ヨーロピアンチアリーディングチャンピオンシップ2

ami-berlin2007-06-27

私が出たSeniorAllFemaleのカテゴリーでは、ノルウェーフィンランドをやぶり優勝しました。欧州ではフィンランドが一番だと思っていたけれど、ノルウェーは確かにノーミスで良かったです。2位のフィンランドも3位のスウェーデンもドロップなければほんとにどこが優勝でもおかしくないかなりのレベルでした。日本のようなシンクロや完璧さにはいたってないけれど、ダイナミックだし個人の技術はすごいしプログラムも割りと創造性があって、人数も20人までというのもあるから迫力があります。かなり感動します。たぶん自分の感覚がドイツ化しているのもあって、日本のような16人制では物足りなかったりもし、ドイツの最大25人というのはいき過ぎだけども欧州大会の基準制限の20人はベストな感じがします。:300
4,5位もフィンランドスウェーデンのチームで、6位は私たちドイツ。この大会では、ドイツの全国大会で1位だったチームより上になれたので(私達はドイツでは2位だった)それだけで私たちは6位とはいえけっこう満足でした。北欧の壁はあつかったです。

ヨーロピアンチアリーディングチャンピオンシップ1

大会一日目は、グループスタンツやチアダンスのカテゴリーで、私たちSeniorAllFemaleのチームは、レジストレーションして開会式に出てあとは割と自由でした。ドイツのチームは、TeamGermanyTシャツを用意してもらえたのでこの日はドイツ人みんなこれを着ていました。国でおそろいのTシャツを用意していたのは、なにげにドイツと、ゲストチームとして来ていた日本だけ。
レジストレーションでは、私の日本のパスポートで案の定、あなたはちょっと待っててくれと言われ一瞬ひやっとしたけど、大丈夫でした。ルールでは、欧州選手権では各代表チームの中に一人だけは外国人がいてもよく、その外国人は一年だったか一定期間すでにその国に住んでいることが証明できればいいとのことで、それは事前に確認してあったから心配はしていなかったのだけど。ただ世界選手権となると、ちゃんと国籍を所有していなければならなくて、そうするとドイツだったらけっこう国籍違うってありえるから悔しい思いする人でるんじゃないかな。私だったら別にドイツ国籍持ってないからダメ、と言われてもまあ確かに自分日本人だししょうがないかって思えるけど、ドイツで生まれ育ってるけど父親がイタリア人で、パスというか国籍はイタリアなんですって子もうちのチームにこないだまで居たし。あと逆に私の一番仲良しの子は、両親共にポーランド人だけど自分はドイツで生まれ育ってて国籍はドイツ。とにかくそこで私は引きとめられ、チームメイトが居なくなってから、問題解決して選手としてのマークのために手につけるバンドをもらうときに、カテゴリーによってバンドの色が違うらしく「あなたシニア?ジュニア?」と聞かれた。。ジュニアカテゴリーは16歳以下。。いくらちびだからって、どうして30歳を10代と間違えるんだろう。

いざデンマーク

3月にドイツの全国大会で2位になった為、今週末デンマークのFrederikshavnというとこで行われる欧州チアリーディング選手権へドイツ代表チームとして晴れて行く事になりました。デンマークって首都のコペンハーゲンは島にあって大部分は欧州大陸の上の突き出たあたりで、そこはユトランド半島と言ってドイツと国境を接している、ということを初めて知りました。2年前にコペンハーゲン行ったのに・・・海あるのは知ってたけどあそこが島だったとは。てっきり地続きで北上したらフィンランドとかがあるんだと思っていました。でも一緒に行った母も絶対未だ知らないはず!
で、そのFrederikshavnは大陸にあるので、ベルリンからバスで行きます。8時間くらいだそうです。いってきまーす。

180キロ

ベルリンから約100キロくらい北のほうのお城のある街まで行きました。いつも使ってるベルリン市内のアウトバーンは制限(時速80キロ)があるけども、外出てしまえば有名なドイツの制限なしアウトバーン。昼過ぎに出発してそんな時間もなかったのもあって、けっこうクリスティアンはとばしていたから、これ何キロくらいなんだろうと後ろからのぞいてみたら、180だった。でももっと早く走ってく車も時々いるからあの人たちってどのくらい出してるんだろう。日本では100だか越えると車から自動的に変な音が鳴ったり女の人の声でスピード出しすぎですとか言われると言ったら、一笑された。そりゃそうよね。
100キロの距離も一時間で着いちゃったし、これでタダなわけだしやっぱりドイツのアウトバーンは素晴らしいと思いました。日本の首都高とかあんな渋滞で高速料金とられるのが信じられない。でもついのっちゃうんだけど。下も混んでるから上(首都高)にかすかな希望をもっちゃうのよね。
個人的には東京の都心の、浜松町のあたりとかレインボーブリッジが見えて、道路がぐるぐるいくつも入りくんでて周りには高層ビルが並んでるところをしかも夜のライトがついてるときは特に、かっこいい!と興奮します。すっかり田舎モノになっちゃったから。ドイツのアウトバーンは、とてもいい道路だけど周りの景色が、平地でじゃがいも畑かただただ森みたいなとこばっかで、まっすぐびゅーとひたすら走るだけだから、気持ちいいけど30分もするとけっこう退屈になる。日本でも首都圏離れたらそうか?(あとベルリンも周りのブランデンブルグ地方が特にそうなだけで南や西ドイツのほうはまた風景ちょっと違うと思います)

