さすがに師走は忙しい。
この一週間を振り返るだけでも、
カークン>ギター教室>吉澤先生>カークン>次作打ち合わせ>各種清算
永六輔>カークン>カークン>ピタゴラ>買い出し>楽器引き取り>
姪がダンス甲子園に!>予防注射>大掃除
ってな感じだ。
サロンで生音で笛を吹いていたかと思えば、
火柱があがるステージでマーシャルをかき鳴らし、
また次の日は紀伊國屋ホールで演芸の舞台に立ったりと、
切り替えが大変なんだけども、
ちょっとしたスーパーマン気分というか、
楽しかった。


今年1年をあえて総括するなら、
アレンジをがんばった年ってことになるかなあ。


■「びんちょうタン」のCDで久しぶりに歌もののアレンジをした。
■相模大野のワークショップ用にペンタトニックで曲を作り、
適度な難易度のハモを付けた。
■「ウクレレ栗コーダー」用に「ボヘミアン・ラプソディ」を笛とウクレレで完コピした。
■ダンダンブエノの舞台音楽のアレンジや役者の皆さんが生演奏するためのアレンジ、演奏指導をした。
■「栗コーダーのクリスマスII」用にオリジナル曲をリアレンジした。
賛美歌もちょっとアレンジした。
■ケミストリーの曲をリミックスした。
■「ウクレレモーツァルト」用にウクレレのみでモーツァルトを7曲カバーした。
竹中直人さんの舞台用にフィッシュマンズの曲を数曲アレンジした。
■ギター教室用にクリスマスキャロルをギターアレンジした。


これに対し作曲は、
加藤久仁生監督「R」の音楽と、
1月3日放送予定の旅番組「銀座OL世界をゆく」の音楽のみ。
来年はもっと作曲仕事も増えるといいなあ。


では、みなさん、よいお年を。
来年もよろしくです。

ウクレレ・モーツァルト発売

アルバム中半分の7曲を担当した「ウクレレモーツァルト」が
今日、発売になりましたです。

是非とも聴いて下さい。


全曲の試聴と交響曲25番のPVが見れます。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A010090/VICL-62193.html
インタビュー記事が載ってます。
http://rollingcoconuts.com/contents/news/
アマゾン
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000K2VG4C/sr=8-1/qid=1162981970/ref=sr_1_1/250-8373133-7885064?ie=UTF8&s=music

前厄なんですけど、厄除けの護摩が効いているのか、
ここんとこすこぶる調子よいです。いろいろと。
風邪はもう半月も治ってないですけど、
仕事はまあまあ充実しているし、
健康診断では全ての検査結果が平均値ど真ん中。
ありがたいことです。
日々、感謝の気持ちを忘れずに過ごしてまーす。


栗コーダーカルテットにはここ数ヶ月とくに追い風が吹いている模様。
7月に出した「ウクレレ栗コーダー」は15000枚突破ですと。
事務所もない中央線系インストミュージシャンにとっては
驚くべき数字。
ウチで4人で一発録りした、しかもラフミックスのままのような曲
ダース・ベイダーのテーマなんかとくに)が
全国のお茶の間に浸透しているんだから不思議なもんだ。
バラエティやドラマに勝手に使われるのもありがたいけど、
ミュージックステーションでは3週連続で取り上げてもらえたし、
ラジオでジョン・カビラさんにも「最高ナンデス!」なんて言ってもらえたし、
いろんなホールに呼んでもらってライブをしているけれど、
ロビーではCDが飛ぶように売れ、もうね、ウハウハです。なんつて。
ウクレレ栗コーダー


ケミストリーのリミックスもやりましたよ。
ちょっとワイドショーでも話題になってた槇原敬之作詞作曲の
「約束の場所」という曲。
ケミストリー二人の歌とマッキーのコーラス以外は
栗コーダー4人のいつもの音に差し替えています。
圧の高い歌とのバランスがなかなか新鮮。
今出ている「遠影」というシングルのカップリングです。
遠影 feat.John Legend (初回限定盤)(DVD付)


