まったりとした大晦日ですから

普段はほとんど触れない、Twitterやらはてなハイクやらはてなワールドにチャレンジしようと思っています。

特にTwitterは今更だけど、やろうとするものの途中でよくわからずに結局避けてました。

この機会にと思ったものの、やっぱりわからんと。もう酔っぱらったし、そのまま2008年になりそうな気がしてます。

クレジットカードのうまい使い方

カードで怖いのは使いすぎですよね。なので、使った分だけ現金をよけて取っておくようにしています。例えば「4万円くらい服を買ったな」という時は、現金で4万円封筒に入れておくんです。使った額ピッタリじゃなくてもいいですが、大体使った分を封筒で管理しておけば、自分がどれくらい使ったか分かりますから、カード明細が届いてその額にビックリ、ということがなくなります。

あなたのクレジットカード見せてください: 面白いようにマイルが貯まります――目黒陽子さん - ITmedia ビジネスオンライン

クレジットカードのヘビーユーザにとっては、とてもうまい方法と思う。

実践したい。


でも、このやり方、「ドラえもん のび太の大魔境」で出てきた「先取り約束機」をなんとなく思い出した。

これで予約すれば、その結果を先取りすることができるが、約束したことは後で必ず守らなくてはいけない。

先取り約束機

大企業で人を育てるということの難しさ

特にまとまった意見もないけど、すっかりはてな市民でなくなったことに後ろめたさを感じるので、最近なんとなく思うことを書く。

僕の場合、寝てる時間を除くと8割くらい会社にいるので、普段感じることがどうしても会社の話題になってしまい、イコール大企業とはみたいな話題になってしまう。そればっかりでもいいのかもしれないけど、うまく整理付けずに書くと愚痴っぽくなってしまうのが否めない。だから、ブログも避けてしまう。

それはいいとして、最近思うのは企業にとって人を育てるとは何だろうということが今日の話題。

近頃、売り手市場云々と言われて就職が数年前と比較したら楽になってるというニュースを見る。同時に博士課程卒は育てにくい云々というニュースも見る。その理由は、頭の固いやつは育てにくいっていうの企業側の論理から来てるらしいと。

実際、人事がどう思って人を採用しているのかわからないけど、少なくとも職場の声とはずいぶん違うんじゃないかっていうのを、ずっと感じている。

人を育てるっていうのは、その部であり課のカルチャーが色濃く反映されていると僕は感じているわけで、そのカルチャーの発起点っていうのは、いわゆる部長であり課長であるなと。どの会社もそうかはわからない。自分の会社だけを限定していうと、間違いなくそうだ。

そして、そう仮定すると、自分の会社のように部長課長の年代がバラバラだと、当の部長課長が若かりし頃にどのような環境で、どのように育てられたかっていうのが如実に現れて、イコール部の、課のカルチャーになってしまう面があるかな、と。

問題だと思うのは、企業のトップが如何に考えようと、人事が如何に考えようとも、その意図っていうのは、育てる対象の若い社員達が所属する極狭い範囲ではまったく効果を発揮していないのではないかということ。そして若い社員っていうのは極狭い範囲でしか見えない、かつ、見えないようにされている。

結局、いわゆる大企業病というのは、ある人の立場からできることは当人が歩んできた道、当人が見える範囲内の積み重ねでしかないことが逆に視野を狭めることが原因である、ということに帰結してしまうとしたら、不幸にもその場に投げ出された若い社員たちにできることはあるのだろうか。そして、それを近くとはいえ、結局別の範囲から見ている自分ができることはあるのだろうか。

入社して3年、周りに後輩が少しずつ増えるけれど、直属の後輩を持っていない身として、最近その辺を考えてばかり。

組織を強くする技術の伝え方 (講談社現代新書)

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主婦に言っても仕方がない

ぐわー。疲れたと日課のビールを飲みつつ増田。

俺が今感じてる閉塞感をリアルな言葉にしてやるよ

某大手国立大学卒業、25才、大手IT系企業に勤める優秀な社員が
今感じてる閉塞感をリアルな言葉にしてやるよ

誰か、聞いてくれ

聞いてしまったし、ちょうどそんな気分だったんで書く。ただし、あくまで大企業での仕事という観点から。
このお話を日本そのものにまで膨らませたり、ニートや主婦や天皇に言うのは間違っていると思うから。

一番のシワ寄せを喰らうのは実務者だ
現場でコーディングしてるやつだ

これは実務者の単価が安いから当たり前で、PM級の高給取りな役職の人にコーディングしてもらってはプロジェクトとして堪ったものじゃない。*1

なのに、困ったことに、なぜか、どうしてか
実務者も徹夜をして勤しむ
上の人間の無理を喜んで喰って、
無理なものを無理して吸収する
そしてたまに「頑張ったな」と言われて、喜んでる

