ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

「銭湯のススメ2024」スタンプラリー、完走!

ちょっと前の話になるのですが、3/19に、「銭湯のススメ2024」のスタンプラリーを完走してきました!

このスタンプラリー、12カ所違う銭湯を回ると記念品のソックスをもらえるんです。最終日まであと3日。せっかくだから行ったことがない銭湯に行こう、そうだ、黒湯の水風呂があるというあの銭湯に行こうじゃないか!と、やってきたのは、麻布十番にある「麻布黒美水温泉竹の湯」。

着いてみたらものすごい混雑。何かと思ったら、港区民は無料で銭湯に入れる日だったらしい!スタンプラリーのハンコを押してもらうと、ご主人が申し訳なさそう~な顔で「ごめんなさ~い、ついさっき靴下終わっちゃった…」

まあこれだけ混んでたら仕方ないですねー、とサウナ代を払って中へ。うわぁぁぁぁ、混んでる…!サウナはそこそこですが、湯船と洗い場がすごい混雑。この規模の銭湯で洗い場が空いてないとか湯船がキャパオーバーとかいう事態、初めて見たかもしれない……。

暖かい湯船も冷たい水風呂も黒湯なので、湯船から溢れるお湯がコーヒーみたいで面白い。いや、水風呂から溢れてるのはアイスコーヒー?

水風呂は結構温度低め。銭湯の水風呂って井戸水のことが多くて、あまりキンキンに冷たいところはないので珍しいなーと思いました。多分チラー入れて冷やしてるんだろうなあ。お風呂はそんなに熱くないのに、この冷たい水風呂にチャレンジしてる人が多いのは素晴らしい!(女湯の水風呂って、大抵ガラガラなんです)

サウナは温度は低めながらいい湿度なコンフォートサウナ。BGMのFMラジオが豪華ライブ中継(トータス松本真心ブラザーズ→もう一人誰だっけな…女性のシンガーソングライター…)だったもんで、思わず聴き入ってしまい、じっくりゆっくり蒸されてました。12分くらいたったら汗を流して水風呂へ。はー、気持ちいい……と言いたいのですが水風呂が混んでて落ち着かない(苦笑)。区民無料デーの威力、すごいですね。今度は普通の日にもう一度再訪しなくては。

 

 

結局、スタンプラリーの景品は後日、秋葉原の東京都浴場組合に行って交換してきました。このイラストほんとかわいくてツボ。みんくるが可愛すぎてもう…グッズ買えばよかったと心底後悔しております…

 

今年は荒川銭湯スタンプラリーも東京都の銭湯スタンプラリーも完走してうれしいです。北区のは諦めちゃったけど、もう一カ所くらいどこかのスタンプラリーやりたいなぁ。

千葉でいちご狩り&浜焼き&川村美術館

千葉でいちご狩り!

土曜日、千葉の成東で、いちご狩り🍓してきました。成東のいちご狩り農園は、たくさんの種類を栽培しているところが多いんですよね。

sanmu15.com

今回行ったのは山武町の「鈴木苺園」さん。章姫、やよい姫、チーバベリー、とちおとめ、おいCベリー、恋みのり、ホワイトベリー……あともう一つくらいあったかも?白イチゴを含めて八種類くらいあったんじゃないかな。楽しかったし美味しかった~!

去年は3月中旬?後半?だったんですが、暖かくなるといちごの味が落ちてしまうんですよね。いちご農家の方に「来年はもっと早く来るように」ということで今回は3月前半にしたのですが、やっぱり帰り際に「来年はもっと早く来るように」と言われたそうです(笑)

 

九十九里浜でなく、東金(海沿いではない)で浜焼きもいいもんです

その後は海鮮を食べに行こう、ハマグリの浜焼き食べたいね~ということに。前回は九十九里浜浜焼きのお店に行ったんですが、かなり並ぶので、もっと空いてそうなところはないかなと探して、東金の「活き活き家」へ初訪問。

浜焼き&海鮮丼がメイン(多分)のお店ですが、牡蠣フライとかその他の料理もおいしかたです。生牡蠣めちゃくちゃ大きくておいしかったー!大人数でもスッと入れるし、観光客というよりは地元民向けのお店らしくてお値段お手頃。いいお店でした。

 