そして今日は「栗コーダーのクリスマスII」の発売日。
関連アイテムこそ50枚以上あるけれど、
オリジナルアルバムというと4枚そこらしかない栗コーダー
2枚目のクリスマスアルバムですからね、
かなりな確率です。
ウクレレ栗コーダー」とは内容的に正反対気味だけど、
これが出ることで今年の栗コーダーはバランスがとれたって感じかなあ。
暖めてきた自信作の自作曲「スノーライト」「しろいおひげのおじいさん」も
入っているので、こればっかりは、どうか、ひとつよろしくー。
栗コーダーのクリスマスII~the Holly & the Ivy~


6月のダンダンブエノに続いて
12月には竹中直人さんの舞台も。
稽古は昨日はじまったばかりだけど、
また役者の皆さんに楽器指導することになるのかなあ。
http://www.granship.or.jp/event/2006/1228.html


そんでもって、ここ2ヶ月は「ウクレレモーツァルト
に取り組んでました。
近藤研二がウクレレのみでアルバム半分の7曲を演奏しています。
もうすっかりウクレレづいているのです。
雑誌だ、PVだ、話題があるので詳細は月末くらいに改めて。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000K2VG4C/sr=8-1/qid=1162981970/ref=sr_1_1/250-8373133-7885064?ie=UTF8&s=music


あと、ワッツタワーズスパークスオープニングアクトをやったり、
琉フェスで野音大阪ドームで演奏したりと、
いろいろ面白いことがたくさんあったのだけど、割愛です。
では、またー。

誕生日


きりのいい歳になってしまったので、なにかコメントしなきゃと思いつつ
1日に発行された「月刊笛仙人」への寄稿が適当な文章なので、
ここに転載させてもらおうっと。
この「月刊笛仙人」というメールマガジン
栗コーダーまわりの情報が正確に、且つ必要以上にどうでもいいことまで
載ってたりするので、面白いですよ。
登録は下記から。
http://www.kuricorder.com/huesennininfo.shtml


以下、「月刊笛仙人」2006年08月号 2006.08.01(NO.057) より


■メールバンニュートの口使い  近藤研二


先月のポーランド行きは、なんと出発二日前になって
突然キャンセルになってしまった。
旅のしおりを見ながら荷物の準備も始めていたのになー。


そんなわけで一週間近くぽっかり予定が空いてしまったので、
前からやろうと思っていた自分の作品集を作ってみた。


残念ながらソロアルバムってわけではなく、
既に何らかしらの形で世に出た自作曲を
それなりに聴きやすいように並べてみただけのもの
(よって、NOT FOR SALE)だけど、
そこそこ世界観みたいなものは出ているような気がする。


自分はひょっとしたら割と器用にいろんな曲が作れるのかも
なんて思った時期もあったけど、こうやって編集してみると、
やっぱり自分のカラーというのがどうしようもなくあることに気づく。
ま、自分が聴きたいものを好きにセレクトしているから
当たり前といえば当たり前だけど。


そうそう、もうすぐ40なので(えー、オレが40歳!?)
節目にっていう思いもあり、名刺も持ってないので
名刺代わりにっていうのもあって、
限定40枚CDRに焼いたわけです。
飛騨の職人さん(飛騨じゃないけど)の手焼きCDです。
あ、分かりづらい。


……


先日の「ウクレレ栗コーダー」発売記念ライブ、
おかげさまで大盛況でした。
ご来場の皆さん、本当にありがとー!


