グラビア雑感

毎回更新ごとに久しぶりな状態ですが。
今週は買った雑誌が多かったのでちょっと書く。

・週刊ヤングマガジン
 表紙巻頭に小阪由佳。この週は芸能ニュース的な扱いでは彼女のいろいろあったというのもありますがそこはスルーして。髪を切って以降の彼女はことさらにセクシー顔を求められていたところがあり、スマイルな彼女に戻りつつある昨今でしたが、表紙のアレはあんまりだ。センターに仲村みう。なんだかあややのごとく急激に老けてるような。巻末に谷桃子。歯はむき出しにしない方がいいと思う。
週刊プレイボーイ
 表紙安めぐみ平野綾が下までビキニ着てました。
週刊現代
 「この娘の親の顔がみたい」に南知里。1ページなんだけど個人的にショットがよかったので雑誌買ってしまった。両親はすでに離婚して、彼女が父親に会うのは年に数回ぐらいのようで。すでに50代ですが他に仕事をしつつ小説を書き続けているそうです。なんだか誌面に書けない事情がいろいろありそうな一家です。
・週刊SPA!
 グラビアン魂石井めぐる。セクシー顔をするとちょっとムッとした感じになってしまうような。
コミックガンボ
 センターに小阪由佳。無理にセクシー顔にならずに自然な感じにした方がいい感じに見える。
週刊ヤングジャンプ
 表紙巻頭に谷桃子。「月刊谷桃子」のインタビュー読んだ限りではほんとに普通のお嬢さんな感じでこのままの路線でいてほしいものです(大きなお世話)。見開きの湯船にねそべっての尻ショットがいいですね。なんだか最近のヤンジャンはAVの人が出たり性指南のページがあったりかつてのホットドッグプレスみたいな企画が多いな。特別付録のミニ写真集はみひろが出ました。
週刊ヤングサンデー
 表紙巻頭に原幹恵。最近の彼女の快進撃は、同じ新潟県出身の俺としては頼もしく感じるのだが、同時にティーンエイジクラブの中で抜きん出てしまったのが結局彼女というところが「お前らしょせんおっぱいなのか!!」という憤りも感じてしまう。って誰に言ってるのか。おっぱいも安定してるのがスマイルも安定してる。何でこんな顔に、というショットってあんまり見かけないのが凄いところ。
 巻末に外岡えりか。着ぐるみなどコミカルなショット多数。こういう子犬系の素朴な印象の人が数年後にギャルになったりするのだな(偏見)。

ラ・ムーって「解説する人」が一緒に居たら、また違った展開があったのかも。

また間が空いた。ずっとmixiばっかりなんですけど、あっちは日常のことばかりだし長文が読みにくいし実際に読んでもらいにくい雰囲気なので、あっちに書きにくいことをこっちに書きます。
んで、他人様の書いた内容に便乗するだけなのですが。

ラ・ムー関連『菊池桃子木村カエラ、どっちが本当のロックだ?』(A面)
http://www.hayamiz.jp/2006/05/post_2acf.html

【B面】犬にかぶらせろ!:ラ・ムー結成秘話
http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20070817/ramu


コミックガンボ連載の有名人の噂を検証する漫画(名前忘れた)で、いつだったかテーマが菊池桃子で、ラ・ムー自体がオメガトライブなどのシティ・ポップス系ミュージシャンの仕事づくりのためにわざわざ結成されたなどという話がありました。
んで、88年当時のミュージシャンだと、プロデューサーが前面に出て、自分たちのユニットの結成の動機やら新曲のコンセプトやらいちいち解説する立場の人っていなかったんですよね。後の小室哲哉小林武史は歌う人と一緒に立って曲の解説してたし、一緒に歌わないけどつんくも解説してた。そこにどんな突っ込みどころがあっても、「これはこういう意図があるんだ」という前提を押し出して成り立たせた。
だから「『愛は心の仕事です』ってどういう意味ですか?」「どういうコンセプトで『少年は天使を殺す』ってタイトルになったんですか?」という疑問に(当然疑問を持たれるだろう)いちいち答える人という役割をラ・ムーのプロデューサーなりリーダーなり、あるいは単に年上の人が答えればよかっただろうにという気がするのね。菊池桃子はあのとおりのキャラだから、いかなる疑問にもいちいち論理的で明確な回答を提示するとは思えないし。

