久しぶりに化学物質過敏症の話題

朝日新聞デジタル(マイタウン岐阜)に、公共の場 香料ご注意 という記事がありました。

http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001208070002

なんでも、公共の場では、香水や整髪料などの香料の自粛を、と、。7月ごろから、岐阜県
化学物質過敏症に苦しむ人たちへの配慮を求めるポスターを県の施設に張り出したらしいです。

掲示を始めた理由は、実際に症状に苦しむ方がいらっしゃるからということらしいです。

要望したのは、岐阜市の「香料自粛を求める会」の小沢祐子代表(67)だそうで、
自らも化学物質過敏症で、外出するときにはマスクを着けていらっしゃるらしいです。


ん、香水や整髪料などの香料の分子サイズって、花粉や、あまつさえインフルエンザウイルス
より小さいはずですがね。
マスクって、エアラインマスクか、吸収缶付きの有機溶媒用防毒マスクなのでしょうかね。

デマ拡散

相変わらず、「袖ケ浦市民が望む政策研究会」がデマ拡散中です。

http://seisakukenkyukai.blog.so-net.ne.jp/2012-08-04

コメントを送りましたが、相変わらず承認アップされないでしょう。

ただ、何事もなかったかのように消去される可能性があるので、ウェブ魚拓にて採証。

http://megalodon.jp/2012-0805-2345-13/seisakukenkyukai.blog.so-net.ne.jp/2012-08-04

ちなみに、ツイッター上では、8/4より前には「誤りである」という情報があったみたいなので

http://togetter.com/li/350505

わざとやっている可能性もありますね。

さすがは「袖ケ浦市民が望む政策研究会」ですな。

誰が望んでいるのか、小一時間問い詰めたい

またホルムアルデヒド

昨日、コストコに行ったら、やけにペットボトルの水がカートインしているように
見える。
そういえば、レジ前にもかかわらず、フォークリフトが上段からパレット降ろして
いたんで、若干渋滞が出来ていたけれど、あれもペットボトルの水だったのか?
(水コーナーの前にもパレットがたくさん積んであった)
んで、その時は気にならなかったんだけど、駐車場に戻るときに、カート一杯に
ペットボトルの水を積んでいる人を見かけて、「はっ」と気付いた。
「まさか、水道水中からホルムアルデヒドが検出という報道があったから?」
(最近、加齢により若干鈍くなっているのは勘弁してください)


ホルムアルデヒド
毒性、摂取経路、含有されている食品とその濃度、作用機序、etc....
結構、毒性を語る上で色々と必要な要素が網羅されている気がするので、後日時間の
あるときにでもゆっくり語ってみます。


あ、もちろん、水道水中の環境基準、低すぎですので、多少超えたところでなんら
問題ありません。
一応、この辺りが参考になるかなあ。
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc5_kagaku_osen_form_200214.pdf


まあ、自称「化学物質過敏症」の方には、(報道を見たならば)若干問題が出るかも
しれませんが。


危険厨が思い込みで若干問題が出るのも大歓迎ですなあ。
(一般の人は巻き込まないでほしいけれど。)


ちょっと追記
過去、某所でコメントにこんな書き込みしてました。ご参照。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100210

### 以下ご参照 ###

昔ミネラルウォーターからごく微量のホルムアルデヒドが検出されたときに
某所でコメントしたのがまだ残ってたよ。以下。
HSDBを検索してみた。
FORMALDEHYDE
CASRN: 50-00-0
Formaldehyde is a normal metabolite of the body involved in methylation
reactions through the tetrafolate mechanism; normal blood levels of
formaldehyde in humans & animals are approx 2.5 ppm (2.5 mg/l).
Formaldehyde is rapidly metabolized with a half-life in the blood of
approx 1.5 min. This half-life is based primarily on primate data
although available human data are consistent with this observation of a
very short half-life. Data from other species suggest that the half-life
of formaldehyde is fairly similar in many species. Formaldehyde's normal
blood levels & short half-life, as well as the assumption that the levels
of water soluble formaldehyde in the blood are in equilibrium with the body
fluids pool, lead to a calculation that an adult human body normally produces
& metabolizes (detoxify or utilizes) over 50,000 ug of endogenous
formaldehyde/day.
Formaldehyde is either converted to carbon dioxide by the formate pathway & then
exhaled or incorporated into the one carbon pool. Radioactivity following
exposure
to 14C-formaldehyde is found throughout the body & supports the concept of rapid

