Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

e-Zepp開催/Get Wildカバー

ちょっと乗り遅れましたが、稲葉さんがenⅣに先駆けて6日間の公演を行うとのことです。
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来る6月8日,9日,11日,13日,15日,16日の6日間、Zepp Haneda(TOKYO)にて稲葉浩志2度目となるレジデンシー公演の開催が決定!
品川ステラボールにて初のレジデンシー公演となったKoshi Inaba LIVE 2014 ~en-ball~から10年。前回は同時期にリリースした5th Album「Singing Bird」を中心に日替わり曲を披露しましたが、今回は各日~en-Zepp 1,2,3,4,5,6~と題し、“その日限り”の楽曲も取り入れ、構成を変えた6日間を予定しています。
間もなくスタートする~enIV~全国ツアー、更には10年ぶりの新作ソロアルバムにも期待が集まる中、正に稲葉浩志の“オールタイムベストライブ”の可能性を秘めた本公演を是非お見逃しなく!!

本ツアーの前に小さい会場でライブをするのはお馴染み(B'zで言うところのSHOWCASE)ですが、6日間というのはちょっと異例ですね。場所は5ERASでもお馴染みのZepp Haneda、稲葉さんは短い期間で11回もZepp Hanedaで公演することになるわけです。
en-ball同様に日替わりでのセットリストであることが予告されていることに加えて、「稲葉浩志の“オールタイムベストライブ”の可能性を秘めた」というちょっと曖昧な表現があります。
ナンバリングされたenツアーは明言はされていないものの、中核となるアルバムがあったので、今回はそれに縛られないということなのだとは思います。en-Zeppの日替わり部分が、enⅣではソロアルバムからの楽曲の差し替えるのが現実的ですが、この公演もそうですが稲葉さんの場合はかなり自由に活動するのでニュースの文面からは読み取れないですね。
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二人のソロ活動が順次明かされている段階ですが、意外にも2024年最初の音源はB'zになりました。
TM NETWORKのトリビュート盤に「Get Wild」のカバーで参加するとのこと。TM NETWORKとは浅からぬ縁があるB'zですが、彼らの代表曲をどうカバーするのか楽しみですね。カバーでの外れがない二人ですが、これまでのカバーはB'zとも比較的親和性の高い楽曲だったように感じます。今のB'zのスタイルからはかなりかけ離れた楽曲なので、どう仕上がるのか。稲葉さんも「ダンスはうまく踊れない」のカバーをしたまま音源化されてないので、こちらも音源化してほしいところ・・・。

B'z DVD & Blu-ray「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」

LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-の映像作品が本日発売となりました。もちろん、多くの方は昨日の内に通販等でお手元に届いているのではないかと思います。

ツアーロゴを中心にした真っ赤なパッケージが目を引きます。アクリルスタンドと写真集を同梱しているので、パッケージの作りはかなり立派なもの(5ERSとはさすがに比べ物になりませんが)。全てパッケージの中に綺麗に収められるのは収納の観点でもありがたいですね。ディスク本体も少し特殊なパッケージで2枚入ってますが、歌詞カード等は一切ないです。

ドキュメンタリーは「STARS」のMV撮影シーンからスタート。生憎レコーディング風景はなく、短いセットリスト打ち合わせの模様からリハーサルへ突入。リハーサルの演奏風景はほぼないですが、MCの小ネタ練習やメンバー紹介のネタがどんどん膨れ上がる模様が収録されています。

アリーナツアーの模様は、会場の遠景、楽屋での小ネタ、本番前の円陣、メンバー紹介の演奏、終演後の風景を軸に各会場かなり丁寧に拾っていきます。福井、沖縄の中止についてはほんの少しだけ触れられています(福井は物販風景を映していますが、沖縄は台風のため映像もなし)。「Dark Rainbow」は有明アリーナの模様を収録。「Mars」のイントロからきちんと収録されており、ステージにかかった幕に二人の姿が交互に映し出され、カウベルのカウントが終わると幕が下りてライブスタート。シンプルですが、この始まり方も90年代風で良いですね。アリーナも背面にはスタジアムと同じ形のスクリーンを設置。アリーナツアーも終盤戦(結果的には最終)ということで、バンドの状態もすこぶる良いです。

