第六感とか知覚過敏とか

とりとめの無い話ではありますが。
「自」と「他」というか「此」と「彼」というか、自分と自分以外との境界が薄くて弱いのかもしれないなと、ここ3年くらい感じています。
ひとたび意識してしまうと元には戻れないみたいで、直感が鋭すぎる日は自分のことが怖くなるし、直感が全く働かない日は自分の身を守りきれないような気がして怖くなります。
10代の頃から、「人並みの幸福」を手にしたいって思ってきたし、偏差値の高い大学や大企業に進めば「人並みの幸福」が手に入ると思って、親から言われるままに親の敷いたレールを走りました。でも、学歴や肩書といった「外骨格」では、「人並みの幸福」感という「内骨格」を代替できないと気づきました。そして、人並みに生きるには鋭すぎる感性が浮き彫りになりました。
個性なんか要らない、人並みに没個性的に生きたいと、今は思いません。0.01%くらいの「持っている」側の人間なのかもしれない、と気づいてしまったし、繰り返すけれど、ひとたび意識してしまうと元には戻れない。持っているものを殺したまま、生きるのに、残り60年?の人生は長すぎます。何より、押し殺すことほど辛いことはありません。どうしても拘らずにはおけない。だから拘り続けたい。拘ることと「人並みの幸福」が二律背反だとしても、拘ることを手放せません。
内面世界を満たすことが人生を豊かにし、人を美しくするのだと思います(お化粧よりも!)。

東日本大震災から5年

今日、14時46分に合わせて停車した電車の中で、1分くらい合掌して黙とうしました。
〜★〜〜★〜〜★〜
御世話になっている海外出身の方が、
東日本大震災で亡くなった方のうち、2011年3月11日の朝に目覚めた時、今日が人生最後の日になると知っていた方がいただろうか」
と仰ったことが頭から離れません。
〜★〜〜★〜〜★〜
ボランティアで入った石巻市の南浜地区で、住宅のあった場所を整地していた時、紙屑みたいに丸まったオーブントースターや扇風機やネクタイが出てきたことも覚えています。時間軸が、ある1点で、ぷっつり途切れたんだということを実感しました。人が乗ったまま、ハザードが点滅している状態で津波に流されて行く自動車が映っている、石巻市内で記録されたビデオ映像も思い出しました。
〜★〜〜★〜〜★〜
年明けに1リットル以上出血したばかりなのと、6年前に交通事故で死に損なっているのでそう思うのかもしれませんが、新しい朝が毎日来るのと寝る前に目を閉じられるのって、素敵なことです。精一杯生きられる日がまた1日新しく与えられることや、命を落とさず1日を終えられることって、決して当たり前じゃないと思います。50年後、私が80歳になった時に2015年を振り返れば、29歳の日々は「貴重な贈り物だった」と感じると思います。それは、確かに守られ支えられてきた軌跡が、振り返るごとにハッキリ見えるであろうからです。
〜★〜〜★〜〜★〜
「わたしの外的そして内的人生は、今日の、そしてもう亡くなった人々の働きの上にある」
アルバート・アインシュタイン

30歳折り返し

7月22日生まれなので、今日が人生31年目の折り返し地点。30歳の誕生日から、あっという間でした。節目になると、過去を振り返りたくなります。
☆☆☆☆☆
小学校に入学してから今まで、知ってる人と一緒に、新しい環境に進んだことが一度もありません。
中学校、高校、大学、会社、プロテスタント教会カトリック教会。ぜんぶ単身で、新しい環境に飛び込みました。
高校以降は、何故かここ一番でプラスアルファの力が働いて、自力じゃ届かなかったところに進んでいます。他の高校の過去問がそのまま入試問題に出たり、大学入試で力を出し切れた契機があったり。もちろん、教会関係はどちらもです。
☆☆☆☆☆
単身飛び込む新しい環境って、何度経験しても緊張するし慣れないけど、不思議と選択肢は無かったように思います。選ぶのではなく、正面から見つめるか目を背けるか、というか。そして今、正面から見つめたことを後悔したことは、一度もありません。人生31年目後半戦、私自身を差し出して行きたいと思います。お礼として。

2016.01.22 (Fri)

下血から1年

今日は成人の日ですね。昨年の成人の日だった、2015年1月12日、私は大腸からの大量出血に見舞われました。下血した量、1リットル程度。私は半ば放心状態で、異変を察知した家族が病院に連れて行ってくれて、そのまま緊急入院になりました。
1年経ちました。おかげさまで、貧血気味になりやすいことと持久力が落ちたままのことを除いて、元通りの生活を送れています。
私は2年弱、「自分には何ができるか」を考えてきました。でも下血した日、みんなの気持ちは私と一緒にいてくれました。寄せて頂いたコメント、保存して何度も読み返しました。同じ空の下、祈ってくれている人がいる。それだけで、それほど寂しくなかったし、こうして元の環境に戻れました。無事に30歳になれました。
みんな、ありがとう。この先、みんなに何かあった時、同じ目線で傍らに寄り添える人になりたいです。