すっかり吉祥寺系ミュージシャンになっていた栗コーダーだけど
たまに渋谷なんかの都心でやるのはいいですね。
東横線、玉川線方面、つまり神奈川のお客さんも多かったみたいだし、
業界関係者も気軽に足を運んでくれるし、
久しぶりの晴れ舞台って感じだったなー。
気合いも入った。


実は旅のドタキャンで出来た時間でもうひとつしたことがあって、
それがこの発売記念ライブの準備、なんです。


「ライブ前にライブの準備って当たり前じゃん」と
お思いの読者諸君もいると思いますが、実はそうでもなくて、
キャリア12年ともなるとぶっつけ本番のライブも少なくない。
そんな中、今回は5回もスタジオに入ったし、
演奏以外の周辺の準備にも久しぶりに気を配った。
例えばそのひとつが開演前のBGM作成。
栗コーダーウクレレでカバーした曲のオリジナル音源。


(リスト参照:http://www.kuricorder.com/member/kon/?20060726#id106


暇だっていうのは財産ですね。
考えてみたら20代の頃はこういう演奏周辺の事ばかりに
力を注いでいたなあ。そして我流演出家でもあった。
今回は久しぶりにそういう自分の側面を解禁してみた。


開演前

ステージ暗転

オリジナル盤のやる気のあるダース・ベイダーのテーマ
が高々と鳴り響く中、メンバー登場

全員、麦わら帽子をかぶり、片手には懐中電灯を持って、
恐る恐る暗いステージや客席を照らしている
(さながらドリフの「8時だよ!全員集合」の
コントのオープニングのようだ)

夏休み、昆虫採集を楽しんでいる間に
森にでも迷いこんでしまったのだろうか、
辺りは暗い

そこに4本のウクレレを発見、
懐中電灯の光にウクレレが浮き上がる

ウクレレを手にとり音を鳴らしてみる4人

しばし迷子になっていることも忘れ、楽しい宴がはじまる

闇が明けると、いつの間にかそこは海水浴場になっている


…なんて感じ…


この内、半分は「役者じゃないから」とメンバーに却下されたが
ま、こういうことを考えること自体が楽しいわけなので、
それはそれで全くよい。
実際、自分がこれをやるとなるとちょっとしたハードルである。


実はこのBGMから本編へ移る段取りは、
先日のダンダンブエノの公演「トリデ〜砦〜」へのオマージュ
という思いも自分の中にはあったようだ。


BGMが時間制御されていてそのまま本編へ繋がっていく
というのは完全にインスパイアされてます。パクりです。
(「トリデ」のその演出はもっと手が込んでいたけど)。


で、あの一流の役者の皆さんが本職である芝居をしつつ、
あれだけ素敵な演奏もやってのけたのだから、
今度は我々が演奏しつつ芝居をやってのける番ではないか、
そんな勝手なテーマが自分の中で広がっていたのかもしれない。


ミュージシャンだから全てを音で表現する、
言葉は少なく、変な飾り立てもしない、
という信念はずっと自分の中にあって、
とくに30代以降はそれに徹して来たような気もするのだけど、
その一方で、自分が究極の部分で求めているのは
単純に、その場にいるより多くの人と共振できること、かもしれないので、
そのためにエンターテイメントとして自分に出来ることは
可能なかぎりやっていきたい、そんな思いもあるんですよね。


結局、こうやって細かいことを考えすぎているから
一流のプレイヤーにもなれないし、
一流の商売人にもなれない、ということは
随分前から気づいてはいるのだけど。


さて、40代、どうなっていくんだろうか、自分。


おー、話、長くなってるなー。


最後に、
この開演前BGMを作っている時にふと思い出したのだけど、
自分が自意識の中で最初に感動した音楽、
それが「カントリー・ロード」だったという記憶。
30年くらい前の身体のどこかに刻まれていた。