グラビア雑感(4/9〜発売分)

すっかり書かなくなってきているので、たまには書きます。
週刊プレイボーイ(4/23)
表紙秋山莉奈。一度は全編尻ショットなしでもいいのでは。森下千里。「月刊」ショットって凝りすぎて好きじゃない。田代さやか。もうちょっとシャープな顔が欲しい。センター秦みずほ。水着よりP1の体育座り脚でパンチラ隠しショットの表情がよかったです。巻末のアイドル出身県特集。新潟代表が藤井美菜と西山麻希とは。岸波莉穂。U-15系って急速に大人顔になりますなあ。あとAV女優だけど竹内あいがよかった。
・ボム5月号
巻頭特集川村ゆきえ。前回の巻頭特集では事務所のトラブルに巻き込まれていたせいか、ほとんどが以前のグラビアカットと写真集カットのみ。インタビューもボディチェックもまったくなしの内容だったので、実質的に今回が最初の巻頭特集。稲生美紀はやっと写真集なんですか。なんでミスFLASH(光文社)やミス週プレ(集英社)になった人って、そこの版元が写真集やDVDを出してやらないんだろう。
峯田和伸銀杏BOYZ)インタビュー。ロッキングオンの雑誌でも愛読書がボムって言ってましたね。ロック畑でボムに出るって大槻ケンヂ依頼か。そのうちアイドル対談でもやりそう。
・ウォーB組5月号
表紙巻頭に次原かな。私はボディこの人のボディが大好きなのですが、唇の肉厚感がどうも「某ハンバーガーチェーンのキャラ」みたいな感じになるショットが多くて何だかなと思ってましたが、この号の顔はちょっと聡明な感じ。小泉麻耶。他の写真でも思ったけど、例の騒動以降顔がちょっとシャープになりましたね。ほかに小阪由佳、入船加澄美、八代みなせ。今月のドアップアイドルに小田ひとみ
ヤングジャンプ(4/26)
表紙巻頭に齋藤夢愛。巻末に帆足友紀。巨乳とスタイル重視なヤンマガに比べて、制服ショットを含めて「高校生のおんなのこ」の体感を写真で見せてくれた二人。
sabra(4/26)
表紙巻頭に岩佐真悠子。表情や体躯のやさぐれ感(褒めてます)がよろしい。尾崎ナナってもう24歳だったのか。いやこの業界のことだからほんとは知らないけど。

地震とマスコミ

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20070327/earthquakemasscomu
私は出身が新潟で、私の実家がある新潟市はそれほど被害がなかったのですが、それでも地元で発生した事態だったのでいろいろと情報を集めていました。当然その中には「天漢日乗」さんも含まれるわけで。
新潟中越地震が発生した3年前も今も思うのは、「天漢日乗」さんがなぜ執拗に、NHKを中心としたテレビ報道や新聞報道について、2ちゃんねるを中心に日々情報を集めているのか、その辺が気になるということです。
まあ、インターネット時代になってこれだけ嘘やデマが高速に伝播するようになったわけですから、可能な限り自分で見聞きすることも必要かも知れませんね。

トークイベント「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」感想(今さら)

