いつの間にやら9月も半ばに!

八月もバタバタと過ぎて行きました。 
前回のブログで2件のイベントについて告知しましたが、韓国ソウルで行われるIUKL世界大会について何件かお問い合わせがありました。
私は今回韓国の大会には残念ながら事情があり行かれません。ただIUKLのお申し込みは全て英語しかも英語がわかる人でも少々分かりづらいので、私が参加希望者の方をまとめてお申し込みのサポートまで行います。 しかしそこから先はお申込者の皆様でリーダーの方を決め、皆さんでジャパンチームとしてソウルに行っていただきます。日本のケトルベル・リフターの皆さんもこれからはどんどん海外のKB競技会に出場して行って欲しいと思います。アジアの国々のリフターさんたちも最近はアジア近隣諸国の大会にどんどん参加されています。特にアジア諸国の大会はまだ歴史が浅いため初心者も多く参加されます。なのでKB競技経験の無い、または浅い方にも参加しやすいと思います。
ソウルのIUKL世界大会の方は、参加希望の方は大至急私まで個人メールを送ってください。9月30日までにメールをくださった方に関しては、英語でのお申し込みのお手伝いをしますが、10月1日以降はお手伝いをいたしません。私へのご連絡は nazo@okcjapan.com までお願い致します。 すでにお申し込み希望のメールをくださった方々には10月以降にご連絡いたします。
IUKL世界大会申し込みに関する詳細はこちら(⬅クリック)の前回のブログを参照ください。

来年のカリオープンにもアジアからの参加者が何人もいます。来年のカリオープンは、お申し込みが始まってたった1ヶ月の間にすでに120名以上の方が申し込みを済ませています。まだ5ヶ月もあるので、日本の方もぜひお申し込みください。そして来年2月に向けてガンガン練習していただきたいと思います。
OKC主催の来年のカリフォルニア・オープン/WAKSC世界大会は来年2月22−23−24−25にロサンゼルス郊外で行われます。カリ・オープンに関しても日本や海外にいる日本の方からお問い合わせをいただきました。カリ・オープンに関しては私がお申し込みやホテルの予約など、私がお手伝いいたします。また現地サポートも私が行います。現在までにお申し込みいただいた日本の方々は英語のできる方々なので私はサポートしていませんが、ホテルはOKCが交渉してカリオープン用団体割引適用のホテルを3件ご用意していますので、その中からホテルを選ばれると良いと思います。
こちらの方もこれから日本の参加者の方のために日本語のお申し込み詳細を本ブログやOKCJウェブサイトで近い内告知します。お問い合わせも随時受け付けていますので上記のメルアドまでご連絡ください。 このイベントはOKC/WAKSC/KETAcademyのランキングシステムが起用されます。 英語によるイベント詳細はこちら(⬅︎クリック)から。

ちょっと遡りますが、今年のカリオープンは300名ほどが参加しました。 ロシアからも数名が参加しましたが、チャンピオンコーチの数名はカリオープンの後、レンタカーを6時間運転して我が家にやってきました。ラチンスキー、メルクリン、スベトラーナ、そして日本にも来た(アメリカ人の)ノコーナ、彼のお父さんケビンが5日間ほど我が家に滞在。私は初日はロシア料理ボルシチでおもてなし。 お料理得意なメルクリンが最後の”手直し”をしてくれて美味しく出来上がりました。


翌日はメルクリンが朝食係。ラチンスキーはコーヒー飲んで威張ってます。笑 その翌朝はスヴェトラーナがパンケーキの朝食を作ってくれました。 我が家のキッチンはロシア人に占領されました。笑



その夜は私がカラフルな日本のお食事”3食メシ”を作りました。我が家にはちゃんとしたダイニングルームもあるのになぜかみんなリビングに座って食事を楽しんでました。

そのまた翌日は特製ちらし寿司と豚バラの角煮。ロシア人はお刺身関係大好きなのでちらし寿司は大好評。
そしてその翌日はお庭で”カウボーイグリル”を囲んで野性味たっぷりのバーベキュー。 我が家にはプロパンガスの大きなバーベキューグリルもありますが、この薪を燃やしてお肉を焼くキャンプタイプのグリル、焚き火タイプなので暖かいしキャンプの雰囲気を味わえます。ラチンスキーは薪割りや何時間も飽きずに焚き火を楽しんでました。そして昼間はもちろんみんな揃ってOKCジムへ。 こんな感じで、私は毎年カリオープン時は大会イベントだけじゃなく客人がついでに滞在してゆくのでかなり忙しいです。でも楽しい!