2ヶ月ぶりのまとめ書き。


■「ウクレレ栗コーダー」発売
■ラジオなど
男はソレを我慢できない
■ダンダンブエノ Go!Go!公演「トリデ〜砦〜」
■渡欧


■「ウクレレ栗コーダー」発売
昨日、発売日でしたね。
そこそこに売れているようです。
ただ相変わらず雑誌の取材とかほとんどないですね。
ま、取材は嫌いだからいいんだけど、
レコ評くらい出るとうれしいんだけどなあ。
前から言っているけど、
栗コーダーってジャンルが分かりづらいというか、
どこのカテゴリーで紹介すればいいのか難しいんだよな、多分。
クラシックでもないし、ロックでもない。
ヒーリングでは決してないし、かと言って、
脱力系、なごみ系というのともちょっと違う。
けっこう気合い入っちゃってるし。
お洒落モノ、雰囲気モノな要素も乏しい。
トラッドというか伝承音楽な側面は一部あるけど、
どこかの地方に特化しているわけではないので、
フレンチとかブリティッシュみたいなコーナーにも入れづらい。
劇伴仕事が多いだけにサントラコーナーには割と馴染むのだけど、
サントラじゃないからにはそのコーナーに並べるわけにもいけない。
今回のアルバムなんてまさに節操ない。
昨日、清水ミチコさんにサンプル盤渡したら、曲目を見て、
「レコード会社に魂売ってませんか?」って言われてしまった。
確かにこれだけベタな選曲で挑んだからには、
「え、ボヘミアン・ラプソディやってんの〜!?」とか、
栗コーダーのハイウェイ・スターって全然速くなさそう!」
とかツッコんでもらえないと、
ボケを拾ってもらえない芸人と似たような切なさを味わうことにはなる。


■ラジオなど
そういった意味で、昨日出演したJ-WAVEGROOVE LINEみたいに、
ピストン西沢さんにああやって表面的にはおちょくられながらも
拾ってもらえるだけで非常にありがたいわけです。
ある意味、今回のアルバムはボケなわけで
ツッコミがあって初めて成立するってところがあるから。
いや、もちろん、まじめに音楽やってるんですよ、みんな。
ボヘミアン・ラプソディ」なんかマジすぎて
ほんとうに音楽になっているか疑問なくらいだし。
そんなわけで今日また、
GROOVE LINEのコーナー「トヨタ・ミックスマシーン」で
ピストンさんが約束通り「ボヘミアン・ラプソディ」の
オリジナルと栗Q版をミックスしていじり倒してくれたのも、
これまたとてもうれしかったなあ。
選曲会議の時、口をすべらせて
「王道ってとこではクイーンでもやってみますか〜」
なんて言ってしまった甲斐があったってもんです。


あと、今度、同じJ-WAVEジョン・カビラさんの番組で生演奏なんて話もある。
野村辰寿監督による「ハイウェイ・スター」PVも好評のようで
スペースシャワーなんかでもオンエアしてもらえそうだし、
その辺の露出関係の情報(インストアライブ含む)はここでは告知しきれないと思うので、
栗コーダーのHPなど見て下さい。http://www.kuricorder.com/


男はソレを我慢できない http://otoko-sore.excite.co.jp/
昨日はラジオのあとそのまま渋谷AXで
映画「男はソレを我慢できない」の公開前イベントに行ってきた。
この映画、前にもちらっと書いたが、
男はつらいよ」+「オースティンパワーズ」+「キルビル」みたいな映画。
または、下北沢を舞台にした寅さんを渋谷系のグラフィックデザイナー
信藤三雄が監督したらこうなりました、というような作品。
純粋に映画と呼んでいいのか迷ってしまうくらい斬新な編集がなされた映像作品。
ハイポジ時代、PVで信藤さんにコスプレさせられまくった日々を思い出すなあ。
映画にはミュージシャンがたくさん出演しているので、
昨日はその人達が前夜祭的にライブをやったわけですね。
自分もサントラですご〜く地味な裏方的演奏をしているが、
ライブには客としてしか誘われなかった。
ホフディランが2曲だけ再結成したり、
竹中直人高橋幸宏が二人で流しをやるネタ(昔テレビでやってた)とか、
清水ミチコのモノマネ弾き語りメドレーとか、貴重なものが見れて楽しかった。
竹中さんはフィッシュマンズのカバーや「さよならCOLOR」をまじめに熱唱してました。