吉田アミさんは以前にお会いしたことがありましたが、未映子さんは大阪弁使いまくりでガハガハ笑ってそうという勝手なイメージがありました。↓このときの日記のホリエモンの項を読んだときにそう思ったもので。
http://www.mieko.jp/blog/2006/01/2_33f4.html
・以前、知人のブログで「腐女子なの?」と聞いたら怒られた、というエピソードが書いてあったが、「オタク女子全般のこと」「BL好きの女子のこと」という認識のすれ違いが大きそう。
・BLで「苦悩の末の恋愛」が受けないという話が出ましたが、そもそも現代が苦悩するほどの愛がビジネスライクに処理される傾向にあると思う。不倫しても「じゃあ離婚するか? 慰謝料いくら?」ってなもんで。フィクションで愛を語るとしたら「お手軽な愛で済ましてしまう空虚さ」みたいなものをテーマにした方が文学になりそうな。
・男性向けポルノに、セックスを自分の都合のいいものに持ち込むために、暴力や暴行(言うなればレイプ)が当たり前の世界が横行していますが、BLの世界でも同じなのかなと思ったり。同じ「やらせろ」でも甘えて言うのと、罵倒して言うのとでは大きな差がありますから。(自分はAVやエロ漫画も見ますけど、レイプものがだめです。というより「これにはまっちゃダメだ」と自分でバイアスをかけているというか)
・野中さんが自分の表現のためにミニコミを始めた話が興味深かったです。だけど都会に住んでるお嬢様の特権じゃないですか、ということも思いました。田舎でくすぶっていた男子高校生には、仲間を集めたり印刷所に交渉したり(場所が遠距離だったりすると)する行動力はないですよ〜、と思ったりするのですが。
ドロンパ萌えの話で、そういえば神成さんとドロンパンの関係というのも、漫画において異質な感じがした。いや、BLな感じというわけではないのだが。そもそも神成さんというキャラが「歳はとっても剣道五段」と言ってる割にさっぱり世界観がわからないキャラではある。なぜお年寄りが一軒家に住んでるのか。職業は現在or過去で何なのか。他の家族はどうしたのかなど、漫画で出てきたのを見たことがない。そしてドロンパというアメリカ出身でお化けという異質すぎるキャラが絡むところに、「異質な者同士の邂逅」という部分を出したかったのだろうか。いやそんなに大真面目に語ることじゃないけど。
・そういえば、野中さんはデスノートで、人間と異世界の住人との共存は藤子不二雄な世界と共通していることを言及していたことを言及していましたが、デスノートの世界があれだけ受け入れられたのもオバQ的世界の許容範囲の広さなのかなと思ってみたり。
・ジャンプものといえば、えんどコイチの「死神くん」という漫画がありましたが、あの作者が「死神や悪魔というキャラと、対するキャラに対して老人や病人が出しやすい」とコメントしてましたが、異世界とそれに対する老人という意味で、神成さんとドロンパの関係は時代を先取りしていたのかも。
ユリイカ元編集長はいつ見てもあの帽子をかぶってる、という意味のない内容で締め。
WikipediaオバケのQ太郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%90%E3%82%B1%E3%81%AEQ%E5%A4%AA%E9%83%8E
Wikipedia:死神くん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E7%A5%9E%E3%81
%8F%E3%82%93
WikipediaDEATH NOTE
http://ja.wikipedia.org/wiki/DEATH_NOTE

トークイベント「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」(後半部分修正版)

野中さんから多数のご指摘がありましたので、修正版をアップします。吉田さんの「オバQ萌えなんて言ってない」というご指摘もありましたのでその部分も含めて。前半の金巻さんの部分はこのままにしておきます。
※アップした後に未映子さんから「質疑応答で話した彼は現在、ユリイカの編集長ではありません」という指摘が。ぎゃぼー訂正。ねつ造健康番組並のクオリティーですだ。

