人参55日の線香花火

フードロスの意味合いもあるが、食材は大事にしたい。

人参の切った頭の部分。不要不急外出しないでと言われたコロナ禍では、

「キャロット・アイランド」として描いたが、

約2か月前をもって葉の色が一部変わり始めて・・・、

葉が線香花火に見えてきた。そして、

この55日間は命の輝きなんだと感じた。

水を毎日変えて、断面のぬめりも毎日取り除いて、

よくぞがんばったね。

感謝を込めて、この葉は食材として美味しくいただきました。

目に美しく、体内の養分になってくれて、

私のインスピレーションになってくれて、

本当にありがとう。

 

急傾斜裏地工事から10か月ほど経って

大雨のたびに心配を抱えるようになった裏地。工事完了から10か月ほど経ち、久しぶりに上を歩いた。工事とは、自宅すぐ裏の法面工事(砂防維持修繕・雑草繁茂対策)のこと。本来ここはこんなではなく、緑地化対策で、あえてコンクリートでない部分を残していた。ゆえに花も咲いていた。
毎年伸びる雑草を埼玉県指定業者で刈りに来る手間と費用を無くすためか、
窪みの草土をすべて除去し、セメント、モルタル吹付で真っ平にしてしまった。雨の水分を吸収してくれるものは無くなり、ダイレクトに雨が流れ落ちてくる。そして夏の照り返しも増えた。無機質と危険への不安が増しただけのように、私には思える。