DIC川村美術館

その後はDIC川村美術館へ。初めて行ったけどいい美術館だったなぁ~。レンブラントピカソ、モネ、ルノワールといった有名どころの絵も見られたし、アメリカのモダンアートもずいぶん蒐集していてびっくり。建物もお庭も素敵で、行って良かった、と思いましたよ。帰ってから知ったけど、実はお茶室もすごく素敵で、展示内容に合わせたお菓子とお茶をいただけるのだとか。お茶すればよかった。

DIC川村美術館。建物も庭園も素敵だった

帰りも地図で見たほどの渋滞ではなく割とスムーズに解散。楽しい一日でありました。幹事さん、ありがとうございましたー!

あらかわ銭湯スタンプラリー終了!

 

あらかわ銭湯スタンプラリー終了!

 

荒川区内の銭湯を四軒回って、お風呂バッグをいただいて来ました。
銭湯は好きでよく行くのですが、スタンプラリー系はたいてい最後間に合わないので、達成できてうれしいな〜。

今回は斉藤湯さん以外すべて初訪問。こういう企画は普段行かないところに行けるのも良いですよね。どこもとっても良かったです。

♨日暮里斉藤湯♨…三軒ある都内myベスト銭湯の一つ。井戸水の水風呂がとにかく気持ちいいし、露天のシルキー風呂も好き。あつ湯と水風呂の交互浴で毎回溶けてる。

♨梅の湯♨…リニューアル銭湯ですが、すごかった!「銭湯にあったらいいもの」が全部そろってる感じ。しかも今時サウナ無料、ドライヤーも無料。新しいし掃除も行き届いてピカピカぴかぴか(新しい)。鶯谷の萩の湯と三ノ輪の改栄湯を足して2で割った感じ…と感じました。なんと焼き鳥屋さんまで経営していて、一本180円のレベルじゃない美味しさ(下に写真貼っときます)。何事…?!

♨千代の湯♨…レトロな銭湯の施設を若い店長が引き継ぎ、すごく大事にしてることが伝わってくるほっこり銭湯。店長、本好きなんだなー。私の好きな小説も結構おいてあって「おっ」と。マンガや映画とのコラボもやっててアクティブ。「皆様石鹸」という奈良の石鹸が都内で買える数少ない銭湯でもあります。石鹸買うかどうかめちゃ迷った。お湯の温度熱めなのも個人的にはポイント高い。

♨千歳湯♨…写真撮り忘れた…千歳湯さん、入口も、中も、ザ・東京の下町銭湯という感じで安心する(笑)。レトロだけど掃除行き届いてて気持ちよく入れました。ここもお湯熱めで気持ちよかったな〜。

あらかわ銭湯スタンプラリーは終わったけど、「銭湯のススメ2024」はまだまだ道半ば。こちらは都内銭湯12個所を回るというもので、スタンプはまだ6つ。期日までにあと5カ所行けるだろうか…(自信なし)

生まれて初めて確定申告した

生まれて初めて確定申告したー!ずっと会社員生活で、年末調整しかしたことなかったんで……。今回も、確定申告したとはいっても会社で年末調整が終わってる上で、追加でふるさと納税分を申請しただけなんだけども。

紙じゃなく「スマホマイナンバーカード」だったので、覚悟していたより大分ラクだった。デジタル化大事、マイナカード超大事…


会社側のシステムも、コロナ禍の間にデジタル化されて、給与明細や源泉徴収票クラウドで見られるようになってたのもありがたかった。

 

だいたいスムーズにできたけど、注意点を挙げるならば、
ふるさと納税の事業者が証明書を発行するのに4日弱かかったこと(サイトには1〜2日って書いてあった)
源泉徴収票手元に置いとけ(私はクラウドで確認できたけど、紙支給だと手元になかったり、転職後とかだと取り寄せなくちゃいけなかったりする)

の二点でしょうか。こないだの土曜日の夜から始めたから無事終わったけど、一週間遅かったら締切すぎちゃってたかも。

 

それにしても、「やらなきゃやらなきゃ」ってずーっと気になってたので、終わってホッとした☆

 

おまけ:今日のお昼は、吉池でおいしい筋子を買ってきたので「すじこ納豆丼」。最近知った青森の郷土料理?なんだけど、炊きたてのごはんにタレ入れてかき混ぜた納豆を載せ、上に小さく切ったすじこを散らすだけでめちゃくちゃ美味しい。

