buzzLife 「ダノンビオ」ドリンク

 6年ぶりで管理者の近況が天地がひっくり返るぐらい変わってしまいましたが(大切な人が居なくなくなりまくり…)、とりあえずごきげんようこんにちワン
 今回は「マリア様がみてる」の読者の皆さまにも飲んで頂きたいと思うドリンクを紹介したいと思います。
 そのドリンクの名は「ダノンビオ」というのですが、地域限定販売のため購入できない方も多い事と思いますので、ざっとお味の感想を述べたいと思います。
 一言で言えばとろ〜りとした飲むヨーグルトですが、こってりなさっぱり感が味わえました。
 (ただ、量が少ないのが難点です…)
 帰り道のファミリーマートで購入したわけですが、乳飲料類が陳列されている冷蔵庫に置かれていまして、探すのにはそんなに苦労しない事かと思います。
 興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、類似品

を食べてみて下さいまし。
 作品の紹介はありませんでしたが、最新刊(!?)
マリア様がみてる 36 ステップ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 36 ステップ (コバルト文庫)

が発刊中なので島津由乃さんが世に存在するための大事な出来事な物語な内容なので、彼女のファンならば是非とも愛読書にしましょう!!
 最後になりましたが、この度「buzzLifeのプロジェクトに参加している」という事でこのような内容になりましたが、「buzzLife」とは何ぞや?の方のためにリンクを貼っておきます。
よろしければリンクの旅に出発!!↓
  buzzLife

 

バトル開始な由乃さんと江利子さま

ごきげんよう、皆さま
 今日のネットニュースはhttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/mcdonalds/?1119010801です。
 マクドナルドの「マックチキン」はかなりおいしさなので、価格はできるだけ現状維持して欲しいものですが…

 それと、もう一つのニュースです。(「マリア様がみてる」情報ですよ。)
 ニュウさんの所のブログ「マリみてるん!: 「マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ」表紙絵」によれば薔薇のミルフィーユの表紙が明らかになっておりますので、是非ご覧になって下さいませ。

 では、妹オーディションマリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)です。

  • バトル本番

       3(P.184〜199)

 あわてて、さっきまで江利子さまがいた席を見る。三人官女のように並んでいた聖さまと蓉子さまの間に、ぽっかり空席ができている。
 (しまった!)
 どうする。決行するか、予定を変更するか。
 迷いながら急ぎ客席全体に目を走らせると、立ち往生する江利子さまの姿が。試合が終わった直後だから、人の波ができていてなかなか出口にたどり着けないでいるのだ。
 「ごめん、お先っ」
 部の荷物を田沼ちさとに押しつけて、由乃ダッシュで駆けだした。試合場を突っ切れば、江利子さまより先に出口を突破できる。
 「こら、待て。由乃っ」
 退場ラッシュの中から聞こえるは、間違いなく江利子さまの怒声。由のが逃げようとしていることは、すでにあちらさんにはバレバレだ。

 とうとう始まりましたね、江利子さまと由乃さんの追いかけっこ&鬼ごっごが… 中々緊迫した様子ですね。
 では、連想ゲームを始めるとします。
 「ダッシュ」と聞いて思い浮かびましたのが、ミニ四駆というおもちゃのアニメダッシュ!四駆郎(とりあえずHPは「http://susuki.sakura.ne.jp/~otake/mini4/496db/」と「★ コミックス/ダッシュ!四駆郎 ★」です)
 それと、「♪ダッシュ×3、キックエンドダッシュ」のフレーズでお馴染みなキャプテン翼のOP「燃えてヒーロー」(「キャプテン翼・ベスト11」に収録)が出てきましたよ!!
 
