Look on the Bright Side of Things

Anderson's Blog - since 2005

Blueskyに登録した。

2010年頃から始めたTwitter。最初はライトセーバー工作の情報が欲しくて、あれこれ検索しているうちにたどり着いた先がたまたまTwitterだった。

以降、日常の細々なことをその都度書き記す便利なログとしても、趣味嗜好の合う人々と感動を共有できるツールとしても、リアルタイムで貴重な情報を知るすべとしても、欠くべからざるツールとして、ずっと重宝してきた。

たまに、メディアの向こうにいらっしゃる著名な方とも直接やり取りできたりして、いい時代になったものだなぁと嬉しかったのだけど、2022年に世界一の富豪であるところのイーロン・マスクが買い取ってしまってからは、日ごとにその価値を失っていった。

彼は自分の事業にしか興味がなく、Twitter上で構築されていた、人々のコミュニティなど意に介さず、けったくその悪い改変ばかり行い、コミュニティ存続の妨害・障害となるスパムには何ら手を打たなかったし、目立ったものには金をくれてやるというアホな施策を始めたばっかりに、目立てばそれで良しといった餓鬼を集めてしまって、インプレゾンビを産んでしまった。

なにか投稿するたびにスパマーが気を惹こうとして「いいね」を大量に送りつけてくるし、通知を見るとスパマーのフォロー報告ばかり。最初の頃は運営の浄化能力に期待して通報をこまめにしていたのだけれど一向に状況は改善されなかった。もううんざり。

昨年にはMastodonへの登録もしてみたのだけれど、サーバーをまたいでの検索ができないために、欲しい情報にアクセスしづらくて、すぐにログインしなくなった。

最有力対抗馬とされてきたBlueskyは随分前に登録したけど、招待コードが送られてこず、悪趣味な名前に変更されてしまった旧Twitterに居続けるしかなかった。

このほど、やっとBlueskyが登録を一般に開放したので、早速登録したら、同じ思いを抱いてた人々が多かったのだろう、1日で85万アカウントもの新規登録があったそうな。

アカウント登録数や、コミュニティの規模において、まだまだ旧Twitterには及ぶべくもないけれど、はっきり言って、Blueskyのほうが居心地が良い。スパムに悩まされることもないし、広告も表示されない。細かい検索も行いやすいし、それをフィードとして保存しておける。

あと、一年もすれば旧Twitterにおきかわることだろうね。イーロン・マスクスパマーとインピレゾンビなど、餓鬼道の亡者だらけのSNSをやってればいいと思う。

 

STARWARS JEDI Survivor

前作、Fallen Orderの続きということと、次世代機専用ということでPS5のパワーを体験してみたく購入。出来としてはいまいち。

つーか文句しかない。たしかに前作よりは色々改善されている。ファストトラベルが可能となっていたり、マップにタグが付けられたり。でも、それでも利便性がPS4のHorizon ZeroDawnよりもずっと劣る。大体からして通常マップとファストトラベルでマップの種類が異なっていることが理解不能。使いにくくてしょうがない。

そして、相変わらずのウォールラン。開発元は「TitanFall」のころからウォールランがお気に入りのようなのだけど、前方が見通せない構造になってるから出たとこ勝負を強いられ、死んで覚えるしかないのは極めて不親切だし、そもそも面白くない。

マップがほぼほぼアスレチックになってるのも不満。スーパーマリオやってんじゃねぇんだからよ。ダンジョンとか要塞限定にしといてくれよ。オープンワールドの意味ねぇよ。

難易度も死んで覚える前提になっているのだが、スーパーアーマー持ちが多すぎる。こちらの攻撃を全部無視して一撃死を見舞ってくるやつとかストレスでしかない。

爽快感がなさすぎて、我慢ばっかりさせられる。そのご褒美もあまり用意されておらず、ストーリー的に見ても映画やドラマに絡むところが殆どない。ジェダが出てきたのにはワクワクしたけれど、ジェダを選定した必然性が感じられない。せめてカイバークリスタル鉱山とか映画「ローグ・ワン」に出てきた街とか用意しとけよ。ただただ、スターウォーズのブランド借りてるだけにしか思えない。何なんだよ、ラストボスがあいつで、戦う理由もクソしょぼいのは。