最近のわたし&某性格診断

最近のわたし

・1月は映画3本見て、北朝鮮(脱北)、邦画(ゴールデンカムイ)、邦画(ゴジラ-1.0)だった。全部よかった。映画館に足を運んだのに、ヨーロッパの映画もアメリカの映画も観ない月って、初めてじゃないだろうか……

・あの件では想像以上にダメージを受けた。何も関与していないんだけど……原作(マンガ・小説・エッセイ)→ドラマのケースについてはいろいろな方からいろいろな話を聞き、いろいろあるんだな……と知る。うまくいってたと思ってたケースですら、言えないだけで裏ではいろいろいろいろあるんだな、と……。


大河ドラマ「光る君へ」が面白い。
クドカン阿部サダヲのドラマ「不適切にもほどがある!」が面白い。突然ミュージカル始まるのビックリしたけど舞台や映画ならよくあることだよね
・どっちもお笑い芸人の使い方が非常にうまいなーと

・テレビ見るのに忙しい結果、Netflix 全然見てないことに気付いて解約した。ら、更新がかかった翌日だったみたいで「3月4日までご利用いただけます」と言われてしまった。とほー。

・ChatGPTの有料更新日はGoogleカレンダーに登録してあるんだけど、今度からNETFLIXも登録しとこうと思った。。。

・普段、平日は引きこもって仕事しているのに、珍しく昼も夜も人に会う予定がある、そんな日に限って雪が降る(笑
・意外な人から意外な人を紹介していただいて、意外な出会いが意外な仕事になりそう。楽しみ♡

 

某性格診断

某氏が結果を公表することを頑なに拒む、某性格診断。試しに私もやってみたら、めっちゃ普通の結果(人数が二番目に多い)だった…

心理テスト性格無料診断

 

「スーパースター〈平坦高〉」って、一見良さそうだけどめちゃ普通な結果なのよ💦
グラフをみた感じ、正義感が平均より少なくて自由奔放らしい(笑)


【向いている仕事】芸能人 ユーチューバー 起業家 政治家 自由人

に笑いました。自由人…それは仕事なのか?(笑)


ちなみに、自分で「絶対にやっちゃいけない」と思ってる仕事があります。それは、タクシー運転手とか山岳ガイド。方向音痴はこれだけはやっちゃいかんw

未完の漫画「セクシー田中さん」の、あまりにも悲しすぎる結末

2人、ダンスをしている人、テキストの画像のようです

マンガ『セクシー田中さん』の芦原妃名子先生が亡くなったと聞いて絶句してます。ショックすぎて…えええ…そんな…ドラマ化がこんな形で……


しかもよく見たら、いま出回ってる訃報記事、日テレのニュースじゃないですか。今回揉めてたドラマを作ってた日テレが第一報出してるの…?


しかもしかも、その記事に載ってる日本テレビのコメントが、「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」って、そんな他人事みたいな、冷たいコメントってある……???


いま手元にないから詳しい文面確認できないけど、『セクシー田中さん』の最新巻(7巻)に、芦原先生の手描きメッセージページがあって、「ドラマ化が決まったので楽しみにしててくださいね」「未完のマンガだから、最終回のプロットはこちらで書かせてもらってる」「ドラマが完結するまで、マンガのほうはいったん止まるけど、放送が終わったら再開するから8巻を楽しみに待っててね」みたいなことが書いてあったんですよ。


わたし、原作のマンガすごく好きで楽しみに読んでたし、ドラマも放送前からめっちゃ楽しみにしてて、木南晴夏さん&めるる始め、キャストもみんな熱演してて、楽しく毎回見てたのに……


確かに最後の数回はなんか駆け足な感じで、最終回もふわっとしてたので「原作未完のマンガをドラマ化するの本当によくないな」とは視聴者としても思っていたんです。でも、上述のメッセージ読んでたから、「原作者が納得してる結末なら、それはそれでいいか」と思っていたのに、なんというかもう、考え得るかぎり最悪の結末じゃないですか。。。(号泣)

 

