尊敬されない
尊敬されない、といふのはつらいなあ、と思つた。
泥水の上の板
会社の仕事といふのには「正解」はない。いや、もしかしたらあるのかもしれないが、誰もそれを「正解」と斷言することはできないし、誰かに斷言してもらつたところで、どうなるものでもない。
さう思ふと、なんだか泥水の上に浮かべた板を歩いてゐるやうで、ものすごく不安になる。
……と書いてみて思ふのだけど、私はやつぱり例へ話が苦手で、これぢやあ全く言ひたいことが傳わらない。傳わらないと思ふなら書くなよ。いや、まあ、その。
駄目、普通、駄目
ここしばらく全く仕事のできない駄目駄目人間だつたのだけど、今日はそこそこ仕事をこなすことができて、「駄目人間」から「普通人間」くらゐにはなれたと思ふ。
やつと「普通人間」程度なので、誰にも褒めてもらへたりはしないのだけど、まあとりあへず自分で褒める、すごいぞ私。
あんまり頑張りすぎると、反動で、明日からの仕事が手に付かなくなりさうなので、今日はこの程度でやめておいて、駄目駄目人間に戻らうと思ふ。
戻るな。
ひどい一日
今日は朝から體調も優れないし、頭の囘轉も遲いし、忘れ物するし、落ち込むし、それでもなんとか意識だけは前向きになれたと思つたら、ネットワークがつながらず、結局今日の仕事は終はらず。うんざり。
いや、でも、意識が前向きになれたのは、立派だ、立派だぞ、私。ネットワークなしでもできる仕事はあるはずだ。さうだ、さうに違ひない。
落ち込んでばかりぢや駄目だし、落ち込んでゐることを理由に動きを止めてしまふのは、もつと駄目だ。少しでも前向きになれる自分を、それなりに肯定し、少しでも動いて、前に進むやうにしなくては。
少しづつ、少しづつ。
敏感、鈍感
「敏感」も「鈍感」も、どつちも嫌だと、ふと、思つた。