購入前にあちこちの記事で絶賛されていたのには騙された気分。正直、10点満点で6点ぐらいしかない。目玉の酒場のキャラもモーションが大して用意されておらず、水槽の魚もぐるぐる回ってるだけの手抜きだし。

安売りのときに気が向いたら買ってもいいかなレベルの出来。

 

 

PS5を買った

2020年11月に発売されたPS5、もちろん欲しかったのだが、高額かつ半導体不足による生産量の少なさや、転売屋の横行で発売直後から暫くの間は入手すら難しかった。
一年ほど前からそれらが緩和されて、入手自体は難しくなくなってきてはいたが、俺は二の足を踏んでいた。
一つには2019年の末にPS4proを買ってまだ時間が経っていないってこと。俺的にPS4はまだまだ使える感じがしてて、ソフトの方でもPS5専用というものはそんなにリリースされていない。まだ遊べるのだ。
もう一つにはPS5の本体サイズが大きすぎるってこと。お家が狭いので小型化版がありがたい。
最後は息子がまだまだ幼かったということ。せっかく購入したものを壊されてはかなわんのだ。実際、PS5に備えて購入したテレビも画面に傷を入れられてしまった(涙)。知り合いは昔、PS2のドライブスロットにポテチを詰め込まれて壊されたりしたそうだ。
そんなこんなでPS5を買い控えていたが、2023年11月に小型化版がリリースされたし、PS5専用ソフトも増えてきていて、なにより、息子は来春から小学生。順調に育ってくれて、無体なことをしなくなってきた。

これで購入条件が揃ったのである。コツコツためていた貯金をはたいてやっとこさ、この12月に購入できた。妻の要望もあってドライブ付き。

PS5は当然ながらPS4よりも性能が向上している。PS4ソフトで一番やり込んでる「地球防衛軍6」もPS5版ではディテールが向上して、4K画質で遊べる。PS4版ではよく分からなかった、敵キャラの装甲の材質とかがよく分かる。

「Marvel's Spider-man Miles Morales」もPS5版だと街の描写が遠景まで行われているし、着ているスーツや服の生地まで鮮明にわかる。しかしながら、PS5の特徴を一番感じさせてくれるソフトは本体同梱ソフト「Astro's Playroom」。ハプティックフィードバックやらアダプティブトリガーやら3Dサウンドやらが、かなり強調された使い方になってて、PS5とはこういうものですよと紹介してくれている。幼稚園児の息子も飛びついて彼の手には余るコントローラーに苦戦しつつも、キャッキャ言いながら遊んでる。
若干拍子抜けだったのが一番期待していた「Horizon Forbidden West」の追加シナリオの「Burning Shore」。出来はいいんだけどわざわざPS5専用にする必要あったのか、と思わされた。

 

PS5の売りの一つである、3Dサウンドはヘッドホンで最も効果が現れると聞き、色々探してみたところ、リーズナブルなものを見つけて購入した。

これにした理由はいくつかあって、一つがマイクが収納可能なこと。俺はチャットとかしないから、マイクは邪魔でしかないのだが、ヘッドセットは大概マイク付き。これは違和感ない感じでマイクを収納できる。後は値段。たまたま箱に傷があるという理由でほぼ半額でアウトレットされていたので、極めてお買い得だった。送受信に使うUSBドングルの端子がType-Aなので注意が必要。新型PS5は本体背面にUSB-Aソケットがある。環境にもよるが、ヘッドホンとドングルの間に障害物があるとエラーが起きることがあるため、変換ケーブルなどで前に回してきた方が良い。

装着感は普通で、頭囲58cmの俺でも痛くはならなかった。肝心の3D効果はかなり実感できる。「Horizon」なんかで後ろにいる機械獣に気づけたりして楽しい。

 

TVゲーム、ビデオゲームで遊び始めて、50年経った。最初はいわゆる電子ピンポン(PONGのデッドコピーだと思う)みたいな代物で、色さえついてなかった。


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音だってピコピコいうだけ。音楽なんてとんでもなかった。

 

それが50年経つと、こうなるわけだ。


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もう俺の人生も残りが見えてきている。できるだけ長生きして、これからの進化発展を見届けていきたいものだが…、地球環境もつのかなぁ。今年の夏で人類文明滅ぶんじゃないか?