永遠にマンガが完結しないことが悲しいです。まだまだこれから、っていうところだったのにな。。。

映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」

1人、地図の画像のようです

昨日の夜、久しぶりに映画観てきました。在日三世のライターさんがオススメしてた「ビヨンド・ユートピア 脱北」です。映画館着くまで「重そうなドキュメンタリーだな~、ちょっと気が重いな…」と思いましたが、いや、観て良かったわ。


タイトルの通り、北朝鮮から脱北する人・した人たちを描いた映画なのですが、再現映像いっさいなし、使われてる映像はすべて本当にどこかで撮影(隠し撮り)されたもの。よくぞここまで実際の映像を集めたな、顔出しして話ができる人を集めたなと感心しました。


北朝鮮、道端に餓死した人が倒れてるとか、マスゲームがすごいとか、国が貧しいのに核兵器開発してるとか、知識としては知ってたことなんだけど、実際に北朝鮮に住んでた人たちの視点でそれを語られて、映像を見せられると、リアリティというか「そういう考え方なんだ」という腹落ち感がすごい。これは21世紀の地球でリアルに起こってることなの?と疑いたくなるようなトンデモな日常を、北朝鮮という国全体でやってることの恐ろしさを痛感しました。


そして、脱北する人ってとんでもない距離を移動して逃げてくるんですね。確かに、北朝鮮から陸路で逃げられるのは中国しかなく、北朝鮮と仲がいい国(中国、ベトナムラオス)を抜けなくてはならないとなると、総移動距離12000kmになっちゃうのか。。。と。見終わったあと、なんとも言えない気持ちになりました。脱北を手伝うブローカーがたくさん出てくるんだけど、この人達はこれが仕事なんですよねえ。それじゃなくても貧しい北朝鮮の人たちからお金巻き上げて暮らしてるのか……みたいな。


やってる映画館は少ないですが、かなりオススメします。「日本(の方向)にミサイル撃ってきてる国はあんなに頭おかしいのか」とよく分かると思います。日本人は見といたほうがいいと思う、本当に。

大河ドラマ「光る君へ」第一話観た

大河ドラマ「光る君へ」の第一話、ようやく観ました!感想を一言で言うなら「えっ?えええ?!(困惑)」でしょうかw


見る前は「光る君へ✨」とか書いてたその絵文字を引っ込めたい(笑)


大河史上屈指のクズ男(藤原道長の兄、いわゆる七日関白)登場に驚いてたら、セーラームーンにエエ声で一喝され、まさかのダーク展開で国仲涼子退場…。まさかこんな血なまぐさい話になるとは思わなかった&鎌倉殿の13人を思い出した。。。


いや、面白かったんですよ?紫式部が父から「お前が男だったらなあ」言われるエピソードは自慢だと思ってたけど、実はそうでもなかったのかも?なんて思えたし、賢い彼女が「馬鹿」の由来を三郎に話すのも面白かったよね。まひろと三郎のシーンはなんとなく源氏物語オマージュになっていて、「雀の子を犬君が逃がしつる」の若紫エピが紫式部の少女時代とリンクして出てくるのも面白かったし。


次回予告は楽しげな展開だったが本当に明るい話になるのか?面白かったから次回も観るけどね!


ちなみに本作、総合演出が中高の部活の先輩だったりします。そういう意味で個人的にも楽しみな大河であります✨←引っ込めたけどもう一度出してみた


あ、あと、Twitter見たら道兼役の俳優さんが前田敦子さんみたいになってました。「道兼のことは嫌いになっても、『光る君へ』のことは嫌いにならないでください!!」って(笑)

大阪(日本橋、西成、飛田新地)でディープ散歩、中国資本の流入で西川口と似た事態が起きていることを知る

三連休、大阪で普段行かないエリアを回ってました。

豚足のかどや

大阪には仕事で割と頻繁に来てるんですが、今回は友達がいたので一人では来られないところへ夕飯を食べに。なんばの「豚足のかどや」、数年ぶり2回目の訪問です。

「豚足のかどや」で、ゆでたて熱々、ぷるぷるの豚足。タレ付けなくてもおいしい。

私は豚足好きなんだけど、友達はそうでもないので「モツ焼きもあるから!」と行って連れ出したという(笑)。今回はカウンター席で、座ったら注文する前から黙って豚足が出てきたのにはびっくりした。そう、ここは大鍋でぷるっぷるに煮こまれたあっさり豚足がめちゃ旨いお店なのです。