スタジアムツアーではメンバー紹介でランダムな曲を演奏する演出はなくなったので、代わりにステージ以外では「YES YES YES」や「BIG」の模様が中心に。面白いのは開演前でもステージから二人が捌けた後でも結構な頻度で二人が細かい演出や動きについて話をしていることですね。ああやって、少しずつ内容が練り込まれていくんだなと今更のように感心。

屋内では花火などの特効に制限がありますが、「LOVE PHANTOM」では客電を落とせるのでレーザーを使って本来の印象的な演出が出来るなどの良さがあることを確認できます。日産スタジアムでは雨を懸念しつつも公演中は雨なしで切り抜け。

最後の長居スタジアムでは、まずは福岡公演後の事故についてお詫びするMCが映され、「B'zのLIVE-GYMにようこそ!」も本来のシンプルなスタイルで披露(「やっぱりこれだ!」と呟く稲葉さんが印象的)。この時点で空模様は怪しく風も強いのですが、「LADY NAVIGATION」の途中で雨が本降りに。雨の様子を見て驚きながらもヤケクソのように飛び出る稲葉さん。観客を心配しながら「BIG」まではやり遂げたものの、ステージに控えていたスタッフからバツ印のサインが出され、演奏を中断。大雨のため、避難しながらも「再開は難しい」と語るファンの姿なんかも映し出されます。最終的には会場に観客を再度入れて公演を再開するまでの模様を赤裸々に捉えています。再開を伝えられてから、限られた時間内でステージをまとめ直すあたりはバンドもスタッフもプロそのもの。

23日は松本さんから稲葉さんへの誕生日メッセージをステージに映しているシーンから。21日とは打って変わって穏やかなな天気の中で「星降る夜に騒ごう」「もう一度キスしたかった」が登場。「星降る夜に騒ごう」では稲葉さんが手の振りをやっている様子がはっきり見えてますが、観客にはやはり伝わっていない様子。分かりづらいですよね。「もう一度キスしたかった」は会場でも聞いたはずなのですが、意外とバッキングのアレンジが凝っていることに気づきました。「今夜月の見える丘に」が大胆なアレンジだったので霞んでいましたが。またサビ前に「Oh…」の声を入れるのも地味にレア。

「IT'S SHOWTIME!!」で足に違和感を感じている風の稲葉さんが映し出され、ライブは完遂するも、捌けるや否や車椅子に。翌日も足を引きずる稲葉さんですが、観客を心配させないためのメッセージの検討、「YES YES YES」での代案、痛み止めによる治療をしている様子が映し出されます。正直もっと軽症かなと思ってたのですが、あの状態で千秋楽をほぼ違和感なくこなした稲葉さんには脱帽です。もっとも、60超えて一度も不調を訴えることなくライブをこなす松本さんの方が鉄人感はあります。

こうしたトラブルを経たツアーのため、稲葉さんからは少し長めのコメント。

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本編はまだ全部を見えてはいないのですが、内容はWOWOWで確認しているのでまたゆっくり見ようと思います。ぱっとみた感じだと音圧は改善されてますが、映像のカット割り等はWOWOWから変化ないように思います(エンディングのクレジットは何らか映像が追加されているとは思いますが)。

TMG、20年ぶりに再始動

Tak Matsumoto GroupことTMGが20年ぶりに再始動するそうです。
2月の時点でジャックがお漏らししていましたが、前作同様にエリック・マーティンジャック・ブレイズをメンバーに迎えての活動。最初の構想は松本さん以外は流動的なグループを想定していたんじゃないかなとも思うのですが、このメンバーでTMGということになったようです。前回はレコーディングでは主にブライアン・ティッシー、ライブはクリス・フレイジャーを起用していましたが、今作もドラムは不明。メンバーであれば、前面に出てきそうなので、今回もレコーディングとライブが別のパターンかもですね。

