深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

たえずの今を穏やかに/老道・225

がんだったので、家族とお別れをしっかりでき、「よかった」という話。
ただ、予防の果てのアウトだ。
それなら、むしろ…。
むしろ、今を十全に生きようとするほうがいい?
無理だし無謀・無茶なことなのだが。

▲『地べたコーヒー』(写真)
 大昔、読んだストーンズに関する本に書かれてあった。
「おれたちにはいい習慣があるんだ。
 3時になると、お茶を飲むという」
 なるほど、とてもいいことだなと。

www.youtube.com【『サンドラの小さな家』を観た/今日も少しだけ】
 映画『サンドラの小さな家』が図書館にあった。

longride.jp 早速、予約。
 借りる人も少なくて、そう待つこともなく、観ることができた。

 夫の理不尽な暴力から逃れ、ついに主人公が家を建ててしまうという映画だ。
「やるなあ」

 映画の中で、「メハル」という言葉に出逢うことができた。
 AIによると、こうなる。
  >アイルランドで昔から伝わる「皆が集まって助け合い、結果自分も助けられる」という精神です。映画『サンドラの小さな家』では、この精神が描かれています。

 主人公に協力を厭わない人たちも、彼女を助けることで、元気になっていく。
 そこもいい。

 映画だけに、終盤、「なんともはや」という事件も起きる。
 が、最後のシーンには、それを超えていく希望も描かれ、悪くない。
 いや、いい。

 それにしても、夫の妻への直接的な暴力の由縁は、何なのか。
 原因によって発生した病とも言えるのだろう。
 まるで、戦争の後遺症のようだ。

 その治療というか、対処法は、妻・サンドラの生き方から、学ぶことができるのだった。
 そう、現状を変えていくヴィジョンの実践としての治療である。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「眠いなあ」】
 賃労働で、朝方、自宅に戻った。
「いやあ、眠いぜ」
 とはいえ、奇妙に元気なのだったが。

 それにしても、貼りつけた唄の訳詞。
「いかすぜ」と、今日も痛感した。
 佳き日々を。

暮らしのヴィジョン/老道・224

長く生きていれば、病気になるか、ボケる。
そも、人は、ゆるやかに老いて死ぬのではない。
急カーブを描き死んでいく。
ピンピンコロリでは、伝えたいことが伝えられない。
日々、伝えることを伝えていくのだ。

▲『枝が立っていた』(写真)
 誰が作ったのか。
「気持ち、分かるなあ」
 しばらくの間、愉しんで眺めていた。

www.youtube.com【文字の時代/今日も少しだけ】
 読書量はめっきり減った。
 ただ、読む文字数は増えているのだろう。
 ウェブ上の文字と接しているからだ。

 最近では、グーグルの検索ページに掲載されたニュースを、読むときもある。
 AIの機能なのだろう。
 悔しいが、興味のある記事が多いのだった^^。

 気になったのが、名言を集めた記事。
 箴言集のようなページが、よく紹介されているのである。
「何だかなあ」

 というのも、名言をいくら読んでも、集めても、「どうなのかな」と感じているからだ。
 抜粋された名言は概ね、一般化されていることも多く、実用的に想えて、実はそうでないときが多いのである。

 そもそも、「全体を読んで、アフォリズムに出逢えればいいのに」と。
 そうでなければ、理解・納得後、時間とともに忘れてしまうのだろう。

 わたしは、わたしへの言葉の飛来を受け止め、深化していくしかない。
 そう、体感している。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「ありがとうございます」】
 今週のことだ。
 プールの着替え室で突然、話し掛けられた。
「今日は、空いていますよ」

 見れば、爺さん。
 同じ所属と想われたのだろう^^。

 そこで、あれこれ話していた。
「ところで、水着、安いところ、ご存知ですか?」
 爺さんは、自転車で30分程度かかる、「あの公園の体育館に設けられた販売所がいい」と教えてくれた。