ライスサンド

チューリッヒで、治りかけのお腹に優しい食べ物なんて手に入る分けないとあきらめながらもスーパーに入ったら、ライスサンドイッチなるものがありました。せめてうどんとかおにぎりがあれば、、と思ってたところだったから、気持ち悪ーい、いかにもまずそうな怪しい寿司とおにぎりとサンドイッチのあいの子のようなこれ、藁をつかむような思いで?買ってしまいました。たしかに全くおいしくはなかったけども、チーズやサラミが入ったパンよりはよっぽどあのときの状況に適していて、実際ツナ入りのあのライスサンドがお腹に良かったのかはわからないけど、なんかすごく「助かったー!」っていう気分でした。普段私は米よりパンが好きなのだけど、やっぱり困ったときはお米よね!と思いました。日本人なんだなあ。

Heidi週間

ami-berlin2007-04-19

ちょうど私が行った週はマックがハイジ週間でした。スイスは物価めちゃくちゃ高いから、ほんとマックでならなんとか払えるって感じだったのだけど、私はお腹がPで何も食べられず丁度良かったです。お金かからず。でもスイスの期間限定ハイジバーガーはけっこう食べたかったのに薄い紅茶しか注文できず無念。。ペーターを木に縛り付けてバーガーむさぼるハイジー

なんでチューリッヒに行ったかというと、チューリッヒの美術館で奈良から来た観音様の展覧会があって、とても重要なことなんだそうだ。クリスティアンら美術史専攻の者としては。ベルリンからわざわざ見に行くほどに。私としてはチューリッヒまで行って観音様なんていくら貴重だと言われても、むしろ見たくないくらいのいきおい。観音様が嫌いなわけじゃ決してないけど、スイスのイメージが。。スイスの思い出を観音様にしたくないので、クリスティアンとはチューリッヒで別行動しました。彼が一日美術館を堪能してる間、お腹痛くて調子悪い私はチューリッヒ湖で船のってぼーっとしていました。

トゥーランドット

ami-berlin2007-04-15

ブタペストでは当日安くチケットが取れたら行きたいなと思っていた、オペラ座でのオペラ”トゥーランドット”、開始一時間前に行ってみたらものすごい安い席が取れたので、急いでホテルに着替えに戻りました。着替えるったってそんな素晴らしいドレスに着替えるわけじゃあないけども、ウィーンでコンサート行くために一応それ用の服も持ってきていたので。ブタペストのオペラ座は豪華絢爛で、昼間は観光用に内部見学できるのだけどその見学ツアーよりも、買ったオペラのチケットの方が安かった。そのくらい安いチケットだもんだから、入り口も正面からでなく建物横の従業員入り口みたいなとこから入って4階まで階段ぜーはー言いながら登らなければなりませんでした。昔からの建物はちゃんと?差別されてるのよね。。安いチケットの貧乏人はそれなりに不便を伴わされて。席も4階の真横のほうだから、舞台が三分の一しか見られないようなとこだったけども、4階部分の席はぐるっとつながってたもんだから、開始前に正面のほうのけっこうよく見れる席に勝手に移動しました。トゥーランドットの内容全く知らないままパンフレットも買わないまま始まっちゃったので、実は最後まで主役のトゥーランドットは王子だと思ってたけど、姫がトゥーランドットだった。。かなり恥ずかしい。クリスティアンと一緒に「いやあ良かったね」とか感想述べ合ってたけど、奴も勘違いしていた。プッチーニのだからイタリア語で歌われハンガリー語の字幕だったからPekingくらいしか読み取れず。。でも、最近どこも(ベルリンとか)すっかり演出が近代的になっている中、さすがブタペストは演出が古典的に豪華絢爛で、単純に見ていて素敵でした。ストーリー知らなくても、あ皇帝らしいのが出てきた、あの人死んだ、なんか重要な決断がされた様だ、と見ててわかるし。クリスティアンも、「ドイチェオーパー(ベルリンの旧西のオペラ座)だったら、箱が置いてあってこれは船、と理解しろ、だもんね。ああいうのはやだ」と言ってたけど、モダンな演出でストーリー知らなかったらほんとおしまいでした。なのでほんとブタペストは良かった!