incorporation & metab.
[Sullivan, J.B. Jr., G.R. Krieger (eds.). Hazardous Materials
Toxicology-Clinical
Principles of Environmental Health. Baltimore, MD: Williams and Wilkins, 1992.
974]**PEER REVIEWED**
これからすると、血中のホルムアルデヒド2.5ppmもあるようで。


### 以上、ご参照 ###


2012.5.20 4:06追記:断水もしていたのね。ペット水買占めには納得(当然、
容認できるわけではないが)

劣化ウラン触媒に関するコメント

ファイルを整理していたら、以前、
http://seisakukenkyukai.blog.so-net.ne.jp/
に送ったコメントが出てきたので載せます。

どうやらイデオロギーは科学的事実に優先するらしいです。
いやはや。


http://blog.so-net.ne.jp/seisakukenkyukai/2012-02-05/trackback
この記事に対するコメント

20120211送付
以前書いたことがあると思う(消されたか?)が、単なる劣化ウラン(U)と
劣化ウラン触媒』は、全く性格の異なるもの。
複合酸化物であり、「燃える」ことはない。非常に安定な化合物。
その安定性から、触媒からのウランの抽出すら簡単には行えないほど。
そんなことすら知らずに劣化ウラン弾などと同一視しているような体たらくで
劣化ウラン研究会」など名乗っているとは。
まあ、最初にイデオロギーありきだからなのでしょう。
科学的事実はイデオロギーでは変えられませんがね。


20120225送付
だから、金属劣化ウランと触媒に使用されている劣化ウランはちがうと
何度ご説明したらお分かりになられるのでしょうか。
劣化ウラン弾は「金属」ウラン。酸素と結合していない。故に燃える。
触媒のウランは『すでに酸化されている』ウラン。もう酸化しない。
ちなみに酸化ウランの融点は3000℃近く。
もう少し勉強されてはいかがか。


20120319送付
相変わらずご自分が批判されているような内容は無視されるようですね。
結局、自浄能力がないというのか、最初にイデオロギーありきというのか。
まあ、その程度の市民活動(というか、市民活動の名を借りた政治活動)
ということが良くわかりました。
ご自分が市民のストレスを除くのではなく、かえってストレスをかけている
ということがまだわかっておられていないようですね。
それとも、わかっていながらわざとやっておられるのでしょうか。
【活動】のために。


他にも、ホームページの
http://members3.jcom.home.ne.jp/khiro71/index.htm
御意見・お問い合わせにも何回か書き込んだんですが、
『その返事はありませんでした。』

劣化ウラン触媒は劣化ウラン弾と全然違うもの

ウラン触媒のことを、劣化ウラン弾と完全に混同している放射脳な方々が多い。

劣化ウラン弾は「金属」ウラン。よって、「酸化」される際に大きな酸化熱を発し
各酸化数の酸化ウラン、及び未反応のウランの微小なパーティクルを生成する。
ウランは基本的に「重金属」なので、体内に取り込まれるとヒ素なんかと同じように
重金属摂取したために起こる中毒が問題となってくる。