最後の写真はスベトラーナのマニキュア。16kgダブルベルやメダルのネイルアートが可愛い!!

我が家にはよくいろんな人たちが泊まりに来ます。

久しぶりのブログ更新!

本当に長らくブログお休みしたしまいました! こんな小さな個人のブログでも読んで下さる方が結構いらして、ここ数ヶ月の間に「お体でも悪いのですか?」などというお気遣いのメールなども数件いただきました。とても嬉かったです。体は元気です! 写真はケトル親友のジェニファーちゃんと。  

お知らせー1

さて、ブログを休んでいる間にまあ、色々とありました。まず2月にOKCは第5回カリ(フォルニア)オープン/WAKSC世界大会を開催(写真は今年のカリオープン)。4日間の大イベントで300選手以上が世界中から参加。個人クラブ主催のイベントとしては世界最大のものとなりました。来年のカリ・オープンは2月22−23−24−25の4日間に渡り行われ、次回もWAKSC組織の世界大会と並行して行われます。 WAKSC=ワールド・アソシエーション・オブ・ケトルベル・クラブス、すなわち世界のKBクラブやKBジムのインターナショナル・コミュニティーですが、日本からもジムやKBクラブ、グループでの参加をお待ちしています。個人で参加希望の方!私が主催者の一人なのでなんとかします! 日本人の方主催の団体がすでに申し込みを済ませていますが、8月31日までにお申し込みされれば割引があります。9月1日以降になると50%も値上がりしてしまうので参加にご興味のある方はできれば大至急私までご連絡ください。お問い合わせは nazo@okcjapan.com までメールをお願いいたします。お申し込みから現地サポートまで私がお手伝いいたします。場所はロサンゼルス郊外のその名もオレンジ郡にあるコスタ・メサという街です。カリ・オープン大会会場からディスニーランドまでは車で20分で行けてしまいます。

お知らせー2
来たる11月、こちらはIUKL組織主催の世界大会が韓国のソウルで開催されます。日程は11月15日-16-17-18-19。こちらも世界中から数百名が参加する大イベントです。しかも日本から超近いソウルで行われるのでチャレンジしなければもったいない!!  今まで一人や数名の仲間とコツコツ練習して来た方、KBスポーツ世界大会デビューのチャンスです! 以下が条件です。

1)参加者が2名以上いれば”ジャパン代表チーム”としての参加となる。チームリーダーがジャパンチームをソウルに引率。*日本からの個人参加はできません。
2)国チームごとに、国旗と国歌のデータ(USBドライブなど)を持参のこと。
3)国の選手チームは全員揃いの日本国をイメージしたユニフォーム着用のこと。
4)選手は日本国籍であること。
5)1国につき、男女別、種目別、体重別、プロ/アマ クラス別に各1選手のみが参加可能。 例えばもしAさんが体重85kgクラスでバイアスロンのアマチュアクラスで申し込みを希望し、Bさんが全く同じ体重、アマクラスでバイアスロンで申し込みを希望して来たら、その場合はリフティング動画などを私に送っていただいて私が審判し、成績の上の一人が代表選手になれます。
5)男性=バイアスロン&ロングサイクルのみ。アマチュアクラス=24kgベル。プロクラス32kgベルクラス。
男性ベテランクラス=40〜59歳まで=24kgベルのみ。60〜69歳まで=16kgベルのみ。70歳以上=12kgベルのみ
女性=スナッチ及びシングルロングサイクル種目のみ。アマチュアクラス16Kgベル。プロクラス24kgベル。
女性ベテラン(シニア)クラス=35~49歳まで=16kgベルのみ。50~59歳まで=12kgベルのみ。60歳以上=8kgベルのみ。
また、料金は一人25ユーロでリレー競技もありますが、これは日本からのリレー参加は多分ないかと。。。。