 

DX版ダブルドライバー Ver20th

子どもの頃から好きな仮面ライダー。その中で一番好きなのは2009年に放送された「仮面ライダーW」。AmazonPrime Video でも追加料金なく視聴できるため、偶に観ることがある。

そんな俺に影響されたのか、5歳になる息子もWが好きになり、You Tubeで知ったWの変身ベルト、「ダブルドライバー」の玩具が欲しいという。その息子が観ていた動画の代物は「Complete Selection Modification」シリーズ(以下CSM)という、大人向けの超豪華版。しかも今はプレミアがついているため、結構な金額。


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俺の幼い頃、仮面ライダーの変身ベルトを親にせがんだのだけど、兄貴のお下がりで壊れてて電池入れても動かない代物しかくれなかったのがずっと悔しかった。その恨みもあって、買ってやりたかったが(俺だって欲しい)、いかんせん金欠だし、子どもに高級品を与えても壊されたら困る(そもそもベルトが胴回り約750mm~950mmで幼児サイズには対応していない)。

代替品を探して、少し安めの、それでも結構いい出来のDX版を見つけた。

 

変身ベルト ver.20th DXダブルドライバー

toy.bandai.co.jp

放映当時のものを後にバージョンアップしたもので、音が大きくクリアになっていたり、当時は付属していなかったメモリが追加されていたりする。

 

息子に内緒で購入して、中身をチェックしてみたところ、CSM版や劇中プロップと見比べてみると、いい出来なんだけれど、塗装などがオミットされているところがあり、少し手を加えてやることに。

 

まずはドライバー本体。

DX版ダブルドライバー

DX版では塗装されていないところに、ガンプラマーカーでスミ入れを追加。

 

墨入れちょっと失敗

塗装は苦手なので、粗は気にしない。この時点で息子に気付かれて強奪されてしまったので、以下は息子が遊ぶ合間にぼちぼち作業を進めた。

 

お次はガイアメモリ。

DX版 ガイアメモリ

プロップではスイッチの部分が銀色。でも塗装は大変でようしまへん。なのでこういうときはシール。

以前、ライトセーバーの工作してたときにも使ってた、ハセガワのトライツール、フィニッシュシートを利用した。

 

結果がこれ。

ジョーカーメモリ

シールなので側面全部はカバーできないが、見た目的にはこれで十分だろう。塗装と違って割りと強靭だし。

 

さらに、プロップのメモリラベルにはホログラムが使用されているらしい。これも追加してみる。ホログラムシートを色々探してみると、このメーカーのが価格的にも表現的にもいい感じがしたので購入。

貼り付けるのになかなか苦労した。最初は型紙をつくって、それに合わせて切り取っていたが、どうもうまく行かない。少し大きめにラフに切り取って貼り付けてからデザインカッターで不要部分を切り剥がすようにするといい感じで貼れた。

ホログラム添付ガイアメモリ

写真では分かりにくが、プロップなどに比べてホログラムの密度や反射が過剰かもしれない。それでも、メモリ内部に異能の由来となる異空間を感じさせていい感じである。

 

ガイアメモリはスイッチを押すとメモリそれぞれの名前を発する(ガイアウィスパー)。このスイッチが反応しやすく、遊んだあとに放置してたら夜中に寝てる間に「ジョーカー!」などと吠える恐れがある。なので収納ケースも作ってやる。