さて、ウラン触媒。アクリロニトリルの製造に過去使用されていた。Sohio法。
現在は、ウランを含まなくても性能のよい触媒が開発されているので、使用されていない。
一応、ウランを含んでいるので、寿命が来た後の処分が困難(放射性廃棄物という
位置づけになるのでむやみに捨てられない)。
ウラン触媒なので、環境中に放出されるとウランが出て、被ばくによる被害云々と
主張される方々がおられるようだが、それは物性等を全く無視した言いがかりにすぎない。
シリカ担体にアンチモンとウランの複合酸化物を担持した触媒であり、非常に安定。
以下にあるように、非常に特殊な条件下でないと触媒中からウランは抽出できない。
http://www.exrespo.provost.nagoya-u.ac.jp/sec/files/ResearchSummaryJapanesePDF_20100126_13_29_2312644801639469.pdf
よって、ウランの溶出は無いと考えてよい。
シリカの微小マトリックス中に複合酸化物として存在するので、外部から強熱しても
簡単に気化するとは考えにくい。
そういう性質から、仮に火災に巻き込まれたとしても、触媒の形状及び組成は保持
されると考えられる。
また、通常、届け出されて管理されているような物質なので、保管倉庫に可燃物と一緒に
保管することは無いと考えられ、直接、火炎の中で長時間加熱されることもないと考えられる。
以上のことから、ウラン触媒からウランが飛散して環境に放出されることは無いと考えられる。

ちなみに、以下のブログでコメントにて縷々説明したが、全く理解されていないようであるし、
さらに何度もコメントを送ったり、ホームページの方から記入して送ったりしているが、
全く無視されている。
袖ヶ浦市民の望む政策研究会
また、あろうことか、
「コメントを寄せてくださった(TBDD)さんは、これは安全であることを強調しておられたけれど、
それならば、そのことを市民にわかってもらえる取り組みを企業としてなぜしないのか・・
国の監視下にあり、処理も許可されないとしたら市民としては不安でしょうがない、できたら
お会いしていろいろお話を伺いたいものと希望を書いたけれど、『その返事はありませんでした。』」
(二重かっこによる強調はTBDDが付けました)
などと書いてくる始末。(以下参照)
劣化ウラン:袖ケ浦市民が望む政策研究会:So-netブログ
図書館には放射能関係の本が50冊:袖ケ浦市民が望む政策研究会:So-netブログ

こういうことをやるような方々にあってお話しする勇気はありませんね。
何されるかわかったものではない。まあ、他のページを見ていただければどのような方々かよく
お分かりいただけると思いますが。
袖ヶ浦市民が望む」ではなく、「袖ヶ浦プロ市民が望む」ではないでしょうかね。

しかし、劣化ウラン弾劣化ウラン触媒の違いも説明できない劣化ウラン研究会の代表って…
何を御研究なさっておられるのだか。
山崎さんの講演:袖ケ浦市民が望む政策研究会:So-netブログ

DDT

DDT:解禁しても大丈夫?WHOが対マラリアで散布勧告
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061019k0000e040017000c.html
まあ、農薬に詳しいなら当然の話であるが、やっとSF小説の呪縛から逃れたということか。
散布量を減らすために最も簡単なのは、壁面に塗る方法らしいです。
蚊が壁面にとまる習性を利用。最小限の量で最大限の効果。


しかし、スリランカマラリア感染者数の推移(1946年・年間280万人感染 DDT散布後は
1963年・年間17人感染と激減。1964年DDT使用中止で5年後には年間250万人感染)と、
最近は全世界で年間5億人以上が感染し、100万人以上が死亡しているという事実。
(プロ)市民団体とマスゴミがタッグを組むことほど怖いことはありませんね。


ダイオキシン、いわゆる環境ホルモン問題、化学物質過敏症、そして最近のいわゆる
「医師の誤診」糾弾問題。
科学を知らない、数字、統計に弱い、マスゴミ、市民団体、市民がなんと多いことか。


そうそう、コンビニで少年マガジン連載のコミック単行本立ち読みしました。
こんなところでもプロ市民を養成しようとしているのか。はあ〜〜。