アマガミSS+(プラス)の放送が決定

二期決定の一報から2ヶ月、全容が分かってきたがあえて作る意味が見えてこないし、蛇足になりはしないかという不安のほうが大きい。
1期の半分の1クールでの放送、監督は交代、6人との後日譚を2話ずつでやってもまず1期かゲームに触れた人じゃないと分からないだろうし、オリジナルの比重が上がればそれだけ批判を浴びるリスクも高くなることでしょう。地雷は踏まずに完成度を維持できた1期がきれいに終わっただけにキミキス(アニメ)のような後味の悪さは勘弁。キミキスを作り直すとか、いっそ一人のヒロインとの話・・・だと風当たりが強いし、前カノのトラウマの話とか誰とも結ばれずに10年経った後の誰かと結ばれるみたいな話とかやっぱりどれも無理があるか。またアマガミのヒロインたちと変態紳士に会える以上のことは期待しないほうがいいでしょうね。気分が乗ったら見るくらいの気持ちで。放送は来年1月から。

光星学院飲酒で問われる野球留学の是非

発覚後:http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110823k0000m040055000c.html
発覚前:準V光星ナイン 母校凱旋に600人出迎え「頑張って良かった」― スポニチ Sponichi Annex 野球

一昨日高校野球が終わりました。今年はエラーやミスが目立ったが試合展開は見ていて楽しいものがあった。
東北勢は光星学院が準優勝だったが、今年は悲願の東北地方への優勝旗をと云う気持ちは自分の中ではいまいち盛り上がらず、決勝での敗退は一方的な展開だったこともあり、とてもあっさりした気持ちで見ていた。
それでも東北勢の健闘は、直接の被災地ではなくても東北で育った球児ではなくても東北の人たちの気持ちを潤した、はずだった。
そんな中、またしても残念な事実が発覚する。東北の人たちは偽りの感動を掴まされていたのだろうか。

光星学院の決勝進出が決まった時、ふと思った。
東北勢の優勝があるかもしれない。
でもこうも思った。
東北に優勝旗をもたらすのは彼らでいいのか、と。

野球留学が悪いのではない。野球留学はたしかに東北のレベルを上げた。
東北出身の私は、彼らも故郷を離れる代償を払い、それなりの覚悟できている。それは認めて受け入れるべきだ
そして何より弱い東北勢のイメージを払拭できると野球留学に対して肯定的にとらえていた。

だが甲子園の雑誌で光星学院の選手の出身地を見た時、また彼らが白河の関の重い扉を開くヒーローになる可能性が増すにつれ
複雑の思いには嘘をつけなかった。
不祥事が明るみに出た今、彼らは被災した東北にとって招かざる勝者だったのかもしれない。

野球は上手くなって日本一にも近づいた。有名にもなったし、郷里の関西でかっこいいところも見せた。
そして東北はそのお膳立てをした。
彼らが東北の夢に乗っかり、東北は彼らの夢に乗っかった。

しかし強さを欲して勝利へ突き進むプロセスの中で見過ごされたものがあったのではないか。
人間形成(by野村克也氏)はできていたのか?
勝ち進んで有名になりいつ注目されてもおかしくないように、野球人である前にひとりの人間として磨かれていたのか?
ただ強くなればいいわけじゃないし、結果を出せれば何でも許されるわけじゃない。

野球留学で東北に来てもらった、来てやった、優勝させてもらう、優勝させてやる。
今回の出来事はそんな利害だけの関係は止めにするいい機会かもしれない。
震災と原発事故があり、来年度からは簡単な気持ちで東北に来る高校生は減ることだろうが、
東北の底力は被災した子どもたちにこそ見せてほしい。

正直なぜこの事実を予選前に見つけて、しかるべき高校の球児に甲子園、決勝の舞台に立たせられなかったのかと思うと非常に残念でならない。
高野連には全国の高校球児、野球関係者とファンに納得のいく説明と処分を望みたい。

東北への優勝旗、白河の関越えを夢見るのもいいが、そればかりを追い求めた結果がこれでは本末転倒であり、今は一休みしたい気分だ。
もちろん野球留学すべてが悪いのではない。
しかし口だけでなく東北を背負って立つ人間でなければ、
球児と東北の人たちが同じ夢を描くのはとても難しいことだ。

若生監督、夏制覇ならず

春準優勝を受けて挑んだ九州国際大付の夏初戦だったが、ここぞという場面で若生監督の迷采配が炸裂してしまったか・・・。
9回裏に追い付き延長戦に試合は膠着状態、動いたら負けという状況の12回裏、投手を交代。あそこから試合に入っていくのはプロでも難しい業。交代しただけでもう駄目だなと思ったが案の定だった。ついでに言えば4番を歩かせて満塁で勝負しなかったことも中途半端に見えた。先発・三好の投球数を気にしての交代だったそうだが、大きなアクシデントさえなければエースは相手の先発より先に降りたくはないだろうし、夢破れて泣いている選手達を見ると残酷な采配だったと思う。
若生監督はご存知の通り東北高の元監督で、今回の負けにつながってしまった2番手の軟投派投手への異様な信頼とかまさにダルビッシュ時代のメガネッシュ(真壁投手)を思い出さざるを得ない。甲子園に来ていい線までいくが大事なところで勝ちきれなくて、あの頃も采配次第でもっとやれたんじゃないか、東北に優勝旗をもってこれたんじゃないかと悔やんだものだ。でもその頃にそれだけ東北に夢を与えてくれた若生監督は憎めないし、東北とは縁のない福岡の高校に移られても甲子園に出てくるのを楽しみにしている。残念ながら若生クオリティは今も健在のようだが、2年生中心のチームのようだし、選抜の敗退をバネにして勝利をもぎ取った関西高校のように来年また戻ってくるのを期待したい。
ちなみに東北勢の戦いぶりだが、震災で出るだけで精いっぱいだった春とは違い、ノルマの3勝は達成(福島聖光、秋田能代、青森光星)。惜しくも花巻東は敗退したが、記憶に残る見事な健闘だった。前年に引き続き、ヴァージョンアップした聖光学園の歳内投手にアレを達成してほしいが、まずは一戦一戦の好投を期待したい。

