キムチ鍋にはうずらの卵

日曜の夕食は3週連続キムチ鍋。簡単で野菜がとれて美味しいから。
去年友人宅で教えてもらったのが、生の白菜を入れない、うずらの卵をたっぷり入れるという以下のレシピ。すごく美味しくて、以来これにハマっている。
http://homepage2.nifty.com/NG/okazu/okazu002.htm

味付けは赤味噌コチュジャンを混ぜて。コクがあってウマイ。
残ったら、次の日にもやしを足して食べます。

三軒茶屋で大道芸フェスティバル

三軒茶屋で大道芸フェスティバル。町中あげての祭りの雰囲気を味わいに行くというか、いろいろな屋台をはしごするのが目的である。
途中、烏山川緑道で「アート楽市」をひととおり見物。趣味の手作り小物やアクセサリー、イラストレーター(の卵)によるポストカードや絵やTシャツ、雑貨アーティストや職人さんによるオシャレ雑貨、手彫りスタンプなどなど、手作りの品を扱うフリマといった風情。これがおもしろくていろいろ見せてもらう。
フェルトから手作りしたというマフラーやバッグ、財布などを売っている店が気に入ってマフラーと斜めがけできる紐がついたまん丸の「がま口」を購入。ここで売っているのはどれも色合いがきれいで、フェルトと毛糸編み部分との配合もよい具合のオサレな品々が並んでいる。バッグなんて、直径2cmくらいの茶色い玉が一面に付いているんだよ。かわいすぎ。がま口はテニスボールくらいの大きさで(色もレモンイエローを選んだからますますテニスボールそっくり)、握ると和みます。

太子堂商店街付近でまず屋台のたこ焼きを食し、商店街中程のガレージみたいな和める飲み屋でビールとちぢみで一休憩。路上パフォーマンスあり。アリスに出てくる女王様みたいなのが2人、「私が三軒茶屋の女王なのよ」「いいえ、私こそが女王よ」とやりあっていておかしかった。
茶沢通り西友前の広場、岩手県「せんまや町」が出している店で、すいとん地ビール。焼き鳥。ステージでは大道芸が行われているけど全然見えず。
世田谷線駅前の広場では、椅子を積み上げた上に逆立ちをする芸人。世界チャンピオンだそうで、10mくらい積み上げた木の椅子の上での片手倒立!すごかった。投げ銭奮発。
世田谷通りのNTT前広場にもステージと屋台村。タイラーメンと鰯すり身の薩摩揚げの揚げたてとビールとワイン。タイラーメンが、出汁も具も本格的でたいそう美味かった。男女2人のアクロバット演技もすごかったです。鍛え上げられた体はいいなあ。

で、ここで地面が揺れる。続いて2度。けっこう揺れたねなんて言ってて、こんな大災害になっているなんて…。

谷中千駄木

「第一回モクローくん大感謝祭」目当てで千駄木の「古書ほうろう」へ。モクローくん棚は、モクローくんこと南陀楼綾繁さんが手がけた本やいままで出したミニコミが展示され、セレクト古書が販売されている期間限定棚。おっと、修士論文まで拝見できるんですかい!モクローくんハガキや扇子、マッチなどのキュートな小物もあって、思わずニヤけてしまった。かわいいいい。37歳巨漢坊主あざらしオヤジのどこがカワイイというのか。でも、かわいすぎだ。
マッチラベルのコレクションや、嫁姑マンガの切り抜きコレクション(何故に? でもワラタよ)、古いいろいろなラベルもすてきだった。もっとじっくり見たい気もしたが、ずっと張り付いているのもなんか恥ずかしく。
竜巻竜次の「福の神襲来!」、なつかしくて購入。
棚の前にはCDも売られていたので見てみる。わー、なんかこう、同世代だなあ!と思いました。サロンミュージックや立花ハジメや初期テクノもの、パスカル・コラムートなどのフランス実験音楽もの、ドクタージョンにダンヒックス!その他もちょっとくせモノ系音楽がいろいろあって面白かった。椎名林檎に松浦あや、というのもとても納得なのです。
写真で見た南陀楼綾繁さんは、あの体(と内澤さんによるモクローくんの絵)にだまされるが、実はとてもハンサムなのだった。
初日のイベントに行きたかったのに曜日を覚え間違えてて気づいたときには終わっていたという可哀想なRちゃんはモクローくん棚に興奮してぐったり疲れていた。もっとじっくり見たがったけど、メモリ不足でハングアップか。また行けばいいよ。
谷中をひとめぐりして、谷中銀座でオニオンサンドという揚げ物(タマネギの輪切りにメンチの具がのっかったものだった。分厚いタマネギうまー)や夕御飯のおかずを買って帰った。