 次に「ラッシー」はやはり通勤ラッシーですが、私としては名犬ラッシーですね!!(またしても世界名作劇場シリーズですが、このシリーズは本当に良かったですので… でも、タイトルは名犬ラッシーになっていますね HPは「http://www.nippon-animation.co.jp/na/lassie/」です)

 階段は、ロープで上への通行は禁止されていたので、下しか行けない。だが、そこには確かお手洗いがあるはずだった。個室に入ってしまえば、いくら江利子さまだってドアを蹴破るまではしないだろう。

 確か、ドアを蹴破る少女が二人浮かんできましたが一人は名探偵コナン名探偵コナン (14) (少年サンデーコミックス)の毛利蘭ちゃんで、もう一人はドラゴンクエストⅣ」ドラゴンクエストIV 導かれし者たち PS one Booksのアリーナ姫(あっ、こちらは壁でしたっけ!?)です。

 由乃ちゃん!」
 階段を下りようとした時、背後から由乃を呼び止める声がした。
 振り返ってみるまでもなく、それは江利子さまの声だった。どんな神業を使って、あのラッシュを抜けてきたのか。
 ここが年貢の納め時か。いや、まだ諦めちゃいけない。逃げたのは事実だが、妹の件はまだうやむやのままだ。

 「人間諦めが肝心」とはよくいいますが、果たして由乃さんを救う救世主な妹は現れるのでしょうか……
 てな所で、次回へと続きます。
 では、ごきげんよう





 

 

「青春は汗と涙」

 ごきげんよう、皆さま
 今日のネットニュースです。(HPは「http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/earthquake_disaster_revention/?1118961187」。)
 最近、地震が各地で相次いでいますが、コンロ+懐中電灯+ラジオ=「三種の神器と肝に銘じて覚えておきましょう!!
 (「備えあれば憂いなし」って事ですよ…)

 では、マリア様がみてるです。マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)

  • バトル本番

      3(P.184〜199)
 引き続き主役は由乃さんでお送りします。

 勝利校の中にいる敗者と、敗北校の中にいる勝者は、どっちが気の毒なのだろう。
 まさか決勝戦が、こんな結果になるとは。由乃は、選手たちにかける言葉も見つからなかった。
 だって、リリアンが負けるなんてこと、思ってもみなかったのだ。
 ドラマだって、小説だって、スポコンの主人公は、挫折しかけたりアクシデントに見舞われたりしながら、最後は必ず勝利を手にするものだ。だから、リリアンが負けるわけない。心のどこかで、信じていた。
 けれど、太仲の剣道部員からすれば、主人公は彼女たちなわけだ。予選で敗れた田倉沢高校や、月見ヶ丘高校にしても同じだろう。世の中というものは、立っている場所によって見え方が違うということだ。

 何だか急展開な内容ですね。
 (週刊少年ジャンプテニスの王子様テニスの王子様 28 (ジャンプコミックス)の主役こと越前リョーマなんか毎回勝ちすぎて、けっこう不満が募っていますが…)
 「正義が勝つ」という言葉がありますが、相手にとっては自分たちが「正義」ですからね。
 だから、「戦争」は行うもの同士は「相対悪」になりますね。
 (「戦争物」の小説はやはり「ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)」が有名ですが、「パーンV.S.アシュラム」のライバル関係がかなり好きです)

 令ちゃんは格好よかったよ」
 「うん。そうでしょ」

 令ちゃんは意外にサバサバしていて、負けた選手たちを気遣う余裕すら見せていた。今日負けたことで、明日はもっと強くなるんだよ、って。泣かせるね。
 泣かせるといえば、優勝した太仲の大将田中(次女)さん。顔を真っ赤に腫らして号泣していた。どうひいき目に見てもうれし泣きではないので、令ちゃんに負けたことがよほど悔しかったと見える。

 やはり令さまです。こんなさっぱりした感じが素敵ですね!!
 「泣いた分だけ強くなれる」という言葉がありますが、まさにその通りですよ。
 将来、「リリアン女子大」へ進むそうですが(レディ、GO!マリア様がみてる 15 レディ、GO! (コバルト文庫)より)、そこでも「剣道部」に入部して活躍して頂けたらなぁ〜と願うばかりです。
 宝塚の俳優さんのように「スターの星」の如く輝いて欲しいです。
 一方の田中(次女)さんも、悔し涙もライバル校ながら褒め称えてあげて下さい。
 
 そんな彼女らに似合う言葉が「青春は汗と涙」(青春ドラマでありそうなクサ〜いセリフも、言えるのは今のうちですからね。とにかく言わせてもらいます)

 この日記は独り事連想日記として「ワケわかめ」な日記になってきましたが、今日はこの辺にて…
 では、ごきげんよう
 
 

「由乃さんの決心」

ごきげんよう、皆さま
 気の早い話ですが、学生の皆さんは「夏休み」はどうされるのでしょうか。
 その前に中間テストがあったりと大変でしょうが、何とか乗り切って爽快な夏を過ごしましょう!!
 というわけで「夏休み」特集のHPです。「Yahoo!トラベル