徹夜ばかりはどうかと思うけれども、無理なものを無理して吸収し続ければいい。今は無理だと思っていることが、3年後には普通になっている。
というのも、大企業なら3年じゃ役職は上がらないから仕事の内容は変わらない。*2仕事の量やらレベルにバラつきはあるけれど、最初に感じた無理と実作業はあまり変わらない。
いずれ普通に「はい」と言えるようになるだろう。そこで「はい」を繰り返してると、きっとどんどん仕事の量が増えるだろう。すると量的に無理だと感じるかもしれない。当初のスケジュールから遅れるかもしれない。頭下げてスケジュールを調整しなきゃいけないかもしれない。でも、その仕事はきっとできるだろう。そして次はスケジュールどおりに終わらせることができるだろう。*3

そう。変わっていくのは、君も。かつて「無理」にしか見えなかった仕事が、今は「屁」にしか感じられなくなったりするんだよね。0x25歳の今では、25歳のあのときの「無理」がほんと笑い話だもんな。

404 Blog Not Found:YesなくしてNoなし

これは本当のお話です。*4

その繰り返しを3年くらいに続けて、無理と思ったことが実際には普通にできた時、「つまんね」とか「もっと違うことの方がおもしろそうだ」とか「こうすりゃもっと効率いいよね」と感じたなら、上司にもっと面白いことがしたいんで辞めますとか、プロジェクトを効率的に進めるような提言やら、言えるんじゃないだろうか。提言については、言って変わるかどうかはその上司次第だけれども。

俺が上司に投げかけたい言葉
「もっとプロジェクトのメンバーのことを考えてください。
 現場が疲弊しています、みんな苦しんでいます。
 これでは結果的に、あなたも含めて、誰も幸せになりません。」

ただ、これを上司に言ってしまうのも酷だと思う。そもそも、上司も始まりの時点でそうなるとは思っていなかったし、言ってもわからなかっただろうし、終わった後でも、その過程の実務者の困難やら工夫やらも理解できないだろうから。もちろん、わかるような上司やPMも居るだろうけど、そんな人は国内大手大企業にはほとんどいないだろう。そんな上司の直属になるのは、海外旅行で偶然に中学の友達に10年ぶりに会うくらいの可能性かもしれない。


みんな違う世界に住んでいる。


もし、大企業で社会人人生を過ごし切ると決心した場合、まずはこの認識を持てるかがスタートライン。そして、W杯が次に日本で開催されるまでには組織を良くしていこうという気の長さを持てるかかな、と思った今日この頃。

*1:しかも、実務者と同じかそれ以下のレベルで

*2:外資は知らないけど

*3:どんなことでも1つ1つから何かを得るんだ、というどん欲さを持って仕事した場合ね

*4:まだ0x25歳じゃないけど

弐千円が使われない理由

読売から。

 日本銀行が在庫として保管している2千円札が2006年度末で約7億2405万枚と、00年度の導入以来最高となった。

 これまでに製造された8億8000万枚のうち、06年度末の流通枚数は約1億5595万枚で、残る8割以上が日銀の金庫に眠っている計算だ。

2千円札、なぜ使われない?…日銀に8割の7億枚眠る

弐千円札は、初年度末(2000年度)で製造枚数が7億7000万枚。それから6年が過ぎ、製造枚数も流通枚数も増えてません。

日銀は「保管場所に困っているわけではないが、なぜこれほどまで使われないのか、正直なところわからない」と途方に暮れている。

2千円札、なぜ使われない?…日銀に8割の7億枚眠る

途方に暮れちゃってる、という話。

思い当たる原因はたくさんあるけど。前提として、弐千円除き、千円、五千円、一万円の三種で考えても、五千円は見る機会が少ない。では、何故時折話題になるのか。

  • 自動販売機で使えない
    • 五千円、一万円はあきらめムード
    • 弐千円は惜しい気がして悔しい
  • 店頭で弐千円を混ぜて支払うと、店員さんが計算しづらそう。明らかに戸惑う人もたまにいる。
    • 1+1、1+5(単位は千円)はできる。奇数どうしの計算は簡単
    • 1+10、5+10(単位は千円)も桁が上がるから簡単
    • 1+2(単位は千円)だと難しい?

2番目にもう少し踏み込むと、日本円は硬貨も1か5しかない。次は桁が上がる。そう考えていくと、「2」という単位が混ざると従来の円に慣れた人には扱いづらいのか。

無理矢理でもいいから、弐千円を大量に流通させておくと数十年後の日本人は適応できているのかもしれない。それか、20円か200円の硬貨を作る。


この理由も推してしておきたい。

おとなのおりがみ

おとなのおりがみ

ちなみに僕は弐千円札は好きです。裏面でのぞき見してる紫式部がチャーミングで仕方ないから。

忙しいとブログから遠ざかる

この場合の忙しいは朝から晩まであれやこれや作業をしてると一日があっというまに過ぎるって意味だけども、こんな時期はブログから遠ざかってしまう。あまり他のブログも見ないし、見ても消化しきる前に仕事に戻ってしまうし。

4月から3日に1回は書こうと思ったけれど、なかなか難しいなと実感する月末。