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まだ詳細は明らかになっていないですが、恐らくはアルバムのリリースがあり、稲葉さんのソロツアーと並行しての全国ツアーになりそうです。あまり焦らさずに配信などあると良いですね。
稲葉さんがソロアルバムを出せば10年ぶりですが、TMGは20年ぶりなので本当に長い時間が空いてます。当時も中々のオッサンバンドでしたが、今や全員が60超えのお爺ちゃんバンドです(ジャックは4月に70になります)。ただ、コメントから20年ぶりの再結成に全員が若者のように心躍らせていることが伝わってきます。前作は当時の松本さんの好みも恐らくは影響して、4ピースの骨太な音作りでしたが今作はどうなるのでしょう。

しかし、松本さんは以前にTMGは本当にハンドリングが大変だったとコメントしており、二度とやらなさそうな雰囲気だっただけに意外な再始動です。

「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」2024年4月3日リリース+ソロツアー当落発表

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結成35周年の記念すべきメモリアルイヤーにB'z史上最大規模での開催となった
ベスト選曲のPleasureツアーが待望のパッケージ化!
約2時間に及ぶツアードキュメンタリーも収録!

2023年6月にスタートした「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」から、ツアー最終日のヤンマースタジアム長居公演の模様を全曲完全収録。
ツアータイトルに冠したB'z通算54枚目の最新シングル「STARS」をはじめ、新旧ヒット曲を織り交ぜたベスト選曲となる全国ツアーが5年ぶりに開催。Pleasureツアーならではのお馴染みの振り付けや、過去の貴重映像、これまでのライブを彷彿させるようなシーンが次々に繰り出され、それらに呼応するかのように、オーディエンスとの掛け合いが再び可能となった会場の一体感と、熱量が最高潮に達したままラストシーンへと繋がる感動的なステージはまさに必見!

特典ディスクには昨年3月に抽選で招待された200名のファンとともに行った「STARS」のMV収録風景から、ライブリハーサル、ツアーファイナルまでを克明に追った約2時間にも及ぶツアードキュメンタリーを収録。ライブ本編には未収録の日替わり曲「星降る夜に騒ごう」「もう一度キスしたかった」や、アリーナ公演でオープニングを飾った「Dark Rainbow」のフル映像も楽しむことができる。

さらに今作には、臨場感あふれるステージ写真を収めた豪華100ページのフォトブックレットを封入。加えて、初回出荷生産分のみの特典として、今回のPleasureツアービジュアルを使用したアクリルスタンドを付属。

長きにわたり愛され続けてきた数多くの楽曲や、それらを見守り続けてきたオーディエンスという“STARS”が燦然と輝きを放った結成35周年メモリアルイヤーを、この映像作品を通して追体験していただきたい。

昨年の夏を彩ったPleasureツアーのパッケージ化がようやく決定しました。形式としてはHINOTORIツアーと同じで、千秋楽を本編映像として、その前の制作や舞台裏をドキュメンタリーとして付属させる形式。怪我のせいで稲葉さんの動きが大人しめなのが残念ですが、声の調子はよいのでHINOTORIよりも安心して見られるんじゃないかと思います。
スタジアム公演では削られた「Dark Rainbow」、スタジアムでも日替わりとして登場した「星降る夜に騒ごう」「もう一度キスしたかった」の収録が確定しています。その他の日替わり曲、「今夜月の見える丘に」「OCEAN」「You Are My Best」は記載がないけど、バラードばかりなので収録しない可能性が高そうですね。「OCEAN」「You Are My Best」はアリーナ限定なので聞けてないですが、「今夜月の見える丘に」はかなり良いアレンジだったので、収録されないとしたら残念。また、事故による影響で長居公演はステージセットが変更されているので、「星降る夜に騒ごう」は出来れば本来のセットで見てみたいところです。
今回はフォトブックとアクリルスタンドがおまけとして付属。アクスタが欲しいとは思いませんが、ガチャガチャにも登場したアイテムなので、人気だったんでしょうか、コンパクトなフォトブックはシンプルにありがたいですね。ただし、値段はそのせいもあるのか税込みで1万円超え。コレクターズアイテム感がどんどん強くなってきました。

本日はソロツアーのB'z PARTY先行受付分の結果発表日。今回から公演の希望方式が変更となり、申込数次第では複数公演がガンガン当選しそうな形式でしたが、ネット上の情報を見渡す限りでは、結局ほとんどの人は1公演の当選に収まっているようです。豊中・津山の公演は激戦、松本さんのソロも激戦(落選しました・・・)、稲葉さんの方は公演次第ですが大量落選ではない(何とか当選しました・・・)という印象です。