ハニカミ

忘れないように。
8月20日金曜日23時〜「ハニカミ」見る。
先週の藤原竜也の回を見たけど(スタジオゲストはへーすけ)、なんてこっぱずかしい番組なんやー。芸能人同士の疑似デート。軽井沢銀座で大声で名前を呼ぶのはまだ耐えられる。軽井沢の教会で永遠の愛を誓うまでいくと、引くよ。デート中は必ず手をつなぐというお約束もあるそうで、ああむずむずする。視聴者をはにかませるのが目的なのか。そうなのか。じゃあ、明日も来週も思いっきりはにかんで見てやると決心しました。はにかむどころじゃなくむずがゆいわけだが。
大河内奈々子に助手席にのせてもらって(免許持ってないから)嬉しそうな俳優S…、微妙に楽しみではある。

そういえば、昨日も藤原竜也を見たのだった。「新型TV」。こっちも司会が久本雅美(と和田アキコ)でまいった。おまえらの話はいいから、竜也にもっと話させろ。

汁かけめしは美味い

汁かけめし快食學』(遠藤哲夫 著 ちくま文庫  汁かけめし快食學 (ちくま文庫))という本に触発されというか、お墨付きをいただいた気分で、汁かけめしを食べる毎日。

ダシとって、えび、あさり、おくら投入。塩、醤油で味付け。ご飯をどんぶりに入れ、豆腐を適当に切ってのせる。熱々の汁をタップリかけて、豆腐をぐじゅぐじゅにくずして混ぜ混ぜして、ごごごーと、かきこみます。キムチがあったので、それものせてかっ込んでみた。んまい。これはぜいたく汁かけめしだな。
次の日は、おくらのみじん切りオカカまぶしかけ冷や奴、蟹、納豆などをのっけて、冷たいダシ汁(味噌汁を作ろうと思って気が変わって放置されてたダシ汁)。いける。
朝は残りの冷たいご飯に納豆をのせ、あたためたダシ汁をかけて、醤油をひとまわし。んまー。
夏の朝のひんやり感がしみこんだ、夕べの茄子の味噌汁をご飯にかけてたべるのが最高と書いてあったのを思い出して、茄子の味噌汁を作る。朝食べる用にとっておく。朝、ご飯にかけてウマー。
やってみてはっきりわかったのだけど、汁ものだからとスプーンやレンゲで食べてはいけない。箸。ぜったい箸で食べること。もちろん茶碗に口をつけて、汁ごとかっこむ。おいしさが違う。

汁かけめし快食學』は、下品とされてきた「(汁)かけめし」を、日本の食文化や歴史の面からとらえた考察本。カレーや牛丼は正しい汁かけめしの系譜だとか、汁かけめしの誕生発展と接唇食器との関わりなどなど、なるほどーと面白く読んだ。学術的考察がこの本に深みを与えていても、根底に流れるココロは「汁かけめしっておいしいよねー」ということだよね。

あと、東洋片岡さんのイラストが、もうベストマッチとしか言いようがない。

鎌倉は意外に近いのだ

東急東横線の特急や湘南新宿ラインを使うとウチから鎌倉まで約1時間で着く。ということで、この日も鎌倉。

円覚寺の百観音
北鎌倉で降りてまずは駅の真ん前の円覚寺。ああ、寺はいいなあ。鎌倉五山第二位の寺というだけあって境内はかなり大きいんだけど、なんとなくこぢんまりというか、安心感のある佇まい。樹木が多いせいなのかな。方丈の手前には百観音コーナー。そういえば、北千住の寺でもこういうコーナーがあったなあと思い出して調べてみた。
「「百観音」とは、近畿一円に広がる西国(さいごく)三十三観音と、関東地方の坂東(ばんどう)三十三観音、それに秩父の周辺に広がる秩父三十四観音の札所(ふだしょ)を総称したものです。」
http://www.evam.ne.jp/meijidera/hyakkan.html
これらの観音を巡礼して回るのが「百観音巡礼」。でもこれらを全部まわるのは大変だということで、百寺におまつりしてあるそれぞれの観音を石に刻んで1カ所に集めたのが「写し霊場」だと。
北千住の寺では、石の板に絵姿が描かれたものばかりだったけど、ここのはそれに立体的に掘り出した像も加わっている。これらの観音様の姿がなんとも素敵なのだ。そんなしどけないポーズをしていいのか。立て膝でくつろいでいるものから(たぶん思索にふけっているのだろうが、どーみてもお風呂上がりのお父さんといった風情だよ)、横っちょ向いてるもの、くねくねしているもの。飛びそうなものなどなど。表情もいろいろで、見ていて思わず笑ってしまいます。
あ、検索したら写真を載せてるサイトがいろいろ。
円覚寺の百観音(北鎌倉)http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-sige/kamakura/engakuji/engakuji.htm

