なものとなっています。魔法ルールに関しても、新呪文があることを除けばMRQの魔道と同じものをしているようですが、オーニソプターや超音波砲といった機械類【machines and gadgets】を造るための【Artefact Spells】が独特な点でしょうか。
 ホークムーンらしさとしては、ヒーローポイントがない代わりにフェイトポイントが実装されています。基本的には名前が変っているだけで、使い方は同じだと言うことなのですが、「キャンペーン【saga】を進めるとともにフェイトポイントは獲得され、そして最後には【Destiny or Doom】に直面させられることになるでしょう」などと書かれています。
 恐らくはこここそが『Hawkmoon』の肝なのだと思うのですが、今の状態ではよくわかりませんね。

Elric of Melniboné紹介

 SP誌45号によると、基本的にはMRQと変らないようで、

  • キャラ作成に、メルニボネ人、メルニボネ人のハーフ、マイルーン人が追加
  • 技能に、魔道【Sorcery】に使用する技能が追加
  • 装備品に、エシュミール製ファルシオンとか新王国製ロングソード、パン・タン製サーベルなどが追加

 などと、紹介されています。
 大きく変更になった点は、やはり宗教と魔法周りのルールのようで、カルトに関しては当然ながら法や混沌の様々な神、エレメンタルの王や獣の王との「契約【Pacts】」に参入できる【enter into Pacts】、とあります。キシオムバーグ万歳。というのは置いといて、『ストームブリンガー』オリジナルの法の神なんかはどうなるかは、ほんの少しだけ気になる点です。ゴルダーとか。
 それから魔法周りでは、まず『MRQ』のルーン魔法のルールは収められていないそうです(が、『Elric』に合わせたルーン魔法システムを提供する計画は進行中とあります)。そのルーン魔法の代わりに、デーモンやエレメンタルを喚起し呪縛することに特化した魔道【Sorcery】が用意されているようで、やはりデーモンな訳です。また夢盗人も導入可能ともあります。
 生物でも独自のものが追加されていて、ドラゴンとかダルジの猟犬とかオーナイとかエルリックとかゲイナーとかジャグリーン・ラーンとかムーングラムとかイイルクーンとかストームブリンガーとかモーンブレイドとか能力値つきで紹介されてるそうです。
 わざわざ、能力値が必要な状況で出す必要はないと思いますがね。

『Signs & Portents Roleplayer - 45』

 『Signs & Portents Roleplayer - 45』が発表されました。MRQに関する記事としては4つ。

RuneQuest: Spirit Invocation

 精霊の召喚。精霊を呼び出し、戦い、呪縛する新しい方法について。

RuneQuest: Down The Hatch!

 飲酒について。「ほろ酔い、酩酊、二日酔い」などと副題がついています。Uz Liquorなるものも紹介されてました。いりません

RuneQuest: Enchanted Arcana

 レア級のマジックアイテムと、その作り方のルールです

Elric and Hawkmoon

 新シリーズであるそれぞれの紹介となっています

『Elric of Melnibone』と『Hawkmoon』別カテゴリに

 まだ『RuneQuest』のカテゴリでも紹介されていますが、今回、『Elric of Melnibone』と『Hawkmoon』にそれぞれ別カテゴリが用意されたようです(フォーラムは一つです)。

『Blood of Orlanth』

 公式に登録されました。
 作者が「Gareth Hanrahan」に変わったというのは公式ブログからの情報ですが、それ以外にもAmazonから得ていた情報から大きな変更点があります。これも新型プリンティング・ジストルのお陰と言う奴なのでしょう。
 以前は1冊24ページだったのが、今回の発表で104ページだと解りました。またサブタイトルの「Revelation」が消えており、その癖、表紙画像を見るとそこには三巻のサブタイトルだった「Devastation」の文字が躍っています。
 確証はないのですが、恐らくは分冊ではなく一冊にまとめて出版という形になったのではないでしょうか。