6)IUKLに払う申込費:男女ともプロクラス80ユーロ、アマクラス=70ユーロ、ベテラン(シニア)クラス=男女ともに70ユーロ。参加費は各参加者の責任でお支払いただきます。 
•ランキングを取得するとランキング保持のための年会費が毎年かかります。
7)なぜかドーピングについての質問を以前いただいたのですが、IUKLではドーピング検査をランダムに行なっています。でもまあ、、、、、日本チームの方々はまず99.999%ドーピング検査は求められないと思うのでご安心を。 ちなみにWAKSC大会では現在のところまだドーピング検査は行なっていません。将来的には考えていますが。(ドーピング)検査を行うには一人当たり5〜6万円とかの経費がかかるので、主催者も最小限の”疑わしき人”にしか行わないのです。

ソウルなどの近場で大きなKB国際大会が行われるのは大変稀です。貴重な体験を一人でも多くの方々に体験していただきたいと思います。お申し込み希望の方は9月30日までに私まで個人メールでお願いいたします。大会に関するご質問メールにもお答えしますのでメールをください。(メルアドは上記参照)

IUKL大会にしてもWAKSC大会にしても、私は日本からもっとたくさんの方々がどんどん海外に出て資格コースや、私が先日主催スタッフとして参加したKBサミットやワークショップ、KBマラソンそして各種のKB大会にどんどん参加して欲しいと心から思っています。
WAKSCの来年のカリオープンはイベントの一般責任者は私なので(総合責任者はJバックリーです)こちらに関してもなんでもご質問ください。

最後に、もし今ジャークやLCを練習中の方がいらしたら是非今発売中のアイアンマン誌の私の”ケトルベル通信”記事をお読みください。とっておきの技術情報を掲載しています。
ではでは。
  

自由なOKCジム

またしても1ヶ月以上ブログをさぼってしまいました。すみません!

数日置きにチョコっと更新できるようになりたいな。。。。。
さて2017年始まってからはフルスロットルで稼働中です。 私の指導するビギナークラスはどんどん新しい人がどこからかやってきて、最近は満員になることも多く、クラスのスケジュールを増やさなければと思っています。写真は最近のビギナークラスの模様。一部のグループは一緒にタイムセットを行い、あとは個人プログラムだったり別メニューをあげている生徒さんもいます。

日本とは違うOKCジム
私は今OKCジムで働いていますが、他のジムはどうだかわかりませんが、日本だったら「有り得ないでしょ?」なことが結構あります。

1)いつも犬が何匹もいる:私はオールド・イングリッシュ・ブルドッグのテツ君を買ってますが(今5ヶ月になりました)、その他にもジムのメンバーさんたちは犬をたくさん連れてきます。なぜか小型犬は見たことなく、みんなほとんど中型犬か大型犬です。ジムメンバーは今の所100%犬大好きな人たち。テツ君は毎日いろんな人やいろんな犬と遊べて嬉しそうです。日本のジムだったら衛生面とか安全面とかで色々規制ありそうですよね。


動画は19kgのテツ君でスクワットをする生徒さんたち。

2)ジムの裏手でホースで水浴びする人がいる
朝6時からのストレングスクラスのメンバーは、クラスのあとジムの裏手のホースをシャワーがわりに使います。だからそのあたりに石鹸とバスルームにはバスタオルも持ってきています。もちろん冷水しか出ないので寒い日はきついだろうに、、、、。