百観音いいなあ。いろいろなところの百観音巡りをしたくなった。

明月院は怖い
あじさいで有名な寺だけど、当然あじさいは終わっている。とにかく樹や花がてんこ盛りで、むせかえるよう。この寺は三方を山に囲まれている感じのところにあるのね。すごい囲まれ感というか、圧迫感。人によっては囲まれる安心感もあるのかな。で、その奥の奥に何があるかというと
わーん「やぐら」だー。
「やぐら」は昔の墓所。山肌をくりぬいて作ってあって、ちょっと怖いのだ。三方が山というのもあって、こもってる感じがするのだけど、ああ、だから寺が建ててあるのか。

■大谷美術館でデュフィ
いい家(というか豪邸)。邸宅美術館はいいね。気持ちのいい所でした。デュフィの絵は競馬と音楽と海。さらさらとした筆遣いの線に鮮やかな色。フォルムと色を別々に捉えて描いているのが、今どきのイラストレーションのようでカッコよくてお洒落さんでした。

鶴岡八幡宮では「ぼんぼり祭り
市内在住の有名人や文化人、地元商店街の人達が書いたり描いたりしたぼんぼりがズラーっと並んでいた。さすが鎌倉、著名人がいっぱい。そのなかでも竹中直人のが最高だったことを記しておく。
http://www.hachimangu.or.jp/info/jisetsu/b_cont01.html

1日5分の口コミプロモーションブログ

私は本質的に引き篭もりタイプである。1日中誰とも口聞かなくても平気だし(実際、よくある。あ、今日は会社で一言も話してないやとか)、友だちや知り合いを積極的にたくさん作ってコミュニケーションばんばん!という思いも弱い。

だから、コミュニケーションや意見交換を積極的に行う場だという「ブログ」なんて絶対はじめることはないだろうと思っていた。ブログの「いいところ」とされるところが、ことごとく「おまえはおよびじゃない」って言っている感じ。「優秀で前向きでフレンドリーで議論の仕方をわきまえた人達の高尚なコミュニケーションの場(w 」なんだろうなと。アメリカで流行っていると聞いたときにも、日本人にはなじまない仕組みなんじゃないかと思ってたし。まあでも実際には、そんな気負わず気軽にいろいろ書いている人が多いし、気楽に使ってみればよさそうなものなので、始めてみることにしました。

あと、積極的になれなかったのは、文章書くのがあまり好きじゃないという理由もある。自分で書いててもどかしくてイライラするし、めっちゃくちゃ書くのが遅いのだ。そんなわけで仕事でもプライベートでもメールの返事が遅い。マナーに反してますね。最低です。
「社長ブログで注文アップ!これからは社長も社員もブログで顧客の信用をつかめ」なんて風潮が出てきた昨今、文章書くのが苦痛、苦手、うまくないといった人は、評価されなくなってくるのだろうか。イヤな時代だ。

と、なんだか言い訳やら悲観的な思いを書いたけど、『1日5分の口コミプロモーションブログ』(長野弘子・増田真樹共著:英治出版)が、面白いというか勉強になりました。まだ途中までしか読んでないけど。
1日5分の口コミプロモーションブログ

思いっきりビジネス書風な書名であるが、中身はブログをめぐるルポルタージュといった風。ブログを廻る状況が俯瞰できて、ひととおりのことを知るのにぴったり。

ビジネス現場での受け止め方(なんか商売に結びつけられないかと考える企業とか)、「ブログ」というものをどう捉えるのかいろいろな人達の言葉、その人なりの使い方いろいろ、歴史や現状、メディアとの関係などなど。冒頭の、ブログで劇的変化が起こったある会社の話なんて、「ちょっといい話だなあ」と素直に入り込めました。はい。
しかし、この本、書名や帯の文句と中身が全然一致してなくない?(しかも誤植が多すぎ。組版も汚くて読みにくい)。

本書よりいくつか。
「ニュースや事件などに関して、自分の意見を述べる、つまりは評論する、意見交換する場と考える」
という人もいるけど、私には、これは敷居が高い。

それより、
「情報収集の部分でお世話になっているネットに貢献したいとずっと考えていた。個人の持っている情報をネットに還元していくと、今までよりもネットの世界は豊かになっていくと思う。それを具現化したり促進するものがブログだ」「メモから発信し、そしてメモで終わってもブログの価値はある」「メモレベルの情報発信をきっかけに"小さなコンテンツの利用価値"について思いを巡らし始めている」(江坂氏)「メモとしての書き込みから、誰かに何らかの役に立つかもしれないという期待もある」(Kidachi氏)などのコメントに、勇気をもらいました!

小さなことからコツコツと。今日はamazonへの自動リンクというものを使ってみました。