 では、マリア様がみてるです。マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)

  • バトル本番

       2(P.179〜184)

 落ち着いて、相手方の垂れに書かれた学校名ををみれば、書いてある文字は「田倉沢」。確か、去年はリリアンとは対戦しなかった高校だ。
 去年。
 去年は交流試合に来られなかった。その日、心臓を手術したから。
 手術をする前は、一年後に剣道部の部員としてこの場所で令ちゃんの試合を見るなんて思ってもみなかった。
 江利子さまが、卒業した後もこうしてしつこく意地悪してくるとは思わなかったし。
 (でも、ま。それにこうして対抗できるのも、身体が丈夫になった証拠)

 去年の交流試合は祐巳ちゃんに頼んで令さまの戦いぶりを観てもらったのでしたね!?(黄薔薇革命マリア様がみてる 2 黄薔薇革命 (コバルト文庫)より)
 この頃の由乃さんはまだ病弱で読んでいてつらかったのですが、今の由乃さんは元気ハツラツで、こっちの由乃さんの方が楽しいですね。
 (本当に強くなって何よりですね!! 世の中には今病気していて苦しんでいる方もたくさんいらっしゃると思いますが、この小説はそういう人に元気を与えてくれる「栄養剤」にもなるのかも知れませんね…)

 で予選の結果は、

 「先鋒勝ち、次鋒負け、中堅勝ち、副将勝ち、大将勝ち。で、予選突破」
 田沼ちさとが、呆れたように言った。
 「ちょっと、しっかりしてよ。決め手はともかく、それぞれの勝敗くらいそらで言えなきゃ、令さまががっかりするわよ」
 「すみません。お世話になります」

 勝ち負け勝ち勝ち勝ち。よし、覚えた。
 令ちゃんが面を決めたところは見た気がするんだけれど、後は本当に覚えていないんだから重傷だ。

 とまずは「予選突破、おめでとう!!」と「リリアン女学園」の剣道部の方々にお祝いの言葉です。

 決勝は大方の予想通り、リリアン女学園と太仲女子高等学校が勝ち上がってきた。
 (いるいる)
 太仲の田中三姉妹の次女と三女。次女は大将のようだから、令ちゃんと当たることになる。
 (闘志むき出しだわ)
 去年、実の姉が最後判定で令ちゃんに敗れたリベンジ、とでも思っているのだろうか。中堅の三女までがメラメラしている。
 由乃もメラメラ返しを試みたが、田中姉妹は選手でもない下っ端部員なんか目じゃないようで、まったく気づいてもらえなかった。何だか無性に傷ついた。

 何だかお約束な展開ですが、決勝戦「令さまV.S.田中三姉妹こと次女」が拝めそうです。
 このシーンはちゃんと小説内で描かれているかどうか、先を早く読んでみたいものですがここは我慢しまして、「メラ」といえばもうお馴染みのドラゴンクエストドラゴンクエストIV 導かれし者たち PS one Booksの炎の呪文が有名ですね!!
 そんでもって、「メラメラ返し」マホカンタ(呪文返し)とでも言いましょう!!

 試合が終わったら、後片づけをすべてエスケープしてまずはこの場を逃げることにしよう、と由乃は決めた。
 逃げた後のことは、逃げてから考えればいい。江利子さまが諦めて帰るまでかくれんぼをするか、途中でリリアンの一年生を拝み倒して妹の振りをしてもらうか。その場の成り行きに任せることにした。

 よく「逃げるが勝ち」という言葉がありますが、もののけ姫もののけ姫 [DVD]のアシタカという少年のセリフで「引くのも勇気だ」とかいうのがありましたような気がしますが、時には「逃げる事」も必要だと思いますが、無謀な約束をしたのが由乃さんの方(だったはず!?)であるからには、きっちりと守ってもらいましょう!!
 (またしても「ドラクエ」ですが、「ルーラ」の呪文でひとっ飛び出来ると便利ですね)

 一応決心したことで、次からはどうにか試合を見ることができそうだった。
 太仲女子高等学校とリリアン女学園による決勝戦が、いよいよ始まる。
 令ちゃんが気持ちよく勝つところを、しっかり目に焼き付けておかなくちゃ。

 切り替えの早い所が由乃さんの長所ですね。由乃さんの「イケイケ」な所は一生変わらないと良いですね!!