3)15人以上のメンバーがジムの合鍵を持っている!
ジムの常連メンバーは家族のようなもの。この人たちにジムを自由に使って欲しいので合鍵は25個くらい作っています。私やJWが休みの日曜とか夜遅くとかに一人でもトレーニングしたい人とか、また私が事故渋滞に巻き込まれてクラスに遅れそうになった時とか、生徒さんに電話して「ジムを開けてみんなと先にウォームアップしていて!」などという時とかに便利です。また合鍵を持っている人はジムが空いてない時に一人でトレーニングしたあと、気がついてゴミ箱のゴミを出しに行ったり、他の人がしまい忘れた器具を片付けていったりしてくれます。 どうやら合鍵を持つことで、メンバーは「自分のジム」だから愛着がある。大切にしたい、といった気持ちが出るのかもしれません。あと、OKCジムの周りでは泥棒とかも入っているので、いつでもジムに明かりがついていて、常に誰かがジムにいるという状況を作っておくこともメリットの一つです。

4)そして今回驚いたこと
私たちOKCはあと12日後に、プライベート・KBクラブとしては世界最大のKB競技会、カリ(フォルニア)・オープン/WAKSC世界大会を主催します。そのため私たちOKC経営陣は11日間もジムを留守にしてLA郊外に行かねばなりません。私のアシスタント・インストラクターもカリオープンに行ってしまうので、私は「2/22~3/1までカリオープン開催のためKBクラスはクローズします」とジムの壁に張り紙しました。そしたら、カリオープンに参加しないクラスのメンバーからブーイングの嵐!!その日のクラスの終了時、生徒さんたちが集まってきて「クローズなんて嫌だ。4回分のクラスのみんなのメニューを紙に書いてジムに置いていってくれたら僕たちみんなでそのメニューを見ながらクラスを続けるよ。」まさか生徒さんたちだけでクラスをやるなんて考えもしませんでした。そしてちょこっと感激しました。私のクラスを過去2年間週3回たった1回しか休んだことのないボブに合鍵をあげて、ボブが私の留守の間のクラスの級長になってくれることになりました。 日本のジムとかだったらこんな簡単に行かないだろうなーと思います。

要するに、こちらでは”規制”が少ないのです。これもNYとかの東海岸とかだとまたちょっと様子が変わるようですが、とにかくカリフォルニアというのは色々な面で”自由”の多いところなのです。だから人々は規制にこだわらず自由な発想で生活しています。どちらが良い悪いではありません。

こんなユニークなOKCジムが大好きな私です。

2017年元日

こちらカリフォルニアは日本より(冬時間で)17時間遅れて先ほど2017年の新年を迎えました。
明けましておめでとうございます。

昨年は悲しい出来事や楽しい出来事、嬉しいこと、そして私の将来を変える大きな出来事など色々とありました。そして色々な意味で”preparation=下準備や用意”の一年だったとも言えます。今年は私にとりいくつかの大きな変化が実際に起こるはずなので、それに対する覚悟や心構えをしておかねばと思っています。

昨年OKCジムでは私の仕事と責任が増えました。が今年はさらに私のクラスも増え、週6日フル稼働となります。今年も毎日ケトル、です。笑
昨年最後の私のクラスはお陰様でほぼ満員。「アメリカで一番有名で一番ベストなケトルベル・リフティングジムを探していたらOKCジムを見つけた」と言って車で4時間もかけて来てくれた生徒さんもいました。一番有名で一番ベストというのは少々大げさだと思いましたが、4時間もかけて来てくれた彼、ティムはKBリフティングの抜群の才能を持っていた人で、とてもスポーツリフティングが初めてとは思えませんでした。この日のクラスには生徒さんが13名も来ましたが、GSが全く初めての彼も含め全員レベルが違うので指導は大変です。こういう時は一人一人のリフティングを数レップス見ただけで長所や短所を見極めてポイント指導をする必要があります。あとは長めの時間のセットを組んで、みんなにセットのリフティングをしてもらっている間に初めての人に指導をします。また一部の人たちには、他の人たちがセットを行なっている時にGPPなどをやってもらったりします。この日の動画がこちら。動画の中でピンクの8kgベルでスナッチをしている人が、この日初めてケトルリフティングをしたというティムです。この日はOKCインストラクターのタイとジェニファーが私のアシスタントとして指導を手伝ってくれました。