Tak Matsumoto Tour 2024 -Here Comes the Bluesman- & Koshi Inaba LIVE 2024 〜enⅣ〜 開催

2023年を彩ったPleasureもWOWOW放送でひと段落してソロツアーの情報が入ってきました。

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松本さんはツアータイトルからも分かるように「Bluesman」で予定していたツアーの4年越しのリベンジといって良いでしょう。ただし、会場はライブハウスメインからBLUE NOTE、Billboard LIVEのやや小規模なものへ(1日2回公演があるとはいえ)。最終公演が豊中での地元公演。
サポートメンバーは大賀さん以外は2020年当時より入替。大賀さんがメンバーであるSesationをバンドに引き連れてのライブですね、実質は。松本さんのソロ関連で全てが日本人なのは珍しい気がします。
ツアーまでに新作はなさそうな気配ですが、何個かタイアップしたソロ楽曲があるのでEPないしはミニアルバムのようなリリースがあると良いなとは思います。どれも「Bluesman」の作風からは遠いのですが。

稲葉さんは4年前にINABA/SALASのツアーを組んでましたが、久々のソロでの長期アリーナツアー。今年en3.5をやっていたので、en4の開催は意外という感じはしないですね。ソロ楽曲もタイアップ曲、未発表曲含めてそれなりの曲数があるので、ツアーの軸となるアルバムとして発表するのではないかと期待しています(en3.5が特典としてついたら嬉しいですね)。
稲葉さんのサポートメンバーは、概ねen3.5を踏襲していますが、さすがにJENさんは交代。2018年のHINOTORI以来、実に6年ぶりにシェーンがB'z関連のサポートメンバーに復活。稲葉さんのサポートメンバーに松本さんを加えたらそのままB'zのツアーに出られそうな面子ですね。
稲葉さんも最終ではありませんが、地元津山にソロで凱旋公演があります。

B'z PARTYの抽選受付はまだ先ですがこれからソロ関連の情報が活発になっていきそうです。逆にB'zは久々にお休みになりそうですね。2020年からB'zの看板を背負ってコロナ禍という状況に立ち向かってきた感じがあるので、ここらで一息ということなんでしょうね。そうでもなくても、16年目、26年目はソロ活動の年だったのでそれに倣っただけかもしれませんが。

それはさておき、どちらのソロツアーもロゴが凝ってて面白い。

B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS- WOWOW放送

B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-千秋楽公演がWOWOWで先日放送となりました。
広告に偽りなく、2時間半近いライブを最初から最後までノーカットで放送しました。ライブの感想は以前にも上げているので、以下、他公演との違い等で気になった部分だけピックアップ。

  • ステージセットは福岡公演後の事故を受けて一部変更。Instagramの写真等を見ればわかりますが、後方の大型スクリーンを囲っていた枠がなくなり、剥きだしのセットに変わりました。知らなければ元々そういうセットだったのかなと思うくらいの自然さではあります。
  • 開演前にはバンドメンバーからのメッセージを映していたのですが、そこも放送。この日は稲葉さんからの前日に怪我したけど、やる気は十分というコメントが流れてました。
  • WOWOWの問題だとは思うのですが、全体的に音も音圧も小さめ。音量をいくら上げても迫力が出ないという不思議な状態に。同じ音量で違う番組を見ると爆音なので、敢えて小さく絞られたのかなと思います。ここはちょっと不満があります。
  • 関東では聞くことが出来なかったGUITAR KIDS RHAPSODYが登場。稲葉さんのアコギと松本さんのギターが緩やかに絡むセッションを経てからオリジナルに比較的忠実な演奏を披露。仕込みかもしれませんが、若い方も「Hold On」と歌っている様子が多く映されたのが印象的に。「10 years ago」は「Long time ago」に、「ストラト」は「レスポール」に変更。
  • 「BIG」前のバーでは、会報000号やカセットテープを見ながら、お喋り。「BIG」自体は2番の歌詞を変えたり変えなかったりでしたが、千秋楽は変更バージョン。ただし、頭は大阪バージョンにさらに変えられてました。
  • 「YES YES YES」では走ることが出来ないため、急ごしらえと思われる台車に乗ってアリーナを一周。走ってないので稲葉さんのボーカルは多分どの公演よりも安定していました。この日は基本的にはダッシュはなし、ジャンプもかなり遠慮したものになってました。普通にしていると気づきませんが、いつもなら猛ダッシュかける場面で大人しくしてるのでちょっと違和感。
  • 「外にも聞いてる人がいる」という稲葉さんのMCを受けて、「ultra soul」では会場外の人たちの模様も放送。「ultra soul」に限らず、今回のWOWOW放送は割と客席を映しているイメージ。恐らくは来年リリースされるであろうBlu-rayとの差異を図るためか、稲葉さんの動きが少ない分を観客でカバーするためか、はたまた規制がない状態の観客の風景を映したいのかは分かりませんが。
  • 「STARS」前のMCでは色々変遷を経て、「STARS」というキーワードの経緯とファンの皆こそがB'zにとってのヒーローなのだという内容に。日産スタジアムではスマホライトのフライング点灯が目立ちましたが、会場内で事前に通知があったらしく、川村さんのスマホライトを見て稲葉さんが煽るまで観客でのスマホライトはありませんでした。オフィシャルからの依頼が一番大事ですね。会場全体に灯されたスマホライトは映像越しでも圧巻でした。