 昨日、美術館と映画館へ行ったついでに、いくつかの店を見て回ったが、「確かに高いな」と。
 そこで、爺さんが教えてくれた場所へ。

「あっ」
 水着が市販の半額で、売られていたのだった。

 爺さんに感謝しつつ、今度逢ったら、お礼を言おうと。
 ただ、顔を覚えていればいいのだったが。
 佳き日々を。

停戦を/死を想う・70

修羅なる言葉を想い出す。
「仏教の六道の1つで現世で闘った者が死後に堕ちる苦しみに満ちた世界」とか。
死んでまで苦しむのかと。
為政者にこそふさわしいのだろう。
反戦・非戦、何でもいいが、停戦をとも。

▲『休日の愉しみ』(写真)
 入れたての熱いコーヒーに、ばあさんがやっている店で購入した大判焼き
 聴いていたのは、ロジャー・ウォーターズデヴィッド・ギルモアのソロアルバム、そうしてウイングスだった。
 木々のもとで呼吸も深まり、「よっしゃ」と。
 それにしても、ウイングスはあまり聴いたことがなかった。
 下に貼りつけた唄を聴いたとき、「えっ、初期ビートルズじゃん、いかす」と。
 そりゃあそうだ、メンバーだったんだものな^^。

www.youtube.com【後悔ばっかし?/今日も少しだけ】
 子どもたちの義務教育。
 実は本来、教えられる義務ではなく、教える義務のことだとか。

 その真逆で、中年以降、教えられる義務としてのエッセンシャルワーカー教育を実践的にすればいいのにと。
「まあ、それでも、変わらないよなあ」

 後悔のない人生は、ない。
 そう痛感している。
「おれにしろ、もっと早く、やっていればなあ」
 そう、痛感する日々だ。

 結果は、どうか。
 多少の後悔はあってもいいと、強引に思えるようになった。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「あらま」】
 高齢者枠で無料とのことから、気になっていた『黒いミルク』を吉祥寺美術館へ観に行った。
 若いときなら、「何だ、作品ではないか」ぐらい想ったろうか。
 が、今も空間が残響しているのだった。

 その後、試写会の抽選に当たった『天安門、恋人たち』を観に、小さな映画館へ。
「ご苦労さま」
 そう、体感していた。
 説明が省かれているので、現場にいなければ通じない領域もあったのだが、それでも若い人たちの無残さは理解できたのである。
「後悔先にも、実は後にもたたないものかもな」
 佳き日々を。

フェイクニュース?/情報前線時代・61

フェイク?
では、現在、量産されている小説等々の作品は?
記事にしろ、一部を切り取っただけのものだろう。
すべてはフェイク、とも言いたくなっている。
自分がどう、読み取っていくのかだけが、問題なのだ?

▲『伸びる影』(写真)
 すでに、影も夏の気配。
「いやあ、暑くなってきたな」
 快適な暑さを味わう5月。

www.youtube.com【黒く塗られて/今日も少しだけ】
 ブラック企業
 使っていいのか、どうか、分からない言葉だ。

 ただ、その意味するところをくめば、日本の多くは中小なのだから、そうなのではないのかと。
 そもそも、ブラックであること自体に気づけないシステムではないのか。

 エッセンシャルワーカーは、コロナ禍で、疲弊の極地みたいな説がある。
 ただでさえ、疲弊してきたのに、まずのシステムとしての予防だろう。

 バーンアウト
 日本語ではないのだな、日本特有の現象なのにと、辟易としている。 

 粛々と、半歩だけでも新しい視点をと。
 足りなくなってきた脳細胞を激励しているのだったが^^。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「そうかあ」】
 待合室で会話が聴こえて来た。
「暑いわね」
「ほんと、でも、夜には寒くて」
「しかも、もうすぐ梅雨だわよ」
「嫌になっちゃう」
「ぞっとするわよね」

「そうか、もうすぐ梅雨なのか」と。
 何となく聴いていたのだったが、「あっ、今のうちだな」と感じていた。

 何が今のうちなのかは、分からないままでいた。
 そうして、洗濯に外遊びと気づいていた^^。
 佳き日々を。

今も続く後遺症の領土/戦争・42

戦争で身心がおかしくなった男たち。
戦後、家庭で慰安をさせてきた領土なのである。
解決法?
今後、戦争をしないことを長くながく続けていけば、灯明が見えるのだろうか。
そのことによってしか、証明できない?