一旦はこの記事などを参考に百均で集めた素材でケースを作ったのだけれど、ケースがちゃんと閉まらなかったり、激しめに揺するとスイッチが押される状態になったりして、出先に持っていく(息子は絶対に持っていきたがる)際に不都合なため、別途、素材を見繕った。

かなりちゃんとしたものは売り物として存在するが、1万円超え。素材だけ集めても5000円ぐらいはかかる。なので低価格なものを見繕う。

 

ケースはこれ。

百均にも似たようなのはあるが作りがしっかりしている。

 

メモリを固定する具材はこれ。

このウレタン、15mm角で切れ目がついていて加工しやすい。メモリの幅より少し小さい、30mm × 105mmで切り取って、両面テープで固定するとこんな感じ。

メモリケース

激しく揺すっても割としっかり目に固定されてるし、万が一スイッチが押されても、ウレタンが吸音してくれるのか、音があまり外に漏れない。

ドライバー本体は収納できないから、お出かけの際にはそれを収納するリュックを背負ってもらおう。

 

ケースが半透明なので、外側から見ると両面テープが見えてみすぼらしい。なのでシールを自作して貼り付けて隠してやった。

ガイアメモリのケース、完成。

画像の素材は東映のホームページやらアマプラの動画やら。個人使用だからええでしょう。

シールの印刷を失敗したり、防水ラベルがうまく貼れなかったり、やっとうまく行ってもケースに貼ったら気泡だらけとか、気力萎え萎え。なんでここまで頑張るんだろ?

 

ここまで完了するのにダブルドライバーを購入してから半月かかった。息子が喜んでるのもあって、工作しがいがあったよ。

EDF5 -> 6

PS4ソフト「地球防衛軍5」を購入したのは2021年12月31日。EDF(Earth Defence Force)シリーズはPS2の初代(2003年発売)と2(2005年発売)をプレイしたっきり。20年近くブランクがあるわけだけど、未だにInferno(以下INF)の鬼難易度攻略(特に初代のミッション24「烈火」)のことは強く印象に残ってる。大群と強敵に囲まれて、一瞬でも気を抜くと圧殺・瞬殺される、極めて理不尽な内容なのに、不思議と闘志が萎えず、諦めずに制覇したくなるのだ。

EDF5もその伝統を保ち、高難易度に苦しめられてもへこたれず、購入後、途中ゴーストオブツシマやHorizonFWのプレイも挟みつつ、なんと一年以上プレイし続けていた。ただ、俺が老いてしまっているせいか、達成率100%とはいかず、全兵科クリア率98%が限界っぽい。なかでもINFのコマンドシップ撃墜は何回やっても無理だった。最終段階までは楽勝なんだが、最終変形後に豪雨のごとく降り注いでくるビームの砲撃をしのげないのだった。

最初はレンジャーで攻略を進めていたものの、ノーマル難易度にも関わらず途中で行き詰まってしまい、ノーマル難易度でのエンディングを最初に迎えれたのは兵科を切り替えて再挑戦した、ペイルウイング改め、ウイングダイバーだった。コマンドシップ撃墜時には歳のせいなのか、通信のやり取りで涙が溢れてきてしまった。ゲームに泣かされたのはこれが初めて。アクションゲームでそんな事あるのか。最終面だと思いこんでいたのでその後の展開には口があんぐりと開いたが。

クリア後はレンジャーに切り替えて、武器とアーマー稼ぎに励んだ。ある兵科でずっと攻略してても他兵科の武器・アーマーをある程度稼げるため、兵科を切り替えてもそんなには苦労しない。フェンサーの操作には最初手こずったが慣れてしまえば快適だったし、エアレイダーもコツが分かると爽快・豪快な殲滅が楽しめた。

レンジャー、ウイングダイバー、フェンサー、エアレイダーの各兵科ともに楽しくプレイができるのはひとえに開発側の尋常じゃないバランス調整の努力のおかげだろう。大したものだ。

クリア後に開放されるHardest(HDST)、Inferno(INF)難易度のあまりの厳しさにはあっけにとられる。それもレンジャーのアーマーが4000を超える辺りからはセオリーがわかってくるようになり、INFの特定のミッション以外ではあまり苦労しなくなる。