生センマイ刺もおいしいのよ

豚足そんなに好きじゃないはずの友達が黙々と食べて「カニ食べてるみたいだね…」と呟くくらいだったので、やっぱりここは美味しいんだと改めて思いましたw

私、豚足が好きなんですよね……普段食べるのはスーパーで売ってる冷たいのだけど、大阪(鶴橋とか)に来ると茹でたてで温かいのが食べられてうれしい。

でも、一番好きなのは、台湾式の甘く煮た豚足なんです。かつて豚足が食べたすぎて台湾南部の「豚足の街」に行ったこともありました。

 

ayano.hatenablog.jp

 

日本一マッサージセンターと日本橋の変貌

そして翌日は、腰~脚がつらくて日本橋(大阪)のマッサージ屋さんに行ったんだけど、今まで日本で受けたマッサージの中で一番かもってくらい上手かった!めっちゃ力強いのにツボが的確かつ丁寧。腰、脚だけでなく肩や首もしっかり揉んでくれました。日本橋のおばちゃんゴッドハンド…しかも60分3000円と格安。「日本一マッサージセンター」の名前に偽りなし、でした。ふんわり系マッサージが好きだとキツイかもしれないけど、ゴリゴリに凝ってる人にはめっちゃおすすめです。

ところで日本橋というと、私は電気街(でんでんタウン)のイメージがあるんですよね。大阪の秋葉原というか。久しぶりに日本橋に行ったら、中国人が中国人のためにやってるお店が激増してました。中国物産店とかガチ中華とか。東京近郊の西川口みたいな変化が起きてるのだろうか……雰囲気的にはちょっと上野にも似てたりして。

 

ちょうどお昼時でお腹すいてたので、「ビャンビャン麺」の看板に釣られて入ったのは「西安麺荘」。店に入ると中国語で話しかけられ、オーダーはQRコード読み取ってするように言われるガチ具合。「これは期待できる!」と、涼皮と西安ハンバーガーというか、焼いた羊肉をパンに挟んだものをオーダーしたら期待通りおいしかったです。

 



西成に「カラオケ居酒屋」が大増殖している謎

そして今日は新今宮で降りたんですが、駅前綺麗になりましたねー!びっくりしちゃった。駅前にパチンコ屋さんの本社?とドンキホーテが入っているピカピカのビルと、星野リゾート、そしてスパワールド

マルハンの本社?ビル&ドン・キホーテが、新今宮駅の前にどーーーーん

阪堺電車の駅の向こうには星野リゾートがそびえ立つ

スパワールド、いつか行ってみたい

 

久しぶりに見上げる通天閣。「日立製作所」の文字消えた?

ジャンジャン横丁、観光客でめちゃくちゃ賑わってました。「八重勝」に30分くらい並んで、串カツとかどて煮とか食べられたので満足。

オロナミンC」のポスターって、昔はペ・ヨンジュン上戸彩だったんですね…


新世界をフラフラ歩いて、串揚げ食べたり通天閣行ったり。通天閣、並んでまで上のぼりたくないな。。。と暑い中散歩し続けるうちに古いアーケード街(多分この辺から西成)にたどり着きました。

このアーケード街、なぜか右も左も「カラオケ居酒屋」が乱立しているのです。100軒以上あるんじゃないかな?しかも結構盛況で、まだ昼間で明るいというのに、あちこちのお店から気持ちよさそうに歌う歌声が聞こえてきて「なんだこれ……?」と。

おそらくシャッター街だったであろう古いアーケードにものすごい数の「カラオケ居酒屋」が爆誕していた@西成

「コロナで飲食店がつぶれて、そのあとに一斉にカラオケ居酒屋ができたんだろうか?」「維新が補助金かなんか出していっせいにお店ができたのかな、それにしてもなぜ全部カラオケ居酒屋?」「看板のテイストがみんな同じなのはなぜ?」なんて思いながらぐるぐると散歩。

アーケード街(動物園前一番街)は、真っ昼間からカラオケの歌声が響き渡っていた

そのまま歩き続けて、次のアーケードに入ると相変わらずカラオケ居酒屋が多いものの、今度はママが若め(30代くらい?)で店頭に立ってる店が増えて、まだ時間が早いせいか歌ってる人は少なくなり……という変化が。