この動画と同じ日の夜は、2ヶ月前引っ越したばかりの新居でUFCのPPV観戦パーティーを行いました。5kgの肉を調理しオードブルも15人分。15人みんなで賑やかで楽しい一夜となりました。ゲストは全員ケトル仲間たちです。写真はパーティーの一部。この後続々と仲間が来て食事と試合観戦。その後庭で”カウボーイグリル”を囲んで焚き火をしながら年末の夜遅くまで皆んなと色んな話をしました。


UFC207は最強の女性と言われたロンダ・ラウジーの引退後の復帰戦でしたが、誰もが予想しなかった”コテンパにボコボコにされた”結果となり、なんか悲しかったです。
そうそう、昨年はJW と子犬のテツロー君も買いましたが、テツも今年は時々ブログに登場すると思います。テツは3ヶ月半で14kgになりましたが、どこに行っても人気を独り占めしています。オールド・イングリッシュ・ブルドッグという犬ですが、日本で一般的に知られているブルドックではなく、それにマスティフやピットブルを掛け合わせた犬なのでかなりアスレチックで成犬になると60kgくらいにもなります。でもテツのように黒いオールド・イングリッシュ・ブルドッグは珍しいそうで、ペットクリニックやペットショップに連れて行っても珍しがられます。先週からはパーソナルトレーニングのセッションも始まりました。普段は私たちと一緒に一日中ジムにいます。 そしてこの子がまあ、、、、イビキとオナラは一人前なんです!笑 ブルドッグ系は鼻がペシャッとしてるのでイビキをかきやすいとは聞いてましたが、確かに、、、。こんな感じです。まあ、これはこれで可愛さの内とも言えますが。

今年もアメリカから、ケトルを中心に色々な話題や情報の提供を、不定期ですがこのブログで提供してゆきたいと思っています。
本年もどうそよろしくお願いいたします。

鉄球入魂

ジャパンイベント終わったー!!!!!

今年のOKCJジャパンイベントが終わりました! 

ブログ更新しなきゃと思っている間にバタバタバタバターーーーーー!!!!っと、訪日イベント準備、訪日イベント突入、イベント後の海外陣のケア、、、、と怒涛の日々が瞬く間に過ぎていったのでありました。 でも、私はまだ東京におります!
海外の人たちが・・・・
今年のイベントは何が大変だったかというと、海外勢の面々がみんなそれぞれ違う日に来て違う日に帰っていったことです。私は仲間やチャンピオンやコーチたちを成田や羽田の空港に送迎するためレンタカーを何日も借りました。自分たちが招待した海外ゲストを車で空港まで送迎するのがこちらでは常識となっているためです。その代わり、私たちがロシアとか海外に行くときも必ずラチンスキーとかデニスとかが空港に送迎してくれます。JWは今年は中国からやって来ましたが、成田に迎えにいったその日はよりにもよって大雪! 普段運転は得意な私ですが、それでも吹雪の中をレンタカーで運転するのは超緊張しました。高速は飛ばせないし都内から成田まで片道2時間半以上もかかった!
そして今年はなぜか海外勢はJW以外皆ほとんど1週間以上日本に滞在してました。誰も日本語できない→皆バラバラの行動予定→彼らのケータイはフリーWiFiエリアのみ使用可→ロシア人4名のうち2名は英語も日本語も全くできない。ケータイも使えない。→その2名が東京で行方不明になった!→海外ゲストが急に帰国日を変更した(ホテルから”チェックアウトの日が違う!”と苦情くる)・・・・・いやいや、、、ホントに怒涛の数日でした。