4つの兵科はどれもプレイしていてて楽しく、ショットガンやランス、スピアで強敵を屠り去ったり、空爆や誘導兵器で大群を一網打尽にした時の快感には代えがたいものがある。

先にも述べたように、できることなら全兵科全ミッション全難易度クリアをやりたかったのだけれど、この1ヶ月ほど、どうしてもクリアできないミッションを前に足踏みしつづけていたため、流石に辛くなってしまった。

見切りをつけて別のソフトで遊ぼうかなぁと迷いつつ、だらだらとクリア挑戦をしていたわけだが、ストーリーの先を描いた続編の6が去年の8月に発売されていたことも知ってはいた。どうせならPS5で遊びたいなぁと買わずにいた。

PS4Proを購入してまだ3年。ハードの更新は5年ぐらいという俺の感覚ではPS5の入手はまだまだ先の話。6はそれまで遊べないものだと決めてかかっていたのだけれど、ふと目にしたWebの記事で、6の開発はPS4ベースで行っていて、PS5独自の機能は解像度とFPSぐらいで、ほとんどプレイに影響しない(処理落ちは伝統だしね)とあるのを見かけて、即座に購入してしまった。

ドローンによる攻撃が追加されたエアレイダーは別として、プレイフィールはそれほど変わらないんだが、フェンサーのダッシュジャンプ動作がもっさりに弱体化してるのはちょっと気に入らない。5でのそれがあまりに強すぎたのかな。

いまんとこ難易度はHardで攻略していて、ステージ56あたりまで来ている。難易度Normalは歯ごたえがなさすぎるし、達成率のために、二回も三回もプレイしたくないのである(Hardをプレイしてクリアすると、Easy、Normalのミッションは達成したことになる)。

ミッション失敗ごとに兵科を切り替えて、その兵科の未達ミッションを埋めるようにプレイしていく、という感じで進めている。5をプレイしたときに先にNormalクリアしたレンジャーとウイングダイバーをINFでプレイできるまでに育ててしまっていて、高レベル兵器が揃った状態で始めることになったフェンサーやエアレイダーでの序盤のプレイが、つまんない消化試合にしかならなかったからだ。

とは言え、武器とアーマーの稼ぎはある程度必要で、伝統の赤蟻オンリーミッションの周回などはしている。

EDF6の全ミッション数は150近い。Hardでエンディングを見れるのはいつになることやら。

 

追記:2月21日にクリアしました。長かったー・

elk.zone

2022年に観た映画

評価は五段階。

 

劇場で観たもの

トップガン マーベリック ★★★★★

シンウルトラマン ★★★

 

配信で観たもの

シュガー・ラッシュ ★★★

シュガー・ラッシュ・オンライン ★★★

ロシアン・スナイパー ★★

エターナルズ ★★

Horizon Forbidden West クリア

待望の続編ということで、安くなるまで待てずに発売日の2月18日にダウンロードしてコツコツとプレイしてきた。息子ちゃんがテレビを占領してるから、彼の寝てる間とかにしかできないので、クリアするまでにえらく時間がかかった。

そもそものボリュームが前作の倍ぐらいあるから、時間がかかるのもやむを得ない。メインクエストだけを追うのであれば、割とすぐに終わるかもだが、頼まれ事があるとほっておけない質で、俺の操作するアーロイさんは地球を救うよりも人助けの方に時間を割いていた感じ。お陰で最終クエストの頃にはサイドとサブクエストはほぼコンプしていた。

それでも闘技場とストライク、指南役、機乗走は放置してる。時間がかかりすぎるのでクリア後に再挑戦すると決めていた。

 

さて、続編の出来栄えは、システム面では圧倒的に進化している。しかしストーリーは前作の衝撃を上回ってはいない。よく出来ていて飽きが来なかったものの、流石に続編の立場であれを超えるのは無理だろう。