 というところで2(P.179〜184)は以上です。では、ごきげんよう

 

「由乃さんの焦り」

ごきげんよう、皆さま
 今日のネットニュースです。「http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/nakata/?1118790530
 時には嫌われ役を買ってでも徹底するのは中田英寿選手にとってもつらいでしょうが、チームの要としては必要だと思います。
 (キャプテン翼キャプテン翼 26 (ジャンプコミックス)のGKの若林源三選手みたいに…)

 では、マリア様がみてるです。マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)

  • バトル本番

      2(P.179〜184)
 由乃さん視点です。

 つまり。今日は、荷物の見張りをしながら試合を眺める、というのが由乃の主な仕事なのである。
 けれど、令ちゃんは言う。由乃が会場に来て、間近で試合を見ることには大きな意味がある、と。
 由乃が側にいれば、それだけで令ちゃんの力がわく。そういう意味だと思って素直に喜んだら、「見取り稽古」のことなんだって。
 他人の試合を真剣に見るのは、それだけで稽古なのだという。特に交流試合は、日頃見ることのできない他校の選手の動きを見ることのできる絶好の機会だから、是非とも目に焼きつけて、吸収できるものは何でも吸収するように、と。

 由乃さんは結局の所、「補欠」としてですがそれでもやはり「剣道部」の一員として強くなる第一歩だと思います。
 (来年の試合にはきっとレギュラーとして試合に臨めれば、私としてさぞかし嬉しいのですが…)
 遠い昔の話ですが、私もエレクトーンの先生に上手な演奏者の発表会に連れて行ってもらって、感動した覚えがありますね!! 聴くだけで演奏者の気分を味わえた感じです。
 (中学に入ってからは「吹奏楽部」の練習で、こっちの方は疎かになりましたね。 まさに、「二兎追う者は一兎も得ず」って奴ですが…)

 (……だめだ)
 目の前でリリアンの次鋒が竹刀を振り回しているというのに、全然集中できない。隣で体育座りしていた田沼ちさと(呼び捨て)なんか、四つん這いになるほど身を乗り出して応援しているというのに。
 これが終わったら、江利子さまに会わなければならない。 
 もしや江利子さまは、約束のことなんかすっかり忘れているのではないか。
 もしや、試合の日を間違って記憶していやしないか。
 しかし、そんな希望的観測も、その麗しいお姿を会場客席で拝見した瞬間に、もろくも砕け散った。
 そう。
 あの人が、(あの人にとって)こんな面白いことを忘れるわけない。記憶違いなんてするわけもない。
 江利子さまは令ちゃんの試合を観戦し終えたらおもむろに立ち上がり、会場を出たあたりでスタンバイするだろう。
 そして試合会場から出てきたリリアン女学園の剣道部の一団の中から、まず令ちゃんを見つけて声をかける。由乃が立ち止まらずに前を通り過ぎようとした瞬間、「そういえば」と思い出したように由乃を呼び止めるのだ。由乃ちゃんの妹はどこにいるの、と。

 久々の田沼ちさとさんの登場ですね!! 
 (レイニーブルーマリア様がみてる 10 レイニーブルー (コバルト文庫)以来かな!? おそらく、私自身令さまと由乃さんの仲の良さっぷりの嫉妬感はこのちさとさんと共有していると思いますので、彼女の出番は少ないながらも、けっこう共感が持てますね。 でも、ちさとさんもよく由乃さんの面倒を見ている描写も多いですから、彼女も良い子ですね!!)