海外からの人たちはあらゆることを私に聞いて来ます。「版画を買いたいが、手頃な値段で版画が買える店を教えて」「この(アメリカの)雑誌のこの写真と同じ自転車のパーツはどこで買える?」「SKIIの乳液免税以下の値段で買って来てと友人から頼まれた」「ホテルの近辺で夜景が綺麗なとこは?」「温泉1泊したい」「明日富士山行きたい」〜〜〜〜。私は日本語できるというだけで日本に住んでる訳ではないのだよ。泣!  日本を離れて20数年の私にわからないことだらけです!!! ”富士山ゆきたい”はサワジムの佐和ちゃんが必死になって探しまくって外人用はとバスツアーを予約してくれたりして佐和ちゃんたちにも目茶目茶お世話になりました。「温泉行きたい」はエイダ。結局私は彼女と伊東の温泉旅館に2泊。伊東ではレンタカー借りて伊東をグルグル、公共温泉もグルグル、、、、、。エイダとの温泉旅行はとっても楽しかったけど、まあ、海外勢の最後の一人が帰国した後の私はもうグーーーーーッタリ、でした。 それでも私の訪日イベントの使命は、OKCJのイベントに参加してくれた皆さんに目一杯イベントを、そして日本滞在を楽しんでほしいというものなので、そのために私、そしてサポートのサワジムのスタッフの皆様も精一杯頑張りました。 写真は伊東温泉旅行のもの。貸切状態だったのでエイダと湯浴み写真も撮っちゃった! へへへ :-)


日本の仲間たちは・・・・・
訪日イベントは私一人ではできません。今回もたくさんの仲間の方々からヘルプをいただきました。前日のウェイ・インは私は急用でどうしてもサワジムへゆけず、エイダやアメリカチャンピオンのクリスやサワジムの皆さんが取りまとめてくれました。また、ウェイ・イン後のベルやプラットフォームの搬出入はOKCJのお仲間やサワジム会員の皆様やシンガポールのサミュエルなど沢山の人たちが総出で手伝ってくれ、私はジムと競技会場をレンタカーで7往復しました。そしてイベントは今年も大賑わい。クリスはアメリカ新記録を更新!デニスもMSIC、サワジムのゆうじさんも記録更新、佐和ちゃんもスナッチとLC16kgに出場、また佐和ちゃんの娘さんのきよちゃんもスナッチ16kgで初出場ながら素晴らしい結果を出しました。女性はスナッチ以外は全員ダブルベルでしたが、際立っていたのは女性リフターは皆さん総じてフィクセイションがすっごくきちんとしていたこと。ほとんどの方が基本をきちっとおさえた美しいリフティングをダブルベルで行なっており、これから先が本当に楽しみだなと思いました。 そして今回、今までバイアスロンで世界大会等に参加されていたJARK組織の後藤 俊一選手がLCに挑戦され、なんとMSICを獲得! 日本でKETAの国際ランキングでMSICを取ったのはこの後藤さんが初めてです。おめでとうございます!
ちょっと風変わりなチェアプレスがあったり1時間スナッチ挑戦もあったり、そして恒例のリレー競技もありで、今年もイベントはとっても盛り上がりました。
ラチンスキーとは夜の東京観光に行ったりしましたが、まあ彼はとにかく歩く! 一日中KETAの資格コースで指導した後に何時間も歩く歩く、、、、。彼と同じペースで行動するのは私には自殺行為です。笑
競技会の写真や詳細は一月発売号のアイアンマン誌に掲載されますので、皆様ぜひご覧ください。

さて、明日からは実家の父のところに暫し滞在。明日からは自分の私用でちょっと忙しくなりそうです。
あ、でも、今週の土曜日、12/10は午後3時以降私もサワジムに行き、ビギナークラス指導のサポートをさせていただきます。30分のミニ個人セッションも承りますので、希望される方がいましたら、サワジムまでご連絡ください。私の帰国前の日本でのケトル指導は今回はこれが最後だと思います。 生徒さんのリフティングを5レップス見れば、その方のリフティングの癖や良い点や問題点などを見つけられるので、改善方法などをアドバイスできます。

土曜日のビギナークラスの皆様との再会、楽しみにしています!

あと一ヶ月!!!

なんと、あと一ヶ月でジャパンチャンピオンシップです!!!!