▲『練馬慕情』(写真)
「おっ」
 通勤時、出逢った。
 元気が出たものである。

www.youtube.comスマホはなくても大丈夫?/今日も少しだけ】
 過日のことだ。
「あっ」

 出勤してほどなくして、ジャンパーのポケットにスマホがないことに気づいた。
 一瞬、自宅へ戻ろうかと。

 が、結局、「まっ、いいや」と。
 特に緊急の連絡が入るとは想えなかったのである。

 スマホが必要なくなってきているのだった。
「このままいけばいいなあ」

 朝早くや、夜遅くの電話。
 不吉さを体感してしまう。
 日中のスマホも?

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「そうだよなあ」】
 ふいに、想い出して聴いてみた。
 上に貼り付けた唄である。

 ♪いつもびくびくしながら生活しているんだ
 それなのに、誰がそんな情報を必要としているんだい?
 おれが欲しいのは確約さ
 ここから抜け出す方法があるんだっていうね

「なんだ、大昔から続く、たった今のことじゃないか」
 そう感じていた。

 それにしても、この方、プログレというより、フォークロックなんだよね^^。
 全体の音というより、歌詞への力点のかけ方から、そう想ってきた。

 佳き日々を。

身勝手?/身体から・248

身勝手な人はいる。
要は、利己的で卑屈・卑小・卑劣な輩である。
もちろん、現システムの中では、誰しもが抱えざるを得ない問題だ。
わたしもまた、そうか。
だからだ、身心を冷やさないように努めているのは。

▲『斜めな木々』(写真)
 風が強い日だった。
 だから、木々が斜めになっているわけではない。
 陽射し等々の影響もあるのだろう。

www.youtube.com【自分がしている?/今日も少しだけ】
 表現。
 自分がしている?

 ううん、近代的だなと。
「宇宙が、そうさせている」と大きく出る志向性はあまり、ない。
 それでも、「表現する自分はあるの?」とは想ってきた。

 結局、身体なのだろうと。
 手と楽器、手と紙、手とカメラ等々、手とメディアの間の事態なのではないのかと。

 無論、それだけではないが。
 とはいえ、原則ではないのかと。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 眠い。
 実に。
 眠るとするか。
 佳き日々を。

無理だ、無理/言葉・275

眼光紙背――。
本に書かれた言葉の背後にある深い意味を、読み取ることだそうだ。
つまり、読解力・観察力が鋭いことをいうのだろう。
わたしには無理と決め付けている。
だからだ、読み取ろうとしているのは。

▲『木肌』(写真)
 花の時季である。
 が、1本の樹木を眺めるのも、いい。
 例えば、木肌。

www.youtube.com【雨の日プールへ/今日も少しだけ】
 今日は、賃労働がない。
「さてっと」

 身心にこたえる賃労働をしている。
「仕事の疲れは、からだの疲れで取れ」とは、からだをあまり使わない仕事には有用な指摘だろう。

 が、からだも大いに使うとなれば、いささか違ってくる。
「リラックスだよな」

 しばらく遠ざかっていた水中おちゃらけ歩行を、最近ようやくするようになった。
 それまでは、とてもできる元気さはなかったのだろう。
「身心が慣れてきたのかな」

 ただ、古希である。
 からだを冷やさないよう、留意しているのだった。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「ひえええっ」】
 午後。
 昼寝をかました。
 気づけば、夜に。
 佳き日々を。

親しみを/喜怒哀楽・11

「ああ、そうかあ」
大昔から喜怒哀楽はあったのである。
その当たり前のことに、あらためて感じ入っていた。
「だから?」と問われても、答えようがない。
とはいえ、人に親しみを覚えたことも確かなのだった。

