拝啓昔の自分に言う。

何度目かの恋をしているのかもしれない。
恋なんて錯覚なのでこれも数日の錯覚であって欲しいと願ってる。
そもそも幸せなんて不確かな想いに翻弄されてもいいことなんて一つも無かった。今まで経験上。
早く脳から消えてくれれば楽になれるのに。でも本当の半分の気持ちはこれが本物だったら少しは掬われるのかもなんて。
弱さだ、と言われたらそれまでだけれど。

きっとこんな日々もすぐ過去になる。今まで通りにまたやっていける日々に戻る。今はそれが希望です。

こわいはなし

子供の頃は何か取り返しのつかないことが常に起こると思っていた。あと何秒までにあそこにたどり着けなかったら不吉だってそういう曖昧さの中で。

子供騙し的な怖い話のテレビ番組をちらっとみただけで子供代表的なびびりだった私はちらっと見ただけで眠れなくなった。
特に祖父と私しかいなかった夜なんて広い家にぽつんとしてるだけで余計怖ろしい気がしたのだ。
たまにあの頃の深夜の時計の遅さについて思い出すことがある。ちょっと睡魔が襲ってきてうつらうつらしたときの恐怖と罪悪感、寝ようとしてたなんてなんてのん気なんだろうって自分を呪った。
変わった子供だったなあってなんだかよく思い出す。

からっぽ

うまくいかない。全部捨ててやり直したいってよくおもう。そんな勇気もないくせに。
何がしたいのかわからない。きっとこれからもわからない。
うだうだの中で聞くチバの声。シャロン、ライブ版。
全部中途半端。いやになる。

風邪ひいたっぽい。半分は心の風邪かも。