ジャパンチャンピオンシップに参加したことのない方に少々説明いたしますと、、、、
OKCJ=オレンジ・ケトルベル・クラブ・ジャパン〜主催のジャパンチャンピオンシップはアジアで最も古くて、最も長く続いているケトルベル競技会です。国際KB競技会としては、2012年のアジア大会以来最も大きな大会です。
ジャパンチャンピオンシップの特徴は、ケトルベル・スポーツの業界ではどちらかというと日本より海外での方が本大会の知名度があり、毎年海外からリフターたちがたくさんやってきます。 今年の注目は初来日となる、アメリカチャンピオンのクリス・ドエンレンです。 彼はなんとバイアスロンとLC両方を競技します。なのでクリスの華麗なリフティングを、ジャーク、スナッチ、LC全ての種目で見学、応援することができます。 また、ロシアからはラチンスキーとデニスの他に若手とベテランの2名が参加します。これまた楽しみです。
本大会は、世界チャンピオンたちが作ったKETACADEMYの国際ランキングテーブルを使用しています。 ケトルベル・スポーツでランキングを獲得できるのはジャパンチャンピオンシップ大会だけです。 今年もKETAのマスターコーチ、ラチンスキーとデニスがやってくるわけですが、二人ともKBスポーツ業界で最もリスペクトされているうちの二人で、彼らが来なければMSICランクは授与できません。 ケトルベル・リフティングをされている方はぜひこの国際ランキングを狙ってみてください。
ジャパンチャンピオンシップの詳細とお申し込みはこちら(←クリック)から。参加費の通常価格の締め切りは10月30日です。11/1以降は参加費が値上がりしますので、参加希望の方はお急ぎお申し込みください。

また、今年はラチンスキーとデニスとジョンがKETA資格コースのレベルー1&2で指導します。 KBスポーツの世界トップ選手やレジェンドコーチたちで構成されるKETAのインストラクターに挑戦されたい方はこちらをごらんください。
日本ではラチンスキーとデニスに会うだけでも貴重と言えます。 この機会をお見逃しなく!!!

さて、私は日本行き数週間前というのになんと引越しをいたします。この忙しい時に、、、、ううう・・・・。まあ、いつも忙しいのでしょうがないですね。 :-(

ちょっと車のお話・・・・

忙しい忙しいと言っている間、ブログをサボってしまいました。すみません。

今日のブログのカテゴリーは”日記”です。という事はケトルとはあまり関係のない話。
私のKBクラスの生徒さんで実業家のアレッサンドロという人がいます。 私のケトル親友ジェニファーの40年来の幼なじみです。
今日のクラスの後私は外出予定でしたが、私は車を持ってないのでいつもはUberという一般車をタクシー的に利用するサービスを利用してます。が、今日はアレッサンドロが私を彼の車で目的地まで送ってくれました。その車が”単なる車じゃなかった”んです!!! 今日はこの車のお話です。

私は昔、車と運転が大好きでした。好きが高じて競技車両免許を取り富士スピードウェイでレースなんぞやっていました。でもNYマンハッタンに13年住んでた時は車持ってたけどほとんど運転する必要なしで、カリフォルニアでは車を持っていません。しかし今日の車は、私にクルマと言う概念をひっくり返す驚きのコンセプトのもので、数年ぶりに「こ、、、、これはもしもお金があったら絶対買いたい!!このクルマ毎日運転したい!」と思わせてくれました。 カリフォルニアは私のほぼ地元の会社”テスラモーターズ社”の電気自動車テスラS(←クリック)です。まず次の動画の45秒目からの数秒をみてください。

動画の45秒目くらいからテスラに乗った家族のお子様たちが「5−4−3−2−1」とカウントをしてお父さんがアクセルを踏んだ瞬間にすごいGがかかってシートに体がグンっと引っ張られます。この体験を私も今日しました。赤信号で停まってた時アレッサンドロが「信号が青になる前に頭をヘッドレストにしっかりつけておきなさい」と言いました。 青信号になってアクセルオンした瞬間私の体はものすごいGを体感。頭をヘッドレストに押し付けてなければガクンとムチウチになりそうな勢い! ジェットコースターで上からものすごい勢いでガーッと下がって今度はその勢いでまた上にガーッと上がって行く時の”すごい勢いで上に上がる時の引っ張られ感”がまさにそれです。このクルマに対する前知識も予想もなかったので、アクセルオンされた時は突然胃がぎゅーっと絞られるような感じ。これと同じ感覚は昔小型機のアクロバット飛行を体験した時と似てました。聞くとこのクルマ、0→100km/h=3秒以内だそう! F1車より速い!!!  そして電気自動車だから音や振動がなくいきなりワープするような感覚です。フェラーリとかJWやデニスが好きなダッジ・チャレンジャーとかはあの「ドドドドド・・・・」というエンジンオンや排気音が五臓六腑に響いてたまらないというのも分かりますが、テスラは「走るiPhone」と言われるOS時代のハイテク車でこれはこれで超洗練されてます。そしてコンセプトは「フェラーリより速くポルシェより安い」と言う通り、マジでF1車やマクラーレンより速いんです! この車テスラの一番新し目の試乗動画がありました。