  • 関連記事

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/257894
http://www2.asahi.com/koshien/93/sokuhou/2011081164/

落合監督、試合放棄!

早々に退場も笛吹けど踊らず、いつも通りの1安打完封負け。
途中で試合放棄した癖に能見にノーノーされたら良かったんじゃないの?とかコメントしそう。
このチームは一体何を目指しているのか?
昨年の覇者がCS目指すなんてモチベーションが上がらないというなら早々に来季へ向けてチームを作り直せよ!
考えを切り替えればもう使う必要のない監督やコーチ、選手は自ずと弾くことができるはず。
先発を見殺し、浅尾を無駄に使い倒す野球はいい加減やめてくれ。高校野球中継みてたほうが百倍価値があるよ、まったく。

グスマン偏重起用の先に何があるというのか

後半戦2勝3敗と相変わらず煮え切らないドラゴンズ。
高校野球予選も大詰め、球児たちは一球、一アウト、一勝に賭ける想いを目の前の試合にぶつけているのに、ドラゴンズはヤクルトを追うどころか、2位すらも諦めたのでしょうか?
点の取れない打線の象徴がなぜかスタメンで起用され続けているグスマン選手。
ファーストでもライトでもお構いなしにスタメンにねじ込まれています。
例えば零敗した今日の試合、なぜ前の試合で活躍した中田亮二を使わないんでしょうか?相手が左の篠田だから?冗談じゃない!どう考えてもどうでもいい場面でしか打たない一割打者を出すよりは期待が持てるし、これで一塁のレギュラーに近づければ儲けものなのに。
落合監督はまだグスマンがブランコ並の選手に化ける姿を思い描いてるのでしょうか。
8月を前にしてまだ1割打者の外国人を使っているお人好しのチームはないですよ。それどころか新外国人を連れてきたり、育成選手を支配下登録したり、各球団は夏以降のV争いに備えています。
明日が選手を異動できる最終日です。もうグスマンは解雇して、育成から誰かを登録したほうがチームも活性化するのではないでしょうか。我々が見たいのは優勝だけですから、一人の選手に固執するのはやめていただきたい。

伊良部秀輝投手の訃報

大変ショッキングなニュースで驚きと戸惑いを隠せません。
波瀾の生涯と言えばそれまでなんでしょうが、日本人メジャーの先駆者としてのキャリアを若い世代に直に伝えて欲しかった。
リタイアして第二の人生の立ち位置に迷っていたのでしょうか・・・伊良部投手は一旦日本球界に戻りながら、米国に生活拠点を戻してたようですし。
重たい速球と投げる時の口を真一文字に結んだ表情がカッコ良かった。日、米とも通算成績を見るとこんなものじゃなかったという気もするし、日本にずっと居たら200勝にも近付けたようにも思うが、やはり野茂や伊良部が敵を作りバッシングを受けながらもメジャーへ道を切り拓いた業績の尊さを今一度噛み締めたい。
前も書いたが、今のメジャーは円満な契約で渡米できるようになった反面、思い出作り程度であっさり戻って来て、メジャーで活躍した姿すら思い出せない選手が多すぎる。
伊良部投手はストイックすぎたのかも知れないが、骨のあるメジャーリーガーを見てみたいし、日本球界で15年、20年活躍して名を残すのだって立派なことだと思い直してもいいと思う。
尽誠の後輩の佐伯さんは大丈夫だろうかね?なかなか整理はつかないだろうが、一軍でチャンスをもらっている以上はバットで悲しみを乗り越えてほしい。
伊良部投手のご冥福をお祈りいたします。

岩瀬は魁皇になるのか

http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2011072001/stats
前半最終戦は屈辱のサヨナラ負け。またも岩瀬が打たれた。
敬遠は作戦とは言え、あと一人のところで凌げないのが今の岩瀬。MAZDAオールスター@ナゴヤドームで登板することになるだろうが、これが花道となってしまうか、あるいはリフレッシュとなり調子を取り戻すか。
そもそもの敗因はチェンに対し無援護の野手陣に問題があるわけだが。小池、平田がレギュラーに定着していい活躍をしてはいるが、打順もまだ手探りの状態で上手くつながらない。遊撃のレギュラーを獲ったかに思えた岩崎達も打率が急降下し確変終了だし、結局荒木も井端もなんとなくスタメンに戻っている感じ。グスマンこそ出ていないが交流戦前と似たような雰囲気だ。
交流戦が終わってなんと3勝8敗1分け。広島、ヤクルトには1勝もできず勝ち越せたのは横浜だけ。このままでは阪神どころか、讀賣、広島にも捕まってしまいかねない。落合政権始まって以来の苦境から、後半巻き返す術はあるのだろうか。