9月4日

街の古老連中に仲間入りしたばかりの老人から街の死人の醜聞を聞かされた夜には、ゾロ目のナンバーなぞ付けているファミリーカーを壊して回りたい。


いつかこの人々の横顔だらけの暗渠に、微笑みを写す時が来るでしょうか。





雨が私に斜線を引く。





例えば雨が降り出したときに、ワイパーを動かしてしまうような人と、どう話したらいいのだろう。

9月3日

関わってくれる方々に申し訳なくて仕方ないけれど、最近どうやっても本当のことが言えない。隠すつもりはないし、事実や感情はさらけ出せるのに、本当のところがさらけ出せない。

生きていて欲しいというのも嘘になったし、死んでしまえというのも嘘になった。

                                                                嫌だ、愛したいんだ。


小さいもの好きだったけれど、小さいものも痛いんだね。知ってるつもりだったけど知らなかったな。


ドラクエとかご飯以外のことを考えていないようだ。

8月9日

わわわわ放課後深夜のモード学園のBook 1stで暮らしたい!


楽しいことも出来ているし優しくしてくださる人達もいるのに、不純がひどすぎる。


汚い細胞を全部取り除いたら、何も残らないから死ねるんだ。


夜に自分を見ようとしないから、夜が銀色で溺れてる。


貴方が生まれてきていなかったら何もかも違っていて、貴方に生きていて欲しいと思うのに、貴方が生まれてきてくれて嬉しいと思えるほどは卑怯になれないのは何故。

8月8日

月が無ければ夜をこんなに憎むこともなかった。(夜と呼んだものに軽蔑されることもなかった?)


僕が人にあげたいと思っていたものは、影の亡骸だった。今でさえそうだ。

その為にもどうしてもどうしてもどうしても化け物が欲しい。


家族と愛し合って友達と笑い合って恋人と求め合っていたってその全てが呪われていなければ。

8月4日

ビートルズがかかっていて気持ち悪いけれどお店を出たくない。もしかしたら何も思い出したくないのかもしれない。


思い出したい、思い出したくない。いつのことか分からないけれど、僕と誰かが笑い合っているテーブルだけ想像して待っている。


×ね×ね団! うぐるるるるるかむぞ o(^-^)o


ほんとうのことは嘘だけなんだよと。


大好きだと思った方達にしたことを思うと早く終わりたいから生きるしかないんだ。

見えるところ聞こえるところに痛みしか無く触れ得るところに優しさしかないなら、体なんて早く朽ちてしまえ。

8月3日

自らが何によって生かされているか知った科学者は、美しい運行を見い出すことが出来るのか。


殺伐としたくないよー。


大事だったものがみんな痛くなってしまったから、これまでに知らない大事なものを見つけなければならないのに。


人を失って泣けないからって、同じだけ捨てたがったって同じだけ切り刻みたがったって、出来ない。


時間を潰そうと喫茶店にDSを持って行きDQ9をしてみても、2時間と落ち着けずに出てしまう。本ならな。本なら。本に戯れて本そのものだった、本と自分とどちらが主体であるか知らなかったあの頃ならな。


笑っていて、僕のことを知らずにいて、そのままひっそりと死んで。


現実より本の方が存在が確かだ。


悪くなるのが必然だし、良くなるのが運命だ。


友達にメールしてしまうほど完全なピンク髪の女子高生セーラー服が自転車で川沿いを走っていて、胸焼けしそう。