 車の操作は全てコンソールパネルの真ん中にドカンと存在する17インチ(ノートパソコン級の大きさ)のタッチパネルで行います。 ドアの取っ手もなくてどうやってドア開けるのかしらと思ったら、ドアに近ずいたら取っ手がシューっとドアから浮き出てきました。笑 自動運転モードでは両手両足離しても車は勝手にカーブや坂道も走って行きます。方向指示器のボタンを押せばハンドルが一人で回転してアクセルは勝手にスローダウンして自動で車線変更などしてくれるしバック駐車もハンドルやアクセルに触らずも勝手にやってくれます。シフトやギアもなし。なんか怖いです。毎日何時間も運転しても電気代は月々4000円程度だそう!!ガソリン車の何倍も安いです。 価格は人気モデルはポルシェより安いのですが(500万円以内からあるらしい)アレッサンドロのは一番高級モデルに色々つけたのでなんと1400万円で(ギョ〜!)でも、電気車は政府が”環境保護に協力している”として200万円ほどサポートしてくれるそうなので1200万円ほどで買えたなどと言ってました。 実業家の彼は「これより高い車とかも購入可能だが、このテスラ以外に他の車はもう全然欲しいと思わなくなった。」と言ってました。  タッチパネルのボタンには、普通の走行用ボタンとLudicrousと言う名のボタンがありますが、この意味とは馬鹿げているといった言う意味で(考えられないほど速い、という意味なのだろう)こんな言葉を使うのもユニークで、全てがLudicrousな印象の超高速車でした。この車を造った人はイーロン・マスクというハイテクの天才実業家ですが、かれは現代世界に最も影響を与えた100人の一人に選ばれています。「成功を求めるなら批判を喜んで受け入れ、人真似はせず、何もないところから動機と軌道を作り上げ0からアイデアを実現させて行きなさい」というイーロン。 私が世界で最も尊敬し憧れる人の一人、リチャード・ブランソンも、そういえば似たようなことを言っていました。・・・・と思ったら、偶然この二人の解説が出ているとあるブログを発見。(←クリック)

私の住む街はシリコンバレーのアップル社やグーグル本社も近く、とにかくハイテクITの天才がたくさんいます。イーロンさんもその一人なのでしょう。
今日は、何の前知識もなく乗った車があまりに速くあまりに衝撃的だったので、思わずここに書かずにいられませんんでした。私は以前車好きの知り合いが結構いたので、フェラーリとかロータスとか、かなりいろんなスーパーカーに試乗経験がありますが、テスラはそのどれよりも全然強力な加速力と感じました。次回はアレッサンドロの車を運転させてもらうことになりました。 超楽しみです!!!

さて、今日の最後はOKCジムの動画更新です。
JWとジムの若手医学生アクセル君の二人が作ったサンドバッグのトライアル。ハンドメイドサンドバッグ用の袋にホームセンターで買った砂を入れ、113.4kgのサンドバッグを作りました。 重くて私にはびくともしません。 まあ、毎回新しいToy(玩具)を入手すると男性陣は皆んな子供に返ります。本当に楽しそうですね。笑

来月のKETA資格コース、大変貴重なコースですのでKBインストラクターを目指している方はお見逃しなく!!
詳細は数回前のこのブログからお読みください。