主人公の出生の秘密と前文明崩壊の謎を同時に解き明かしていき、異端者として差別を受けていた主人公が、最終的に救世主に至るのは、とても楽しい体験だった。特に「超兵器ゼロ・ドーン」にまつわる秘密にはあっと言わせられた。

そもそも続編は前作によって縛られる面が大きい。前作ほどには自由に話を作れないから、当然のことではある。

システム面は前作における不満をある程度解消していて、アクティビティや武器も増え、戦略の幅が広がり、ゲーム中、中だるみすることがなく、最後まで楽しく遊べた。

こちらの武器は増えた(前作で超有効だった混乱は使えなくなった)ものの、前作でも強敵だった機械獣が更に凶暴になり、どんな雑魚キャラであっても油断してるとあっという間に殺される。狩りの緊張感が増してるのは結構なことだ。

武器や防具の育成要素に機械獣のレアパーツが必要となり、狩りの目的も明確になって、ますます時間を奪われる。

グラフィックもかなり向上している。俺が遊んでるのはPS4Pro版で、4Kテレビで見る限りにおいても驚くほどの美麗さ。PS5版がこれを超えてるとか信じられないぐらい。

前作をプレイしたのはリリース後3年経ってからだったためか、ほぼバグには遭遇しなかったものの、今作はリリース直後ということもあってか、かなりのバグに遭遇して、中には進行不可能になってセーブデータからやり直しなったこともあった。あまり深刻ではなかったのが救いだった。22/4/3現在もバグつぶしがおこなれており、よくアップデートが発行されている。

PS4、5ユーザーならマストバイなソフトだと言える。繋がりが深い、前作は絶対にプレイしておいたほうがいい。

日本語でプレイ完了したから次は英語で周回する予定。ソニーローカライズはいつも最高。英語でジャベリンっつってんのを何故スパイクに言い換えたのかは不思議。

 

以下ネタバレ。

 

前作のラストで、ガイアに絶滅信号を送った存在が今作の謎の中心になるのは明らかだった。そのような科学力を持つのは、前文明崩壊時に失われたとされているファーゼニスしかない。制作側もそれを読まれるのは当然だと考えたのだろう、ゲーム序盤の展開はまさにそれをなぞっていき、早い段階でファーゼニスが今回の冒険において焦点になっていた。

しかし、ファーゼニス側の暗躍は割とあっさりしていて主人公側とはそんなに絡まない。前作のシャドウ・カージャほどには前に出てこず、悪役としての存在が薄いのが残念だった。

序盤でファーゼニスを絶対に勝てない存在にしてしまったせいで、ゲーム中で因縁を深めることができなくなったのは失策だったのではなかろうか。

代わりに主たる敵となるのが西部を治める部族・テナークスの逆賊レガーラの一派なのだけど、正直、部族間の揉め事にすぎず、なんでアーロイが尻拭いせなあかんの、という感じだった。前作のエクリプスはアーロイの仇であるし、ラスボスであるハデスと直結していたから、倒し甲斐もあったのだけれど。

最後の最後でファーゼニスが生み出してしまったネメシスこそが真の敵だと明かされ、ゼニスたちは地球自体に用はなかったことがわかるけれども、だったら共闘の道はなかったんかい、と思ってしまう。

アーロイの遺伝子ホストであるエリザベトと関係の深かったティルダをラスボスにしなければならないほど、ゼニスとは関係性が薄かったのがとても残念。そんなゼニスに殺されてしまうヴァールがもったいない。

ネメシスとの戦いと決着を描く続編(多分完結編)は、おそらくPS5専用になるだろう。その頃までに小型化PS5がリリースされてるといいんだが。

次回作では冒険のお供になるロボットみたいなのが出てくるんじゃないかな。それかベータを操作するパートでエクソスケルトンが出てくるとか。ネメシスがヘファイストスを操って、依り代となるボディを作らせて暗躍するとか。サイレンスが大人しく味方にとどまってるとは思えないし(前作のエクリプスも今作の逆賊も、サイレンスが元凶になってる)。楽しみだなー。