http://www.amieko.com/top.html
後半、午後9時まで、ゲスト野中モモさんを交えたトーク。テーマはミニコミなど。
以下箇条書き。
野中モモさんの自己紹介。編集、ライター、ミニコミ、ネットショップ等多彩な活動。
野中モモさんのミニコミの歴史。
ミニコミの版下用にライブのフライヤーを切り抜きやコピーを使用していた。ある時、インディーズ時代のサニーデイサービスの曽我部恵一にその切り抜きの余りを渡したら、当時のCDに使用された。
同人誌即売会に初めて行ったのが中一(野中さん)。
・小学校の新聞係など壁新聞もやった。
・小さい頃自分で雑誌を作ることが多かったと思う(吉田さん)。
・りぼんの真似をした雑誌を1冊つくったという久世番子さんのエピソード。
・中学の頃自分が孤独だったので友達づくりを想定してミニコミを作った(吉田さん)。内容はバンギャル的なもの。
・確認事項。野中さんと吉田さん、未映子さんで3年違うので、見てるものや感じ方が若干違うと思う(野中さん)。
・中学に御茶ノ水YWCAに通った流れから、神保町の書店街で自主制作本の存在を知る。書泉グランデの地下フロアで「よいこの歌謡曲」を読んでいた。親が買ってきていたシティロードも読んでいた(野中さん)。
アニメージュで批評の世界を知った。同人誌即売会のレポートで同人誌文化を知った。当時の誌面で同人誌文化について宮崎駿のインタビューのコメントが「今の若い人は自分の名前がついた雑誌を出すことが、手っ取り早いレーゾンデートルになるんじゃないですか」とあった。そこでレーゾンデートルという言葉を知った。(野中さん)。
・ぱふ(漫画情報誌)のキャプテン翼特集での同人誌記事で「私の知らない漫画がこんなに熱く語られている!」という衝撃を受けた。
・大阪だからそういうパロディの文化を知らなかった。アニメイトに通ってる女子が周りにいたくらい(未映子さん)。「視界に入ってなかったんじゃないの」(野中さん)。
・エッチなだけの同人誌は関心がなかった。おもしろい漫画同人誌は好き(野中さん)。人それぞれを解釈を加えるところが。
・はまった漫画について。
ドラえもんを単行本一冊完全模写した。その模写はチラシの裏で、それを小学館経由で送ったら藤子F先生からサイン色紙が届いた。だけど今は残ってない。(未映子さん)「妄想だったんじゃないのそれ」(吉田さん)。(←後から未映子さんから聞いたら「ペロ生き返って」が入ってる話だというので5巻あたりか?)
・野中さんはオバQ派。野中さんはドロンパ萌え。
・キャラ萌えとストーリー萌え。「酔っ払っちゃってる人にしかわからない何か」(野中さん)
・裏設定を考える。「トムとジェリーのジェリーの家の裏側を考えた。」(吉田さん)
・パロディ同人誌で本当に面白いのは1%(野中さん)
・年下は年上の人から教えてもらう喜びがある。
ワープロで初めて字を打って活字になったときの喜び(未映子
・文章も書きたかったし漫画も描きたかった。インタビューをしたかった。自分の世界を伝えたかった(吉田さん)。
・映画の人だった。難解な映画批評雑誌でも大衆的な映画情報誌でもない、違う内容を見たり書いたりしたかった(野中さん)。
・昔は、他人に理解されない世界だから一人だと思っていたが、今ならWebで簡単に理解されし仲間も見つかるだろう。
ミニコミが目指すもの。好きな人に好きな内容を提供する。書店に並ぶものは不特定多数の人を満足させる、その違い。
・紙にこだわる理由。パッケージ化する。現物がここにあるという感じ。
・ひと昔前の、デザインをコンピュータで作れない不自由。
・自分のミニコミをどういう人に伝えたいか。
・自分の好きな感触を伝えたい(野中さん)。
クイックジャパンの後ろにミニコミの紹介コーナーがある。
・マックで作ったミニコミの例として「PEPPER SHOP」を紹介。
未映子さんの学校のマックは120万したのに、スキャンしか使ってない。下手な使い方したら怒られた。何だこの落差は。
ミニコミはあまり保存してない。ばるぼら氏にあげたものが現存しているので、今日ここに持ってきた。フリッパーズギターソノシートが付いたレアなものもある。
・京都のミニコミ文化。
・批評だけのミニコミ
・名古屋で買っていたミニコミは中を見ることができなかったのでジャケ買いだった(吉田さん)。
ミニコミはトレード推奨。自分が欲しいものを得る。それが楽しい(野中さん)。
・野中さんの「三人以上で発信していく」という主張。
・どこかに「これを好きな人がいる」かもしれない。
・これがWeb2.0。レッツ集合知。自分が歴史の一部であると自覚しよう。だから積極的に関与していこう。自分が楽しいことが大事。
・質疑応答。というよりも客席の、加野瀬氏、青土社の方、金巻さん他数名の「しゃべり場」。

好きなアーティストから学ぶ

昨日、よく行く某メイド居酒屋で、メイドさん同士が「レッチリ」「マリリンマンソン」「オフスプリング」などという言語を飛び交わせている。いったい君たちはどこでそんな知識を得たのか、と問いただしたら、
「HISASHIやJIROが言ってた」
彼女らはGLAYのライブにはほとんどいつもコスで馳せ参じているのだが、推しのメンバーのインタビュー等を通じて、彼女たちも意識せずに洋楽の知識を得ているらしい。
そういえばこの店の店長は80年代ロック大好きで、BOOWYTM NETWORKレベッカバービーボーイズ、レッドウォーリアーズなどがよくかかる(GLAYLUNA SEAもかかるけど)。きっと彼はカラオケに行っても80年代ロックを歌いまくって、加野瀬氏のような人に眉をひそめられるのでしょう。いや別に一緒にカラオケ行ったことはありませんが。