お隣のアーケード街(動物園前二番街)もカラオケ居酒屋だらけ。でも、午後三時の時点では歌を歌ってる人はすくなかった

店頭に立ってるママの中国人率が高いなぁと思ったら、西成はいま、こんなことになってたんですね。知らなかった。中国資本恐るべし……そしてその後にベトナム資本が来てたとは。というかさすが安田峰俊さん。

 

前編(コロナ前の話:中国)


後編(最新の話:ベトナム

 

上にもちらっと書きましたが、東京近郊では、もともと風俗街だった西川口(埼玉県)が規制強化でお店がたくさんつぶれ、空いたところに中国系の人がお店をどんどん出しています。中国系の不動産屋が増え、中国人が中国人相手に商売する飲食店やカラオケ屋などが多数でき、新種のチャイナタウンみたいになっているのです。

おそらく、日本橋でも西成でも、同じような事が起きているんでしょう。東京でも池袋北口高田馬場、新大久保なんかはチャイナタウン化が激しいし、ベトナム人筆頭にアジア各地の人たちが住むコミュニティが激増中です。今後、日本の人口が減少するのにつれて、こういう街は増えるんだろうなあ。

飛田新地に迷い込む

だんだんヤバイ感じの人(薬を売ってるとか)が増えてきて、そのまま歩き続けていたら、なんと、飛田新地に迷い込んでしまいました。。。飛田新地って西成のすぐ近くだったんですね。知らなかった。

女の人が歩いているとやり手婆に追い出されるとか塩をまかれるとか聞いていましたが、特にそういうことはなく。とはいえ、「ホントは私はここ歩いてちゃいけないんだろうな」という感じはビンビンするので、申し訳ない気持ちでそそくさと歩きながら、「料亭」の入り口に座る綺麗な女の人をチラ見したり。

実は飛田新地、少し前にはてブで話題になったこれを読んで気になってたんです。テキストで読んで得ていた知識を、視覚で確認して「なるほど……」と思いながら歩きました。

note.com

 

さらに歩いているうちに、西成警察署などがあるあたりへ……萩ノ茶屋?という地名のあたりに入ると、急に空気が変わるのを感じます。西成も昔よりはだいぶ怖い雰囲気がなくなった(気がする)けど、この辺は「これは……」という臭いがしてくるし、道路に寝てたり座り込んでお酒を飲んでるおじさんが増えるして、まあそうすぐには変わりませんよね、と思ったり。

 

大阪で西成と飛田新地が隣り合っているように、東京では、浅草の北の方(山谷)の近くに、吉原があるんですよね……。山谷と吉原を思い出しながらふたたびてくてく歩いて新今宮へ戻り、新大阪に戻り、東京にもどってきたのでありました。


思いがけないディープ散歩、刺激強めで久しぶりにブログを書いてしまいました。大阪ってほんと、いろんなエリアがあって奥が深いですね。。。

「あなたの漫画のセリフを使わせてください、3万で」と連絡が来た話について考えてみた

先日、ネットでこんな話が話題になっていました。

 

togetter.com

 

詳しくはリンク先のtogetterを見て欲しいのですが、ことり野デス子先生というマンガ家さんが描いている『漫画家と異星人』というコミックエッセイの中にでてくる、数学者のキャラクター(おそらくことり野デス子さんの夫)のセリフを、ある商業誌に連載しているマンガで使わせてもらえないか、というメールが、編集者から来たらしい。

『担当している漫画家がセリフのリアリティに悩んでます。
あなたの漫画に気に入ったセリフがあるので、3万円で使わせてもらえませんか?取材協力として名前は入れます』

 

この方は「私のマンガは素材じゃないです!」と激怒して、編集者のメールをほぼほぼ晒してるんですが、ふとこれを見て「私がこの編集者だったらどうするだろう?」と思ったのです。

一番無難なのは、ことり野先生の名前を引用元として明示して、セリフをそのまま引用するパターン。この場合、金銭は発生しない。ただ、マンガとしてはかなり不自然になってしまう恐れがある。事前に相談してお金を払うのは、むしろ礼儀正しい良い対応な気がするくらい。この方はもしかすると「私のマンガをこんなに安く買いたたきやがって」ということに怒っているのであって、3万円じゃなく300万円だったら怒らなかったんだろうか……?

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