 それよりも、江利子さまとの約束はどうなるのでしょうね。由乃さんの想像力も先のことがここまで瞬時に計算できますので、本当にすごいものですよ。
 由乃さんもエスパーであり名(迷)探偵な少女ですから、頭が良い子だと思いますね。

 (ああ)
 細部にわたって、イメージできる。
 そう遠くない未来に、それが現実に起こることを考えると、とてもじゃないが試合どころじゃないのだ。
 (やだやだ)
 由乃に妹なんていないのだと知った時の、江利子さまの勝ち誇った顔。想像しただけでも腹がたつ。
 無謀な約束をした方が悪いのはわかっている。だが、往年のライバルである江利子さまにだけは、素直に「ごめんなさい」と許しを請う気にはなれないのだ。

 落ち着いて、由乃さん!! 試合はまだ始まったばかりなので、まだまだ時間は十分ありますよ。 
 サッカーでも「ロスタイム」までしっかりと集中力を引き締めるかが、勝負の鍵となりますので…
 私も「由乃さんV.S.江利子さま」の勝負は応援しているのは由乃さんですが、読んでいるうちにワクワクしてきますね。

 この続きは試合の様子が描かれているみたいですね… 
 てなところで今日はこの辺にて、ではごきげんよう
 

「『由乃さん妹当て』ゲーム (後編)」

ごきげんよう、皆さま
 朝のネットニュースです。「http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/budget/?1118711599
 大規模コンピューターシステムの運用経費が年間に最大で計950億円の「無駄遣い」って事でしょうか!? (削減可能って事ですので…)
 ケタがすごい訳ですので、何とか切り詰めていって頂きたいです。(難しいことはわからないので…)

 では、マリア様がみてるです。マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)

  • バトル本番

      1(P.164〜178)

 「私がラストね。あそこにいる二人のうちのどっちかにしようかな」
 すると、その指先を見て蓉子さまが言った。
 「ああ、一人は夕子ちゃんの娘だわ」
 で、もう一人は何と瞳子ちゃんだった。二人は隣同士で座っている。ということは、一緒に来たということなのだろう。
 いつの間に、こんなに仲良くなったのか。以前は天敵だったはずなのに。

 瞳子ちゃんと可南子ちゃんがいつ辺りから仲良くなったかは、やはり

「レディ、GO!」の瞳子ちゃんと可南子ちゃん - 『マリア様がみてる』アレンジ日記

の通り、レディ、GO!マリア様がみてる 15 レディ、GO! (コバルト文庫)フォークダンスを隣同士で踊っていた頃ですよ!!
 (ほんとに嫌な相手なら側にも寄りたくないですからね… それと、最後の場面で

 でも、可南子ちゃんはさらり*1と言った。
 「罰ゲームはきついというのが相場ですから」

 私が思う可南子ちゃん像は「正直にハキハキと言う女の子」としてみていますので、罰ゲームと言えど「嫌なら嫌」と言うと思います。だから、この辺りで二人とも親友になっているのでしょうね。

 では、話を妹オーディションに戻しまして、

 すると、聖さまが言った。
 「それじゃ、制服とか学年とか関係なく一人選んでいいよ」
 おいおい。段々、趣旨が変わってきているよ。―祐巳は心の中で突っ込みを入れた。由乃さんの妹当てだったら、リリアン女学園高等部一年生という最低条件だけはクリアしないといけないんじゃないのか。(どうでも良いのですが、祐巳ちゃんのモノローグってけっこう毒舌ですね…)
 「じゃ、私、あの子にする」
 江利子さまは、機嫌を直して一人の少女を指さした。試合場を挟んだ向こう側だから、遠いが正面から見える。ワンレングスの、セミロングの少女だ。

 おそらく、後々由乃さんとの運命的な出会いをする田中四姉妹の末っ子の女の子の「田中有馬菜々」ちゃんでしょう!!

 「ヘアバンドでおでこ上げたら、顔も似ている気がするな」
 「ふうん。それじゃ、ぜひとも由乃ちゃんに推薦したいところね」

 満更でもない、と江利子さまは笑う。どこか自分に似た少女を由乃さんに「妹」と紹介されることを想像するのは、さぞかし愉快なことだろう。
 「惜しむらくは、私服だってことよね」
 「おまけに敵だし」

 そう。江利子さまが「決めた」由乃さんの妹は、ベビーピンクのトレーナーを着ているばかりか、何とライバル校である大仲女子の制服の一団の中に埋もれていたのである。

 まだイラストを拝見しておりませんが、とにかく江利子さま似な少女のようで、今からどんな女の子かワクワクしてきましたね!!
 (後でこっそりと見て置くとしまして…)
 
 たとえ「敵同士」といえども、仲良くなってしまえば由乃さんの妹」としてはお似合いなそんな感じがしてきました。
 ぜひとも、由乃さんとバッタリと素敵な触れ合いをしてもらいたいものですね。
 
