手につかない

今日はE氏出社最後の日。

全然仕事が手につかなかった。
というか結局のところ私の立ち位置がまだ不明瞭だと思う。

昼にタンメン。夜はE氏の送別会。
明日からどうやって過ごして行こう??

色々考えたのに、何も成果のない一日だった。

アメリカに俺がいる意味・・・

ここで飲む酒は・・・・

今日はE氏が帰る前に飯を食おうというので
会社の近くのBar兼Grillに行った。

ここの売りは何と言ってもビール!!
ここで醸造しておりとてもうまいのである。

こっちにきて酒を頼むたびにID見せろと言われるのが
とても苦痛で仕方がない。
免許もない私の唯一の身分証明書がパスポート。
これを持ち歩くことがどれほど危険なのかを
誰もわかっていないのである。

ここ数日E氏に全てフォローしてもらいながら
会社の中にいたから本当に今後どうなるのだろうか?
と不安でいっぱいになった。

その不安をビールで流し込んで、帰って寝た。

考えては進まぬ。考える前に進んでしまえばいいのだ。

車を買う

未だかつてない車購入の決定だった。

E氏が帰任するにあたり自分の使っていた車を中古車屋に売りに行ったのだが
どこで気が変わったのか、引き渡しをする当日になって
私に「いらないか?」という。
引き渡しは午後2時。言われたのは2時間前の正午。

はっきり言って、そんなアホな交渉があるのか???と思った。
たった2時間で大金を必要とすることを決断するというのは
なんとも言えない感覚だった。
おまけに日本は夜中で妻にお伺いをたてられないという・・・・・

急いでネットで市場価を検索。
とてもお買い得だということに納得し購入を決意。
テネシーに行ってから買うつもりだったのに・・・
でも妻のものも含めて2台買うことを考えると
この値段でいいものを譲ってもらえて助かったと思う。

明日からこれが私のインフィニティ。
日本名はスカイライン。
やっぱり自分の車があるっていいな〜。

エンターテイメント

今日はDに誘われたホッケーを見に行った。

マイナーリーグなのに超満員の観客。
試合前には花火がアリーナの中で打ち上げられ
選手達を紹介する。そして国歌斉唱。

あ〜これがアメリカなんだよな。
愛国心をたたえ、何事もエンターテイメントにする。
これぞアメリカ。
This is the America!

そしてアメリカ人は同じ仲間だと思った人には
とても優しいのである。
特にファン同士になると与え合い讃え合う。
おかげで私もシカゴのチームの帽子をもらってしまった。

試合は負けてしまったけどとても好ゲームで
とても楽しかった。

帰り道、Dがマイナーリーグの現実を語ってくれた。
今日戦っていた選手は今日でシーズンが終わり
明日からもう一つの仕事に戻っていくのだそうだ。
要はマイナー選手はホッケーだけで食べていけないのである。

メジャースポーツの裏側。
このマイナーの世界を忘れてはいけないと思った。
そしてマイナーの選手はアメリカンドリームを夢見て・・・・・
これもまたThis is the America.

MACが買えない!?事件

昼間にデカいショッピングモールに一人で行った。
デカすぎてデカすぎて、実は迷子になった。

独りだったから迷子じゃないんだけど
俺の中でパニックになったから迷子。

お昼にマックに入ってみて注文。
「なんばーせぶん」
「???」
「なんばーせぶん」
「???」
セブンさえも通じないの?俺の英語。
ようやく通じたと思ったらその後の会話は意味不明。
日本でいう「ぽてと」ってのはアメリカにはなく
それをこの国では「フライ」と呼ぶのだそうだ。

日本ではめったに飲まないスプライト。
なんだか懐かしい味がした気がした。

午後から深夜にかけて実は色々あったのだけど
それはネタがないときに書くとしよう。

優しさを噛みしめて

私、結論から言うと仕事がないんです。
つまり現地人から信頼もないんです。
だからただコーヒーをがぶ飲みするしかないんです。

そんなとき一人の現地人が声をかけてきて
「週末何するんだい?」
「ノープランだけど」
「じゃあ週末ホッケーを見に行こう!」
ってことになった。
きっと現地人からしてみたら何を考えているかわからない
ただの英語をしゃべらない日本人と
大好きなホッケーを見に行くのは大変な事だろう。

そう思うと涙が出そうになった。
この国のいいところ、それがこの優しさな気がする。

淋しさは欠落によるもの

今日は生活の立ち上げとかにおわれることもなく
ただただなんとなくの仕事をした。
というか仕事なんてできないから勉強してた。

正直英語ができない僕は純Japaneseなわけで
そんなやつははっきり言ってアメリカ人からしてみたら
どうでもいいやつなんじゃないかと思った。
この会社で浮いた状況、痛すぎる・・・・・

今日は妻とSkypeをして友達とメールをした。
僕は確かに寂しいけど、
残された人も寂しいと思うんだと思った。

俺から言わせればお前らいくらでも日本人居ていいじゃないか!
と思ったけど、淋しいと思ってくれる人がいるのは
それはそれで幸せなんだと、かみしめた。