【お祈り下さい】
今日、大腸から4回に渡り大量に出血しまして、2週間の入院となりました。一昨年の腸閉塞の時と、同じ病院の同じ病室です。
原因は、まだ分かりません。大腸憩室からの出血か、あるいは腫瘍なのか…
色々な方に迷惑かけることになって、申し訳ないです。早く元気になって、復帰したいです。
お祈り頂ければ嬉しいです。

20150112

110番通報

散歩中、とっさの判断で110番通報しました。
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歩いてたら、街路樹の桜が根元からボキッと折れてまして、歩道全幅を支障してました。歩行者や自転車が怪我して2次災害に繋がりかねない、と感じた次の瞬間には、スマホを取り出して「110」って打ってました。
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経緯・状況・場所を説明し、おまわりさんが現地に着くまでの間に周辺を確認しましたが
(1) 車道側から力が加わって折れたっぽい。
(2) 折られてから数時間程度しか経ってなさそう。
(3) 桜の木は健康。切断面に腐食は認められず。
(4) 折れた枝の位置が不自然。人為的に置かれた可能性。
↑なので、誰かが意図的に折ったのかなと思いました。ここは1980年完成の団地沿いの道路で、開通からせいぜい30年、老化するような樹齢とも思えませんでした。
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待ってる間、ここを通った方や団地の管理会社の方や、役所に連絡した方が集まってきて、状況を教えて下さりました。折られたのは午後に入ってからで、人為的に折られたのだろうという推測に至りました。
? 河原の桜並木の露店でビールを飲んだ酔っ払いが折って逃げた
? ユニック車や高所作業車みたいな、高さのある車がぶつけて折ってしまい、歩道に投げて逃げた
↑のどちらかじゃないかな。幹の太さと強さからして、たぶん?。どちらにせよ、私はとても悲しくなりました。折ったことにではなく、傷ついた命を放り出して逃げたことに対して。
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皆さんも、こういう状況を見かけたら、躊躇せず役所や警察に連絡して下さい。あなたが最初の発見者で、まだ連絡・通報した人が誰もいないかもしれません。連絡・通報することで、怪我をせずに済む人が出るかもしれません。

2015.03.30 (Mon)

震災から4年

今日、14時46分に合わせて停車した電車の中で、1分くらい合掌して黙とうしました。
〜★〜〜★〜〜★〜
御世話になっている海外出身の方が、
東日本大震災で亡くなった方のうち、2011年3月11日の朝に目覚めた時、今日が人生最後の日になると知っていた方がいただろうか」
と仰ったことが頭から離れません。
〜★〜〜★〜〜★〜
ボランティアで入った石巻市の南浜地区で、住宅のあった場所を整地していた時、紙屑みたいに丸まったオーブントースターや扇風機やネクタイが出てきたことも覚えています。時間軸が、ある1点で、ぷっつり途切れたんだということを実感しました。人が乗ったまま、ハザードが点滅している状態で津波に流されて行く自動車が映っている、石巻市内で記録されたビデオ映像も思い出しました。
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年明けに1リットル以上出血したばかりなのと、6年前に交通事故で死に損なっているのでそう思うのかもしれませんが、新しい朝が毎日来るのと寝る前に目を閉じられるのって、素敵なことです。精一杯生きられる日がまた1日新しく与えられることや、命を落とさず1日を終えられることって、決して当たり前じゃないと思います。50年後、私が80歳になった時に2015年を振り返れば、29歳の日々は「貴重な贈り物だった」と感じると思います。それは、確かに守られ支えられてきた軌跡が、振り返るごとにハッキリ見えるであろうからです。
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「わたしの外的そして内的人生は、今日の、そしてもう亡くなった人々の働きの上にある」
アルバート・アインシュタイン

写真:石巻市日和山にて
2015.03.11 (Wed)

運輸安全委員会報告書

調査の1次データの集計・解析を行って、その結果を報告書にまとめたり、特異値を発見した場合は原因を突き止める、といったことをよく行います。初めて説明を聞く人にも、短時間で問題のコアを伝えたいなと日々思っています。
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それにはお手本が要ると思いまして、運輸安全委員会の事故調査報告書を時おり読んでいます。
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○どういう構成で、
○どういうクライテリア&切り口を使って、
○どう図表を描画するか、
このあたりを気にしながら読んでいます。福知山線脱線事故なんかだと量が多すぎるので、あまり重たくないものを選んで読んでいます。
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売り上げを伸ばすために感情に訴えるマスコミ報道と違って、運輸安全委員会の報告書は論理展開がしっかりしていて、類似事故を防ぐという目的も明確です。報告書を書いたり分析したりが多い方に、スキルアップのためのお手本としてオススメです。

2015.02.01 (Sun)

http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1848