■ダンダンブエノ Go!Go!公演「トリデ〜砦〜」http://www.dandanbueno.com/
以前、坂井真紀さんにギターを教えていると書いたが、
それがこの劇団ダンダンブエノの公演のためのものだったわけでした。
他に酒井敏也さんにピアニカを教えたり、
宮地雅子、ぼくもとさきこ、山西惇、永島敏行のお四方に
リコーダーでハモってもらったり、
そこに団長、近藤芳正さんが笛やサックスで絡んだりと、
演奏指導、編曲という立場で栗コーダーが関わったわけです。
劇中では70〜80年代にMTVやラジオで耳にした洋楽曲と
栗コーダーの曲がほどよいバランスで使われていた。
なんか、いいコントラストだったな。
脚本の和久田理人さんが書き下ろした「ミンナでトリデ」という曲を
パンフにおまけでくっつけることになり
いっそう気合いを入れてアレンジさせてもらったのだけど、
栗コーダー風味とショウビズ感(キーワードは夜のヒットスタジオ)を
うまくブレンドできたのではないかと自負しとります。
残念ながら東京公演はもう終わってしまって残すは水戸公演のみ。
芝居の中だけにしておくのはもったいないほど、
この役者の方々のバンド、いいグルーブを出してますよ。
お近くの方はお見逃しなく。


■渡欧

来週、大島保克さんのサポートでポーランドに行くことに。
http://www.bravefestival.pl/
これ以外に7月上旬にフランス(パスカルズの助っ人として)、
7月下旬にやはりフランスはマルセイユ(エキスポでミミフェス出演)
という話があったのだけど、両方、事情でなくなってしまった。残念。

ウクレレ栗コーダー


ウクレレビートルズ」で1曲
ウクレレ・レノン」で2曲
ウクレレジブリ」で6曲
ウクレレ・フォース」で4曲
ウクレレ・エルヴィス」で1曲
ウクレレウルトラマン」で3曲


リコーダーのバンドがウクレレコンピに参加した回数では
たぶん間違いなくギネス記録保持者の栗コーダーカルテット
今度は「ウクレレ栗コーダー」ですと。
出ます。7月5日に。いつもお世話にのジェネオンさんから。


今日マスタリング終わったのだけど、いい感じじゃないでしょうかねー。
つまりは上記コンピからのベスト+新録なんですが、
なかなか豪毅な、いやベタな、
いや普段の活動内容からはあり得ない選曲ですよ。


ウクレレ栗コーダー栗コーダーカルテット
01. アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第一楽章/モーツァルト ★
02. 冷たくしないで/エルヴィス・プレスリー
03. 夢の人/ザ・ビートルズ
04. ウルトラセブンの歌/「ウルトラセブン」より
05. Power To The People/ジョン・レノン ■
06. The Luck Of The Irish/ジョン・レノン
07. ハイウェイ・スター /ディープ・パープル ★
08. ボヘミアン・ラプソディ/クイーン ★
09. ガンダーラゴダイゴ ★
10. 帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)/「スター・ウォーズ」より
11. サイモンの夢/ペンギン・カフェ・オーケストラ ★
12. となりのトトロ /「となりのトトロ」より
13. もののけ姫 /「もののけ姫」より


★はこのアルバム用の新録音
■は未発表音源


やー今回もうんざりするほどミーティングしたなー。
今メールボックスを勘定してみたらこの2ヶ月で170通、
ウクレレ」でヒットしよるんです。


もちろんミーティングだけじゃなくアレンジと演奏もがんばったですよ。
新録の5曲はどれもかなりイケてると思います。
スター・ウォーズもそうだったけど、やっぱアレンジはバンドでやるより
個人で分担制にした方が個性も出るし、エネルギーが凝縮していて好きだなー。
とりあえず自分はウクレレと笛で「ボヘミアン・ラプソディ」完コピ!
に精魂使い果たしたこの数週間でした。


7月25日に渋谷のDUOで発売記念ライブを盛大にやらかすので
是非みなさん観に来て下さい。

栗コーダーカルテットで関西方面ツアー中。

ツアー中の方がむしろ時間が作れる。
最近ちょっとだけ早起きなのでなおさらだ。


えー、この空き時間とホテルの無線LANを利用して
最近仕事で関わったミュージシャンの方々のことでも書いてみます。


ちょっと前だけど、また折笠さん(折笠富美子)の録音によんでもらった。
今回も上野さん(上野洋子)の全面プロデュース。
上野さんはスタジオ手配からギャラの交渉まで全部自分でやっている、
男勝りの真のプロデューサーって感じだ。素晴らしい。
負けじとギターソロをバリバリ演奏。


