Yahoo Japanという存在

techcrunchなんかを見ていると、Yahooやべー、Googleすげー、みたいな思いこまされ、やっぱGoogleだよね、っていう気持ちになりがち。本家とは別物と分かっていても、恥ずかしながら普段Y!Japanにもあまり注目しない日々でした。ブラウザーのトップ画面はもう長い間Y!ではないし、普段、あまりY!のサービスに触れることがないので。しかし、どう考えてもY!Japanはすごいだろーと改めて思いました。(誰もすごくないなんて言ってないんだけど。)

まず、米Googleがすごいなあと思うのは、searchとads(adwards)とpayment(checkout)というビジネスモデルが組まれている点。大量の情報を集めて、広告載せて、さらに決済もできる。1つのIDであんなことやこんなこと、いろんなことができる。素晴らしい。なんか技術的もすごいらしいし、1つの検索ワードに対してサーバー1000個が1秒かからずぐおーんてなるらしいし、ご飯食べ放題だし、スムージー美味しいし、あの自転車はちょっとダサいけど、でも、やっぱりGoogleはすごい。しかしながら、paymentの分野には王者Paypalが構えている。この分野には、まだまだ負けている状態。

一方、Y!Japanには、searchとads(overture)とpayment(Y!ウォレット)がある。今後、オープン化でウォレットが浸透すれば、楽天の中にこそ入れないものの、Y!JapanIDだけで、あらゆるところで買い物が可能になるかもしれない。そして、Y!Japanには、auctiontとshoppingという巨大市場があるので、言うなれば、Y!JapanというのはGoogle+ebay+paypalのような存在。しかも、モバイルも強い。Y!Japanのプレゼンスの及ぶ範囲は半端ないなあと改めて思った次第です。いや、みんな前からこんなこと気づいてるのかもしれないけど。

ホント怖い存在だなー。

思い出した2005年

※新聞やテレビが絶対に書かない「ホリエモン」こと「堀江貴文」の真実
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090302_horiemon01/

ちょうどライブドアが全盛期のときに大学2〜3年生でした。ライブドアを見て、堀江さんを見て、いろいろと勉強したものです。3年生の8月、所謂外資投資銀行インターン、そしてその後、LAにあったMVNOのスタートアップへのアルバイトが決まった夏休み。知り合いからライブドアへのお誘いが来ました。大学をやめて東京に来ないか、ライブドアに来ないかと。今思えば、部門はまさに事件の渦中だった場所。悩んだ末にやめたのですが、振り返ると、この3つ全て崩壊、いや変化をたどっています。

外資投資銀行は昨年の金融危機で崩壊。今はなき会社となりました。LAのスタートアップは、一昨年、300億の資金調達を使い切って、同じく倒産。そして、ライブドア。説明することもありません。

また、ここには書いてない大きな大きなできごともありました。そして、それはライブドアでブログを書いたいたことが発端でした。それを機に大きく自分の人生が動いていくきっかけになったものです。こう考えてみると、なんだか、この2005年という年は面白い1年だったなあと。それは、挑戦していく人たちに少しでも関わりたいと手を伸ばした当時があったからこそなのかもしれません。戦わない人にはアップダウンなんてないので。

そんな忘れていたようなことをこのインタビューを読んで思い出しました。そして、あの1年以上の充実した1年を過ごしたいものだなあと思いました。

ラブ・ダイアリーとモバイルは相性がいいはず

ラブ・ダイアリー―恋についての365問

ラブ・ダイアリー―恋についての365問

パルコ出版から出ているラブ・ダイアリー(or ラヴァーズ・ダイアリー)という密かに人気の本があります。恋愛がらみの365の質問が1ページにつき1つ書いてあり、それに1つずつ答えて(書いて)恋人にプレゼントする、という本です。ビレバンあたりに売ってあります。

365ページの本を書く、ということでかなりの時間と労力を使うのですが、恋愛中のうきうきガールには、その苦労さえも愛おしい時間。ということで、絵を描いたり、プリクラはったり、シールでデコレーションしたり、カバー作ったりと、皆、かなりの力作を作ります。そして、クリスマスや誕生日、1年記念日なんかにプレゼントするわけです。

しかし、問題点がいくつか。

・紙が薄いので、ペンによっては色移りする。色鉛筆がベスト?
・ものすっごい答えにくい質問がある。
・毎日1問、1年かけると、プレゼント時には既に若干汚れが。
・絵心や美的センスがないと1問1答(1文の答)的な寂しいページになる。
・字が汚い自分にあきれる
・いつでもどこでも書けるわけじゃない(持ち運ばないといけないから)

など、多くの人が、同じような不満を抱えていたりします。この部分の不満を受け入れつつ、それでも大好きなあの人へ、というテンションで書ききる、乗り切る、というある種どMな本です。しかし、これ、WEBを使えば「手書き」という最も心動かされる部分はなくなるけど、もっとラクにできるのでは?と思うわけです。

バイスはモバイル。シールというかスタンプというか、をいっぱい用意してデコレーションを簡単に。文字は手書き風。質問数は選べる。個人的には100の質問くらいでいいです。他に携帯で撮った写真をアップできたり、いらない質問は削除(or変更)できたり。で、完成したら、1冊3000円くらいで注文して届く。世界に1冊の本。別に恋人に対してだけじゃなくて、対象は母や父向けにもアレンジできる。絶対に喜ぶ。

この手の書き込み式は、モバイルと相性がいいと思っています。もちろん、デザインや世界観、シェアの部分にものすごくこだわり必要はありますが。

こんなサービスあったらいいな。でした。

没頭

圧倒的にすごい人のそばにいたい。修業したい。1週間に10時間睡眠でいいから、ぼこぼこにされて、鍛え上げられたい。ブレイクスルーする、ということの意味を身を持って知りたい。その圧倒的なスピード感を体感したい。1ヶ月単位でガンガン伸びてく自分を見たい。とにかく仕事に没頭したい。そんな気分です。そういう場を探し中。何でもいいです。どこでもいいです。その場に価値を見出せるなら。