 と、前三薔薇さまたちによる由乃さん妹当て」ゲームはこの辺にしまししょう。
 では、ごきげんよう




 
 

 

 

*1:とどこおりないさま。すらすら。

「『由乃さん妹当て』ゲーム (前編)」

ごきげんよう、皆さま
 私の所では今日の天気は晴れておりますが、今の季節は梅雨入りしていてとても大変に感じられている事と思います。
 そこで、さわやかなHPを見つけてきましたので、これを見て夏に向けて乗り切りましょう!!
 (HPは「http://picks.dir.yahoo.co.jp/weeklypicks/」です。 中でも「東京にそだつホタル」が私のおススメで、今の時代でもまだまだ都会にも自然が生きているという安堵感を味わう事が出来ました。 何十年先でも生息してくれたらなぁ〜と願うばかりです)

 では、マリア様がみてるです。マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)

  • バトル本番

      1(P.164〜178)

 じゃ、私から、と。ジャンケンで一番手となった聖さまが、まず指をさした。
 「向こう側の席から三列目のあの子」         
 「前髪をピンで留めているあの子? 駄目よ聖。あれは二年生だもの。見たことあるでしょ。新聞部の(山口真美さん)」
 「あー、築山三奈子の妹だ。じゃ、その隣でいいや」

 その隣は新聞部のルーキー、日出実ちゃんである。

 まずは高田日出実ちゃん。祐巳ちゃんの思想を借りなくてもおそらく由乃さんの妹にはなりそうにはないですね。
 (私個人的ですが、「やはりこのまま真美さんの妹に納まってほしいなぁ〜」とも思われるのですが…)

 次は蓉子さまが選ぶ番だ。
 志摩子の隣にいる子は? 確か、山百合会の劇にも出ていたわよね」     「残念でした。あれは志摩子の妹」
 聖さまが答えた。
 「ああ、あれが」
 蓉子さまと江利子さまが、同時にうなずく。その視線に気づいた志摩子さんが、こちらに向かって会釈し、続いて乃梨子ちゃんが頭を下げた。
 「まるで西洋人形と日本人形ね」
 前薔薇さまたちがそんなことを言ってゲラゲラ笑っていることなんて、遠く離れた席にいる志摩子さんたちには思いも寄らないことだろう。

 この試合会場での乃梨子ちゃんと前薔薇さまの初の顔合わせとなりましたね。
 (あっ、聖さまだけはチェリーブロッサムマリア様がみてる 9 チェリーブロッサム (コバルト文庫)時に乃梨子ちゃんの顔を知っていますね…)

 「カメラちゃんの隣にいる子は? 妹?」
 蓉子さまが、祐巳に聞いてきた。見れば、蔦子さんが笙子ちゃんを伴って会場入りしている。
 「そういう話は、聞いていません。確かに一年生ですが」
 「そう。じゃ、あの子にする。顔が可愛いから」
 「……え?」

 所詮は、お遊びである。第一印象で決めるわけだから、雰囲気とか顔とかしか判断材料がない。が、蓉子さまが、人を顔で選ぶなんて、祐巳にはちょっとショックだった。意外に面食いって。だがそれは、祥子さまを妹に選んだことで証明済みだった。

 笙子ちゃんってやっぱり他の人からも可愛らしく思われているじゃないですか!!
「少々写真写りが悪くてもそんなに気にしなくても大丈夫だよ。」と彼女に言ってあげたいですね。

 蓉子さまが決定宣言すると、江利子さまが唸った。
 「あのカメラちゃんの隣の子、見たことがある気がする。でも思い出せない」
 笙子ちゃんは内藤克美さまの妹だから、面差しがどこか似ているのかもしれない。それとも過去、本人に会ったことがあるのだろうか。江利子さまたちが卒業するのと入れ替わりで入学してきたから、高等部での接点はないはずなのだが。

 この時の様子はバラエティギフトマリア様がみてる 16 バラエティギフト (コバルト文庫)の「ショコレートポート」をご覧になるとご堪能できますが、読み過ぎて「お菓子の食べ過ぎ」には注意しましょう!!
 (特にに「のりしろ」部分には要注意です)

 とりあえず、前薔薇さまによる由乃さん妹当て」ゲームの前編部分は終了しました。
 次回は後編です。 では、ごきげんよう