ティアラこうとう大ホールにて大島さん(大島保克)ライブ。
「島の歌を聴け!」という命令形のイベント。
他にハワイアンチームとレゲエチームが出ていた。
大島さんの島歌は聴けば聴くほど浸みてくるなあ。
7月に一緒にポーランド公演って話もあって是非、実現してほしいなあ。


マニュエラ山口くん(山口優)経由で連絡が来て、
宮川弾さんの録音。初対面だと思ったのだけど、
ずーっと前に京浜兄弟社関係でニアミスはしていたらしい。
バンジョーウクレレで参加。もう曲がすばらしくお洒落!
うまいこと言えないけど、A&M以降のあらゆるお洒落エッセンス、
インテリエッセンスがここに詰まっている、って感じでどうだろう。
2曲しか参加してないのだけど、これアルバムが楽しみだなー。


WATTS TOWERSではバンド仲間であるところの
宮崎さん(宮崎貴士)のソロパフォーマンスをギターでサポートすることに。
本番は23日。栗コーダーと対バンなのですな。
既に一度リハしたのだけど、こういう上質のロックを一緒にやれて幸せだなー。
宮崎さんは身体から旋律とグルーブが一体となって出てくる感じがあって
一緒にやっていて非常にやりやすい、というか音を出した瞬間に音楽になる感じがする。
それにモストフェイバリット女性シンガーの1人である
亜矢ちゃん(田中亜矢)もコーラスで参加ってことで、もうウハウハです。


マリアリアの録音。
マリアリアというのは、さねよしいさ子伊藤真澄、お二方が
スピリチュアルな歌を歌うユニットらしい。
ギターで参加した曲ももろ賛美歌だった。
5月にライブも手伝うのだけど、バイオリンの太田さん(太田惠資
と4人編成ということで、うーん、すごそー。楽しみだー。


湯川潮音さんの録音に参加。
若いのに(あ、こんなこと言う自分は年とったってことですな。
正確には、若いんだろうに)、妙に落ち着いていて、
しっかりした歌を歌う人っていう印象。
また来週、もう2曲くらい録音があるようなのでこれまた楽しみだ。


坂井真紀さん他、有名な役者の方々ににギターや笛の指導。
詳細は追って明らかになると思いますが、
あれですね、皆さん素晴らしい集中力と吸収力で、
なんというか一線で活躍している方は努力も惜しまないんだなあ
って感じです。


のんき大将こと川口義之プレゼンツで「のんきな水曜日」。
2年前に続いて加藤さん(加藤千晶)久住さん(久住昌之)等と名古屋で共演。
のんきでゆるい仕切りなのは2年前と変わらないけど、
ちょっと違うのは、川口くんが歌をたくさん歌ったこと。
あと個人的には加藤さんの曲にたくさんギターで参加したこと。
加藤さんの曲は聴いていると、のほほーんとしたシンプルでいい曲なのに、
演奏するとなると、これが恐ろしく難しい。
リハ1回だけでこなすにはコードがかっこよすぎて、
もう譜面を追うのに必死になってしまったですよ。
またじっくり曲を噛みくだいてからやらせてもらいたいなー、是非。


久住さんの新曲もこれまた素晴らしい曲ばかり。
自分のアンテナにひっかかったものをそのまま歌にしている感じで
説得力がね、あるんですよね。
久住さんに久しぶりに会うといつもそのストレートさに
自分がくすんで見えるんだよなあ。
コーラスで参加していたGOCCIの歌もすごくよかった。
なんか、最近の若い人(あ、また…)歌うまくね?


もうね、自分の周りには素晴らしいミュージシャンが山のようにいて
そんな方々と一緒に音楽を出来る喜びをヒシヒシと感じながら
謹んで演奏する日々であります。