終了後には以下のお知らせ。

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年末に今回のライブ映像を含むB'z尽くしの放送を14時間にわたって敢行。いずれも未出の映像等はありませんが、ただ流しておくだけでも飽きが来なさそうです。

LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-終演+WOWOWにて独占放送

B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-が昨日千秋楽を迎えました。
5年ぶりのPleasure、4年ぶりの声出し解禁ライブ、6年ぶりのシングルを引っ提げたツアー、と非常に胸躍るツアーでしたが、蓋を開けてみるとB'z史上最も困難でタフなツアーになりました。福井公演は稲葉さんがコロナに罹患し中止、沖縄公演は台風の影響で中止、福岡公演は公演終了後に事故、大阪公演は事故を受けてステージプラン変更、1日目は大雨で中断・短縮、2日目は稲葉さんが足を負傷・・・トラブルを幾多も乗り越えての千秋楽でした。足を負傷した稲葉さんは千秋楽の動きは抑えめ、「YES YES YES」は走るのではなく、台車に乗って駆け抜けたとか。フルで歌うことを考えるとむしろ合理的ですが、いわゆるアイドルのライブなどである高い背のトロッコではなく、本当に台車だったそうです、急な話でしたからね。
とは言え、最終日は天気にも恵まれ、バンド自体は好調なテンションでやりきることが出来たようです。5年前は稲葉さんが持病の喘息を拗らせてボーカルにヒヤヒヤしていましたから、それに比べるとずっと健全です。そんな千秋楽の模様は最速でWOWOWが放送。「夜にふられても」「GUITAR KIDS PHAPSODY」が最速で見聞きできるのは嬉しいですね。
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ライブの映像化は来年以降でしょうか。ライブもそうですが、舞台裏の素材が物凄い量たまっているんじゃないでしょうか。横浜公演2日目も結果的には雨に降られませんでしたが、降水確率100%に裏では頭を抱えてたんじゃないかなと思います。スタジアム公演では聞くことのできなかった「Dark Rainbow」「love me, I love you」「OCEAN」「You Are My Best」や日替わりの「星降る夜に騒ごう」「今夜月の見える丘に」「もう一度キスしたかった」あたりも映像化の際には全部見たいなと欲張ってしまうファン心。
X(Twitter)におけるPleasure公式アカウントは深夜に撤去作業のポスト。福岡の事故を受けてというわけでもないのでしょうが、深夜作業ながら安全かつ迅速に撤収作業が行われていることを写真と動画で伝えてくれました。普段は自分の参加する公演以外は気にしないし、そもそも分からないのですがこの公式アカウントの通知のおかげで毎週末「今週は○○で公演か・・・」といった気持になり、本当にPleasureの期間を一緒に駆け抜けたような気になります。トラブルの多い中での各種対応、お疲れ様でした。スタッフもゆっくり休んでほしいと思います。