▲『原っぱへ』(写真)
 時間があるとき、出向く。
 米軍の跡地だけに、広い。
 何もないところが、豊かだ。
 実は、何もないということは、あり得ないのだったが。
 この広さを守った人々に、感謝したい。

www.youtube.com【介護職?/今日も少しだけ】
 介護職。
 食事・睡眠、そうして排泄を超えた業務。
 そうした物言い。

 確かにそうなのだろう。
 が、基本であることは確かである。

 死んだ母の介護のときのことだ。
 最初は、「抵抗感があるかな」と思っていたが、実際にしてみると、逆に「興味深いな」と。

 高齢者は、便秘で、苦しんでいて、とんでもない大衆薬の使い方をしているケースもある。
 中には、立ったまま、排便する方も。

「出て、よかったねえ」と拍手をしたことがある。
 臭かったが。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 あらま。
 アップし忘れていた。
 佳き日々を。

心身というより身心/老道・223

自分探しは必要ない?
何はともあれ、自分は育てるものなのだから。
では、その自分とは一体全体、何なのだろう?
分からない自分が、自分を問えるわけもないのだが。
とはいえ、当面、「身心のことだよな」と。

▲『ヴィジョン?』(写真)
 空き地にテーブルと椅子、そうしてスコップなど。
 偶然、出逢った。
「いい景色だなあ」
 このまま家が建たないといいのだが。
 そんなわけにもいかないか。

www.youtube.com【呆れることばかりの状況下にまた呆れる/今日も少しだけ】
 賃労働の現場で、消えた人がいる。
「えっ?」

 聴けば、ご法度をしていた。
「何だよ、それ」

 消えざるを得なかったのは、賃労働の関係者に、「オフレコですが」と断ったうえで、禁句を言ってしまったことらしい。
 職業人で、オフレコを秘密のままにできる人は、少ないのではないのか。

 過去には、お客から、クレームが来ていたこともあったという。
「何じゃい、それ」

 長年放置していて、微妙なバランスのうちに成立していた問題。
 泥が一挙に噴き出したのだろう。

 それにしても、脇が甘いというか、脇がないというか。
 もう何年も働いてきて、去っていき、「生活、どうするのかな?」と。
 そう、微かに感じてもいたが、味方をするつもりは毛頭、ない。

 もう1回、くだらない言いがかりをつけてきたら、徹底的に闘うつもりだったからである。
 その手間が省けた形か。
 いいことだろう。

「それにしても、いるのだな」と。
 いわゆるマウントを取りたがる輩が。

 単なるにぎやかさと、希望としての明るさを誤解していたが、「今となってはいい勉強となったかな」と。
 いや、もう勉強など、している時間はないのだったが。
 それでも、勉強か。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 後日談。
 結果、賃労働の現場は一層、厳しくなったのだった。
「あはは」ではある。

 佳き日々を。

隠しごと/関係・8

隠しごとを、みな、持っている?
なるほど、確かに、そうなのだろう。
政治に関わることから私生活の些事にいたるまで。
ふき出すことは大切だが、混乱を招くことにも。
美しい隠しごとは雲散霧消していく時代?

▲『ああ、この場所だ』(写真)
 この場所。
 愛着がある。
「低い木々もいいよな」
 とはいえ、わたしの身長より、はるかに高いのだったが。
 この場所で、太極拳をする。

www.youtube.com【何だろうな、経済/今日も少しだけ】
論語と算盤』。
 あの渋沢栄一氏に関する文章を読んだ。

 公共性を求めたという。
 拝金主義のため、「日本人は約束を守らない」といった言葉を受けて粉骨砕身、信用を得ようとしたとも書かれてあった。

 わたしは違和感を覚えていたのだろう。
「結局、資本家として君臨したのではないか」

 立志伝中の人材ならぬ人物。
 感銘したとしても、注意はしている。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 久しぶりの休日だった。
 温水プールでマッサージ作用を体感、図書館2か所を巡って絵本に感銘、公園では熱いコーヒーをのみ満足を。
 近所の郵便局には都合3回行った。
「何だよ、最初に言ってくれればいいのに」

 休日は、細かく、あちこちへ。
 平日とは違った忙しさだったか。
 佳き日々を。